スノーピークの軽量ソロテント「ミニッツドーム」を初張り

ミニッツドームは大好きなインナー吊り下げ式

 Snow Peakのソロ用テント「ミニッツドーム Pro.air 1」を開封&初張りしました。製品名の通り数分で立てることができるシンプルなドーム型テントです。

 フライとインナーを一緒に畳むことができ、大きめの収納袋に入れやすく、極限の軽量コンパクトさより使い勝手の良さを追求した製品という印象を受けました。

 ソロキャンプでは居住空間に余裕があり、親子デュオキャンプも十分可能。ogawaのPVCマルチシートやハイランダーのインフレーターマットと組み合わせてみました。

ミニッツドーム開封&初張り

スノーピークが誇る究極のソロテント「ミニッツドーム」

 スノーピークの製品ラインナップの中で、やや異色なミニッツドームPro.air1(以下、ミニッツドーム)。売り文句が「究極のソロテント」とは、期待に胸が高まります。

軽い、早い、過ごしやすい。3拍子を揃えた究極のソロテント。居住性にこだわりながらも、軽量でスピーディーな設営が可能です。

出典:Snow Peak

ミニッツドームの製品スペック

ミニッツドームは大きさにゆとりのある収納袋

  • 収納サイズ:20×20×59cm
  • 重量:2.95kg
  • 対応人数:1〜2名

 フレームは約9.5mmと細めで、クロスフレーム2本と前室フレーム1本の計3本。自在付きロープ6本とジュラルミンペグ15本が付属しています。ペグハンマーは別売りです。

 フライシート・ボトムともにPUコーティングがされており、耐水圧1,500mmミニマムとなっています。生地に難燃加工はされていないため火の粉には要注意ですね。

徒歩よりバイクや自転車向け

ミニッツドームの生地は極薄でリップストップ

 インナーテントが奥行き130cm・横幅220cmのため、大人2名だと少し手狭。大人1名のソロキャンプか親子2名のデュオキャンプがちょうど良いサイズ感です。

 一般的な山岳用テントより収納サイズが大きく、徒歩よりもバイクや自転車でキャンプされる方向けのテントかと。もちろんオートキャンプにも適しています。

モンベルでいうとムーンライト2型(ゆるキャン△で主人公の志摩リンが使用している定番モデル)に近い印象。

地面に敷くグランドシートは別売り

ミニッツドームとPVCマルチシート

 ミニッツドームはインナーテントの下に敷くグラウンドシートが別売り。スノーピークの純正品(210cm×120cm)は約1万円と高価なため、他社の代用品を探しました。

 ogawaのPVCマルチシートにほぼ同じサイズ(200cm×120cm)があり、特価品を3千円台で入手できました。やや重めですが耐水圧10,000mm以上の完全防水仕様です。

