キャンプ料理を充実させるなら「調理スキルやテクニックうんぬんより、まずは見た目と形からでしょ!」という根拠レスな理由でキッチングッズをリニューアルw
年に何度か訪れる無印良品週間はほとんどの商品が10%オフされるファン待望のバーゲン。ステンレスのボウルやザル、箸立てなど数回に分けて徐々に買い増し!
100均やホームセンターで買った調理器具を引退させることでモチベーションもアップ。雑貨屋で気になったエピキュリアンのカッティングボードとピザボードもあわせて導入してみました。
この記事の目次
キャンプの調理道具
はじめてのファミリーキャンプに出かけるにあたり、まず始めにキャンプ専用のキッチングッズから買い揃える人は相当レアかと思います。もしいたらぜひお会いしたい(^^;)
自宅で使っている包丁やまな板などを持っていけば十分事足りるし、むしろ普段から使い慣れている調理器具のほうが意外と効率的かもしれません。
テントや寝袋などキャンプ場で寝泊りするため最低限必要となるアイテムから優先的にお金がかかってしまい、調理器具への投資はどうしても後回しに。
忘れ物しやすい
- 自宅の調理器具をキャンプに持ち出す
- 寄せ集めの調理器具をキャンプ専用品にする
- こだわりの調理器具一式をキャンプ専用品にする
まず最初のステップ、普段使い用も持って行く段階。しっかりしたママさんがいれば忘れ物なんてしないんだろうけど…バタバタと準備すると何かしら忘れてしまいがちorz
あらかじめ作りたい料理が決まっていれば、おのずと必要なキッチングッズが決まるため持ち物チェックリストを作るのがおすすめ。ビクトリノックスのマルチツールを持っているだけでピンチのとき助かったと思ったことは意外とあります(^^)
サイズがバラバラで重ねにくい
毎度の荷詰め&荷解きも出撃頻度が高くなってくると若干面倒に感じます。安いもので良いからと自宅用とキャンプ用を分けて適当に買い増すとサイズ違いで重ねにくいorz
キャンプにおける道具の収納性は極めて重要なポイントかと思います。いくら使い勝手に優れた製品でも持ち運びが困難だと使い物になりません。
そんなときは同一ブランドで統一するとスタックしやすくなるはず!ついでに面白そうなキッチングッズがあれば買ってみよう!というのが今回の目的です。
エピキュリアンのまな板
エピキュリアン(epicurean)とは快楽主義者や美食家を指す英単語ですが、調理器具に詳しい方なら「まな板」をイメージするかもしれません。
調理スキルが全く無いにも関わらずキッチン雑貨が好きな自分は、ショッピングモールに行くと東急ハンズやLOFTだけでなく212 KITCHEN STOREやAfternoon Teaなどを頻繁に見てまわります。
ディズニー帰りに立ち寄ったイクスピアリのタイムレスコンフォートで運命的に出会ったのがエピキュリアンのカッティングボード。見た瞬間、何だかビビっと来たw
遠めで見るとコルクのような、でも叩いてみるとカチコチの薄いまな板。これまで使っていた1,000円以下で売っているようなプラスチック製(ポリエチレンやポリプロピレン)とは質感が全く違います。
天然木の繊維を合成した「セルロース繊維加工品」を素材として採用しているようで、耐久性に優れ包丁の刃に優しいらしい!最も使い勝手の良さそうなMサイズを買ってみました。
残念ながら自宅に食洗器がないためメリットを実感できませんが、耐熱温度も176℃と高くお湯でキレイに洗い流すこともできます。表面に細菌が侵入しにくいというのも惹かれたポイント(^^)
カッティングボード自体が極めて薄く軽いため片手でも持ち運びやすく、左手にエピキュリアン、右手に包丁を持ってお鍋に食材をサッと入れることができます。
シンプルかつスタイリッシュなデザインゆえ、切り分けた完成品をわざわざ別の皿に盛り替えずにそのまま食卓に並べても見た目的に大きな不満なし!
