軽量コンパクトなAirbiboアウトドアチェアをキャンプで試してみた

Airbiboアウトドアチェアを正面から

 コストパフォーマンスに優れ軽量コンパクトなアウトドア用リラックスチェア「Airbiboアウトドアチェア」の使い勝手をファミリーキャンプで試してみました。

 座り心地はローチェアやキャプテンチェアのような収束型チェアに敵わないものの、組み立ての容易さではほぼ互角。圧倒的な携帯性は荷物を少しでも減らしたいキャンパーにメリットありそうです。

 正直な感想を述べると「こんなの所詮はパチもんでしょ!安かろう悪かろうに違いない!」と思っていましたが、いざ使ってみると「安かろう悪…くはなかろう?」くらいに変わりました(^^;)

Airbiboアウトドアチェア

Airbiboアウトドアチェア2脚を重ねる

 Amazonで販売されているAirbiboアウトドアチェアは、誰がどうみてもヘリノックスの影響を受けまくった製品。いわゆる「パチノックス」や「パクリックス」と呼ばれているチェアの一種w

ヘリノックスにインスパイアされた(≒模した)と思われるアウトドア用チェアは、いまやコールマンから「リーフィーチェア」という評価の高い製品が登場するほど大人気!

 収納袋の両端には持ち運ぶとき便利な持ち手が付いており、チェア本体に引っかけて小物入れにすることもできます。

Airbiboアウトドアチェアにカラビナ

 片面にはカラビナやエスビナーを引っかけることができるループも複数付いています。余った収納袋に衣類を詰めてキャンプで枕代わりにするのもアリかもしれませんね。

 収納時の大きさは34cm×10cm×11cmと本家チェアワンより少しコンパクト。静止時の耐荷重は約150kgとほぼ同じスペックとなっており、実売価格は本家の3分の1程度と圧倒的に低コストです。

Airbiboアウトドアチェアの付属品

 付属品は収納袋、フレーム、シート、取扱説明書の4点。フレームは輪ゴムで留められていましたが、シートに包んで収納袋に入れることができるため輪ゴムを紛失しても全く問題ありませんでした。

 チェア本体と収納袋はワインレッドと黒をベースにしたシックな色合い。派手なカラーリングを用いたチェアも多いなか、ある意味無難な色と言えるかと思います。

キャンプにおける使い勝手

Airbiboアウトドアチェアをキャンプで試す

 Airbiboアウトドアチェア2脚をキャンプ場に持って行き、食事中や焚き火中などキャンプで気になる使い勝手をチェックしてみました。

 コールマンの上位モデル「コンフォートマスター」のテーブルやチェアと色味が近く、並べてみると違和感が少ない印象を受けます。

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 座面の高さが35cmと少し低いため天板の高さを変えることができるバンブーラウンジテーブルはロースタイルとしましたが、ラウンジスタイルにしても相性は悪くないです。

組み立て手順

Airbiboアウトドアチェアの簡単な組み立て方

 基本的な組み立て方はショックコードで繋がった各フレームを挿し込み、シートの端(4ヶ所)をフレームに引っかけるだけ。

 最初は結構な力がいるらしくメーカーよりおすすめの組み立て方法をアドバイスしてもらいました。大人がやれば特に苦労することもなくアッサリ組み立てられます。

  • 生地が伸びるとチェア使用中にフレームから外れやすく、特に座面のメッシュ生地はその性質上ある程度伸びてしまう
  • ゆえに生地の初期伸びを踏まえて少し小さめに設計している(つまり仕様です)
  • もし組み立てが難しいと感じたら、先に背もたれのフレームをセットしてから一度チェアを倒し座面のフレームに差し込むと簡単
6歳児でも途中までは組み立てられる

 いくら軽量コンパクトなチェアでも、毎回の組み立てが面倒だと使わなくなることが目に見えています。ファミリーキャンプの設営を楽しく進めるなら、小学生でも組み立てられるのが理想的。

 一度お手本を見せた上で小学校入学を控えた6歳児にチャレンジしてもらったところ、フレームの組み立てから背もたれ側のフレームに差し込むところまでは問題なし。

 最後に座面側のフレームに差し込むところは残念ながら力不足。7歳児の兄に協力してもらったところ兄妹でチェアの組み立てに成功!次回のキャンプから子供達にうまい棒1本で業務委託する予定w

