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年2回開催されているスノーピークのお祭りイベント「雪峰祭(せっぽうさい)」に参加すべく、スノーピーク本社キャンプ場@新潟に行ってきました。
子供と一緒に参加できる多種多彩なイベントに加え会場には豊富な飲食ブースが用意されており、寝床さえ確保すればキャンプ道具はほとんど不要と思えるほど!
普段のファミリーキャンプとは趣の異なる一風変わったアウトドアの楽しみ方を存分に体感できた充実の2日間でした(^^)
この記事の目次
落胆からの雪峰祭当選!
2016年秋の雪峰祭から遡ること約2週間前、10月7日(金)午前10時。翌日土曜に予定されていた運動会が雨予報のため延期となることが発表され、完全に意気消沈。
運良く取れた「暖炉サイト」を断念…もう二度とハロウィンど真ん中の連休に取れる気がしないんですけどorz
ショックのあまり幽体離脱しかけた同日15時、スマホに一通のメールが届きました。送り主は株式会社スノーピーク、件名は雪峰祭@本社キャンプ場の当選連絡!?
この度は【雪峰祭2016-秋- SnowPeak Headquarters CampField宿泊予約】にご応募いただきまして誠にありがとうございます。
皆さまからたくさんのご応募をいただき、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。
【雪峰祭2016-秋- SnowPeak Headquarters Campfield宿泊予約】は、たくさんのお客さまからご応募いただき、募集組数を超えるご応募をいただきました。
厳正なる抽選を行わさせていただきました結果、xxxxxx様におかれましては【当選】となりました。
ビギナーズラックが通じたのか初応募で当選!半分魂が抜けかかっていたものの、思いがけぬ雪峰祭の当選連絡によりすっかり気分も復活。
成田ゆめ牧場のハロウィンキャンプが最終週(10月29~30日)に開催されることとなり、ちょうど雪峰祭の週末はキャンプ予定が入っておらず超ラッキーでした(^^)
いざSnowPeak本社へ!
2016年ゴールデンウィークに訪れたときの記憶を頼りに、いつも通り朝9時受付開始だろうと磐越道経由で8時15分に到着すると20人くらいしか外に並んでいない…すごく嫌な予感。
改めて開催案内のメールを読み返してみると雪峰祭当日の受付開始は朝8時!思いのほか行列が短いのは、既に受付を済ませ設営を始めているキャンパーがたくさんいるからでした(^^)
スノーピーク本社キャンプ場のフリーサイトは先着順。好きな場所を選んで道路脇にクルマを停め荷物を運んで設営していくスタイルです。
好立地の平坦なサイトは金曜午前までには抑えられていたらしく、本気を出す方は前日9時もしくは前々日入りしているのかも…さすがは教徒の巡礼地w
ざっと場内を見渡しAサイトの斜面中腹、クルマから50mほど離れた見通しの良い場所に決定。先日タイムアタックしたとき11分で設営できたリビシェルをサクッと立ち上げ、キッチンやダイニングの準備含めトータル25分ほどで準備完了(^^)
たねほおずきゲット!
全国各地のスノーピークストアでも開催されていた雪峰祭のポイントカードナンバーズ。下2桁の数字が一致すると景品が貰えるイベントです。
9時20分頃に雪峰祭の受付を済ませ団扇を貰ったら、ストアのレジ横に掲示されていた番号と自分のポイントカードを見比べるとビックリ!