Amazonのレビューには調理しているときのカンカン高い音が気になるという意見が見受けられますが、個人的には気持ち良くて好きな響き。静かな木製のまな板を使っていた方には少し違和感があるかもしれませんね。
エピキュリアンのピザボード
カッティングボードを使い始めてしばらく経った春の日、ふとAmazonを物色しているとエピキュリアンのピザボードなるものが販売されているのを見つけました。
少しでも気になったものはとりあえず「ほしいものリスト」に突っ込んでおく習性があり、まとまった時間が取れたときにAmazonの価格監視ツール「Keepa」でじっくりチェック。
雑貨屋の店頭だと4,000円前後で市販されているピザボード小がマーケットプレイス新品で2,000円以下で売られているなんて…これは買うしかない、ポチるなら今でしょ!
ニュース等でも取り上げられたマケプレ詐欺には運良く遭遇せず、キチンとしたお店から新品のピザボードが届きました。パッと見たところカッティングボードに持ち手を付けた形状。
素材や特徴はほぼ同じですが、ピザボードこそ薄さと軽さが最大限に活きてくる気がします。木製のピザボードに比べ歪んだり割れにくかったりするようです。
熱いオーブンから出し入れするときくらいしか使い道がないと思い込んでいたのですが、実際には生地作りからトッピング、サービングまでサポートしてくれる汎用性の高いアイテムでした。
カッティングボードと同じようにまな板として使うこともできるし、チーズやオードブルをのせて食卓に並べることも!
小だとデリバリーピザのMサイズ(直径25cm前後)にちょうど合うサイズ。大だとLサイズ(直径30cm前後)でもかなり余裕があるほど大きくなります。キャンプで使うなら大ではなく小で十分かと。
ピザボードは生地の下に差し込みやすいよう縁が斜めにカットされていました。形状的に収納性が乏しく、キャンプのときはいつも荷物の隙間に押し込んでいるのが悩みの種。
エピキュリアン2製品を比較
カッティングボードとピザボードの大きさや形状を比較。まな板として使える部分を重ねてみると、それほどサイズに違いはありませんでした。
ピザボードのほうが正方形に近く、カッティングボードは一般的なまな板と同じ長方形です。キャンプ用として1枚だけ買うなら個人的にはカッティングボードかなと思います。自宅で使うならピザボードのほうが汎用的。
まな板やピザボードはある程度の厚さがあるものが主流かと思いますがエピキュリアンはかなり薄いため複数枚を重ねてS字フックに引っ掛けて干してもかさばりません。速乾性があり衛生的でもあります。
無印良品のキッチングッズ
シンプルで飽きの来ないデザインが大好きな無印良品。数カ月おきに開催されるセール期間「無印良品週間」はお得にまとめ買いするチャンス!
前々から欲しかったステンレス製のボウルやザル、バットなど使用頻度の高い調理器具を数回に分けて徐々に買い増してみました。
柳宗理か無印良品か
せっかく調理器具を買い替えるなら使いやすくてデザインに優れた、所有感を満たしてくれるボウルやザルが欲しい。キャンプで使うなら重ねてコンパクトになることも必要不可欠。
キッチン雑貨を取り扱う店舗(主に百貨店)を巡っていたとき最初に候補に挙がったのは柳宗理のステンレスボールやパンチングストレーナーでした。
これまで1,000円以下の調理器具で大きな不満がなかった自分としては贈答品として貰う以外、なかなか手を出そうとは思わない高嶺の花ですが…似たようなものはないかと調べると無印良品もなかなか良さそう!
