子供達と一緒にキャンプしてみたいけど、初めてのキャンプ場はどこを選べば良いんだろう!?ファミリーキャンプデビューには「キャンピカ富士ぐりんぱ」がイチオシ!
富士山のふもと静岡県裾野市にあるオートキャンプ場「キャンピカ富士ぐりんぱ」は、キャンプ未経験者でも安心して滞在できるポイントがたくさんあります(^^)
当ブログおすすめ「成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場」に匹敵する「キャンピカ富士ぐりんぱ」をファミリーキャンプデビューにオススメする理由をまとめてみました。
2016年7月、キャンピカ富士ぐりんぱに大改修が入りました。新たにグリーンエリアとしてキャンプ場が整備され収容人数が約1.5倍に!
この記事の目次
胸躍るキャンプデビュー!
色んなブログや雑誌を読み漁ってキャンプ道具を揃えてみたものの、いざ初キャンプとなると本当に大丈夫か出発前からドキドキしますよね。
初心者がいきなりハードルの高い「ワイルドなキャンプ場」を選んでしまうと、失敗と苦労の連続で家族みんなのモチベーションが落ちてしまい全然楽しい思い出が残らないかも。
せっかくファミリーキャンプをするなら子供から大人まで全員楽しく過ごせるほうが良いですよね。キャンプ道具と同じくらいキャンプ場選びは重要です!
- いわゆる「高規格キャンプ場」を選びましょう。
- 雨の日は思い切ってキャンセルしましょう。
- 風の強い日はテントやタープを張るのは諦めましょう。
- 真夏ではなく涼しい春か秋を選びましょう。
キャンプを楽しい思い出にするために必要な条件は「天候と気候」だと思います。いくら完全装備で初心者向けのオートキャンプ場を選んでも自然の威力には到底適いません。
なお春や秋のような涼しい季節をオススメするのは「とにかく虫が少ないから」です。ゴールデンウィーク前もしくはシルバーウィーク後だと蚊もほとんどいません。
キャンピカ富士ぐりんぱの特徴
山梨県内を中心に複数の施設を運営するPICA系列の高規格キャンプ場「キャンピカ富士ぐりんぱ」は、小さな子連れ家族がキャンプデビューするときでも安心なオートキャンプ場。
当ブログがキャンプ初心者向けにおすすめしているのは成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場ですが、負けず劣らずキャンピカ富士ぐりんぱも評価高いです。
ファミリーキャンプデビューにキャンピカ富士ぐりんぱをオススメする10の理由、成田ゆめ牧場と対比しながらご紹介します。
- 都内から約2時間で雄大な景色!
- 遊園地「ぐりんぱ」がすぐ隣に!
- トイレも炊事棟も清潔感満点!
- キレイなお風呂とシャワーを完備!
- 1泊2日でも滞在時間が長い!
- 設営済みテントサイトがある!
- 様々なタイプのコテージがある!
- 富士山2合目は夏でも涼しい!
- レンタル豊富で安心&売店あり!
- ドッグランサイトやゴルフ場も!
1. 都内から約2時間で雄大な景色!
キャンピカ富士ぐりんぱは富士山のふもと静岡県裾野市にあり、駿河国側から見る世界遺産の美しさと雄大な景色に思わずハッと息を飲むほど。
成田ゆめ牧場は基本的に何もない草原のため周囲の景色を堪能する感じは一切無し。日本を代表する名峰とは比べるまでもありませんね!
キャンピカ富士ぐりんぱは都心からクルマで約2時間と比較的近い!例としてGoogleマップで豊洲駅からぐりんぱまでルート探索してみると東名高速経由で1時間57分でした。
小さな子供を連れてキャンプ場に行く場合、あまりに遠い場所へ出かけるのはオススメしません。目安としてはルート探索で2時間以内、途中休憩を挟んで片道2時間30分程度が限度だと思います。
一方で成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場はGoogleマップで豊洲駅からルート探索してみると1時間2分でした。ぐりんぱとは異なり一般道や山道を走行する区間がほとんど無いため圧倒的に近いです。
ぐりんぱは御殿場インターを降りて30分は下道を走行しますが、成田ゆめ牧場は下総インターを降りて5分以内と激近…おっと当記事はキャンピカ富士ぐりんぱをオススメする記事でした(^^;)
2. 遊園地「ぐりんぱ」がすぐ隣に!
