北海道から山梨県まで年間38泊、デイキャンプ含め1年のうち約2ヶ月をアウトドアで過ごした2017年の「こどもと一緒に楽しむファミリーキャンプ」をランキング!
上位はすぐに決まったもののトップ10の順位付けには悩みました。かかった費用や自宅からの距離など千差万別ですが、いずれのキャンプも楽しい思い出がいっぱい(^^)
この記事の目次
ランキング下位は接戦
まずはランキング下位。10位~6位はほとんど差がありませんでした。居住地である千葉県と夏休みに出かける北海道のオートキャンプ場が中心です。
10位 ホームグラウンドでグルキャン
グループキャンプ以外、最近めっきり行く機会が減ってしまった成田ゆめ牧場(千葉県)。近くて広くて滞在時間が長いため気に入っているのですが、もはやホームグラウンドとは呼べないかも。
2014年頃は全体的にサイトが空いており、朝9時前後のチェックインも今ほど大行列ではなかったんですけどね…あまりの人気ゆえ難民キャンプ状態となってしまったのが残念。
4家族以上でグループキャンプするときは有野実苑やイレブンオート、森のまきばなど千葉県内の人気キャンプ場が軒並みNGのため、成田ゆめ牧場にすることが多いです。
参考情報
- 東京からの距離:約75キロ
- 途中の渋滞:東関道は少なめ
- かかった費用:1泊2日で約1万円
- 予約の取りやすさ:やや取りにくい
9位 北海道で全面貸し切り
スノーピーク認定のキャンプ場「スローキャンプフィールド」の1つ、カントリーファーマーズ藤田牧場(北海道)。人生初の全面貸し切りで2泊滞在しました。
美しい芝生の広がるフリーサイトにランドステーションとリビングシェルを設営し、然別峡かんの温泉やスノーピーク十勝ポロシリ、トマムの雲海などを観光。
牛舎やヤギ小屋がフリーサイトのすぐ隣にあり本物の牧場内でキャンプしている感があります。毎朝4時に重機の爆音で叩き起こされたのはご愛嬌w
参考情報
- 東京からの距離:約1250キロ
- 途中の渋滞:なし
- かかった費用:2泊3日で約2万円(交通費除く)
- 予約の取りやすさ:取りやすい
8位 タープ下でコット寝に挑戦
露天風呂と収穫体験が素敵な有野実苑オートキャンプ場(千葉県)。ガラスアクセサリー作りや和菓子作り、農園レストランなど初体験がたくさんありました。
虫のほとんどいない3月中旬にランドステーションの下にコットを4台並べて寝泊まり。石油ストーブを併用したとはいえ、この時期にテントを使わなくても平気なのは温暖な南関東ならでは。
参考情報
- 東京からの距離:約70キロ
- 途中の渋滞:東関道は少なめ
- かかった費用:2泊3日で約2万円
- 予約の取りやすさ:やや取りにくい
7位 道東のへそで北海道らしさ全開
夏休みのキャンプ旅2017の拠点として道東観光に便利な虹別オートキャンプ場(北海道)に2泊滞在しました。釧路、屈斜路湖、阿寒湖、摩周湖、知床などがそれぞれ日帰りで行ける距離にあります。
北海道のキャンプ場といえば芝生がキレイで人が少なく、料金が安くてサイトが広い、そんなイメージを体現する「北のグリンヴィラ」と勝手に呼んでしまうほど素晴らしいキャンプ場でした。
参考情報
- 東京からの距離:約1400キロ
- 途中の渋滞:なし
- かかった費用:2泊3日で約1万円(交通費除く)
- 予約の取りやすさ:取りやすい
6位 富士山ドーン!夜景バーン!
