スノーピークのヘキサタープ「エルフィールド”シールド”ヘキサ Pro.」をゲット!嬉しくて年始早々試し張りしちゃいました。
過去のブログ投稿で何度か「エルフィールドヘキサが欲しいなあ」と心の声が文章に出てしまってましたが、遂に初張り的なネタを書ける日が訪れるとは・・・感涙。
ギリギリ年末のスポーツオーソリティセールに駆け込んで、年始の一斉値上げ前になんとか購入できました。本当はスポオソ20%オフ時代に買えてればもっと安く入手できたんですが、当時はトルテュPro購入により手持ち資金不足だったので(^^)
エルフィールドヘキサとは
エルフィールド”シールド”ヘキサ Pro.(以降、エルフィールドヘキサ)は、スノーピークのヘキサタープの中で比較的小さなサイズの商品。
商品名にも記載あるとおりプロモデルの一角に属しています。持ち主となった自分はちっともプロレベルではありませんが、名前負けしないよう頑張って大事に使いこなしていきたいと思います。
- ヘキサタープ単独で使うなら2名程度にちょうど良い大きさ
- 左右対称でテントやシェルターと連結しやすい曲線
- 遮光性が高くタープ下の有効面積も大きい形状
- グロメット(ポールを挿す穴)が多くアレンジしやすい
- スノーピーク製らしく非常に美しいデザイン
- グレーロープとレッドカラーアルミ自在が付属
- ポールやペグは別売り(セットモデルは無い)
- ウイングポールの推奨は210cmとのこと
そんなエルフィールドヘキサの特徴は上記のとおりです。サイズ感と形状、アレンジ次第で多彩なセッティング出来るのが大きな魅力と感じます。
このグレーの幕体には赤いウィングポールが(3倍くらい)よく似合いそうです。スノーピークの純正品は高すぎて平民には早々買える気がしませんが(^^)
なお現在は値上がりしたため税込定価3万円弱となっています。幕体とロープと自在だけでこのお値段とは…さすが(東証一部上場企業様は利益たくさん上げないと株価下がっちゃうんですかね)。
HDタープシールドヘキサと比較
エルフィールドヘキサの幕体サイズや形状を比較するため、手持ちの「HDタープ”シールド”・ヘキサ」Lサイズ(以降、HDタープヘキサL)と並べてみました。
おっ…これは意外と大きい!比較対象が巨大な設営面積を必要とするHDタープヘキサLなのに、これだけ大きければ2名サイズではなく4名くらい可能ではと思い込んでしまいそうです。
実際には次のとおり2枚のヘキサタープを重ねてみるとわかりますが、先ほどの写真は遠近法で似たようなサイズに見えるだけでした。
HDタープヘキサLの短辺はほぼ同等の長さ、長辺は随分と差がありました。そして最もサイズの異なる部分はメインポール間の長さです。改めて見るとHDタープヘキサLの形状は随分と非対称かつ特徴的だなと。
この形状の違いがテントやシェルターとの連結を想定しているか、いないかの差になっているかと。また設営後の居住空間を保つため必要となる有効面積にも関わってきます。
エルフィールドヘキサ試し張り
ワクワクドキドキしながらエルフィールドヘキサの試し張り開始です。2016年正月早々、とある公園の片隅でせっせと設営&撮影しました。
初回設営時ならではの儀式として、まずは箱を開封し3mロープ4本を各グロメットに結びます。メインポールはHDタープヘキサLの流用ですが、ここで計算問題が発生。
HDタープヘキサLのウィングポールは280cmと240cm、つまり40cmを4本繋ぎと60cmを4本繋ぎです。一方でエルフィールドヘキサの推奨は210cm。
パーツをどう組み合わせれば210cmが2本出来るか子供達と考えて無理だとわかり、さらに220cmが2本出来るかしばらく考えて無理だとわかり小休止。
さらに230cmが2本出来るか少し考えて無理だとわかり、このままでは考えてるだけで日が暮れそうになったので結局少し短い200cmを2本にしました(^^)