キャンピカ富士ぐりんぱには小さな子供向けの遊園地「ぐりんぱ」が隣接しており、テントサイトから徒歩数分で入場ゲートに到着します。
富士山近辺には富士急ハイランドもありますが、ぐりんぱが乳幼児から小学校低学年をメインターゲットにしているのに対し、富士急ハイランドは小学校高学年から大人までをターゲットにしています。
キャンプ場に宿泊している場合は宿泊者優待料金が適用されます。入園のみなら大人400円オフ&子供300円オフですが、アトラクション乗り放題となるワンデークーポンなら大人700円オフ&子供400円オフ!
成田ゆめ牧場には観光牧場、キャンピカ富士ぐりんぱには遊園地と子供の好きそうなスポットが隣接しており、どちらに行っても丸一日楽しめること間違いなしです。
3. トイレも炊事棟も清潔感満点!
キャンピカ富士ぐりんぱの水まわりは凄いの一言!高規格と呼ばれるキャンプ場は全国に数多くありますが、トップクラスの清潔さを保っていると思います。
特に寒い季節の洗い物にはありがたい温かいお湯も出ます。ただお湯が出るだけでなく、全ての蛇口からお湯が出るというハイレベルさ!
成田ゆめ牧場の炊事棟もお湯が出る蛇口がありますが、最大300サイトほど入るキャンプ場の割りに6ヶ所しかお湯が出ません。給湯設備の比較ではキャンピカ富士ぐりんぱの圧勝です。
炊事棟以外で気になる水まわりがトイレ。男子トイレの状況を確認するとキャンプ場にいるのを忘れてしまうほどキレイでとても驚きます。
トイレ内には音楽が流れ便器や手洗い場はピカピカに掃除されており、子供用の踏み台だけでなく(男性用トイレにも)オムツを替える台が置いてあります。もはや新しいショッピングセンターにいるような気分です。
ここまでキレイなら当然ながら全て洋式で、便座は温かくウォシュレット付き。水まわりに関しては何の不自由さも感じません。
成田ゆめ牧場のトイレもキャンプ場としてはキレイなほうですが、キャンピカ富士ぐりんぱとは天と地ほどの差があります。全国一といっても過言ではないかもしれません!
4. キレイなお風呂とシャワーを完備!
キャンピカ富士ぐりんぱにはキャンプ場とは思えないほどキレイなお風呂とシャワーが完備されており、全て追加料金無しで何度でも利用することができます。
脱衣所含めとても清潔感に満ち溢れていてドライヤーも設置されています。同系列のPICA富士吉田にもお風呂はありますが、キャンピカ富士ぐりんぱのほうが格段にキレイです。
午前は8:00~10:30、午後は15:00~22:00でお風呂に入れるため、設営完了したら汗を流してスッキリ、寝る直前にお風呂で温まり翌朝は朝風呂でリフレッシュなんてことも!
なおシャンプーやリンス、石鹸やタオルなどは一切置いてないため持参が必要。シャンプーやリンスは売店でも売っていたので万が一忘れても安心です。
シャワーだけでなく浴槽もあります。シャワー含め同時に入れる人数は10人程度だと思いますが、土曜日やハイシーズンは22時から24時まで終了時間が延長されており、お風呂のキャパシティに不足はありません。
成田ゆめ牧場にはコイン式シャワーこそあれど、浴槽は無いしドライヤーも置いておらずシャワーは立ったまま浴びる必要あり。お風呂はキャンピカ富士ぐりんぱの圧勝です。
5. 1泊2日でも滞在時間が長い!
PICA系列の最大の特徴でもあるハッピーフライデー割引とレイトチェックアウトを組み合わせると、7時チェックイン・18時チェックアウトが可能に!
ハッピーフライデー割引は前日金曜日から2泊3日で予約を入れて、わざと金曜日は宿泊せず土曜日朝早くに来てチェックインすることが出来るお得な仕組み。テントサイトは無料、コテージは半額で利用可能となっています。
もちろん土曜日朝早くにチェックインするのではなく金曜日夜にチェックインすることも可能で、金曜夜21時までチェックイン手続きをすることが出来ます。
一方でレイトチェックアウトは追加料金を支払うことで翌日15時もしくは18時までチェックアウトを延長できるというもの。
当日朝10時までにフロントに申し出て次の予約が入っていない場合は利用することが可能です。テントサイトであれば比較的安く15時まで滞在することが出来ますね。
成田ゆめ牧場は追加料金なしで9時チェックイン・17時チェックアウトなので、滞在時間の長さだとキャンピカ富士ぐりんぱの勝ち、費用も含めたトータルでみれば成田ゆめ牧場の勝ちだと思います。
6. 設営済みテントサイトがある!
