文化の日3連休は眼下に広がる甲府盆地の夜景と遠くに見える富士山が美しい「ほったらかしキャンプ場」に行ってきました。相変わらず中央道の渋滞が酷かった(^^;)
日の出を眺める露天風呂として有名な温泉に浸かったり無料で楽しめる笛吹川フルーツ公園で遊んだり、抜群のロケーションで3日間ほったらかされてきました。
2017年最後のグループキャンプは途中でメンバーが入れ替わる人生初の試み。11月とは思えないほど日中は暖かく、焚き火の気持ち良い穏やかな夜が最高でした!
ほったらかし争奪戦
絶景として名高いほったらかし温泉の奥にある「ほったらかしキャンプ場」は大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラと同じく3ヶ月前月初に電話で予約開始。
グリンヴィラ争奪戦ほど壮絶ではないものの口コミ等で人気があるため予約は取りにくい印象があります。ある程度キャンセルも出るようなので直前狙いが良いかもしれません(^^;)
11月の山梨は予想最低気温が5℃を下回り、キャンプ準備としては石油ストーブ+コット+インフレーターマット+ホットカーペットの出番。晩秋は荷物多めです。
3連休初日は高速道路が渋滞するため4時半までに自宅を出るのが我が家的通例なのですが、連泊キャンプだし13時に間に合えばよいかと4時起き6時15分発と遅めの出発。
予想通り渋滞にはまってしまい中央道の稲城ICで降りて一般道を西に進み、高幡不動尊に立ち寄り美しい紅葉を観賞。少し時間に余裕があるため多摩で遊んでから山梨に向かうことにしました。
まず最初に昭島駅前のイトーヨーカドーで食材や玩具を調達。モリタウンにディズニーストアが入っておりラッキー!普段はeチケットですが並ばずに買えるならと紙チケットを入手(^^)
昭島アウトドアヴィレッジ
買い物を済ませたら近くにある昭島アウトドアヴィレッジに突撃。真冬の相模湖キャンプ@プレジャーフォレストに向かう途中で立ち寄って以来、10ヶ月ぶりです。
A&Fカントリーやコールマンなどを見てまわった後、ジャックウルフスキンでトンネル型テント「トラベルロッジRT」をチェック。つい最近までテントを作っていることを知りませんでした(^^;)
形状やサイズ感はノルディスクのレイサ6やローベンスのトリプルドリーマーに近いかもしれません。20kg以上あり収納サイズも大きめですが、スタッフの方に聞いた感じでは設営は簡単そうでした。
数日前に発売したばかりの「グリルバーナー雪峰苑」をチェックしにSnow Peak Eatがある直営店に。頻繁に安売りされているアパレルを見るたび複雑な気分になります…
おぼろげな記憶でユニセラTG-IIIのような製品だった気がしたのですが、焼き網から鋳鉄の板に仕様変更された模様。スノーピークが大好きな方はスペックうんぬんに関わらず我先にと購入されたのかもしれませんね(^^;)
1時間ほどアウトドアヴィレッジに滞在し昼食を買ったら出発。若干遊びすぎて既に11時15分、相変わらず中央道は渋滞しており13時のチェックイン開始時刻には間に合いそうもありませんorz
ほったらかしキャンプ場
中央道の渋滞を突破し勝沼ICから走ること15分、笛吹川フルーツ公園(以下、フルーツ公園)近くに着いたのですが…途中で道を間違えたらしく下山し始めたので慌ててUターン。何とか20分遅れでほったらかし温泉に到着しました。
温泉の広い駐車場の混雑もさることながらキャンプ場入口の渋滞が伸びており、20分ほど待ってサイトにたどり着きました。甲府盆地と富士山がドーン!
11月3日は晴天率の高い「晴れの特異日」らしく、数日前の天気予報では雨模様でしたが見事に雲ひとつ無い爽やかな秋晴れ。風もほとんど吹いておらず超快適!
