東日本屈指の人気キャンプ場「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ(以下、大子グリンヴィラ)」で開場15周年記念祭が開催されました!
梅雨の合間の晴天、いわゆる五月晴れ(さつきばれ)に恵まれた場内には大子グリンヴィラをこよなく愛する常連やベテランなど多くのキャンパーが集結。
争奪戦を勝ち抜いたであろう誰かのキャンセル枠を棚ぼたで頂戴しキャビン泊で周年祭に初参加。最高気温34.9℃と厳しい暑さとなったお祭りキャンプの模様をお伝えします(^^)
この記事の目次
争奪戦不戦敗からの棚ぼた
開場15周年記念祭が開催される約3か月前の4月5日水曜日、イベントへの参加を目指す数百人~数千人による激しい予約争奪戦が繰り広げられました。
平日10時の電話予約開始はサラリーマン、特に共働き世帯に厳しい。今回もまた仕事の関係で参戦できず、キャンセルが出ればラッキーと思っていたところ1週間前に運良く確保に成功!
2週連続で同じキャンプ場に行くのは過去を振り返っても相当レアなことですが、これまた2週連続キャビン泊ということで準備も楽チン。積載に余裕があるためユニフレームの宣伝部長も同乗w
コストコ開店ダッシュ!
前週行ったとき三郷料金所のスマートICからコストコ新三郷倉庫店が近いことがわかり、近所のスーパーでは売っていないような一風変わった食材を求め8時半に自宅を出発。
コストコは10時開店と公表されていても入場待ちの行列次第で30分程度早く開店する傾向にあり、9時30分に到着するとちょうど行列が動き始めるところでした。1時間ほどインコスして試食やお買い物。
大子グリンヴィラに向かう途中にある道の駅常陸大宮で薪2束を購入。以前センターハウスで買った薪があまりに爆ぜたため、コスパに優れた良質な薪を買うなら道の駅にある地元産が安定(^^)
周年祭イベントに初参加!
ほぼ予定通りの12時55分に大子グリンヴィラの入口に到着。坂道を上っていく途中「HAVE A CAMP DAY!」の横断幕が来場するキャンパーをお出迎え。テンション上がる!
この日はサービスチェックインということで追加料金なしでテントサイトは11時~、宿泊施設は13時~でした。センターハウスで鍵を受け取り場内を軽く散策。
フリーサイトや個別サイトには既にたくさんのテントやタープが立っており、ワンコインアーリー(+500円)で朝9時から設営を始めた方も多かったのだろうと思います。
はじめてのファミリーキャビン
今回滞在するファミリーキャビンは家族4人で宿泊するには贅沢すぎるほど広くて快適な居住空間。開場15周年に向け閑散期に改装された室内はグループキャビン同様、水まわりが一新されていました。
比較的暑さに強い自分としては本当はテント泊(できればフリーサイト)が良かったのですが、電話するタイミングが悪かったのか最後までキャンセル枠を確保することができませんでしたorz
とはいえ周年祭のようなイベントを存分に楽しむなら設営や撤収の手間がかからないキャビン泊が圧倒的に楽チン。暑い日にクーラー全開で涼みたかっただけという噂もありますがw
15周年記念祭
遮蔽物の少ない人工的な雰囲気の漂う大子グリンヴィラは木陰の確保次第で過ごしやすさが激変。日差しの強さと芝生の照り返しで体感温度が35℃以上なんてことも普通にあります。
イベント会場は日陰のほとんどないフリーサイト。帽子を被らないと熱射病になりそうなほど暑い!今年一番の暑さとなった大子町の最高気温はアメダスの計測で34.9℃(^^;)
結果的にキャビン泊で助かったかもしれません。激暑な屋外でのイベントでバテたとき冷房の効いた室内がクールダウンにピッタリでした(←軟弱キャンパーw)。
開場15周年の記念品
チェックインのときいただいた開場15周年の記念品が詰まった紙袋。周年祭のイベントに参加すること自体初めてだったため、とにかく色々なものが入っていて驚き!
