スノーピークのシェルター「ランドブリーズ リビングシェル・シールド」をデイキャンプ@NSP(野田市スポーツ公園)で初張りしました!
リビングシェルシリーズは設営がとても簡単なのでキャンプ初心者にオススメですよ、とセールストークされて以来ずっと気になっていた商品。実際に初めて設営してみると売り文句に「嘘偽り一切なしのホンモノ」でした。
2016年のモデルチェンジ&大幅値上がりする前にスポーツオーソリティのセールで購入しておいたランドブリーズリビングシェル(旧モデル)、しばらく箱に入れたまま熟成させていたものを開封&試し張りしてみました。
この記事の目次
憧れのリビングシェル
ランドブリーズ・リビングシェル・シールド(以下、リビシェル)はスノーピークの定番スクリーンタープ。スノーピークウェイに参加したユーザーの声で生まれ、進化したシェルターとのことです。
スノーピークのリビングシェルは、フィールドのシェルターの代表と言っても過言ではありません。2000年に登場して以来、多くのキャンパーから圧倒的な支持を受けています。
背骨でもあるリッジポールにAフレームを左右にセット、本体の前後にCフレームを加えて自立します。シンプルなフレーム構造ながらしなりと剛性を持ち、様々な気象条件からキャンプサイトのリビングを守ります。
前後の大型ドアパネルとサイドウォールにはメッシュパネルも備え、1日の気象・温度変化にも対応します。前後の大型パネルは跳ね上げも可能で、広いリビングをレイアウトすることができます。
オプションも豊富にご用意しております。自分好みのリビング空間を演出してください。スノーピーク「ランドブリーズリビングシェルシールド」
2016年からモデルチェンジし「ランドブリーズ・リビングシェル」から「リビングシェル」に商品名称が変わり、ドーム型テントとのドッキングが容易になりました。
上の写真は上位モデル、リビングシェルロングpro(以下、リビシェルロング)。新型リビシェルはリビシェルロングで先行導入されていた「テントとの連結構造」が活かされているようです。
リビシェル新旧モデル比較
モデルチェンジ前のリビシェルは「リビングシェルトンネル」というオプションパーツを購入してアメニティドームのようなドーム型テントと連結させていましたが、新モデルでは直接ドッキングすることが出来るようになっています。
リビシェルの新旧モデルを比較するため、取扱説明書に記載されている内容を比べてみました。下の写真の左が旧モデル、右が新モデルです。
取説の冒頭で「リビングシェル出入り口」として紹介されている前後が変わっています。旧モデルは7:3に分割できる側が前面扱いでしたが、新モデルは分割できない側が前面扱いです。
しかも新モデルは7:3分割ではなく5:5に分割されるようになっており、かつ背面でドーム型テントとドッキングすることを想定している、というモデルチェンジ内容。
ドーム型テントとセットで使う機会が多いなら新型のほうがトータルの設営時間も容易ですしスノーピークストアでもオススメされるでしょうが、そこまでメリットを感じないという方も多いのではないかと思います。
旧型リビシェルに決定!
シェルター単独もしくはヘキサタープとの組み合わせで使おうとしている(=テントと連結しない)のであれば、旧モデルでも新モデルでも機能面に大差はありません。
我が家の場合だと2ルームシェルター「トルテュpro」をメインに使っているので、ドーム型テントとの連結をする機会は(当分は)無さそう。
新モデルは約2万円の値上がりとなり、価格面を踏まえて比較検討すると旧モデルのほうがトータルでは優れているのではと感じてしまいました。ゆえに新モデルに切り替わる前のスポーツオーソリティ15%オフセールで(半分見切り発車で)購入してありました。
リビシェル初張り!
野田市スポーツ公園でのデイキャンプにてリビシェルを試し張りしました。初めてのNSPゆえに週末の混雑具合が予測できず、外箱を開ける暇もなく急いで出撃!
