座れるトートバッグ「Chairbag」で薪を運び、焚き火を囲む

座れるトートバッグ「Chairbag」で焚き火を囲む

 座れるトートバッグ「Chairbag」をキャンプ場に持っていき、焚き火まわりで使ってみました。使わないときは薄くコンパクトになり、大人が椅子として座っても問題ない頑丈さ。

 自宅からキャンプ場までは着火剤やファイヤースターターなどの小物を入れ、キャンプ場に着いたら売店で買った薪をサイトまで運び、最後に焚き火を囲んでイス代わりになりました。

座れるトートバッグ!?

トートバッグと椅子のコラボ製品

 座れるトートバッグ「Chairbag」は、側面に6枚の板が入っているトートバッグ。生地が撥水加工と防汚加工されているのは屋外に持ち出して使うとき便利な仕様です。

素材:撥水・防汚加工ナイロン、高品質繊維板(HDF)、アルミニウム合金製金具
寸法:W450mm x H350mm x D60mm
重さ:約1,200g

六角形で座れる強度を確保

蜂の巣と同じハニカム構造は対荷重に優れている

 側面に入っているのが薄い板にもかかわらず座ることができるほど強度がある秘密は、上から見た時の六角形。この形状は負荷分散に効果があると聞いたことがあります。

 いわゆるハニカム構造は蜂の巣や亀の甲羅などと同じ。使わない時は薄く畳んでおけるのに、椅子として使うときだけ強度を出すには、きっと六角形が合理的なんでしょうね。

売店からサイトまで薪を持ち運ぶ

キャンプ場の管理等で買った薪の束をサイトまで持ち運ぶ

 普段のキャンプでは薪を現地調達しています。管理棟の売店で購入するとサイトまで持ち運ぶ必要があるのですが、素手だと怪我するため革手袋&布製の薪バッグを使っています。

 大人が設営している間に子供達に買ってきてもらうことも多く、Chairbagを渡して薪を買ってきてもらうと「肩にかけることができるから、いつもより持ち運びやすかった」とのこと。

椅子として焚き火の近くで座る

焚き火を準備する腰掛ける簡易的な椅子としても使える

 買ってきた薪を取り出してラックに置いたらファスナーを閉じ、トートバッグの両端を内側に押して形を整えたら椅子に早変わり。試しに座ってもらったら高さもちょうど良いとのこと。

 大人も座ってみましたが、アウトドア用の収束型チェアほど座り心地は良くないにしても、何か作業するときの一時的に腰掛ける場所としては全く問題ない安定感でした。

まとめ

 座れるトートバッグ「Chairbag」は外で使うことを目的に作られているため、水や汚れに強く、掃除しやすくて助かります。内側に複数のポケットがあり小物を整理して持ち運べます。

 ショルダーストラップが付属しているから、トートバッグとしてもショルダーバッグとしても使え、疲れたときは数秒で椅子にして一休み。ギミックが面白い製品だと思いました。

当記事は販売元より座れるトートバッグ「Chairbag」の提供を受けて書いています。