調理自体は丸投げ状態なので使い勝手は正直よくわかりませんが、一応10年ほど一人暮らしをしていた頃の記憶を頼りに思い返すと柳宗理のボウルは形状が少し独特な気が。
手に取った感じとしては無印良品のほうがスタンダードな形状という印象があります。光沢を抑えたつや消し仕上げのカッコ良さは柳宗理のほうが工業製品としても好き。そのうち自宅用として欲しくなるかもw
というわけで無印良品のステンレスボウル、ステンレスメッシュザル、ステンレス手付きザルを買い揃えました。ボールとザルはサイズ違いでLとMを買いました。
ステンレス箸立て
無印良品のステンレス箸立て。丈夫で錆びにくく大小2サイズあります。家族4人分の箸を立てるだけなら小、スプーンやフォークを立てるなら大を選ぶことになるかと思います。
キャンプのときはスプーンとフォークとナイフが1本になったライトマイファイヤーのスポーク8本と箸4膳を組み合わせて使っているため、スッポリ収まる大サイズにしました。
テーブルの上に置いてカトラリーを立てておくだけでなく、メッシュが水切りに適しているため洗い物カゴにフックで引っ掛けて炊事場に行くときの箸立てとしても大活躍!
下から順番にボウル大、ザル大、ボウル中、手付きザル、箸立てを重ねてみると以前と比べ格段に収納性がアップしました。箸立てはさておき、無印良品のキッチングッズで複数枚をスタックする作戦については一旦終了。
荷物をコンパクトに収めるコツの1つに「同じブランドの同じシリーズのアイテムで揃えることで重ねて持ち運ぶことができる」というものがあるそうですが、実際に試してみると確かにその通りだなと感じました。
ステンレスバット&メッシュトレー
利用頻度の高いボウルやザルだけでなく、調理しているとき一時的に食材を入れておくバットも無印良品のステンレス製に置き換え。
バットは大小2種類のサイズがありそれぞれ1枚ずつ、水切りや油切りに役立つメッシュトレーは大サイズにあわせて購入しました。
バットこそ汎用品で良いのでは…と思っていたのですが、ザルやボウルと重ねたりするとき邪魔にならないサイズを色々と計算すると同一ブランドがベストだったという結論(^^;)
無印良品のシールがイマイチ
無印良品のステンレスボウルやバットに貼ってあるシールはとにかくイマイチすぎる。爪で慎重に剥がそうとしても糊が残ってしまいキレイに剥がせません。
お湯を流しながらスポンジでゴシゴシしても状況が改善せず、市販のシールはがしを試してみるとスプレーをかけてヘラを差し込むだけで簡単に糊ごと剥がせました!
化学薬品をかけるとステンレスの表面に何かしら影響あるのではと心配になりましたが、洗い流して確認すると傷みなど見当たらず全く問題ありませんでした(^^)
ワイヤーバスケットと相性抜群!
無印良品のボウルやザルはワイヤーバスケットと相性抜群!様々な調理器具を入れて持ち運ぶことができ、薄いカッティングボードもサイズ感がピッタリでした。
バット大とメッシュトレー大を一番下に置き、その上に重ねたボウルやザル、脇にバット小を置いて隙間にダスターや台ふきんを詰めると、上にワイヤーバスケットを2段重ねできるほどコンパクトに収納できます(^^)
購入前からわかっていたことではありますが、残念なのはエピキュリアンのピザボード。小サイズにも関わらず大きすぎてワイヤーバスケットにはとても収まりませんでしたorz
食器や調理器具を入れて炊事場で洗い物するときは、ステンレス箸立てを外側に引っかけてカトラリーを入れれば網の目から落ちる心配もなし!
無印良品のワイヤーバスケットはスノーピークのシェルフコンテナと相性がとても良く、仕切りカゴとして超絶ドンピシャで収まるらしい…
我が家は(主に財政的な問題と流通量の問題で)まだ使っていませんが、セール時の店頭在庫が安定してくれば荷物整理に使ってみたい組み合わせかも(^^;)
まとめ
無印良品のステンレス製ボウルやザル、エピキュリアンのカッティングボードを取り入れることでキャンプのキッチンツールが1段グレードアップしたような!?
この手の商品は自己満足(=所有感を満たせる)だけで、劇的に料理の味が変わるわけでもなくコスパはイマイチというネガティブな噂もw
とりあえず自宅で普段使っている調理器具よりデザイン・使い勝手ともに断然良くなりました。無印良品に限らずニトリやIKEAなどお得に揃えることができるお店はたくさんありそうですね!