キャンプで美味しいビールが飲みたい!ハイネケンの樽生を試してみた

ハイネケンの樽生をほったらかしキャンプ場で試す

 ヨーロッパを代表するビールの1つ、ハイネケン。さっぱりと飲みやすくフルーティーなハイネケンの生ビールを手軽に楽しめる「ドラフトケグ」をアウトドアで試してみました。

 オランダから直輸入された樽を冷蔵庫で冷やし付属のレバーを傾けるだけで美味しい生ビールの出来上がり。好きなときに好きなだけ飲んで楽しむグループキャンプにピッタリ!

 5リットル缶のサイズ感、キャンプ場へ持ち運ぶ方法、市販の缶ビールとの比較など富士山と夜景が美しいほったらかしキャンプ場@山梨でタンブラーに注いで飲んでみました(^^)

ハイネケン ドラフトケグ

ハイネケンのドラフトケグが入った箱

 日本国内でライセンス生産されたものではない、本場オランダ産のハイネケン!製品名のドラフトケグとは日本語訳すると「樽生」になるかと思います。

生ビール(ドラフトビール)とは加熱処理されていないビールのことを指すと思っていたのですが、樽に詰められた出来たてのビールをサーバーから注ぐのが本来の意味らしい。国によって定義も異なるそうです。

 市販のビールサーバーに缶ビールをセットするのも悪くはないのですが、飲みたいときにすぐに飲めるという感じではありません。ドラフトケグの見た目と手軽さに興味津々(^^)

ハイネケンのドラフトケグ5Lをホワイトガソリン4L缶とサイズ比較

 ドラフトケグは直径約17cm、高さ約28cm、重さ約5.8kg。コールマンのホワイトガソリン4L缶と比較してみると円柱型のためやや大きくなっています。

 少しでもコンパクトに荷物を収めたいときは円形より四角のほうが無駄なスペースが減ってありがたいのですが、均一に圧力をかけるためにはやむなしなのかもしれませんね(^^;)

 5リットルの樽は330mlの瓶ビール15本分、350mlの缶ビール14本分に相当する大容量。瓶や缶のように小分けにできないため如何にして冷えた状態で大物を持ち運ぶかがポイントになるかと思います。

横倒しで冷やしても漏れない

ハイネケンのドラフトケグ5Lを横倒し

 11月上旬の3連休、2泊3日のキャンプで試してみました。10時間以上冷蔵庫で冷やしてから飲むと美味しい生ビールになるそうですが、テントサイトに冷蔵庫があるキャンプ場はC&C那須高原の語らいサイトなど極めて稀。

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 キャンプ出発の前々日に自宅の冷蔵庫で冷却開始。並行してアウトドア用の保冷剤を冷凍庫で凍らせています。未使用状態だけでなく開栓後でも横倒しできるのは相当便利だと感じました。

 保冷剤や板氷を詰めたクーラーボックスにドラフトケグを入れていけば冷えたビールをキャンプ場で飲めるものの食材+ドラフトケグが入るような大型クーラーボックスはマイカーに積めずorz

ハイネケンのドラフトケグをサーモスのソフトクーラーバッグに詰める

 大きさや形状からサーモスのソフトクーラー15Lがジャストサイズでした。側面の隙間に倍速凍結・氷点下パックのLサイズ、上蓋のポケットにMサイズを詰めて準備完了。

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 朝5時に冷蔵庫から出しソフトクーラーごとラゲッジ上部に押し込み9時間後の14時にほったらかしキャンプ場で確認。直接日差しが当たる場所に積んでいたため保冷剤は半分溶けていたのですがドラフトケグは冷たいまま!