推奨ポールよりも少し低いためガッツリ幕体が地面に着いてました。もしこれが210cmだったとしてもあまり状況は変わらないような気もします。
設営手順はHDタープヘキサLと全く変わらないため、設営に要する時間もほとんど変わらない印象です。高さが低く大きさも小さい分だけ設営はより容易かというと、そもそもヘキサ自体の設営が簡単なので大差ないレベルでした。
ちなみに幕体の重さはサイズの割りにHDタープヘキサLが3.6kg、エルフィールドヘキサが2.9kg(いずれもカタログ値)と大きな違いがありません。これはエルフィールドヘキサの素材の影響で多少重くなっているからかもしれません。
無事、エルフィールドヘキサの設営完了。(初回儀式のいらない)普段であれば15分もあれば90点レベルで張ることは出来そうでした。
相変わらずスノーピークのヘキサタープは完成形が美しい…が、単独で見るとHDタープヘキサLのほうがよりカッコイイかな。
ちょっと気になったのは、製品付属の二又ロープがHDタープヘキサLと同じく長さ10mもあること。メインポールの推奨長さが短いのであれば二又ロープはもう少し短くても良いかなと。切ればよいだけですけどね。
多彩なセッティング
エルフィールドヘキサとHDタープヘキサLの差異でもあるグロメットの多さを活かして、サブポールを使ったアレンジの多彩さを試してみました。サブポールは手持ちのアルミポール170cmを使用します。
HDタープシールドヘキサのグロメットは左右2つずつ、サブロープを結んでいる箇所(計4つ)にあります。一方でエルフィールドヘキサのグロメットは左右5つずつ、計10箇所です。
写真の撮り方がイマイチでパッと見でわかりにくいのですが、メインポール2本以外にサブポールを3本使っています。3本とも片側で、サブロープを結んだ場所とは違うグロメットに挿しています。
グロメットの位置を表すために挿してみましたが、実際にこのアレンジの仕方で使うことはなさそうです。やはりサブポールがありすぎて視界を遮るし、動線的にも邪魔なので。
先ほどの状態から真ん中のサブポールを抜いたのが公式ホームページで「ひさしを作るスタイル」として紹介されているアレンジ。これは気に入りました。
HDタープヘキサLの場合、サブロープを結んだグロメットにサブポールを挿してもメインポールとの高低差があるため違和感ありませんでしたが、同じことをエルフィールドヘキサでやると微妙。高低差が無さすぎるようです。
一方で「ひさしを作るスタイル」だと、有効面積を広げちょっとした「ひさし」も作れるためキャンプ場で使う機会が多くなりそうな予感です。
逆に真ん中のグロメットにだけサブポールを挿すと、公式ホームページで「屋台のようなスタイル」として紹介されているアレンジに。これはこれで面白いです。
エルフィールドヘキサにはグロメットが計10箇所もあるため多彩なアレンジが可能でした。やはりヘキサタープを買ったらサブポールは必須だなと改めて実感。遊び甲斐があって楽しいです。
まとめ
エルフィールドヘキサの大きさ比較、試し張り、サブポールを使ったアレンジをやってみました。写真がイマイチだとなかなか良さが伝わりにくいですね、すみません。
設営された幕体の下にいると、両サイドが長いことで思ったよりも有効面積が多いなとは感じます。ただ絶対的な有効面積では確実にHDタープヘキサLが上です。
もし家族4人で使うなら「ドーム型テント+エルフィールドヘキサ」だとかなり狭く感じるはずです。もちろんそのために買ったわけではなく、愛用中の2ルームシェルター「トルテュpro」と一緒に使うため。
2ルームテント+HDタープヘキサLの組み合わせだと、自由に張れるフリーサイトもしくは大きな区画サイトでないと同時に設営することは難しい。
トルテュPro+エルフィールドヘキサProの組み合わせなら「見た目の相性も抜群だし、大きさ的にも機能的にも補完しあってちょうど良い」との算段です。