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アマゾンのタイムセールで安くなっていたイグルーの白いクーラーボックス「マリーンウルトラ30」を入手!
フォレスターに乗り換えたことで荷室容量が小さくなり、これまで使っていたキャンプ道具もサイズの見直しが必要と感じていました。
無印良品週間のとき購入した頑丈収納ボックスと同じような色合いで、デザイン的にも大きさ的にも気に入った新クーラーボックスを紹介します(^^)
この記事の目次
Amazon.co.jpのタイムセール
これまでに色々とアマゾンで購入してきて、初めて段ボール箱に入っていなかった商品が今回注文したクーラーボックス「IGLOO MARINE ULTRA 30」。上の写真のように中身の透けた透明なビニール袋に入った状態で配達されてきました。
アマゾンで何かを注文すると無駄に大きな段ボール箱に入っていることが多く、今回のように商品によっては箱なしで送られてくるというのは賛成!
倉庫での梱包作業や配送業者の都合を考えると段ボール箱の形や大きさを統一した方が効率的というのはわかるのですが、ゴミが増えたりして消費者的にはイマイチだと感じていました。
今回注文した白いクーラーボックスは、スポーツオーソリティ店頭で見かけたことのある緑・カーキのクーラーボックスや赤・青のクーラーボックスと同サイズのようです。
本投稿を作成した時点でアマゾンを確認すると販売価格6458円でしたが、タイムセールのとき4536円で購入できました。5000円以下で買えたので価格的には満足(^^)
クーラーボックスの見直し
これまで使っていたクーラーボックスは、イグルーの「マックスコールド」という製品。内容量は58リットルで、ソフトクーラーバッグ無しでも2泊3日分の食料と飲み物を入れておくことが出来るほどのサイズがありました。
レガシィツーリングワゴンに乗っていた頃はカーゴルームの奥行きに余裕があったため、メインテーブルやコットを置いた手前にクーラーボックスを置いてもリアゲートが閉まったのですが、フォレスターになって奥行きが一気に小さくなり同じ入れ方ではマックスコールドが入らなくなってしまいました。
冬であれば大した保冷力を必要としないためソフトクーラーバッグのみでも大丈夫なのですが、さすがに夏は厳しいという現状もありクーラーボックスの見直しを図ることにしました。
イグルー?イグロー?
イグルーのクーラーボックスの魅力を一言で伝えるとすれば「保冷力があって低価格、コストパフォーマンスに優れている製品」だといえます。
性能やサイズの似通ったコールマンのクーラーボックスと比較されることが多いのですが、イグルーのほうが総じて安く買えることが多いです。マックスコールドを購入したのはコストコホールセールで、6千円台で販売されていた記憶があります。
なおメーカーの呼び名ですが、イグルーと呼ぶ人とイグローと呼ぶ人がいるようです。キャンパーの間ではイグルーというのが一般的な気がしますが(^^)
大きすぎるクーラーボックスの欠点
大きすぎるクーラーボックスというのは、ファミリーキャンプで使ってみると意外と使い勝手が悪かった。「大は小を兼ねない」というのがポイントでした。
大容量クーラーボックスは多くの食品や飲み物を収納・保冷できる分、出し入れする回数も増えて蓋の開け閉めが多くなりがち。
保冷機能を長く保つ秘訣の一つとして、冷気を逃がさないためにも出来る限り「上蓋の開閉回数を少なく」して「一回あたりの時間を短く」するというコツがありますが、大きなクーラーボックス1つでは実現困難。
もちろん複数の家族が集まってグループキャンプするときは、クーラーボックスも2台以上あることが多く、サイズが大きいほうが便利と感じることもあります。
逆に小さすぎるクーラーボックスというのは、保冷力が低いものが多く外寸の割りに内寸が小さく収納力に不満が残ります。これまでのキャンプ経験を踏まえると、大きすぎず小さすぎず、複数のクーラーボックス(ソフトクーラーバッグでも代用可)に分けるのがベストとわかりました。
クーラーボックスを選ぶとき、どのようなサイズや機能があると使いやすいかを考えてみた結論としては、30L前後の容量がオススメ。クーラーボックス自体を持ち上げやすく、たくさん入りすぎていないため中身の整理がしやすく取り出しやすいと感じます。
IGLOO MARINE ULTRA 30
イグルーのマリーンウルトラ30は、内容量30リットル程度の大きさがある白いクーラーボックス。アマゾンで購入後に何度かキャンプで使ってみて感じたことをまとめてみました。
好印象なポイント
1.腰掛けることが出来る!
マックスコールドの蓋には「DO NOT SIT ON LID」と書かれています。蓋に座ってはダメよと明確に書かれているため腰掛けることは出来なかったのですが、マリーンウルトラは蓋に腰掛けることが出来るようになっています。
キャンプ道具というのは1つの役割だけ果たすものは意外と使いにくく、複数の用途があると無駄なものを持ち込まずに済むため好まれるという傾向があります。
座り心地は硬くて本格的なアウトドア用チェアには遠く及びませんが、大人が座ってちょうど良い高さとなるクーラーボックスが腰掛け代わりになるというのは、使ってみると結構便利だと感じました。
2.後部座席の足元にピッタリ収まる!
photo by Amazon.co.jp
マックスコールドのサイズは想像以上に大きく、家族4人が乗車したうえで後部座席にクーラーボックスを載せることは不可能。マリーンウルトラ30は高さこそあれど、幅と奥行きがそれほど大きくないため後部座席の足元にピッタリ収まるサイズ感!
