緊急事態宣言が発出される以前の12月中旬、茨城県大子町にある大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ(以下、グリンヴィラ)に行ってきました。
11月以降のグリンヴィラは虫が少なく、温泉がとても気持ちよく、毎年行くのが楽しみ。春夏より電源サイトの予約を取りやすいのも嬉しいポイントです。
最低気温マイナス7度まで冷え込んだ中、オープンタープの下で過ごす冬キャンプ。サイト広くてお湯出て平坦なキャンプ場で過ごす冬はやっぱり最高ですね。
この記事の目次
グリンヴィラで冬キャンプ2020
新型コロナの感染予防もあり、2020年は一度もグループキャンプなし。医療従事者などエッセンシャルワーカーの方々のご苦労を考えると、できませんでした。
グリンヴィラのイベントも、おやじキャンプ・越冬キャンプ・キャンプ大会など軒並み中止とのこと。焚き火を囲みながら楽しく歓談できる日が待ち遠しいです。
肉のきらくで食材調達
グリンヴィラへの出撃は2019年12月のグループキャンプ以来、約1年ぶり。直前でキャンセルが出たのか電話一発で電源サイトを確保できました。
大子周辺でキャンプする方にはおなじみの肉のきらくに立ち寄りお惣菜や夕飯用のお肉、TAIRAYA大子店で野菜や飲み物をそれぞれ調達。
プール組と設営組に分かれて行動
公園のベンチでお昼ご飯を済ませ、母子3人は久しぶりのフォレスパ大子(温水プール)へ。1人チェックインを済ませたら、ゆるゆると設営スタート。
ワンポールテントとレクタタープのポリコットン装備、真冬に使うのは少し季節外れだったかも。周りを見渡すとほとんどの方が2ルーム…まあ寒いですしね。
キンドリングクラッカーで薪割り
1時間半ほどで設営や荷物の配置、寝床の準備など一通りの作業を終えたら、キンドリングクラッカーで太い広葉樹薪20kgほどをひたすらパッカーン。
キンクラは音も感触も気持ち良すぎで大好き。荷物は増えるけど持っていく価値はあるかなと。そういえば管理棟では良さげな薪割り台が売っていました。
タープ下で焚き火しながらのんびり
焚き火をしながらダラダラ過ごしていると、フォレスパ大子から母子3人が帰還。この日のプールは数人しかおらず、密とは全く無縁だったようです。
今回のキャンプはゆるキャン△のクリスマスキャンプを見習った献立。焼きマシュマロをチョコビスケットで挟んだスモアをおやつに、焚き火を囲んでまったり。
ちびっこですらスキルが高い
近くで幼稚園児くらいの子供達が何人かで遊んでいたのですが、なんと「他の人のサイトを横切っちゃダメだよ」とお互いに注意しあっていてビックリ!
いやー、さすが冬キャンプに来るようなご家族は、キャンプ場での基本的なマナーが(たとえ親がいなくても)徹底されていて、素晴らしいですね。
夕飯もゆるキャン△にならって屋外ですき焼き。さすがにA5ランクのお肉ではありませんが、1,000円程度のお肉でもお外ご飯効果で美味しくいただけました(^^)
NIKON Z50で手軽に星空撮影
この日はミラーレス一眼「NIKON Z50」が手元にあり、軽く星空を撮ってみました。シリウスが木に隠れ気味ですが、グロッケと冬の大三角とオリオン座。
グリンヴィラの場内はすごく明るく、星空撮影には不向きですね。にしてもフルサイズではなくAPS-Cで赤道儀なしの1枚撮りにしては意外とよく写るかも。
開放10秒でこれだけ撮れれば一般人の私にはもう十分です。星像も悪くない気がしますが、換算36mmの画角の狭さは星景写真にはちょっと厳しいですかね。
空気の澄んだ冬キャンプらしい朝
朝6時に起きるとマイナス7度と冬キャンプらしい気温。いろいろ凍っていましたが、すっきり晴れて乾燥が進み、10時半頃に撤収を終えチェックアウト。
管理棟に最新の人気キャンプ場ランキングが張ってありました。東がグリンヴィラ、西が青川峡、納得の結果。さすがはグリンヴィラ、2年連続1位ってすごいですね。
奥久慈ゆばの里でお土産を買い、お昼ご飯にみらんど袋田でそばを食べ、おやつにこんにゃく関所でアップルパイを買ういつものルーティーンをまわして帰宅しました。
まとめ
外出自粛期間中に分解清掃&芯交換したアルパカストーブ、今シーズンの初使用が12月中旬と出足は鈍め。使い始めて6年目、灯油漏れもなく快調そのもの。
冬のグリンヴィラでのテント泊、焚き火を囲んでのんびり。隣との距離があり、予約を絞っているのか滞在者も少なく、密とは無縁。ただただ最高でした。