キャンプ用品をうまく収納・運搬するのって結構難しい!特に調理器具や雑貨のような小物は散らかりやすく、トートバッグや引き出しに入れてキャンプ場まで持ち運んでました。
常日頃からキャンプ道具を整理して持ち運ぶために使い勝手とデザインの良さそうな収納ボックスやカゴを探していると、無印良品の期間限定セール「無印良品週間」の開催案内が!
ファミリーキャンプで役立ちそうな「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」と「ワイヤーバスケット」を購入して使い勝手を確認したり、普段キャンプ場で使っているコーナンラックとの相性を確認してみました。
この記事の目次
収納や運搬を見直したい!
見た目はイマイチながらも、雑貨の見つけやすさ(手前がシースルー)と取り出しやすさ(引き出せる)から、ホームセンターなどで売っているプラスチックで出来た衣装ケースを小物入れとして使っていました。
レガシィツーリングワゴンからフォレスターになって荷室容量が減り、キャンプ道具のダウンサイジングと効率的な収納方法確立が現在我が家の「喫緊の課題」。
自宅内だけでなくアウトドアでも普通に使えるものとなると、壊れにくく丈夫で雨風に強く、荷物を減らすため複数の用途がある、などの条件を満たす必要がありました。
アイリスオーヤマ「RV-BOX」
近所のお店で市販されているものだと選択肢は限られており、キャンプ場でよく見かけるのはアイリスオーヤマのRVボックス。大きさや種類も豊富で愛用している方も多いかと思います。
我が家も同シリーズを計3個持っていて、バケツとスリムタイプはキャンプ出撃用、スタンダードなものは自宅専用としていました。
バケツもスリムタイプも後部座席の足元にピッタリ収まるし悪くはないのですが、購入した色がブラックをベースにしており、日光に当たると触れないほどゲキアツ化。
すぐに腐るようなものは入っていないにせよ、多少雑に扱っても問題ないような収納箱のほうがキャンプ場では助かるかもと感じていました。
無印良品@ららぽーと柏の葉
通称「NSP」こと野田市スポーツ公園でのデイキャンプ帰り、近くにあるららぽーと柏の葉の無印良品に立ち寄ると白くて丈夫そうな収納箱が置いてありました。
手にとって細部を確認してみると、大きさや形がアイリスオーヤマのRVボックスとよく似ており、どちらの使い勝手が良いか比較してみようと思い肩幅サイズで持ちやすい「ポリプロピレン頑丈収納ボックス大」を購入してみました。
無印良品「頑丈収納ボックス」
シンプルだけどセンスの良いデザインで人気のある無印良品。現在販売されているポリプロピレン頑丈収納ボックスは「特大」「大」「小」の3種類の大きさがあります。
比較表 | 特大 | 大 | 小 |
---|---|---|---|
外寸幅 | 78.0cm | 60.5cm | 40.5cm |
外寸奥行 | 39.0cm | ||
外寸高さ | 37.0cm | ||
重量 | 3.9kg | 2.8kg | 2.0kg |
耐荷重 | 100kg | ||
積み重ね | 2段 | 3段 | |
内寸幅 | 67.0cm | 49.0cm | 29.0cm |
内寸奥行 | 29.0cm | ||
内寸高さ | 29.0cm | ||
原産国 | 日本製 | 中国製 | |
税込定価 | 2600円 | 1800円 | 1300円 |
頑丈収納ボックスを比較してみると外寸や内寸は奥行きと高さが共通サイズで、3種類の違いは横幅だけとなっていました。
無印良品の商品は何となく値段が少し高めなイメージもありましたが、大サイズで1800円というのは収納ボックスの作りを踏まえるとコスパ悪くは感じません!
それに収納ボックスのような商品は大抵が海外製(主に中国製)ですが、注目すべきは特大や大が日本製であること。何となく品質には期待が持てそうな予感がします(^^)
- 蓋をロックする部分が持ち手になるため持ち運びしやすい
- 頑丈収納ボックスを重ねてもずれにくく安定している
- (蓋の裏の形状から)思ったよりも深さがある
- 耐荷重が100キロあり大人も座れる(簡易イス代わり)
- オフホワイトは汚れや傷が目立ちそう
- ルーフラックに載せたとき紐で縛って固定するのは難しい
- 無印良品らしく結構好きなデザイン
頑丈収納ボックスの感想は上記の通りです。白ベースのため直射日光にあたっても熱くなりにくそうだし、高さもあるため大人が座りやすそうでもあります。
洗い物カゴを見直したい!
キャンプ場で使った調理器具や食器を炊事棟に持っていって洗うとき、スーパーに置いてあるようなプラスチックで出来た持ち手のあるカゴがあると、一気にたくさん洗い物を持ち運べて便利そうだなと感じていました。
スーパーのロゴが入った買い物カゴを本当に拝借してきたと思われる人をキャンプ場で見かけたことはあるし、更に使わないときは折りたためればもっと便利そうだけど・・・何か面白そうなものは無いかな、と。
そんなときスマホに無印良品週間(10%オフのセール)が始まるとの通知が!きっと無印良品にはデザインもシンプルで機能性に優れたアイテムがあるのではないかと思い、早速会社帰りに(ららぽーと柏の葉ではない別店舗に)立ち寄ってみました。
無印良品「ワイヤーバスケット」
プラスチック製の買い物カゴとは少しデザインが違うけど、ワイヤーで出来たバスケットなら洗い物を入れて持ち運ぶとき水切れが良くて使いやすいかも!
