SUBU(スブ)の2021年秋冬モデル「SUBU NANNEN」。焚き火から火の粉が飛んできても穴が開きにくい難燃性の表地を使った秋冬向けのサンダルです。
内側の起毛の肌触りが良いため素足でも靴下でも履き心地が良く、テントの出入りで脱いだり履いたりしやすい。持ち運びに便利な収納袋も付属しています。
SUBUらしい秀逸なデザインに燃えにくさが加わり、焚き火を囲んでリラックスするとき安心して履ける「SUBU NANNEN」は、寒い季節の必需品となる予感がします。
この記事の目次
SUBU NANNEN レビュー
難燃性のCORDURA 305D素材を表地に使ったキャンプシーンに最適な一足。ダウンのような暖かさで、素足をつつみ込み、起毛加工の内側の生地と4層構造のインソールが足全体に抜群のフィット感を生み出し、優しい履き心地をつくりだします。
出典:SUBU
冬に履くサンダル「SUBU」
サンダルは夏に履くもの。そんなイメージを覆し、冬に履くサンダルとしてヒット商品となったSUBU。ホワイトソールのビームス別注品をかれこれ3年ほど履きました。
温かくて脱ぎ履きしやすいサンダル(スリッパ)の良さを実感し、キャンプの2足目としてだけでなく、寒い季節に素足でゴミ捨てに行くときなど普段使いもしています。
火の粉に強い難燃素材を採用
これまでのSUBUは、化学繊維特有の燃えやすさで、火の粉が飛んでくると簡単に穴が空いてしまうのが欠点でした。焚き火の近くでまったりするとき履きにくい…
そんなキャンパー達の悲痛の叫びが届いたのか、2021年の新作として表地に難燃素材を採用した「SUBU NANNEN」が発売されると知り、すぐに予約しました。
SUBU NANNEN コヨーテ
SUBU NANNENはブラック・コヨーテ・ネイビー・カーキの全4色。キャンプで使っているヘリノックスのタクティカルチェアにあわせ、コヨーテにしてみました。
実物は落ち着いた色合い(アースカラー)で期待通り。久しぶりに新品を履き、こんなにクッション性があり、起毛がフカフカで履きやすいのかと感動しました。
SUBUのサイズ選び
SUBUのサイズ選びについては、普段より大きめを選ぶことをおすすめします。私は普段スニーカーだと27cmもしくは27.5cmですが、1サイズ大きめを選んでピッタリ。
特にSUBU NANNENに使われているコーデュラ生地は独特の張りと触り心地があり、伸縮性をほとんど感じません。それゆえ、しっかりとしたホールド感があります。
同じ素材でできた収納袋も秀逸
SUBUには以前からケースが付属していますが、SUBU NANNENに付属している収納袋はサンダルを入れるにはもったいないほど良い出来。これには本当に驚きました。
生地は表地と同じコーデュラ(難燃加工あり)。大人が余裕をもって肩掛けできるほど長さ調整できるベルト、収納袋をフックに引っ掛けておけるループ。縫製も問題なし。
SUBUのこだわりが感じられる
そして一番ビックリしたのが収納袋のファスナー。これはもしや、容易に水が入り込まない「止水ジッパー」ではないでしょうか…付属品にしてはガチすぎませんかこれ。
大きめのサコッシュとして、財布やスマホなどの小物を入れておき、焚き火の近くで使っても安心かと思います。収納袋1つとってもSUBUの強いこだわりが垣間見えました。
まとめ
photo by SUBU
- デザイン・温かさ・脱ぎ履きしやすさは相変わらずピカイチ
- 唯一の弱点だった穴の空きやすさが減ってスキがない製品に
- サイズ選びは普段より大きめを選ぶのがおすすめ
- 収納袋が市販のサコッシュと同等のクオリティ
- キャンプ場で履き間違えが起きてもおかしくないほど流行りそう
難燃性の素材が絶対に燃えないわけではありませんが、SUBU NANNENは大ヒット作となる予感がします。まったり焚き火好きはぜひチェックしてみてくださいね。
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追記SUBU NANNENと同じタイミングでNANGAとSUBUがコラボした難燃サンダルも発売されています。焚き火から飛んでくる火の粉に強いアラミド繊維混紡です。