テーブルやイス、コットなどをクルマから下ろして青空ダイニングを展開したあと、子供たちを遊具に向かわせ広々としたスペースを確保したものの、現地で開封すると空箱が邪魔で仕方がない。次からは新品でも外箱は自宅に置いてこようと一人で反省。
最近使っているトルテュやエルフィールドヘキサが落ち着いた濃いグレーをベース色としていたため、ファミリーキャンプを始めたときアメニティドームやHDタープヘキサを購入して以来、久しぶりのエンジ色。
この色合い&デザインを見ると初キャンプ時のワクワク・ドキドキを思い出しました。あの頃の自分はまだ白髪も少なくて見た目も随分と若かったなぁ・・・涙
リビシェル設営開始
アフターサービスへ修理にでも出さない限り、もう二度とこのような状態で畳むことは出来ないため貴重な写真としてパシャリ。先日のトルテュで実感しましたが、とにかくスノーピークのサービスレベルは凄いです(^^)
設営するためにフライシートを広げていくと、トルテュproのようなプロ幕とは異なり手触りで幕体の薄さがよくわかります。そういえばアメニティドームもこんなに薄かったっけかなぁと、まるで子供の小さい頃を懐かしむようにしみじみ。
リビシェルのフレーム一式を並べてみるとトルテュより明らかに本数が少ない!左からCフレーム、アップライトポール、リッジポール、Aフレームです。
フレームを手にとって確認してみると個人的にとても気になることが・・・このリッジポール、1本のフレームにしては長すぎではなかろうか、と。
明らかにトルテュより長くて、これではリッジポールに負荷がかかって折れ曲がってしまわないか心配になるほどです。かつてトルテュのリッジポールが激しく折れ曲がった記憶が蘇ります。
幕体をざっと広げて適当にフレームを置いて位置関係を確認。そういえばリビシェルは未開封だったこともあって説明書を読んでおらず、詳しい設営手順がよくわかりません。設営講習会を調べて事前に行っておくべきでした。
とはいってもフレームの本数が少なくリビシェルの特徴ともいえるAフレームの向きさえキチンと確認できれば、スノーピーク共通の設営手順できっと行けるだろうと適当に作業を進めます。
リビシェルの設営が簡単だと言われる所以は、おそらくAフレームを半分だけ繋げた状態で一人でも自立させられるためだと思います。途中の写真を撮り忘れてしまったのですが、途中で一段落つけるのは設営するとき役立つなと感じました。
リビシェル自立!
適当にフレームを繋いでセンターリングを通して立ち上げ!何というかスーパーウルトラミラクル超絶簡単、過去の苦労を思い出して涙が出てきそうになるほど(^^)
冷静になってなぜ簡単に立ち上がるのかを考えてみると、Aフレームをフライシートのスリーブに通さない構造になっているのが効いているよう。スリーブに通さずフレームが剥き出しになることで、Aフレームを半分だけ繋いだ状態でも自立できるのだと思います。
あとはCフレームをスリーブに通してリングピンに挿せばフレームはほぼ完成。ムンクの叫びのような見た目ですが、ここまで設営開始から約8分。初めての設営かつ写真を撮りながらにしては上出来なスピードで進んでいます。
今回は日差しが強くなかったため、オプション品のシールドルーフはセットしませんでした。トルテュの設営手順を思い返してみると、この時点もしくはもう少し前の段階でシールドルーフを天井にセットしておくと比較的簡単だったイメージがあります。
フレームの交点にベルクロ付テープを巻いて、各フレームにプラスチックフックを掛け、裾部のリングピンについているペグダウン用テープとペグダウン用ゴムループにエリステを通してペグダウンすればほぼ完成です。
設営開始からここまで何と13分40秒!トルテュやアメニティドームで過去数十回の設営経験があるとはいえ、初めての幕体にしては驚異的な設営時間の短さでした。
ちなみにいつもの悪癖で今回も張り綱は一切していません。もし張り綱を全部した場合でも(写真を撮らない次回なら)15分前後で設営完了できそうな気がします(^^)
リビングシェルの感想
スノーピークの人気シェルター「リビングシェル」を初張りしてみて感じたこと、大きく分けて3点あります。
- 設営簡単すぎ!
- 室内が暗くない!
- 必要十分な付属品!
1.設営簡単すぎ!
