ユニフレームのセラミック内蔵卓上バーベキューグリル「ユニセラ TG-III」をスポーツオーソリティのオンラインショップで入手しました。
これまで我が家の焼き物メイン担当はファイアグリルでしたが、新たにユニセラTG-IIIが加わったことでキャンプスタイルにも変化がありそう!
実にユニフレームらしいデザインで使い勝手の良い卓上グリルは、今後のファミリーキャンプで大活躍しそうな予感です。
この記事の目次
ユニセラTG-III
ユニセラTG-III(以下、ユニセラ)はユニフレームの卓上バーベキューグリル。金属加工製品、特に火まわりに強みをもつユニフレーム製品の中でも焚き火テーブルやファイアグリルと共に人気のある一品です。
これまではオートキャンプ場で焼き物するとき、まずはチャコスタで炭に着火させてファイアグリルでバーベキュー、その後は薪をくべて焚き火モードというスタイルでした。
新たにユニセラを入手したことでチャコスタやファイアグリルなど使用せずとも卓上で着火・調理することが出来るようになる算段です。
我が家の愛車はフォレスター。収納スペースに制約があるSUVのため、荷物の軽量化・最小化に取り組む一環としてファイアグリルを置き換えできるか試してみる目的もあります。
ときめきポイントで入手!
2015年にスポーツオーソリティ店頭でキャンプ用品を購入したときキャンペーンの抽選に当選して獲得した1万ポイント+貯まったポイントを使って、セール初日にオンラインショップで注文しました。
スノーピーク製品はスポオソセール期間中15%オフとなってしまいましたが、ユニフレーム製品は依然として1万円以上の同時購入で20%オフ。
オンラインショップでポイントを消費するときも20%オフで金額計算されてから500ポイント単位で利用できたので、端数だけカード請求となり無駄なくお得に入手できました(^^)
ユニセラ開封の儀
オンラインショップにて注文後、数日で届いたユニセラを開封してみます。届いた実物の大きさは非常にコンパクトで、これで本当に4人分の焼き物を出来るのか不安になるほど。
サイズ的にはA4に近い大きさ。箱の中身にはセラミックパネルの付いた本体や部品、網、ロストル、灰受け、滑り止めのスタンドゴム、取扱説明書など入っていました。
一通り広げると焚き火テーブルとほぼ同じサイズ。焚き火テーブルの短辺とユニセラの長辺が近しい長さとなっていて、もし乗せて使う場合は両方を同じ向きにしないとちょっと触れたら落下の危険がありそう。
未使用状態もしくはパネル交換直後だけの白いセラミックが美しいです。一度お肉を焼くだけで黒くなるため、しばらくはこれで見納め。ちなみにセラミックは変色しても性能には影響ないらしいです。
ユニセラTG-IIIの特徴10選
キャンプ場で実際に使ってみて感じたこと、愛用しているファイアグリルとの比較を踏まえてユニセラの特徴10選としてご紹介します。
- 収納コンパクトで荷物を減らせる
- 構造がシンプルで準備や片付けが容易
- 分解&洗浄できて衛生的
- 団扇でパタパタする炭熾しが不要
- 遠赤外線で美味しく焼ける
- 網の高さが調整できる
- 木炭の消費量が少ない
- テーブルを傷めない
- 小型ダッチオーブンも乗せられる
- オプションや補修部品が豊富
1.収納コンパクトで荷物を減らせる
ユニセラはとにかくコンパクトな卓上グリル。収納時は約315mm×165mm×85mm(厚さ)と十分満足できるサイズ感となっていました。
ファイアグリル(ノーマルモデル)の収納時の大きさが約380mm×380mm×70mm(厚さ)なので、だいたい半分以下のサイズに収まる計算です。
一方で組み立てて使用するときは約315mm×250mm×190mm(高さ)となり、ほぼA4サイズの焼き面積を確保できます。
2.構造がシンプルで準備や片付けが容易
ユニセラの構造はとてもシンプルで、組み立てるのも分解するのも超簡単。初めて使うときも1分で準備完了できるほどでした。
3.分解&洗浄できて衛生的
日本人のキレイ好きは相当なレベルらしく、国産メーカーであるユニフレームは分解&洗浄できる製品を目指して改良したものと思われます。
各パーツが分かれて平面になりやすく、流しで掃除するときもパーツが大きすぎないためタワシでゴシゴシするのもやりやすかったです。