キャンプ場のステッカーやクリアファイル、タオルやエコバッグだけでなく15周年のマグカップや団扇など大子グリンヴィラ好きには堪らない記念品の数々。
ユニフレームの記念品としてパワーペグSUS300が2本、パワーペグSUS200が2本、各種ステッカーや森の着火材など入っていました。宣伝がてらカタログもw
記念祭のプログラム
当日配られた大子グリンヴィラ15周年記念祭のプログラムによると、午前中から始まっているクイズラリーと夕方から始まる本祭イベントがありました。
スケジュール | イベントと行動 |
---|---|
13:00 | センターハウスでチェックイン |
13:15 | ワークショップ@まなまき |
14:00 | 昼ご飯(中村焼き&生ビール) |
14:30 | クイズラリー&写真展 |
15:30 | おやつにクレープ@Sunny’s |
16:15 | ふれあいの湯 |
17:15 | ミニ縁日 |
17:30 | 15周年 大福まき祭 |
18:00 | 15周年 記念式典(大抽選会) |
19:20 | 全イベント終了&解散 |
本祭パート1のメインイベントである大福まき祭スタートまでに一通りのショップ巡りやワークショップを終えてしまおうと早速行動開始!
ガーランド&ジェルキャンドル作り
あらかじめキャンプ場スタッフの方に電話で伺った例年の人気度合いによると「キャンパーさん協力の店 まなまき」のガーランド作りが在庫切れを起こすらしい!
まずはフリーサイトにあるサテライトハウスに急いで移動。まだ参加できるか聞いてみると13時過ぎの段階ではガーランド作り、ジェルキャンドル作り共に参加可能でした…ホッと一安心。
両方あわせて40分ほどでワークショップ終了。ジェルキャンドルは固まるまで約30分かかるとのことで後ほどクイズラリーの途中で完成品を受け取りました。
Snow Peak Way Premium@ふもとっぱらのときカメヤマキャンドルハウスでゼリーキャンドルやフレグランスサシェ作りを体験したときとは雰囲気の異なる完成品がとても良い感じ!
様々な生地で作るガーランドは自宅にあるサイズアウトした衣類で作れそうかも。到着早々とても楽しい工作体験をさせていただき、子供達は大満足だったようです。
グリンヴィラ名物!中村焼き
ワークショップを終え少し遅めの昼ご飯。フリーサイトのグルメ村(いわゆる出店)には枝豆やところ天、わたあめなどが100円~200円と手頃な価格で販売されていました。
中村焼きとは 施設係りの中村君が作る焼きそばの事であり 何時しかグリンヴィラ名物「中村焼き」と名付けられました
特に珍しい具材が入るわけでは有りません キャンプ大会など良く販売している「焼きそば」です シンプルで何処か懐かしい味わいであります
出典:スタッフブログ
キャンプ大会など大子グリンヴィラで開催される各種イベントの名物料理といえば「中村焼き」ということで、センターハウスから移設された涼処グリンビアの生ビールでまずは乾杯!
確かに中村焼きは極めてシンプルな普通の焼きそばだけど過度に飾らない大子グリンヴィラらしさが存分に発揮されていました(^^)
難解すぎる!クイズラリー
綿引勝春写真展に開場10周年記念祭の模様が掲示されていましたが、5年前は梅雨の時期らしく雨だったようです。水分補給をこまめにしても大量の汗が噴き出るほどの猛暑ですが、土砂降りよりは幾分マシだったかも(^^;)
改めてタイムスケジュールを確認すると15時半までにクイズラリーの回答用紙を提出しなくては。場内各所にある問題を順不同で解いていくわけですが、いかんせん難易度が高すぎるw
普通の小学生だと全問正解は難しい気がしました。親のアドバイスかスマホでカンニングしないとほぼ無理!クイズは子供達の自主性に任せフリーサイトに戻るとちょうどミニ縁日の準備中でした。
クレープ屋と焚き火屋
ちょうどおやつの時間だったので、クレープショップSunny’sでバナナ生クリームとカスタード生クリームを注文。調理する現場をじっと眺めていると街中によくあるクレープ屋では考えられないほど大量の生クリームをイン!?
我が家の甘党女子2名の多大な協力をもってしても食べきれないほどクレープ2つでお腹いっぱい。ちなみにデザートとしての味は凄く美味しかったです。
次の作戦を練ろうとキャビンに向かう途中、火とアウトドアの専門店「iLbf(イルビフ)」のブースを拝見しましたが…店員さんらしき人が誰もいなかったので素通り(^^;)
無料開放!ふれあいの湯
大子グリンヴィラが誇る露天風呂付き天然温泉「ふれあいの湯」がこの日は特別に無料開放!当初16時から営業開始と発表されていましたが、当日15時スタートに変更されたようです。
16時過ぎに子供達を連れて3人で入りに行くと数人しかおらず快適そのもの。昼の露天風呂も気持ち良いですね。このあとお菓子の争奪戦で再び汗だくになるとはこのとき思いもよらずw
普段であればセンターハウスが閉館する21時で営業終了ですが、この日は夜のイベントもあるため22時まで延長されていました。予想通りではあるけど21時以降は大混雑だったらしい(^^;)
お菓子バラマキ!大福まき祭
お風呂から上がりミニ縁日で遊んでいるとあっという間に17時半。フリーサイトにあるサテライトハウス前を舞台に、本日1つ目のビッグイベント「大福まき」のスタート!
