梅雨が明けて本格的な夏を迎え、キャンプやバーベキューをされる方も多いのではないでしょうか。そんな暑い季節にピッタリな夏服がパタゴニアのバギーズシリーズ。
水辺で過ごすとき便利なアウトドア夏服の定番「バギーズロング」と天然素材ヘンプ&コットンを活かした新作「バギーズナチュラル」を比較してみました。
この記事の目次
バギーズロング vs バギーズナチュラル
水着にもなるバギーズロング
夏キャンプを涼しく過ごすときおすすめのメンズ・バギーズ・ロング。これ一着あれば水辺で濡れても問題なし、水着にも普段着にもなる優れものだと感じます。
元々は息子が川キャンプや海キャンプのときボーイズ・バギーズ・ロングを着ていて、あまりの使い勝手の良さに父が後から真似してみたものです(^^)
バギーズロングの丈は使いやすい
バギーズショーツ(5インチ)はあまりに丈が短くてちょっと…と感じる自分でも、バギーズロング(7インチ)であればキャンプで気兼ねなく履けています。
- バギーズ・ロング:股下約18cm
- バギーズ・ショート:股下約13cm
身長175cmの自分にはMサイズがピッタリです。ゆとりのあるリラックスフィットなので、普段より小さめ(特に細身の方は積極的にSサイズ)を選んでも良いかと思います。
天然素材のバギーズナチュラル
バギーズシリーズの新作「バギーズナチュラル」を買ってみました。ヘンプとオーガニックコットンの混紡素材が採用されており、より街中でも着やすくなっています。
あまり聞きなれない「ヘンプ」とは、いわゆる大麻の繊維。麻としてはリネン(亜麻)が一般的ですが、環境問題を重視する最近のパタゴニアはヘンプ推しのようです。
バギーズナチュラルはレギュラーフィット。バギーズロングより少し小さくなったかな?とは感じますが、同じMサイズでもそこまで違和感は感じませんでした。
素材の違いによる着心地の差
ほぼ水着のバギーズロングとほぼ街着のバギーズナチュラルを夏キャンプで着比べてみました。下着を履いた状態ではバギーズナチュラルのほうが圧倒的に涼しく感じます。
バギーズロングはメッシュのライナーがあるため、下着と重ね着するとどうしても蒸れやすく感じます。やはりバギーズロングは水着のようにノーパンで履くのがおすすめ。
特に川キャンプや海キャンプではそのまま水に入れて、濡れてもすぐに乾き、その後もそのまま過ごせる万能さが素晴らしいです。さすがはパタゴニア屈指の定番品。
ロングとナチュラルの細かな違い
バギーズナチュラルとバギーズロングの細かな違いを比べてみました。まとめると水辺で活動するときはバギーズロング、それ以外ならバギーズナチュラルがイチオシです。
- ドローコードはバギーズロングが内側、バギーズナチュラルが外側
- バギーズナチュラルのほうが約1.5cmほど股下が短い
- バギーズナチュラルのほうが約50gほど軽い
- バギーズナチュラルはボタンも天然素材(ココナッツ)
- 洗濯後のシワはバギーズナチュラルのほうが目立つ
- バギーズロングには右ポケットにゴムループがある
まとめ
定番のバギーズロングと天然素材にこだわったバギーズナチュラルを夏キャンプで履き比べてみました。いずれも、夏を涼しく過ごせるキャプリーンとの相性抜群です。
ヘンプについては大麻=違法薬物(マリファナ)のイメージがつきまとい、少し気になる方もいるかと思います。パタゴニア公式サイトでは下記のように説明されています。
ヘンプは、環境への影響を最小限にて栽培できる天然繊維です。灌漑をほとんど必要とせず、他の作物に比べて肥料の使用量も少なくて済みます。ヘンプの栽培は合成肥料を必要とせず、その深い中央の主根は重要な栄養素を補給し、浸食を防ぎます。
何十年もの間ヘンプ栽培はアメリカでは違法だったため、ヘンプ製造は国外に移りました。しかし2018年の農業法案により、ついに広範囲な栽培、販売、州界を超えた輸送が合法となりました。
出典:パタゴニア公式サイト
諸問題をクリアして製造・販売されており安心して着用できます。日本古来の素材として神社のしめ縄などにも使用されているヘンプ、今後は増えてくるかもしれませんね。
パタゴニア公式メンズ・バギーズ・ロング
パタゴニア公式メンズ・バギーズ・ナチュラル
パタゴニア公式ボーイズ・バギーズ・ショーツ