キャンプ初心者にとってはテント設営は一大イベント。キャンプ経験は無くて本当に設営できるのか不安で一杯だけどテントには泊まってみたい、という場合はセットアップテントサイトという選択肢もあります。
あらかじめウッドデッキ上に何種類かのテントが設営された状態となっており、設営や撤収をすることなくテント泊を体験することが出来るようになっています。
同じPICA系列のパディントンベアキャンプグラウンドのように100張り以上あるわけではありませんが、コールマンやユニフレームなどのテントが配置されていました。
成田ゆめ牧場には「手ぶらでテント宿泊セット」のようなレンタル品はありますが、設営や撤収は自ら行う必要がありセットアップテントサイトのようなテント設営済サイトはありません。選択肢を広げるという観点においてもキャンピカ富士ぐりんぱの勝ち。
7. 様々なタイプのコテージがある!
なんといってもキャンピカ富士ぐりんぱにはシルバニアファミリーの家を再現したコテージがあります。かなりの人気があるため、数ヶ月先まで週末は予約で一杯ということも!
小さな女の子がいる家庭には魅力的かもしれませんね。他にもいくつかのタイプのコテージが点在しており、どれも非常にキレイな建物となっていました。
成田ゆめ牧場にはコテージやバンガローのような宿泊施設は一切ありませんので、キャンピカ富士ぐりんぱの圧勝です。
8. 富士山2合目は夏でも涼しい!
キャンピカ富士ぐりんぱは富士山2合目、標高約1,200mにあるキャンプ場。標高が高い分だけ平野部よりもグッと涼しく、夏休みでも快適に過ごすことが出来ます。
(目安) | 最高気温 | 最低気温 |
---|---|---|
3月 | 6℃ | -5℃ |
4月 | 12℃ | 2℃ |
5月 | 15℃ | 6℃ |
6月 | 18℃ | 11℃ |
7月 | 22℃ | 15℃ |
8月 | 23℃ | 16℃ |
9月 | 20℃ | 12℃ |
10月 | 15℃ | 6℃ |
11月 | 10℃ | 0℃ |
キャンピカ富士ぐりんぱの営業期間は3月頃~11月頃となっていますが、キャンプ初心者であれば5月~10月(出来れば6月~9月)が安心。
最低気温が10℃を下回ると夜は相当肌寒く感じます。我が家のテントは2ルームシェルターのため10月に行ったときは石油ストーブで暖を取って寒さを凌いでいました。
冷暖房完備のコテージ泊であればどの季節でも問題ありませんが、テント泊だと相当着込むか大量の毛布を持ち込まないと夜中寒くて耐えられない可能性があります。
一方で高地のあるため夏でも涼しいということは、冒頭で述べた「とにかく虫が少ない」というメリットを長期間享受できる環境にあるキャンプ場ともいえますね!
テント泊は虫がいるから行きたくないという女性は多いのですが、キャンピカ富士ぐりんぱなら(サイトにもよりますが)その心配は少ないです。
9. レンタル豊富で安心&売店あり!
キャンピカ富士ぐりんぱのゲストハウス(管理棟)の営業時間は7:00~21:00と非常に長く、何か困ったときすぐ受付で相談することが出来るため初心者にも安心です。
レンタルの貸し出しや売店も同じ時間営業しており利便性の高さが魅力。各種支払いにはVISAなどのクレジットカードも利用できます。
レンタル品も充実しており、焚き火台やランタンからテントやタープまでキャンプするために必要なアイテムが一通り揃っています。売店の品揃え含め成田ゆめ牧場とほぼ互角ではないかと思います。
10. ドッグランサイトやゴルフ場も!
キャンピカ富士ぐりんぱにはドッグランサイトと大きなドッグランがあります。もし犬を飼っている家庭であれば、近くにドッグランがあるかどうかは重要な判断ポイントではないかと思います。
成田ゆめ牧場にもドッグランはありますが、キャンプ場内ではなく観光牧場内にあるため徒歩5分以上かけて(かつ入場料を払って)ドッグランを利用することになります。もはや比較するまでもないかと。
キャンピカ富士ぐりんぱの受付棟前には、富士の裾野のゴルフパーク「バンディ」がありましたが、2016年4月29日より「富士アクティビティパーク」としてリニューアルオープン!