運良く1等に当選し「ソリッドステートランタン たねほおずき ホワイト」をゲットしました。磁石でくっつくのが面白いけど、これ砂場に落としたら砂鉄が付いて大変そうw
スノーピークの小物類はシェラカップとパイルドライバーくらいしか持っていなかったけど、タダで貰えるなら嬉しい。たねほおずき代でサイト料金の元が取れました(^^)
雪峰祭のイベント&飲食ブース
2016年秋の雪峰祭@スノーピーク本社はイベント盛りだくさん!昼の部は土日共にほぼ共通の内容となっており、子供達も楽しめる飾りうちわ作りや六角凧作りなどワークショップも豊富。
普段の見学ツアーでは間近で見ることのできない焚火台を作る工場まで下りて案内してもらえたり、デスクワークするフロアがB級品の抽選販売の投票所になっていたり。本社見学ツアーの経験者でも十分楽しめるかと思います。
楽しいイベントてんこ盛り
久保田の銘柄で有名な朝日酒造協賛の日本酒利き当て大会。大吟醸や純米酒など4つの日本酒を順番に飲んだ後、どの種類かを当てるクイズです。
正解すると朝日山のお猪口が貰える4択でお土産をゲット!フルーティな香りの大吟醸など特徴を覚えて消去法で選ぶと簡単かなと思います。短時間にお猪口5杯も一気に飲むと若干酔っぱらいw
本社屋とEサイトの間には木でできた大きな積木のようなものが置いてありました。子供達が自由に重ねたり乗ったりして遊べるため終始大賑わい!
積木のそばで「スノーピークの積木だからとても丈夫、簡単には壊れないよ!」とスタッフの方が案内されていました。子供達にもせっせと「スノーピーク品質」の布教活動w
B級品の抽選販売は「今すぐに購入してでも欲しい」ものが特段見当たらず、家族4人分のチケットを全て17番のジカロテーブルに入れたものの外れ。
ジカロテーブルを実際に使っている方に収納時の大きさや自立しないことを見せていただくと、コスパだけでなく使い勝手の面でコールマンのファイアープレーステーブルのほうが断然マシな気がしました。
豪華賞品が当たる運試しは2ルームシェルター「ランドロック」が景品。宝くじより当選確率が高いらしいものの数千本に1本だけ入っている当たりくじが当たるわけもなく。
中庭では雪峰祭の紙風船作りと紙風船で遊べる場所が用意されていました。その他、本社内には凧作り体験や団扇のデコレーション、休憩スペース(ソフトドリンクあり)など飽きさせない工夫が盛りだくさん(^^)
多彩な飲食ブース
スノーピークの大型タープが多数設営されたイベント会場には飲食の出店が複数ありました。鮭おにぎりやきな粉餅の無料配布もあり、滞在中の食事には全く困りません。
お酒のお供としてシシャモや牡蠣などの焼き物、おやつにピッタリな鯛車焼、小腹が空いたら燕三条の背油ラーメン、ピザやスペアリブなどバリエーションも豊富!
アルパカストーブ+おでん鍋
雪峰祭には出店が多数あるため夜ご飯が足りなくなっても飲食には困らないだろうと予想し、簡単に作れる鍋料理で身も心も温まる作戦。
先日入手したユニフレームのおでん鍋に大根や卵、ジャガイモなど投入し石油ストーブの天板の上に乗せて調理します。おでん鍋はデビュー戦、アルパカは今季初使用です。
ストーブの熱量がちょうど良い火加減になっており、蓋をして1時間ほど煮込んだら味の染み込んだおでんの完成!やはり底の浅い鍋のほうが奥深くから食べたいものを掘り起こす必要がなく、鍋を囲んで食べやすかったと思います(^^)
SnowPeak雪峰祭 夜の部
夕飯を食べ終えマッタリしていると場内にアナウンスがあり、雪峰祭の夜の部が19時にスタート!夜の部のメインイベントは、社屋内や中庭などが幻想的な空間に変身する「光の演出 雪峰灯」です。
昼の部で開放されていた本社内が16時に一旦入場不可となり、大量のLEDやほおずき、ロウソクの灯りや鯛車によってドレスアップされていました(^^)
雪峰祭は宿泊者以外の来場者も多数いるため、引き続き出店は21時までオープンしており飲食可能。昼間ほどの賑わいはないものの落ち着いた雰囲気が夜のキャンプ場らしくステキです。
夜の部ではイベント会場の通路に沿って自由に談笑できる焚火台&チェアが多数用意されており、スタッフの方を交えての焚き火トークが各所でできるようになっていました。この日は風も穏やかで焚き火がとっても快適!
