パタゴニアR1を愛しすぎて家でもキャンプでも着ている

パタゴニアR1ジャケット

 暖かい春秋はアウターとして、寒い冬は中間着として、Patagonia R1が最近のお気に入り。土日いずれかは必ず来ているほどヘビーユースしています。

 いわゆる薄手のフリースですが、動きやすさ、蒸れにくさ、着心地の良さ、洗濯のしやすさ、適度な温かさなど、万能すぎて思わずリピ買いするほど。

 パタゴニアはその企業姿勢から、好き嫌いが分かれるメーカーですが、やや宗教的な面があるためそこには触れず、純粋な製品の良さを紹介します。

肌に近付くほど優秀

 自分はいわゆるパタゴニアン(全身揃えるほど好きな人の通称)ではありませんが、パタゴニアの製品は「肌に近付くほど優秀」という印象をもっています。

 肌に近付くとは具体的には肌着や中間着です。アウターを着ていると見えない部分なので、あえてパタゴニア着る必要ある?という疑問はあるかもしれません。

パタゴニアR1シリーズ

Patagonia R1 Hoodie

photo by Patagonia

 パタゴニアにはアウターやバッグにも素晴らしい製品がありますが、個人的に超お気に入りなのが「R1」という薄手のフリース。こいつはマジでヤバい!!

 何がヤバいかって、汎用性の高さがヤバいです。日中は頻繁に着ていて、何なら稀にそのまま寝ています。ぼろくなってもリセールバリューがあり、思いのほか高く売れます。

 本当はキャプリーンこそ顕著に優秀な製品だと思いますが、種類がありすぎて熱く語れるほど詳しくないので、良さを小一時間語れるR1を紹介したいと思います。

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知らなかった!蒸れない幸せ

Patagonia R2にも使われているパワーグリッド

 R1は登山でも愛用されているフリースなので、当然ながらその性能は折り紙付き。街中で着るにはオーバースペックかと思いきや、意外と普段使いにもピッタリ。

 数回試着しただけでは良さに全く気付かなかったのですが、通気性が良いから蒸れにくいというのがどれほど快適か、R1を愛用するようになって初めて知りました。

 スポーツバイクで50kmとか100kmとか走っていると、特に通気性の良さを感じます。その性能ゆえPatagonia R2にも同じ素材が部分的に採用されています。

伸縮性と肌触りの良さ

パタゴニアR1はポーラテックパワーグリッドを採用

 R1の素材はポーラテック社のパワー・グリッド。裏面が格子状になっており、肌触りの良さと蒸れにくさ、伸縮性の良さを実現しています。

非常に多用途に使える大人気のR1ミッドレイヤーは、涼しい天候下の活発な運動時のレイヤリングに最適で、クライミングからハイキング、マウンテンバイキングへのスムーズな移行が可能。通気性を備えた軽量なポーラテック・パワー・グリッド素材は格別な伸縮性と耐久性を提供しコンパクトに収納可能。

出典:R1フルジップ・フーディ

 なお日本ではユニクロがフリースを一気に広めた印象がありますが、フリースの歴史はポーラテックとパタゴニアの共同開発にルーツがあるそうです。

同じ素材を使ったマーモットのパーカーも着ているのですが、シルエットの違いなのか裁断の違いなのか、着心地がずいぶん違う気がします。

 伸縮性があるため腕まくりしたいときすぐにでき、キャンプ場の炊事場で洗い物するときや少し暑いときなど、すぐに腕まくりでき不快感がないのも好印象。

手入れのしやすさもメリット

パタゴニアR1を着込みすぎて毛玉がいっぱい

 ダウンとフリース(化繊)の大きな違いがメンテナンスのしやすさ。ダウンはそう簡単に洗ったりできないのですが、フリースはネットに入れて洗濯機で洗えます。

 フリースは乾きやすさも特徴の一つ。通気性がメリットとなり、他の衣類よりも乾きやすく感じます。朝一に洗ってベランダに干し、午後から着て出かけるなんてことも。

 さすがに200回ほど着ると生地がヘタって毛玉も出てきますが、その後も家着として普通に着ているので、なんだかんだでシーズン中はずっとR1を着ている印象があります。

寒さに応じたR1の着方

R1+Tシャツ

 空調の効いた自宅で過ごすときはほぼこのパターン。スウェットのような感覚。6月や9月のキャンプでは日中はTシャツで過ごし、朝晩涼しくなったら上から羽織ります。

R1+肌着(ヒートテックなど)