使用時の注意点

Airbiboアウトドアチェアと焚き火台

 背面と座面のシートは難燃性素材ではないため、焚き火から飛んでくる火の粉が付くと簡単に穴が開いてしまいます。また、この手のチェア全般に言えることですが、前後左右の一方向に体重を掛けるとバランスを崩し転倒しがち。

 耐荷重として普通体型の大人が膝の上に子供を座らせても問題ないものの、火まわり近くでの膝抱っこは危険なので止めておいた方が良さそうです。

Airbiboアウトドアチェアは軽さゆえに転倒しやすい

 本体重量が1kg以下と軽量なこともあり、風で倒れたり飛ばされたりする可能性もあります。チェアの上に何も置いていない状態のとき、目を離した隙に何度か倒れていることがありました。

残り火近くで乾燥させていた軽量チェアやダウンシュラフが風で動き、座面の貫通と羽毛が舞い散る大惨事になっていたシーンを見かけたことがあります。火事にならないよう気をつけたいですね。

ポリエステルのメリット

アウトドア用チェアを並べて前から比較

 Airbiboアウトドアチェアのシートは丈夫で破れにくい800Dポリエステル素材。火の粉で穴が開きやすい一方、吸湿性が低いため「濡れてもすぐ乾く」特性があります。

 外にチェアを置いてまま翌朝を迎えると夜露や雨で座面が濡れている…ということが多々ありますが、キャンバスデッキチェアのような厚手のコットンキャンバス生地と比べ断然乾くのが早いと感じました。

 背面と座面左右がメッシュとなっているため通気性が確保されており、夏でも蒸れにくくなっているのは嬉しいポイントです。

気になる座り心地

Airbiboアウトドアチェアの座り心地は可もなく不可もなく

 いくらコンパクトでも座ったとき不快では無意味。Airbiboアウトドアチェアの座り心地はズバリ「及第点」です…感嘆するほど良くも無ければ、今すぐ捨てたくなるほど悪いわけでもありません。

 175cmの自分が座ると座面はほぼピッタリサイズ。もう少し余裕があるほうが好みではあります。体重100kgを超えるような大柄体型だとお尻が窮屈に感じるかもしれません。

包み込まれる不思議な感覚はハンモックというよりもスノーピークのTaKe!チェアの独特な座り心地に少し似ています。
アウトドア用チェアを並べて横から比較

 個人的な座り心地をランキングすると、キャンバスデッキチェア⇒スリムキャプテンチェア⇒リラックスハイバックチェア⇒Airbiboアウトドアチェアの順になります。

 キャプテンチェアのしっかりとしたテンションを気に入って購入したこともあり座面に張りのないAirbiboアウトドアチェアは普段の趣向とは真逆ですが、これはこれで悪くないです。褒めるほど良くもないですが。

まとめ

たくさんの椅子で焚き火を囲む

 ヘリノックス「チェアワン」と似た形状のコンパクトチェアが様々なメーカーから販売されていること自体は知っていました。本家には敵わないだろうと信じ込み、キャンプで試すこともありませんでした(^^;)

 元々コンパクトチェアの太ももに当たる感覚が好きではなく期待値も低かったわけですが、実売価格・色合い・収納時の大きさ・組み立てやすさ・片付けやすさ・耐荷重などを総合的に判断すると、良い意味で期待を裏切られました。

Airbiboアウトドアチェアを2脚並べてみた

 椅子として大事な「座り心地」は収束型チェアには及びません。所有感もカーミットチェアには到底及びません。ただ、全ての欲求を満たす完璧な椅子はこの世に存在せず、何を優先するかは人それぞれ。

 少なくともAirbiboアウトドアチェアは「コスパに優れた持ち運びコンパクトなチェア」という条件を十分満たしているかと思います。個人的には「安かろう悪くはなかろう」って感じです!

※当記事は販売元よりAirbiboアウトドアチェアの提供を受け、ファミリーキャンプにおける率直な感想を書いています。
Airbiboアウトドアチェアを正面から