しばし焚き火を囲んで談笑したら20時半過ぎとなり、サイトに戻って軽く夕飯の片付け。前泊していた方の話によると前夜はかなり冷え込んだようですが、土曜夜はダウンジャケットが必要なほど寒くはなく南関東の10月上旬と変わらない気温でした(^^)
常磐道・磐越道経由で数百キロ走って本社キャンプ場まで来るのに少し疲れていたということもあり、いつもより早めの22時前にスヤスヤと就寝zzz
念のため寝る前に翌日の天気予報を確認すると、午前中に軽く雨が降るらしくまたしても雨中撤収となる不安がよぎります。2016年秋の週末は好天に恵まれないことが多すぎるorz
SnowPeak雪峰祭 2日目
前夜に目覚ましをセットし忘れてしまい目覚めると6時半過ぎ。雨が降ってくる前に片付け終えてしまおうと撤収作業を開始し、リビシェルやテーブルなど全ての荷物をクルマに積み終わったのが7時50分!
日曜日もイベント開始は朝9時のため受付横の広い駐車場にクルマを移動し場内を散策してみると、さすが公式イベントだけあって95%以上のキャンパーがスノーピークのテントやタープを使用しています。
もちろんスノーピーク以外のカマボコテントやアスガルド、パビリオンを使っているキャンパーの方もいらっしゃいました(^^)
スノーピーク本社キャンプ場には人工的な遊具が一切設置されておらず、縄跳びやキャッチボールなどで遊ぶ家族連れをたくさん見かけます。
前日にほとんどのイベントを経験してしまい日曜日は若干手持無沙汰。EサイトとFサイトの間にある急斜面で朝からソリ滑りするも途中で滑落し夜露でびしょ濡れw
雨が降り出す前に帰ろうと10時前には本社キャンプ場を後にしました。三条市内をインターに向かって走行中にポツポツと小雨が降り始め、20分もしないうちに結構な大粒に。
途中で何回か休憩しながら15時半過ぎに帰宅。朝早くに撤収しリビシェルが夜露で濡れたままとなっていたため、帰宅後に干して乾かしました。
日曜10時頃までにサイトの片付けが済んでいなかった方は雨中撤収となってしまったかもしれませんね…とはいえ本社キャンプ場には伝家の宝刀「乾燥サービス」があります!
こんな状況だと(ケチな我が家でも)重い荷物をゴミ袋に入れて持ち帰るよりもキレイに折りたたんで自宅まで配送してくれる乾燥サービスをお願いしたくなるかも(^^)
まとめ
新潟県三条市にあるスノーピーク本社キャンプ場で開催された雪峰祭2016秋に参加してみました。餅つきや福まきなど他にもイベント盛りだくさんでした!
油断したのは寒さではなくブヨ(ブユ)。10月後半の新潟の寒さであれば虫なんて全くいないだろうと何一つ対策を取らずにいたら家族全員が猛アタックの犠牲者に…自分+子供2人が顔面をやられましたorz
今回はキャンピングカー「セレンゲティ」をレンタルして車中泊を体験するアニバーサリーキャンプでした!移動&宿泊の様子は上記リンク先にまとめてみました。
同時オープンの新サイト概要
雪峰祭2016秋と同タイミングから新たな3エリアがオープンしており、受付するとき「従来のフリーサイトにされますか?新設のフリーサイトにされますか?」と聞かれました。新設フリーサイトはイベント会場から少し遠いとのこと。
サイトの状況を確かめに行ってみると、本社建屋に向かって坂道を登っていく途中の右側にある動物のオブジェ周辺にAC電源付きが10区画、その横と下段にフリーサイト(Gサイト・Hサイト)ができていました。
スノーピーク本社キャンプ場は自然の地形を活かした広大な丘陵サイトであり、全体的に平らな場所は少ないと思います。新設されたAC電源サイト、Hサイトともに緩やかな傾斜がありました。2017年1月、以下のキャンプ場レポに新設サイトを反映しました!