これまでゴルフ場だったコースをそのまま活かしてフットゴルフやディスクゴルフを楽しめる新施設となります。遊園地同様に宿泊者割引もあります。
以上、キャンピカ富士ぐりんぱをファミリーキャンプデビューにオススメする10の理由をご紹介しました。成田ゆめ牧場と比較するとキャンピカ富士ぐりんぱのほうが勝っている部分が多かったことに驚きです(^^)
土日滞在のスケジュール案
キャンピカ富士ぐりんぱで過ごす1泊2日のスケジュールを作ってみました。当案は遊園地で思いっきり遊んで、また来週も行きたいと思うほど大満足なファミリーキャンプを目指しています。
曜日 | 時間 | 行動 |
---|---|---|
土曜日 | 6時00分 | いざ出発! |
8時30分 | ぐりんぱに到着&受付 | |
10時30分 | サイト設営完了 | |
11時00分 | 遊園地で遊びまくる | |
12時00分 | 遊園地で昼ごはん | |
16時00分 | テントに帰ってくる | |
17時00分 | 夕飯準備やお風呂 | |
18時00分 | タープ下で夜ごはん | |
19時00分 | 焚き火でまったり | |
20時30分 | 子供はお休みなさい | |
22時00分 | 大人も就寝 | |
日曜日 | 6時00分 | おはようございます |
7時00分 | タープ下で朝ごはん | |
7時30分 | レイトチェックアウト申込 | |
8時00分 | 朝風呂やお散歩など | |
9時00分 | 遊園地で遊びまくる | |
12時00分 | 遊園地でお昼ごはん | |
15時00分 | テントに帰ってくる | |
17時30分 | 撤収完了&出発 | |
19時00分 | 帰り道に夜ごはん | |
21時00分 | 帰宅!パパママご苦労様! |
事前準備
当案を実現するためには予約段階から事前準備しておきましょう。あらかじめ以下の内容に取り組んでおくと家族みんながハッピーな気持ちになれるはず(^^)
- レイトチェックアウトが申し込めるような週末(翌月曜が普通の平日)を選ぶ。
- 予約するときハッピーフライデー割引を適用して土曜朝にチェックイン出来るよう手配しておく。
- テントや寝袋などキャンプ用品一式は前日夜までに大半をクルマに積んでおく。
- 食材や飲み物は前日までにスーパーで調達しておきクーラーボックスに入れて持ち込む。
- 家族内に誕生月の人がいる場合は遊園地のメルマガ会員になっておく。
遊園地に計10時間以上も滞在して飽きるほど遊ぶプランとなっており、親としては大変な面もありますが子供はきっと大満足です。
夜ご飯を頑張って作りたいから早めに遊園地を切り上げて帰ってきたり、翌日は富士サファリパークに行きたいから午前中には撤収するなど、装備や希望に合わせてスケジュールをアレンジしてみてください(^^)
山崎精肉店の馬刺し
キャンピカ富士ぐりんぱに行くならぜひ立ち寄りたいお店が、静岡県御殿場市にある「山崎精肉店」です。御殿場インターからキャンプ場に向かう途中にあります。
新鮮な馬刺しや自家製霜降り豚の味噌漬けが名物となっており、たくさんのキャンパーやゴルファーで賑わっています。
もしお昼ご飯を簡単に済ませたいときは、山崎精肉店で唐揚げやコロッケなどのお惣菜を買っておくと時短になります(^^)
ぐりんぱの要注意ポイント
初心者向けのキャンプ場とはいえ気をつけなくてはならないポイントもあります。キャンピカ富士ぐりんぱの要注意ポイントは次のとおりです。
- 強度のあるペグとハンマーを持参しましょう。
- 買い物は事前に済ませておきましょう。
- 夜寒くなるため羽織るものを持って行きましょう。
- 遊園地代を含めると総額けっこうかかります。
- 日差しを遮るものがありません。
- 区画サイトはそれほど大きくありません。
キャンピカ富士ぐりんぱのサイトごとの特徴や要注意ポイントに関する詳細な記述は、以下のキャンプ場レポに記載してあります(^^)
まとめ
小さな子供と一緒にファミリーキャンプするなら、デビュー戦は「キャンピカ富士ぐりんぱ」がイチオシ!
お風呂や炊事棟、トイレなどの水まわりがキャンプ場とは思えないほどキレイ。遊園地も併設されているから子供も大満足。滞在時間が長いから余裕を持って行動でき、初心者向けとして強くおすすめするキャンプ場です。