ファイアグリルは(私のように)丸洗いしない人もいそうですが、もしゴシゴシ洗うとなると38cmの正方形が収まるような流し台でないと掃除しにくいです。
4.団扇でパタパタする炭熾しが不要
ユニセラは灰受けに着火剤を乗せて火を付け、ロストルに木炭を置けば自動的に炭熾しまで完了する優れもの。
市販のバーベキューグリルやファイアグリルの場合は、団扇でパタパタするかチャコスタのようなグッズで火おこしとなりますが、ユニセラには団扇もチャコスタも必要ありません。
自動的に炭熾しできる原理はチャコスタとほぼ同様に、温かい空気が上昇気流となる原理を用いて下部から空気(酸素)を取り込んでいるためです。ちなみに備長炭には着火できないようです。
5.遠赤外線で美味しく焼ける
如何に構造がシンプルで洗いやすくても、出来上がったBBQ料理が美味しく仕上がらなければ全く意味がない。でもそんな心配は無用でした。
本体の内側にセットされているセラミックパネルが熱せられることで、遠赤外線の熱を効率よく焼網まで伝えて美味しく焼けます。
6.網の高さが調整できる
ユニセラに出来てファイアグリルに出来ないことの一つが、網の高さの変更。これは使ってみると予想外に便利な機能でした。
ユニセラの焼き網は表と裏でひっくり返すと高さを変える事ができるため、バーナーと比べ火力の調整が難しい炭火でも焼き加減を調節することができます。
7.木炭の消費量が少ない
ユニセラはV字となっている形状で効率的な熱伝導を発揮するため、ファイアグリルと比べ木炭の消費量が圧倒的に少ないと思いました。
個人的な感想としてはファイアグリルと比べ3割程度の炭の消費量で焼き物が全て済んでしまい、持参した木炭が大量に残ってしまった感じ。
ファイアグリルだと大量に木炭を消費するためスーパーやホームセンターで購入した(マングローブなどの)安いものを使っていましたが、ユニセラのように1回の消費量が少なくて済むとちょっと高級な木炭にも興味が出てきました。
8.テーブルを傷めない
炭の火力で高温になる卓上グリルの場合、焚き火テーブルのような熱に強いステンレス天板でないと変形・変色するかもしれないという不安がありましたが、ユニセラを使ってみるとその心配は全くもって無用でした。
本体内側のセラミックパネルと外側のステンレスボディの間には断熱のための空気層が設けられており、熱が外に伝わりにくい構造のためテーブルが熱くなることはなさそうでした。
もしどうしても心配であれば焚き火テーブルの上に乗せて使うか、焚き火テーブルの天板だけ鍋敷きのように使うという方法もあります。
9.小型ダッチオーブンも乗せられる
ファイアグリルと同様、ユニセラにもダッチオーブンやスキレットを乗せて使うことができます。数あるオプションの一つ、ユニセラブリッジがあればなお安心。
本体の大きさが異なるためユニセラに12インチサイズを乗せるのは無理がありますが、ダッチオーブンなら6インチもしくは8インチ、スキレットならちびパンやニトスキのような小型サイズが最高の組み合わせです。
10.オプションや補修部品が豊富
ユニセラにはオプション品や補修部品(スペアパーツ)が豊富に揃っており、長くカスタマイズしながら楽しめるのが嬉しいポイント。
ファイアグリルと同様にオプションとしてフッ素コートされた鉄板も用意されており、焼きそばなどの調理もこなすことができます。
他にも焼き鳥台や熱燗あぶり台など一風変わったオプション品も揃っており、1台あれば様々な状況に応じて長期間遊べそうです。
まとめ
以前から気になっていたユニセラTG-IIIを入手できて本当に大満足!特に「ときめきポイント」でキャンプ道具を調達できサラリーマンの財布にも優しいのがありがたいです。
ユニセラの使い勝手の良さは所有感をたっぷり満たしてくれると共に、オプション含め次の目標が出来て楽しみが広がります。
ユニセラのケース代わり
ラージサイズには付属するユニフレームの純正ケース、通常サイズのユニセラには付属していませんでした。
オプション品として販売されているため気にはなるのですが、とりあえずは買わずに何か手持ちの収納ケースで代用できないか探してみると、献血したとき貰ったハローキティのトートバッグがサイズ的にピッタリ(^^)