子供用から大人用まで、サイズやカラーが豊富に揃っている「KEEN JASPER(ジャスパー)」。キャンプや外遊びで履くスニーカーとして、家族4人で愛用しています。
スリッポンほど脱ぎ履きしやすいわけでもなく、トレッキングシューズほど足首を固定するでもなく、まさに適度なフィット感で長時間履いていても疲れにくいと感じます。
この記事の目次
定番キャンプ靴「KEEN ジャスパー」
キャンプに出かけるとき履くシューズは、天候や地面の状況に応じて選ぶようにしています。多少なりとも積載に余裕があるときは、メイン+サブの2足体制が多いです。
例えば水たまりができるほどの雨キャンプなら防水性に優れたトレッキングシューズ、砂浜が近い真夏の海キャンプならサンダル、晴天の芝生ならスニーカーなど様々。
モックシューズやスリッパは夜露に弱い
天候が良く、コテージやインナーテントへの出入りが多いときは、かかとをつぶして履くことができるモックシューズ(エンバーモックなど)が何かと便利と感じます。
ただ、モックシューズは脱ぎ履きしやすい一方、夜露や朝露で濡れた芝生や雑草のサイトだと、生地の薄いかかと部分から徐々に濡れ始め、靴下が濡れて不快に感じることも。
適度なホールド感のスニーカー
その点、KEENのジャスパーはスニーカータイプのアウトドアシューズのため、地面が夜露で濡れていても、靴下まで染み込むことはほぼなく朝晩を過ごすことができます。
キャンプで1日中履いて過ごす場合、様々な活動をするなかで履き心地が気になりますが、ジャスパーは適度なホールド感を得られ、動きの邪魔をしないと感じます。
クライミングシューズから発想を得たアッパーのデザインと、コンフォートシューズの履き心地が融合された、オリジナルアウトドアスニーカー「JASPER」。
出典:KEEN JASPER
靴紐を交換すると印象が変わる
ジャスパーはややビビットな色合いが使われています。派手なデザインが苦手な方は、落ち着いたアースカラーの靴紐に交換するだけでその印象がガラッと変わります。
例えば下の写真のように、ブルーの靴紐からベージュの靴紐に変えると、パッと見でジャスパーとは気づかないレベル(普通のスニーカーっぽさ)にすることもできます。
脱ぎ履きは可もなく不可もなく
ドーム型テントや2ルームテントでキャンプしたとき、頻繁にジャスパーを脱いだり履いたりした感想としては可もなく不可もなく(良くも悪くもない)といった印象です。
やはりサンダルやスリッパだと手で抑えずとも簡単に脱ぎ履きできますし、ジャングルモックのようにベロが動かないスリッポンタイプのほうが手間なく履くことができました。
靴紐でホールド感を自由に調整できる
ただ、トレッキングや磯遊びなど少し縛っておきたいときに靴紐で調整できるのは、ホールド感を変えられないジャングルモックより活用の幅が広いと感じます。
普段から少しだけ緩めに靴紐を結んでおけば、テントを出入りするときの脱ぎ履きで毎回靴紐を結び直す必要はなく、適度なホールド感を得られたまま過ごせました。
1日履いていても疲れを感じにくい
ジャスパーはトレッキングシューズに近い見た目をしているため重厚感を感じさせますが、いざ履いてみると思いのほか重さを感じず、むしろ疲れにくいかもしれません。
扁平足ぎみの妻と娘の感想としては、インソールが他のシューズより優れているのでは?とのこと。形状やクッション性などKEENのこだわりポイントになっているようです。
大地をダイレクトに感じられる薄さのアウトソールに対して、2種類のラバーによる構造的なサポートが入れられて、足裏からソール全体をまんべんなく曲げながら、身体と地球を自然な形で繋ぐもの。
出典:KEEN JASPER
ジャングルモックとの決定的な違い
前述の通り、ジャングルモックのほうが脱ぎ履きしやすいのですが、ジャスパーとジャングルモックで決定的に異なるのが「濡れた路面での滑りやすさ」です。
ジャングルモックは排水溝の金属蓋やマンホールなど、油断していると滑ります。ジャスパーで滑りやすさを感じたことがありません。アウトソールもかなり優秀と感じます。
まとめ
ジャスパーはアウトドア向きのデザインと長時間でも疲れにくい履き心地の良さが、キャンプにピッタリと感じます。ハイキングや釣りなど多用途で使いこなせます。
ベロが柔らかいため脱ぎ履きするとき片手で押さえる一手間こそありますが、大人用から子供用までカラーやサイズの選択肢が多く、家族で揃えやすいのは大きな魅力です。
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