ユニフレームの人気製品「ファイアグリル」のヘビーロストルを使いやすく改良したステンレスワイヤー網。ナチュラム別注の超便利アイテムです。
一般的な焼き網よりも洗いやすく、ヘビーロストルよりも肉や野菜が落下しにくい。重いダッチオーブンやスキレットを乗せても使える頑丈さ!
販売店の限られる別注品にしては安く購入でき、ファイアグリルだけでなくスノーピークの焚火台Mにも合わせやすいステンレスワイヤー網を紹介します。
この記事の目次
ステンレスワイヤー網
ステンレスワイヤー網の販売元はナチュラム、製造はユニフレーム。ロストルとしても焼き網としても使えるファイアグリルのオプション品です。
ユニフレームから人気商品になっているヘビーロストルがあるのになぜコラボで新たにヘビーロストルを開発したのか・・・・
ヘビーロストルはロストルとしての特性である強度が高く、手入れもしやすいことでロストルとして一級品です。しかしバイヤー”M”はあくまでもロストルなので、お鍋やダッチオーブンクッキングの時にしか使えない・・
ロストルとしてはもちろん”焼網”として使えれば最高じゃないの!?そして最高・最強の焼網『ステンレスワイヤー網』が完成しました!
出典:OUTDOOR BASE
ファイアグリルのオプション比較
比較 | ステンレス ワイヤー網 |
ヘビー ロストル |
ロストル | 焼き網 |
---|---|---|---|---|
販売元 | ナチュラム | ユニフレーム | ||
サイズ | 350mm ×350mm |
335mm ×335mm |
350mm ×350mm |
|
材質 | ステンレス | 鉄 | ||
税込定価 | 1,890円 | 2,900円 | 1,200円 | 900円 |
ステンレスワイヤー網は焼き網と同じ35cmの正方形。ヘビーロストルやロストルより少し大きなサイズとなっています。ファイアグリル本体に入れて持ち運べます。
ヘビーロストルとの違い
ヘビーロストルとの一番の違いはステンレス無垢棒の太さと間隔。ステンレスワイヤー網のほうが棒が細く、間隔も狭いため食材が落下しにくくなっています。
棒が細くなった分、強度を補強するため中央に1本棒が入っており、炭の強火力でも変形することなく長く使えます。標準で付属しておいてほしいほどのクオリティ!
焼き網とは比べ物にならないほど洗いやすいのですが、ヘビーロストルよりは少し洗いにくいかもしれません。毎回使い捨ての焼き網を使う作戦もありですね(^^)
コスパに優れた別注品
ステンレスのため錆びにくく、ヘビーロストルより1,000円ほど安い価格設定。ロストルと焼き網を1枚で兼ねることができれば最高の製品!
10インチと12インチでダッチオンダッチするときなど、よほどの重さでない限りヘビーロストルの出番はなさそう(つまりステンレスワイヤー網で事足りる)です。
夫婦で少し焼くだけならユニセラ、家族でバーベキューするならファイアグリルのパターンが多かったので、家族連れにちょうど良いサイズかと思います。
スノーピーク「焚火台M」
ヘビーロストルはユニフレーム製品ですが、スノーピークの焚火台Mにフィットすることが広く知られています。ということはステンレスワイヤー網も悪くはないはず。
若干順番がおかしいですが、ステンレスワイヤー網をキャンプで大活躍させるため、スノーピークの焚火台Mのスターターセットを買ってみましたw
ステンレスワイヤー網との相性
焚火台の下にベースプレートを敷き、ステンレスワイヤー網をヘビーロストルのように同じ向きで乗せると…微妙にサイズが合わずグラグラ(^^;)
45度回転させて焚火台に炭を入れれば問題なくバーベキューができます。この置き方ならスキレットを乗せて料理しても安定していました。
LサイズとMサイズで悩む
焚火台Mスターターセットは、久しぶりに開催されたスポーツオーソリティの20%OFFセールで購入。サイズ選びのポイントをスタッフの方に教えてもらいました。
- Lサイズ:定番かつ無難な選択。大半の薪をそのまま投入できる。焚き火の炎が大きく美しい。とにかく重い。
- Mサイズ:Lサイズより持ち運びやすい。たくさんの薪を一度に投入できない。管理棟で買った薪が入らない可能性も。
Mサイズはマイノリティ!?
ステンレスワイヤー網に合わせるならMサイズ、焚火台として普通に使うならLサイズ。Lサイズのほうがトライポッドやジカロテーブルと合わせやすくなっています。
灰捨て場まで持っていくとき重いと大変。スノーピークの焚火台は簡単に閉じてしまうので、ファイアグリルと比べ持ち歩きにくい。軽さは正義です。
炭床Mサイズと炭床Sサイズ
ヘビーロストルやステンレスワイヤー網を焚火台Mに乗せるとき、スターターセットに入っている炭床Mだと炭と網が近すぎて食材が焦げてしまいます。
これまたスノーピークの焚火台を使うときの定番ですが、一つ下のサイズの炭床(もしくは代用品)をセットすると炭と網の距離が適度に開いて便利。
焚火台Mに炭床Mをセットするとステンレスワイヤー網まで約4cm、炭床Sをセットすると約7.5cmでした。炭を乗せるとさらに近付くため炭床Sが使いやすいです。
焚き火するとき炭床は不要?
炭床は鋳鉄でできており非常に錆びやすい製品。錆びても性能には影響しないものの、ただでさえ重いし、焚き火するだけなら不要では?という素朴な疑問。
スタッフの方に聞いてみると、バーベキューも焚き火も炭床はできれば使ったほうが良いとのこと。底上げされるため炭の量が少なくて済むメリットもありそう。
もちろん炭床を置かなくても使えるけど、置いたほうが空気の流れができて燃焼効率が上がるそうです。ロストル(火格子)とほぼ同じ効果ですね。
まとめ
ナチュラム別注のステンレスワイヤー網は、ロストルと焼き網を1枚で兼ねる超便利アイテムでした。頑丈で洗いやすく、純正品より安いなんて信じられない!
炭熾しと焼き網の片付けが面倒で我が家はあまりバーベキューをほとんどしないのですが、ステンレスワイヤー網があれば肉や魚を焼く機会が増えそうな予感(^^)
少し重いこと以外、メリットしか思いつきません。特にユニフレームのファイアグリルを使っている方にはマストなオプション品だと思います。