ユニフレームのダッチオーブンハーフ12インチですき焼きしてみました。ふと気付いたらアラサーからアラフォーになっていたので、35回目の誕生パーティーも兼ねて(^^)
アウトドアでパエリア作ったりアップルパイ作ったことはあったので、今回はオール電化の自宅に備え付けられたIHクッキングヒーターで調理する前提でダッチオーブンの使い勝手を試してみました。
ダッチオーブンのハーフサイズとは?
通常、ダッチオーブンといえば底の深い(昔の炊飯器のような)形状をイメージされる方が多いかと思います。ユニフレームのダッチオーブンハーフシリーズは、底の深さをあえて浅くしたスキレットに似たダッチオーブンです。
- ピザ
- アップルパイやミートパイ
- パエリアやリゾット
- すき焼きや水炊き(土鍋の代わり)
底が浅いだけに上火を使って調理するような「ピザ」はハーフサイズが最も得意とするところ。リッド(フタ)もスキレットのように調理器具として単独で使用することも可能です。
一方で鶏1羽を丸ごと使った「ローストチキン」やリンゴを丸々使った「焼きリンゴ」のように、ある程度の高さ・深さを必要とする料理は全般的に苦手。
メーカーから推奨はされていないようですが、ハーフサイズのリッドを逆さまに乗せてフタ代わりとすることも。そうすることで多少なりとも深さの調整が可能です。
最適な大きさは?
家族4~5人ですき焼きや鍋をするなら間違いなく10インチハーフです。12インチだとちょっと大きすぎました。食いしん坊がたくさんいれば5人でも12インチでしょうが、我が家のように幼児構成だと10インチです。
キャンプやバーベキューなど2~3家族で使うなら12インチハーフがちょうど良い大きさ。もし大は小を兼ねると考えるなら12インチ1台で幅広い用途に対応できそうです。
IHでも使えるの?
ダッチオーブンハーフの底形状は脚のない平面となっているため、家庭用のIHクッキングヒーターでもモチロン普通に使えます。素材も鉄なので熱伝導も非常に良いです。
調理後に洗剤でジャブジャブ洗っても平気なので、キレイ好きな日本人がキッチンやシンクで使うのに向いてると感じます。
ダッチオーブンの種類によっては脚があるためIH非対応となる製品もあります。脚があると焚き火台のようなところに直接置けるメリットがあるため、IHでどの程度使うかを天秤にかける必要がありそうです。
シーズニングはどうするの?
錆びに強い黒皮鉄板製とはいえシーズニングは必要です。よく洗い火にかけて、煙が出なくなったらくず野菜を炒める手順は他製品と同じですが、いくつか反省点もありました。
- ユニフレームのツーバーナーUS-1900だと、ハーフ12インチを載せると大きすぎてツインバーナーのカバー(フタ)をいったん取り外す必要あり。
- 100円で売っている市販のカセットボンベだと、火力が足りないのか全体的な焼ききりに至らなかったかも。
- くず野菜に水分が多いものをガンガン投入してしまった。もうちょっと香味野菜を冷蔵庫の奥から引っ張ってくるべきだった。
その後、シーズニング足らない疑念からファイアグリルに炭火を起こしてやり直してみました。一度シーズニングすればその後のメンテナンスが簡単なのがユニフレーム製のよいところです。
まとめ
ダッチオーブンのハーフサイズを持っていると、焼く・煮る・炒める・蒸すを1台でこなすため調理の幅がグッと広がる印象です。
特に道具を持ち寄るグループキャンプだとディープサイズのダッチオーブンを持っている人が多いため、あえてハーフサイズを持っていくと被ることが少ないというメリットも。
そんなダッチオーブンハーフは10インチ、12インチの2サイズあります。どうやら2016年から廃盤商品となってしまったため、ユニフレーム公式ホームページから消えてしまいました。
ですが廃盤商品入りということは安くなるということでもあります。ユニフレーム製品は通常定価販売ですが、ネットや店舗でうまく探してみると安く買うことができそうですね!