荷室(ラゲッジスペース)に載せるしかなかったクーラーボックスを後部座席の足元におけるようになると、様々なキャンプ道具をトランクに載せることが出来るようになりました。
以前は後部座席の足元にRVボックスやRVバケツを置いていましたが、マリーンウルトラ購入後はクーラーボックスが後部座席の足元に置かれ、他のアイテムは荷室に移動してスッキリ(^^)
3.日差しで熱くなりにくい色合い!
マリーンウルトラの色合いはズバリ白。全体的に真っ白なため強い日差しを浴びても熱くなりにくく、製造時に不純物が混じっていないからこそ出来る色合いとのこと。
プラスチックは太陽の紫外線を浴びると劣化する素材ですが、UV対抗剤の入ったプラスチックを原材料として製品の耐久力を高めているのが特徴です。
とはいえ直射日光の当たる場所にクーラーボックスを置くというのは、せっかくの保冷力を大きく下げてしまう原因となるため、出来るだけ早いタイミングで日陰や涼しい場所にクーラーボックスを移動すべきですね(^^)
イマイチなポイント
マリーンウルトラとマックスコールドを比較してみてイマイチだと感じたポイントを3点ほどご紹介します。マリーンウルトラを購入する前から承知していたことばかりではありますが、イマイチなポイントが気になる方はいるかもしれません。
1.排水できる仕組みがない!
マックスコールドにはクーラーボックス内に溜まった水気を排水するための栓(排水口)が付いていましたが、マリーンウルトラには付いていませんでした。
キャンプ場で排水してからクルマに積み込みたいとき、帰宅後にクーラーボックスを洗浄したときなど下部に排水できる栓が付いていると何かと便利というのは間違いありませんが、栓があることで気になる点も。
冷たい空気は温かい空気よりも下におりる性質があるため、プラスチックで出来た栓のような保冷力の弱い箇所がクーラーボックス下部にあると、そこから冷気が漏れて保冷力の低下に繋がるようです。
2.キャスターが付いていない!
マリーンウルトラには持ち手こそ付いているもののキャスターは付いていません。キャスターが付いているのは別製品「マリーンブリーズウルトラ28ローラー」です。
キャスターが付くことで力の弱い女性でも楽にクーラーボックスを運ぶことが出来ますが、車輪や取っ手の分だけ内容量が減るうえ全体のサイズが大きくなってしまうため要注意。
内容量50リットル程度のクーラーボックスに食料や飲み物をたくさん入れ両手で持ち上げるのは結構大変なためキャスターが必要だと感じますが、30リットル程度の大きさであれば成人男性なら何とかなるレベルです。
photo by Amazon.co.jp
単独でのサイズや使い勝手を考えて今回はキャスター無しを1個購入しましたが、マリーンウルトラ30とマリーンブリーズウルトラ28ローラーを重ねてキャスターで持ち運びすることが出来るようになっており、必要に応じて無駄なく拡張できるというのは便利な仕様だと思います(^^)
3.保冷力が半分にダウン!
比較対象となるマックスコールドは「6日間」保冷できると豪語されているほどの性能を持っていますが、マリーンウルトラは「3日間」保冷できる性能とのこと。
それぞれのクーラーボックスを実際に使ってみて6日間や3日間ずっと保冷出来るとは到底思えず。保冷材をたくさん入れて冷やし、涼しいところに置いて一度も蓋を開けなければそうかもね、という程度の期待値。
どちらも同じメーカーの表記なので、単純に保冷力を比較したときマックスコールドの半分しか性能を発揮できないといえます。実際に春キャンプで使ってみると1泊2日のファミリーキャンプなら自宅で凍らせた保冷材でも大丈夫、2泊3日は途中で板氷の追加が必要といったところです。
断熱材として超高密度ウレタンフォームが注入されていることで高い保冷力を発揮する仕組みですが、マリーンウルトラの蓋には断熱材が入っていません。マックスコールドの蓋には断熱材がキチンと入っているので、そのあたりで差があるのかもしれません。
まとめ
イグルーの白いクーラーボックス「マリーンウルトラ30」に切り換えたことで、車内の収納問題を解決しつつ過不足ない保冷力と容量を手に入れることが出来たと思います。
大人数で長期間利用するには不向きな大きさと保冷力ですが、デイキャンプから1泊2日のファミリーキャンプ程度であれば必要に応じてソフトクーラーバッグと組み合わせることで十分対応することが出来ます。
とりあえずアマゾンで1個だけ購入してみて使用感を確かめてからどうするか決めようと思っていましたが、もう1個追加で同じものを買うか、キャスター付きを買って重ねて持ち運べるようにするか非常に悩みどころ(^^)
追記1:夏キャンプの保冷力
マリーンウルトラ30は春や秋であれば全く問題ないものの、残念ながら真夏のファミリーキャンプには厳しい性能だということがわかりましたorz
その後、夏キャンプ対策として同程度の容量が確保され保冷力が大幅にアップした、シマノの釣り用クーラーボックス「フィクセルプレミアム300」を入手してみました!
クーラー比較・検討編
フィクセル購入・レビュー編
追記2:保冷力を徹底比較
クーラーボックスやクーラーバッグの保冷力を確かめるべく、コンビニの板氷を使った比較実験を行いました!