リビシェルの設営は思わず失笑してしまうほど簡単です。リビシェルが簡単すぎるのか、比較対象のトルテュが面倒すぎるのか・・・苦笑。
そもそも「2ルームシェルター」と「シェルター」では面積が異なるのと、ノーマル幕とプロ幕の違いにより「幕体の重量」に雲泥の差があります。
幕体の差異はそのままポールの本数や太さ、フレーム構造に関係してきます。リビシェルのような比較的軽くて小さい幕体だとポールにかかる負荷が小さく済むため、全体的な簡略化&軽量化に繋がっています。
幕体サイズが異なるということはペグを打つ本数も少なくなります。スカートにはペグを打たないとしても、張り綱分まで含めるとペグダウンする数には差があります。
設営が簡単ということは撤収も容易。キッチリ測定したわけではないのですが、トルテュに比べ半分程度の時間で片付けられた気がします。
Aフレーム立ち上げ
トルテュ設営時の難関ポイントがAフレームの立ち上げ。特に新品のうちは幕体自体も固くて各ポールも真っ直ぐな状態のため、とにかく難しいの一言。
普段からテントを一人で設営している自分としては、今のスキルを持ってしてもトルテュ新品だと応援を呼ばないと設営を諦めたくなるレベル。とにかく難易度が高いです。
リビシェルのAフレームは、新品にも関わらず一人でも余裕で立ち上がります。リビシェルに感動・感涙、そしてトルテュのフレーム構造に対して憎悪w
トルテュのAフレーム立ち上げが高難易度であることは所有者の体験談などから既知の事実なのですが、個人的にはセンターフレームも固くて手強いと感じています。
トルテュのAフレームがやっとの思いで立ち上がったのに、次のセンターフレームもまたまた苦戦、やっとリングピンにセンターフレームが入った!と思ったら自分の指挟まってるし・・・とかなると、もう途中で絶望感に満ち溢れた状態となります。
アメニティドームと比較
ほぼ比較対象であるトルテュの愚痴だらけになってしまいましたが、我が家が使っていたドーム型テント「アメニティドーム」と設営手順を比べてみました。
個人的な感想としては経験の違いもあるからかもしれませんが、リビシェルのほうが短時間かつ簡単に設営できると思います。感覚的にアメド20分ならリビシェル15分といったところ。
アメニティドームの大まかな設営手順は、まず最初にインナーテントに3本のフレームを差し込んで立ち上げ、フライシートを被せて前室フレームを差し込みペグダウンという流れ。
一人でフライシートを被せたりベルクロテープでフレームに巻きつける作業が面倒だと感じることが多いです。ベルクロテープの巻きつけをするときフライシートとインナーテントの隙間に入って作業しなくてはならないのが夏場は特に面倒。
リビシェルはフライシートの外側にポールが通るため、アメニティドーム設営時の不満だった点が解消されています。
ただアメニティドームは(インナーテント自体で自立しているため)テントの外側からペグダウンすることが多いのですが、リビシェルやトルテュは内側からペグダウン。
ビルディングテープを外すと外側に張力が働くためシェルターの内側からペグダウンするのですが、夏場の設営は汗だく必死です。あの暑さを回避するためならビルディングテープを外さずに外側からペグダウンするという手もありかと思います。
2.室内が暗くない!
プロ幕であるトルテュは室内が暗い。さらに追加でシールドルーフを張ろうものなら真っ暗!もはや真夏の昼以外は全て暗い、と言っても過言ではないほど。
シールド効果が遮光性に優れているという証明でもありますが「朝起きたらまだ真っ暗だからと二度寝したら、次起きたときには9時過ぎてました」なんてことも。春や秋の朝はランタンでテント内を照らさないと手元や足元がよく見えません。
その点リビシェルはノーマル幕なので光をある程度通してくれるため眩しすぎず暗すぎず。もし真夏の太陽が照りつける場合はシールドルーフを張れば安心です。
3.必要十分な付属品!
リビシェルの付属品はフライシート、フレーム、ロープ、ペグに加えアップライトポールのみ。これが我が家にとっては過不足ない必要十分な付属品でした。
スクリーンタープであるリビシェルにはインナールームが付属せずオプション品扱いとなっていて、必要な人だけ買えば済むようになっています。
オプション品もインナールームやシールドルーフだけでなく、グランドシートやインナーテントなど豊富に揃っていて、その最高峰はスノーピークのポイントと交換できるポイントギフト「リビングシェル レッドフレーム」ではないかと思います。100万円弱くらい上納すれば貰えるのかな!?
まとめ
スノーピークの大人気シェルター「リビングシェル」の旧型を初張りしてみました。噂に違わぬ設営の容易さ、ただただ驚くのみです。
写真を撮りながら初めてリビシェルを設営して、実測13分40秒という驚異的な短時間で終了。張り綱をしなかったとはいえ、15分以内で完成できたというのはセールストークで初心者向きというのは正しい説明のように感じます。
気になる室内空間の居住性ですが、家族4人で過ごすなら十分すぎるほど。前面と背面はフルメッシュになるし、側面もたくさんメッシュ構造が取り入れられており春夏秋の3シーズンに対応できそうな予感です(^^)
追記1:リビシェルのスペース拡張
リビングシェルのようなシェルター(スクリーンタープ)単独では居住空間としては少し手狭。テント代わりとしてコット寝するにあたりヘキサタープと連結して快適なスペースを作ってみました。
追記2:リビシェル設営タイムアタック
リビングシェルの設営に慣れてきたタイミングで設営時間の計測を行いました。初張り時の13分40秒を上回る11分で設営完了、シールドルーフを含めた撤収も11分50秒と簡単でした。