春秋キャンプで愛用している石油ストーブ「アルパカストーブ」の背面反射板付きモデル。2015年に購入後、大きな故障や灯油漏れはなく、ついに7年目に突入しました。
一方で国産ストーブの代表格「フジカハイペット」は、昨今のキャンプブームから電話注文が増加し、到着まで2年近くかかる事態に。恐るべし昨今のキャンプ人気。
アルパカストーブは正規取扱店(ハピネス)による国内販売が始まり、フジカハイペットより入手しやすいのが魅力ですが、激しく値上がりした事実に驚きました。
この記事の目次
フジカちゃんとアルパカくん
キャンパーに大人気の石油ストーブ、通称「フジカちゃん」。2021年11月現在、フジカハイペットは全カラー・全モデルが受注停止となっているようです。
問い合わせ窓口に別件のついでにお聞きしたところ、今回のような休止対応は初めてとのこと。この状況だと入手困難で、さぞ転売ヤーが活躍中なんでしょうねorz
公式サイトフジカハイペット
フジカ納期2年超えで注文休止
photo by フジカ株式会社
かつて自分が購入を検討したときは、だいたい3ヶ月待ちでした。あくまでも参考として教えていただいたのですが、受注休止前で2年前後の納期になっていたそうです。
鉄は熱いうちに打てをもじったキャンプ業界の格言の1つに「フジカとナンガは暑いうちに買え」というのがあったのですが、今やそれすら通用しないほどの人気っぷり!
故障知らずのアルパカストーブ
韓国製の石油ストーブ「アルパカストーブ」。私は親しみを込めて「アルパカくん」と呼んでいます。構造が単純なため、購入7年目でも故障知らず。メンテナンスも簡単。
そんなアルパカストーブ、現在は国内正規販売店(newアルパカストーブショップ)があり、AmazonやYahoo!でも販売されています。しかしなぜか今は値段がかわいくない。
アルパカの良さはコスパだったはず
photo by newアルパカストーブショップ
2021年モデルはブラックが3万円台前半、オリーブドラブが3万円台中盤。アルパカの優位点の1つがコスパだったのですが、この値段だとフジカハイペットより高価かも。
従来モデルにあった純正の背面反射板がなくなり、アルパカらしさがどこかに吹っ飛んでしまったようです(当然改良点も多々あり、入手の容易さは依然として魅力)。
過去の購入価格を引っ張り出した結果
あのアルパカストーブが3万円台なんて(個人的に)ありえない!と過去の発注メールを読み返してみると、2015年当時、純正の背面反射板付きモデルで16,000円。
収納ケースと替え芯を加えても税込み・送料込みで19,600円。値段よりも手間や安心感を優先させるため、輸入業社から購入して割高になったにもかかわらずです。
アルパカとフジカの価格差がない
グループキャンプ等で様々な石油ストーブを見てきて、やはりフジカハイペットはトータルバランスに優れた石油ストーブの優等生だと思います。特に反射板付きは有能。
しかし受注停止になるほどとは、需要と供給のバランスが完全に崩れてしまっています。市場経済の原則からしても、今こそ思い切って値上げすべきかもしれませんね。
アルパカはフジカとの価格差がなくなり、積極的におすすめする理由があまりなくなってしまいました。それにしてもキャンプ道具ってどんどん値上げされてる気が…
しばらくブログお休みします
本投稿をもちまして、しばらくブログの新規投稿をお休みします。本年もたくさんの方にキャンプブログ「Campout!?」を読んでいただき、ありがとうございました。
1年を振り返ると、前年からのコロナ禍で春夏はあまりキャンプできず、新月期の週末に雲が多かったため星空撮影も不調。最後にスノーピークの話題があり賑やかに。
資格取得や受験の付き添いなどもあり、冬キャンプは変異株の様子を見ながら時々になりそう。翌春開業予定のogawa直営キャンプ場を楽しみにしたいと思います。