早速ランドステーションを広げキッチン&リビングの設営を開始。これまで幾度と無く強固な地盤を貫いてきたソリッドステークとエリッゼステークが半分くらいしか打ち込めないorz
小学校の校庭のような地面は想像以上に固く、15~20センチほど下に大きな岩がゴロゴロ埋まっているようです。ジュラルミンペグで試してみるとあっさり数本折れ曲がりました(^^;)
ある程度テントやタープの設営を終えたところでハイネケンのドラフトケグで乾杯!15時を過ぎ子供達は縄跳びやバドミントン、粘土細工など好き好きに楽しんでいるようです。
先日までは妖怪ウォッチのカードバトルで遊ぶことが多かったのですが、今回は昭島で買ってきたスナックワールドのカードバトルで上の子とガチ対戦。そして見事に全敗w
早めにほったらかし温泉に入りに行ったりコットでダラダラ過ごしたり各自がのんびり過ごし17時過ぎに日が落ちて真っ暗になると、富士山の代わりに夜景がバーン!手前の山肌が逆さ富士のようにも見えます(^^)
ほったらかし温泉で花火観賞
ダッチオーブンで作ったもつ煮込みウマウマ、スキレットで作ったすき焼きウマウマ。夕飯を食べ終え焚き火を囲んで談笑したら、ほったらかし温泉に向かいました。
朝日がキレイに見える「あっちの湯」と富士山が正面に見える「こっちの湯」。どっちに行こうか悩んでいるとサイコロが置いてあり男性陣はこっちの湯、女性陣はあっちの湯でした。
夕方は芋洗い状態だったようですが、19時半過ぎは脱衣所も露天風呂も空いており余裕がありました。お風呂はぬるめで泉質はアルカリ性のようです。
実はこの日、キャンプ場に向かう途中にあったフルーツ公園でイベントが開催されており、20時に花火が上がることを事前にリサーチ済み!こっちの湯に浸かりながら5分待っても10分待っても花火が上がる気配なしorz
いい加減のぼせてしまったので露天風呂から上がりキャンプ場に向け歩いていると突然ドーン!普段花火は上を見て楽しむものですが、ほったらかし温泉は高台にあるため花火が少し下に見えました(^^)
温泉の駐車場で5分ほど花火を観賞しキャンプ場に戻って焚き火を囲んで談笑。引き続き天候は落ち着いているものの徐々に雲が増えてきて、遠くの富士山が隠れてしまいました。
結局朝方まで星空はほとんど見えず残念。絶景温泉として名高いほったらかし温泉といえば露天風呂に浸かりながら眺める日の出と美味しい朝食が有名ということで、5時半の開場に合わせ5時10分に起床。
朝風呂に入る組と朝から焚き火を楽しむ組(=留守番&撮影組)に分かれて行動開始。東の方角は厚い雲に覆われており遠くの山から日が昇る6時25分になってもキレイな朝日を拝むことはできませんでしたorz
朝風呂組が戻ってきたら前夜に作ったモツ煮込みを持ってほったらかし温泉に移動。目的はTKGこと卵かけご飯です。長い行列ができており15分くらい並んだような気がします。
朝食を食べ終え一段落すると眼下に広がる甲府盆地の景色が一変。星野リゾートトマムのような早朝出る盛大な雲海ではなく徐々に雲が増えてくる感じです。
周りの山々から盆地に向かって冷たい空気が流れ込んでいるのかもしれませんね。キャンプ場に戻り片付けを進めていると更に雲が増えてきて雲海のように見えました。
10時半過ぎに一通りの片付けを終え場内を散策したり記念撮影したあと、楽しかったグループキャンプもいよいよ解散。頼りになる人手は多いし各自でキャンプ道具を持ち寄っているため撤収が早く済み楽チンでした(^^)
ほったらかしキャンプ場の感想
ほったらかしキャンプ場の感想としては次の通り。ファミリーキャンプ初心者向けではないけど人気があるのも納得のロケーションでした!
- 眼下に広がる夜景と遠くに見える雄大な富士山は絶景レベル
- 水まわりは総じてキレイ、炊事場でお湯は出ない
- 男性はウォシュレットあり、女性はなぜか付いてない
- 電源付サイト多数あり、全般的に料金は高め
- 強い日差しや吹き上げる風を遮るものはなし
- 遊具や広場はなく、切り立つ崖にあるため子供は要注意
- 地面が非常に固く鍛造ペグが抜き差しにくい
笛吹川フルーツ公園
子供達が公園に行ってみたかったらしく、わんぱくドームの中にあるネット遊具や水辺のアスレチックで遊んでリラックス。紅葉が見頃を迎え場内は家族連れで大賑わいでした。
夜景のキレイな場所といえば函館や神戸のイメージがありますが、フルーツ公園から眺める甲府盆地の夜景は「新日本三大夜景」に選ばれているそうです(^^)
これだけの設備がありながら駐車場も入場料も無料というのが凄い。ほったらかしキャンプ場には遊ぶところがありませんが、近くにはレンタルカートのサーキットもあり遠出しなくても楽しめるのが良いですね。
フルーツ公園を後にし2泊目の食材を調達すべく山梨市駅近くのスーパー「食鮮館 りゅうきょう」の店内をブラブラしているとショーケースに国産の馬刺しを発見!
モモ、ロース、ヒレなど富士山周辺でキャンプするとき立ち寄ることの多い山崎精肉店やお茶や肉店とよく似たラインナップ。食べやすいようスライスしてもらうことができました。
ほったらかしキャンプ場に戻るとちょうど13時過ぎだったこともあり再びチェックイン行列にはまりました。カマボコテント2の初設営など後半に続きます(^^)