ヘキサタープを美しく張る3つのコツ

 ヘキサタープをキレイに張れず、キャンプ場で困っていることはありませんか?設営簡単と言われても、いざやってみると難しいと感じていませんか?

 たった3つのコツで「誰でも美しく張れるヘキサタープの立て方」をご紹介します。少しでもお役に立てれば幸いです。

ヘキサタープ

 ※今回はSnow PeakのHDタープシールドヘキサを短時間に1人で完成させる形で進めていきます。写真を撮影した日は風速10メートル、強風によるダウンフォースの影響でタープの中心がときどき凹んでますが・・・普段はさらに美しいんですよ(^^)

そもそもヘキサタープとは?

(ヘキサタープを持っている方は読み飛ばしてください)

 キャンプにおいてタープはリビングやダイニング、テントは寝室の役割を果たします。「ヘキサ」とはギリシャ語の「6」。ヘキサタープは、一枚布(幕体)を広げると頂点が6個あるオープンタープのことです。

 2本のメインポールで立ち上げ、メインロープを4本、サブロープを4本の計8本ペグダウンすれば完成するのが一般的。ただしコールマンのXPヘキサタープは少し特殊で、4本のメインポールと6本のロープで立ち上げます。

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ヘキサの日陰でコット寝

 ヘキサタープは、スクリーンタープと比較して部品が少なく

  • 組み立てや解体が簡単
  • コンパクトに収まる
  • 視界が広く開放的
  • 夏涼しく、冬寒い
  • 安い
  • かっこいい(←個人の感想)

という特徴があります。

 サブポールを使ったアレンジ次第で、必要な面積を確保しつつプライベート感を出すことも可能なため、ファミリーキャンプだけではなくバーベキューやデイキャンプにも便利かと思います。

 オープンタープ(ヘキサやレクタ)の一番の大敵は「虫」といわれていますが、テントと連結したスクリーンタープでも完全には防げないので、虫が寄りにくい対策を取るか気にしないのがおすすめ。

ヘキサタープの張り方

 「短時間でヘキサタープを1人でキレイに張る3つのコツ」を順番にご紹介していきます。私はコツを会得後(風が弱ければ)設営開始から15分で完成させることが出来てます。

コツ1.広い場所を確保する

 一番大事なコツ、それは場所の確保。うまく張れない人がヘキサタープをキレイに張るには、とにかく広いスペースを確保しましょう。

 目安は幕体の4倍以上の面積。縦5メートル・横6メートルのヘキサタープなら、縦10メートル以上・横12メートル以上は最低でも欲しいところ。

広い場所を確保

 関東近辺のキャンプ場だと8メートル×8メートルとか普通にあるんですけどね・・・つまり狭い区画サイトで美しく張るのは(初心者だけでなく)かなり難しいんです!

 例えば「成田ゆめ牧場」のようなフリーサイトはヘキサタープを張る場所を十二分に確保できます。ぜひ一度お試しあれ。

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 というわけで、実はヘキサタープ設営前の段階で(上級者を除き)80%以上勝負がついてます(^^)

コツ2.メインロープは一度緩める

ヘキサ立ち上げ成功

 写真のようにメインポール2本でヘキサタープを立ち上げたら、メインポールの下を内側に傾けて(☆参考☆)から、思い切って(倒れない程度に)メインロープを緩めましょう

 サブロープをペグダウンする前に弛みを作ることで完成形がとても美しくなります。この工程を忘れると、稜線(タープが描く曲線)が綺麗にできません。

 注意)強風時にメインロープを緩めるとタープ全体の張りがなくなり、とても風に弱い状態となるので、サブロープのペグダウンまで速やかに進めるほうが良いと思います。

 メインロープに強いテンションをかけるのは最後の手順です。焦らず面倒くさがらず、キチンと順番を守って設営していきましょう♪

コツ3.サブロープは真っ直ぐ遠くに

 サイドのロープ4本は、(サブポールを挿す穴の開いた)グロメット付きテープの延長線上にまっすぐ引っ張り、なるべく遠くにペグダウンします。

 「タープの中心からまっすぐ」と説明されることが多いのですが、メインロープを緩めるとタープの中心がわかりにくくなるので、コーナーのグロメット付きテープの角度を信じると簡単です。

スノーピークのヘキサタープ

 4ヶ所ペグダウンしたらサブロープから順番にテンションをかけていきましょう。

 最初はまず80%程度の力でテンションをかけます。80%の強さってどんな感じかというと、手の力だけで引っ張れる範囲、と覚えておくと良いです。

 最終的には100%の力でテンションをかけて「ロープを指で弾いたら音が鳴る」ほどになりますが、100%の力とは体重をかけてロープを引くので「運動会の綱引き」をイメージすると良いかと思います。

 ※実際にはロープ(ガイライン)が細いため手が痛くなり、完全に体重をかけ終わる前に作業終了となりますが問題ないです。

☆参考☆

 私が普段やっている方法は、メインポールの下をそれぞれ30cmほど内側にずらしてタープをいったん完成させ、最後に15cmくらい外側にずらしています。

 最後に少しだけメインポールを外側に戻すことで、ポールが垂直に近くなってタープ自体が高くなるため、更にヘキサ全体のテンションがかかるようになります。

 どうしてもロープと自在金具だけだと手が痛くて強いテンションが掛からない場合は、この方法で最後の調整をしてみてください♪

コツを掴めば、あとは練習あるのみ!

河川敷を独り占め

 Snow Peakの「HDタープシールドヘキサ」はシワなく張れると「この上なく美しい」代物だと思っています。まるでミロのヴィーナスの曲線美のよう。

 ワザを習得するまで取説を熟読したり、設営動画を見たり、他のタープを観察したりして設営すること苦節数十回、ようやくここまでたどりつきました(^^)

 「一番お気に入りのキャンプ道具は?」と聞かれて、キャンプを始めて以来ずっとヘキサタープがトップにいます。一瞬ケシュアのコットに負けそうになりましたが、やっぱりヘキサのほうが上かな、と。

スノーピーク(snow peak) HDタープ 「シールド」・ヘキサ