屋根に上ったスタッフの方々から福がたくさん撒かれる、子供達だけでなく大人も盛り上がる楽しいイベントです。現場はお菓子争奪戦の様相でしたがw
スノーピーク本社で参加した雪峰祭のとき、本社屋にあるストアの屋根から大量の駄菓子がばら撒かれたとき以来の福まき参戦でした(^^)
各自ビニール袋を持参し駄菓子をドンドン詰め込むと…あれ!?明らかに食べ物ではない日用品(タワシやスポンジ)がいつの間にか袋に入ってたw
雪峰祭の福まきとの決定的な違いはカラーボールがときどき投げ入れられること。番号が書いてあるボールと書いてないボールがあり、番号ありは後々使うレアアイテム!
残念ながら番号なしのボール1個しかゲットできませんでしたが、大量の駄菓子を袋に詰めた子供達はこの記事を書いている数日後になってもまだ食べ切れていませんorz
開場15周年記念式典
大福まきを終え急いでキャビンに戻りチェア4脚と焚き火テーブル、1時間以上かかるイベントを見越してお酒やつまみを大量に抱えフリーサイトへ逆戻り。こんなときこそ鹿ベンチが欲しくなる(^^;)
本日2つ目のビッグイベントは「開場15周年記念式典」です。サテライトハウスには食料品やDVD、キャンプ道具やぬいぐるみなど多彩な景品が並べられていました。
ユニフレーム製品の種類と数の多さは「このイベントはユニフレーム主催の感謝祭ではないか」と勘違いしそうになるほど。ファイアグリルやテーブル、チェアなどの協賛品が多数提供されたようです。
じゃんじゃん当たる!大抽選会
チェックイン時に人数分受け取った抽選券(番号が書かれたもの)と同じ番号が呼ばれたら受け取りに行くを繰り返す大抽選会。なかなか呼ばれずワクワクドキドキ。
地元の方のお囃子の演奏を聴いたり、大福まきで番号ありカラーボールをゲットした方の引き換えなどが行われたあと、再び大抽選会の続きがありトータル1時間20分ほどで全てのイベントが終了。
ユニフレーム製品は既に持っているものが多かったため焚き火テーブルを追加で貰えれば超ラッキー程度に考えていましたが、残念ながらカラーボールとの交換でしか見かけずじまいでした。
30組ほど入る広さのフリーサイトに当日15組程度しか入れなかったのは、イベント会場が難民キャンプ状態にならず本当に良かったと思います。総じてスペースに余裕があってリラックスしながらワイワイ楽しめました。
大抽選会でゲットしたもの
大抽選会の結果はチャムスの赤いキャンパーマグカップのみでした!キャンプで使うには重ねても大きすぎるしお金を出して買うほどではなかったので、いただいた以上は自宅や会社で使いたいと思います。
ユニフレーム製品を中心に数千円台のキャンプ道具連発のなか大漁というよりは不漁に近い少し残念な結果でしたが、子供達と抽選結果に一喜一憂するのがとても楽しい記念式典でした。
photo by スタッフブログ
大抽選会の終盤、ファイヤースターターやオイルランプなどを景品として提供していたiLbfに張られている「タトンカを譲ります」という発表があったとき、イベント会場はこの日一番の大盛り上がり。
現物を見損ねたのですが、ウイング形状で張られていたということは3TCだったのかな?使用済みの現物とはいえ新品で買えば2万円弱する火の粉に強いポリコットン幕。
テンマクデザインの焚き火タープTCレクタを持っているためタトンカを欲しいわけではなかったけど、翌日の撤収お手伝い後に引き渡しというアイディアはとても斬新でしたw
まとめ
大子グリンヴィラの開場15周年記念祭、参加費無料で楽しめるキャンプイベントは梅雨明け前とは思えないほどスッキリ晴れた暑い夏キャンプとなりました。
ユニフレーム好きには堪らない協賛品の数々が景品となっていた大抽選会、子供達が喜ぶ駄菓子がたくさん貰える大福まき祭、ガーランドやジェルキャンドル作りが楽しめるワークショップなど家族みんなで大いに盛り上がりました。
ホスピタリティと安定感は大子グリンヴィラを語る上で欠かせないアイデンティティーですが、きっと何年経っても色褪せないんでしょうね。支配人以下スタッフの方々、大変お世話になりました(^^)