ミニッツドームの初回設営手順

手順1
フライシートを地面に広げる

ミニッツドームのフライシートを地面に広げる

 まずはじめにフライシートを地面に広げます。生地がとても軽いため弱い風でも飛びやすく、フレームを全てフライシートの上に乗せておくと多少なりとも重しになります。

手順2
風上をペグで固定する

フライシートが飛ばされないよう風上をペグで固定

 設営中にフライシートが飛んで行かないよう、風上のループをジュラルミンペグで固定しておきます。あくまでも一時的な仮止めなので地面に深く刺す必要はありません。

手順3
クロスフレーム2本で立ち上げる

ミニッツドームのクロスフレームはスリーブ式

 クロスフレームは片側が奥までスリーブになっているため、グロメットに差し込むのは片側だけで済みます。反対側が不意に抜けることがなく、設営時は便利な仕様です。

手順4
前室フレームを上から通す

前室フレームは両側がグロメットに差し込む形式

 前室フレームをスリーブに通し、その両端をグロメットに挿します。このときクロスフレームの上に前室フレームが通るようにします。ここまで約2分です。

手順5
フックやテープで固定しペグダウン

フックやテープを取り付けてペグダウン

 3本のフレームにプラスチックフックやリング付きテープを取り付けたら、テントの周囲を9ヶ所ペグで固定します。シワはペグの位置でテンションを調整すればOK。

手順6
ガイロープ6本を取り付ける

ミニッツドームのガイロープは細くて黒い

 もし風が弱くても付属の自在付きロープ6本を張っておくと安心感があります。アメニティドームやランドロックとは異なる「黒いロープと銀色の自在金具」が珍しいです。

手順7
グランドシートを敷く

PVCマルチシートをミニッツドームに敷く

 コット寝でなければインナーテントの取り付け前にグランドシートを敷いておきます。雨が溜まらないようやや小さめなので、設営の最後に位置を微調整します。

手順8
インナーテントを吊り下げる

ミニッツドームのインナーテントは吊り下げ式

 吊り下げ式のインターテントの下部はバックル、上部はトグルで引っ掛けるだけ。雨キャンプでも濡れず、内側にベルクロテープがないため汗だくになりにくいです。

靴や小物を置いておける前室あり

ミニッツドームには十分な大きさの前室あり

 設営に必要な面積は3.5m×3.5m、もしガイロープを張らなければ2.5m×2.5mで収まります。このサイズ感が荷物を持ち寄るソログルキャンプにピッタリだと感じます。

 ミニッツドームには靴や荷物を置いておける前室があります。フィールドラックを前室の両サイズに置いても、中央で靴を履くだけの十分な余裕がありました。

ソロ用テントとしては十分な居住空間

ミニッツドームでのソロキャンプは広々

 ソロキャンプではミニッツドームの奥半分にマットや寝袋を敷き、手前半分に荷物を置いて十分な居住空間を確保できました。インナーテントの天井高は約100cmです。

雨の日も成人男性が濡れずに靴の脱ぎ履きができるほどの広い前室を備え、左右にメッシュの窓を設けることで通気性もアップ。自転車やバイクでも運べるよう重量は4kg未満をキープ。インナーテントは吊り下げ式でスピーディーな設営が可能です。

出典:Snow Peak

インフレーターマットを2枚敷ける

ミニッツドームにスエードインフレーターマットを2枚敷く

 ミニッツドームを親子デュオキャンプで使えるか試してみたところ、ハイランダーのインフレーターマット(シングルサイズ、枕なし)を2枚並べて敷くことができました。

 ソロキャンプほど居住空間に余裕はなく、着替えや日用品などの荷物を一部クルマに置いておきました。それでも設営の簡単さや風への強さを考えるとデュオでも十分アリかと。

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ミニッツドームまとめ

ミニッツドームは生地が薄くシワが気になる

ミニッツドームの良い点
  • 設営3分、撤収4分(諸々省略した場合)
  • 靴や荷物を置ける前室あり
  • インナーテントが吊り下げ式
  • 内側にベルクロテープがない
  • 毎回のインナー取り付け不要
  • 収納袋が大きいため入れやすい
  • 高さが低いため風に強い
  • キャンプ場であまり見かけない
ミニッツドームの気になる点
  • 高い
  • 撤収時にフレームを抜きにくい
  • フライシートにメッシュはない
  • 生地のシワがやや目立ちやすい
  • 結露はそれなりに発生する
  • 山岳用ほどの軽量コンパクトさはない

ミニッツドームは側面が開いて換気できる

 スノーピーク製品の中では珍しい色合いの生地が採用されており、2022年4月から直営店やオンラインストアで使えるようになったスノーピークポイントで入手しました。

ためたスノーピークポイントは、直営店で1スノーピークポイントを1円として製品のご購入や体験サービスにご利用できるようになりました。もちろん、これまでどおり非売品のスノーピークオリジナルギフトと交換いただけます。

出典:Snow Peak

 フライシート側面が開いて換気できたり、インナーテントを外してコット寝できたり、キャンプ場であまり見かけない一風変わったテントを探している方におすすめです。