 最近では高性能素材が次々と誕生し押され気味なフリースですが、脱ぐことがない想定ならこのパターンも。もし暑ければ前のジップを開けるだけ。

 R1の下に何を着るかは前述の「パタゴニアは肌に近いほど優秀」理論だとキャプリーンが最強ですが、キャプリーンは値が張るため、ヒートテックでも良いかと思います。

パーカー+R1+肌着

 R1はミドルレイヤーとしても優秀なフリースなので、動きやすい格好として上にパーカーを羽織ることも多くあります。5月や10月のキャンプによくあるパターン。

アウターシェル+R1+肌着

 耐風性・防風性に優れたシェルジャケット(ウインドブレーカーや防風ソフトシェル)をR1の上から羽織ると、保温力と通気性というお互いの弱点を補えます。

 キャンプ場ではレインウェアやレトロXジャケットなどをアウターにされている方を見かけます。超コンパクトになるフーディニジャケットが鉄板の組み合わせ。

ダウン+R1+肌着

 同じパタゴニアのダウンセーターを組み合わせると3月や11月のキャンプによくあるパターン。最低気温0度ならよほど風が強くない限りはこれで十分過ごせます。

ダウン+インサレーション+R1+肌着

 真冬のふもとっぱらや浩庵キャンプ場だとマイナス5℃以下になるので、ダウンジャケットとR1の間に化繊のベストなど挟むようにして保温力を高めています。

 ダウンのグレードを上げるとモコモコになりますが、間にもう1枚挟むよりは手軽かもしれません。マフラーや手袋、ホッカイロなどを併用することが多いです。

プルオーバーとジャケット

Patagonia R1 Pullover

photo by Patagonia

 登山される方にはフルジップのジャケットではなく半分ジップのプルオーバーが人気。余計なポケットもなく、親指を出すサムホールもあり、ラインもややスリム。

 ゆったりと着れるフルジップのジャケット(フードなし)が廃番となってしまい、テックフェイス以外だとフード付きかプルオーバーになってしまったのが残念です。

 パタゴニア製品はスポーツオーソリティなどの小売店での取り扱いが減りつつあり、特にAmazonや楽天などのネット通販では取り扱いがほとんどないのも残念。

R1 vs R2 vs R3

ポーラテックの生地次第で温かさが変わる

 写真左のR1は毛足短めのブロック状、真ん中のR2は毛足長めと短めが混在、右は毛足長めのフリース(R3と同じポーラテックのサーマルプロ)です。

 R3はやや汎用性に欠けるためR1かR2で迷うところですが、どちらも良いものですし、住んでいる地域で決めるのが良いかもしれません。

 寒い地域ではR2が無難かと。関東や関西のような比較的温暖な地域はR1のほうが汎用性あるかもしれません。ちなみに重さはR2のほうが軽く感じます。

まとめ

Patagonia R1 Jacket

photo by Patagonia

 パタゴニアR1はすごく温かいフリースではありません。保温性を比べれば毛足の長いフリースやボア、モコモコした厚手のダウンジャケットには及びません。

 ただ、着心地の良さ、伸縮性、蒸れなさなど店頭で試着しただけでは絶対にわからない快適さがそこにはあります。汚れても洗濯機で洗えば良いだけ。

 以前、キャンプで何を着るか記事にまとめたのですが、改めて自分の格好を振り返るとR1の着用率が異常に高いことに気付きました。リピ買いするほど気に入っています。

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