涼しい季節であればソフトクーラーでも半日程度は冷たい状態を維持できますが、真夏は高性能クーラーボックスに入れておかないと厳しいかもしれません。

ハイネケン生ビールで乾杯

ほったらかしキャンプ場でハイネケンのドラフトケグを試す

 ドラフトケグは樽に付属のレバーをセットするだけで生ビールを注ぐことができ、余計な器具や電源は一切必要ありません。部品の取り付けも10秒あればできるレベル。

 レバーを取り付けるとき少し吹き出て周囲にこぼれるため、開栓時は焚き火テーブルのような濡れても構わない場所で注ぐのが良いかと思います。

ハイネケンのドラフトケグを使ってタンブラーに注ぐ

 最初の1杯はタンブラーの半分くらいが泡でしたが、1分ほど待ってから2杯目を注ぐと泡も少なくなりちょうどよい塩梅になりました。グループキャンプの乾杯やおかわりに大活躍!

 ガラスのビールグラスを持ってくると割れる心配があるため、保冷力のあるサーモスの真空断熱タンブラーや真空断熱カップで代用しています。

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 バーやレストランのビールサーバーのように泡だけ出すという注ぎ方はできないのかも。とはいえ自分で注いだ冷たい生ビールを富士山を眺めながら美味しく飲みたいという希望を叶えることができました(^^)

キャンプマニアのローグリルスタンドにハイネケンのドラフトケグを乗せる

 使わないときは板氷やロックアイスを入れたソフトクーラーに入れておき、風通しの良いタープ下の日陰で保管。飲みたいときにサッと取り出しすぐに注げるのが良いですね。

 夜中は外に出しておくだけで天然の冷蔵庫で再び冷やされ、翌朝飲んでみるとキンキンに冷えたビール!2泊3日かけて飲んでみたのですが最後まで炭酸が抜けることはなく均一の濃さや味わいでした。

真夏のグループキャンプではビールを飲むペースが速く到着日だけで飲みきれるため、半日以上の保冷を心配する必要はなさそうです。

缶ビールとの比較

ハイネケンの缶ビールとドラフトケグ

 ドラフトケグと缶ビール、同じタンブラーで利き酒してみても明確な味の違いがわかりませんでした。樽から注いだ生ビールだから香りが一層フルーティーとか、そういうのを期待していたのですが…

 ドラフトケグのほうが缶ビールより少し薄くてゴクゴク飲みやすい気はしましたが、泡のきめ細やかさを含め意外とプラシーボ効果のようなものかもしれませんw

 価格面で比較すると330ml瓶や350ml缶が1本250円程度で購入できるとして5Lで3,500円程度。ドラフトケグは送料込みで6,000円以上。もし中身がほぼ同じであれば1.5倍以上割高ということに(^^;)

牛肉の塩釜焼きとハイネケンの相性が抜群

 ビールが進む料理といえばやっぱり肉。ハイネケンのおつまみとして牛モモ肉の塊を塩で包みダッチオーブンで焼く「牛肉の塩釜焼き」を作ってみました。

 上下から炭火で加熱し固くなった塩釜をハンマーで叩き割ると、表面だけ色が変わった塊肉の登場。スライスしてみるとローストビーフのように中心部は赤みが残ったままでした(^^)

 牛肉の強めな塩味とハイネケンのライトな飲み口が相性抜群。美しい富士山を眺めながら好きなときに肉をつまみながらビールを流し込む。キャンプの醍醐味かもしれません!

まとめ

ハイネケンのドラフトケグ2本を並べてみた

 飲み終わったあとの樽はオブジェとしてもオシャレな一品。今回は管理棟で引き取ってもらい帰路の荷物を減らすことができました。もし飲み残しても開栓後30日間は冷やせばまた美味しくいただけるそうです(^^)

普通のキャンプ場だとゴミ捨て場に捨てることになるのですが、ガスが入っているため念のためスタッフの方に捨てることができるか確認したほうが良いかと思います。

 BBQやデイキャンプ、夏キャンプであれば自宅の冷蔵庫で冷やして当日中に飲み切り。夜涼しい春秋キャンプは天然の冷蔵庫で翌日も再び美味しい生ビールを飲むことができます!

DRAFT KEG JAPAN – ドラフト・ケグ・ジャパン

当記事は販売元より「ハイネケン ドラフトケグ 5L」の提供を受け書いています。ソフトクーラーバッグや保冷剤など樽生以外は自前です。