無印良品の「ワイヤーバスケット」は大きさ違いで計7種類販売されており、色々と考えて店頭に在庫のあった2番と4番を10%オフで購入してみました。
横幅 | 奥行 | 高さ | 税込定価 | |
---|---|---|---|---|
1番 | 26cm | 18cm | 18cm | 1700円 |
2番 | 37cm | 26cm | 8cm | 2000円 |
3番 | 37cm | 26cm | 12cm | 2300円 |
4番 | 37cm | 26cm | 18cm | 2600円 |
5番 | 37cm | 26cm | 24cm | 2900円 |
6番 | 51cm | 37cm | 18cm | 3900円 |
7番 | 51cm | 37cm | 24cm | 4900円 |
比較してみると1番は平面サイズが異なり、2番~5番は高さ違いで計4種類、6番と7番も高さ違いとなっています。
ワイヤーバスケットの特徴は次の通りです。スーパーの買い物カゴとは異なり両端の持ち手が短いため、片手に引っ掛けて持ち運ぶことは出来ません。
- 錆びにくい18-8ステンレスを使用し丈夫な作りとなっている
- 持ち手を内側に収めるとバスケットを重ねることが出来る
- 深さの違いによる選択肢が豊富
ワイヤーバスケット(浅め)
ワイヤーバスケット2番は高さ8cmと浅め。店頭でワイヤーバスケットのサイズを見たとき、横幅37cmというキーワードにピンと来ました。
先日ナチュラムで購入したユニフレームのBBQクッキングツールセットに含まれるウェ~ブシリーズは長さ35cm前後。サイズ的に調理器具を入れておくのにピッタリかも!
レードルやトングなど一通り入れてみるとジャストなサイズでした。深すぎるサイズのカゴを買うと小物は逆にごちゃごちゃしてしまうため、浅めのカゴという選択も間違いではなかったと感じます。
大人がたくさんの洗い物を入れて持ち運ぶには浅すぎて微妙かもしれませんが、子供達にちょっと手伝ってもらうにはちょうど良さそう!このサイズなら食器の数も大して入らないので、トータルで重くならないのが実に子供向き(^^)
ワイヤーバスケット(深め)
ワイヤーバスケット4番は高さ18cmと深め。先ほどの2番とも底面サイズが同じため、持ち手を内側に収めれば重ねて収納することができます。
深めな4番の目的はズバリ、洗い物カゴ。かなりの食器や調理器具を同時に入れて持ち運びできるだけの容量がありそう!
予想通り我が家の食器全量が余裕で入るほどのサイズがありました。4人だけで同時に使い切ることはあまり無いのですが、ホーロー食器セット全量(皿8枚、マグカップ4個)に加えサーモボール2枚、シェラカップ8枚、ウェ~ブシリーズ、まな板、包丁など入ってます。
ワイヤー同士の間隔が広くティースプーンやお箸が隙間から落ちてしまう可能性があるため、コップやタンブラーを縦に置いて中に細長いものを入れれば対策としては十分済むと判断しています。
コーナンラックとの新コンビ!
キャンパーご用達、みんな大好きコーナンラック!サイズ的にピッタリな木で出来た蓋の閉まるカゴに調味料や小物を入れていました。
木製ラックとカゴの相性はとても良いのですが、中身に何が入っているかわかりにくいのと、箱としての用途以外に使い道がないのが気になってます。
コーナンラックに超絶フィット!
ワイヤーバスケットの横幅37cmが手持ちの調理器具にピッタリでしたが、ただそれだけのために買うほど浅はかな考えではありません。
ワイヤーバスケットを手に取ったとき「もしかしてコーナンラックに入るサイズかも?」と思い、帰宅後に試してみると予想通り2番と4番を重ねてコーナンラックに超絶ぴったりフィット!
洗い物カゴとして使うとき以外、コーナンラックにピッタリ収納しておけるというのはキャンプサイトで邪魔にならずメリットが大きいです。
3番と4番の組み合わせだとNGなので2番と4番を組み合わせるのが正解。いざやってみるとギリギリ入らない・・・という結果にならずホッと一安心(^^)
2番と4番を重ねて使うと数ミリしか隙間がありません。基本的にはワイヤーバスケットを引き出して使うためギリギリでも問題ありませんが、4番単独で使うとコーナンラックとの空間にも余裕が出来るかと思います。
コーナンラックの各段の高さは約24cm。スペック上で判断すると5番もギリギリ収まるはずですが、先ほどの通り「1個で深すぎるカゴ」は意外と使いにくいです。
使い方によって異なる大きさに分割して使用できる2番と4番の組み合わせ以外に、3番を2個重ね(高さ約22cm)という選択もありです(^^)
まとめ
キャンプ用品の収納や持ち運びを見直すため、無印良品のポリプロピレン頑丈収納ボックスとワイヤーバスケットを購入してみました。
収納ボックスのオフホワイトは汚れや傷が目立ちそうだけど、耐荷重も100キロあって丈夫そうなのでしばらくアウトドアで使い続けてみようと思います。
またワイヤーバスケット2番と4番の組み合わせがコーナンラック(ノーマルサイズ)にピッタリ収まって、アウトドアで使い勝手の良い荷物置きが新たに完成!
追記:フィールドラック
後日、念願かなってユニフレームの「フィールドラック」を3台入手しました。コーナンラックから荷物置き場を交代したときの感想やワイヤーバスケットとの相性について別記事にまとめてみました。