絶景キャンプ場として名高いほったらかしキャンプ場(山梨県)。遠くに見える富士山と眼下に広がる夜景だけでなく、水まわりもキレイで人気があるのも納得のロケーションでした。
ほったらかし温泉にのんびり浸かり、2泊3日の途中で相手がチェンジするグループキャンプをしてみましたが、設営や撤収を手伝えるし意外と悪くないかも。
ぐりんぱ以上に地面が固くソリステでもなかなか貫けなかったのと区画サイトが意外と狭くて窮屈というネガティブな面もあります。風をもろに受けるため突風対策が必要不可欠です。
参考情報
- 東京からの距離:約120キロ
- 途中の渋滞:中央道が絶望的すぎる
- かかった費用:2泊3日で約2.5万円
- 予約の取りやすさ:取りにくい
ランキング上位は鉄板
続いてランキング上位。北関東に点在する国内屈指の超人気キャンプ場3ヶ所は安定のランクイン。片道2時間半以上かかっても行く価値のあるキャンプ場ばかりです。
5位 開場15周年記念祭
年間5回、計6泊した大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ(茨城県)から開場15周年記念祭を選出。ワークショップ、福まき、大抽選会などイベント盛りだくさんでした。
春と秋のキャンプ大会、越冬キャンプ、おやじキャンプなど多彩なプログラムのなかで記念祭が最も万人受けする気がします。7月1週目ないしは2週目という開催時期(梅雨明け前)が曲者ですが…
参考情報
- 東京からの距離:約165キロ
- 途中の渋滞:常磐道は少なめ
- かかった費用:1泊2日で約3万円
- 予約の取りやすさ:非常に取りにくい
4位 カエルくんのキャンプフェスタ
年間3回、計5泊したキャンプ・アンド・キャビンズ那須高原からカエルくんのキャンプフェスタを選出。残り2回が快適すぎたお盆休みとハロウィンだったのでかなり悩みました。
イベント自体というよりも、超高規格な新設サイト「オートキャンプサイト語らい」を中心にチョイ広めや暖炉サイトで楽しくグループキャンプしつつ、子供達全員がキッズカードを入手できたのが嬉しかったポイント。
当記事のテーマである「こどもと一緒に楽しむファミリーキャンプ」としては何回行っても一向に外れる気配の無い安定感が凄まじい。ガルヴィの人気ランキング2017で東日本1位に返り咲いたのも納得です。
参考情報
- 東京からの距離:約185キロ
- 途中の渋滞:東北道は少なめ
- かかった費用:1泊2日で約2.5万円
- 予約の取りやすさ:取りにくい
3位 SGクリスマスキャンプ
年間4回、計8泊した北軽井沢スウィートグラスからクリスマスキャンプを選出。薪ストーブに癒された3日間は、他3回のテント泊とは比べ物にならないほど満足度が高かったです。
家族みんながサンタになったり、100人でプレゼント交換したり、アスパラ青空ツアーに参加したり、コテージにプレゼントを届けてくれたり、コストを度外視すれば無敵。
参考情報
- 東京からの距離:約190キロ
- 途中の渋滞:関越道はやや多め
- かかった費用:2泊3日で約12万円
- 予約の取りやすさ:取りにくい
2位 ソトデナニスル?
無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場(群馬県)で毎年開催されているキャンプフェス「ソトデナニスル?」に参加しました。子供が喜ぶワークショップがたくさんあって超絶楽しかった!
爆音が流れている大規模フェスに子供を連れて行くのは若干躊躇するのですが、ソトナニは子供中心の体験型フェスだから安心。ライブやパフォーマンスは夕方から夜にかけて数時間あるのみ。
3日間とも天候が良くなく雨続きだったのが本当に残念。毎年7月最終週(梅雨明け後)ということもあり過去数年は全てスッキリ晴れていたそうなので、今年もスケジュールが合えば行ってみたいイベントです。
参考情報
- 東京からの距離:約210キロ
- 途中の渋滞:関越道はやや多め
- かかった費用:2泊3日で約6万円
- 予約の取りやすさ:取りやすい
1位 はじめてのルアーフィッシング
文句なしの1位はエンゼルフォレスト那須白河(福島県)でルアーフィッシングを楽しんだニジマス釣りキャンプ。期待を遥かに上回る環境の良さをとても気に入りました。
千葉県の自宅から羽鳥湖高原まで片道3時間半以上と1泊2日で行くのはなかなか大変でしたが、わざわざ遠出する価値は十分にあったと思います。連泊できるタイミングでまた近いうちに行きたい。
温水プール、お風呂、釣り、サイクリング、テニス、スキーなど様々なアクティビティを楽しむことができ、北関東の超人気キャンプ場と比べ予約も取りやすい。高規格志向の方にイチオシです。
参考情報
- 東京からの距離:約225キロ
- 途中の渋滞:東北道は少なめ
- かかった費用:1泊2日で約2.5万円
- 予約の取りやすさ:取りやすい
まとめ
こどもと一緒に楽しむキャンプランキング2017を作ってみました。ガルヴィの人気ランキングでトップ20圏外のエンゼルフォレスト那須白河(旧:羽鳥湖高原レジーナの森)が第1位というのは意外でしたか?
ネット上の口コミや日本オートキャンプ協会の評価が必ずしも自分達にとって正しいとは限りません。それぞれの家族構成や目指すスタイルにあったファミリーキャンプが見つかることを願っています。子育てに、野遊びを。