キャンピングカー「セレンゲティ」で行く車中泊キャンプ体験レポ

キャンピングカーで車中泊体験@磐梯山

 結婚10周年記念イベントとして「キャンピングカーに車中泊するファミリーキャンプ」に出かける計画を立案&実践してみました。

 食事もプレゼントも普通すぎてイマイチだし、何か家族で面白そうなことでもしようかと思いついたのがスウィート10キャンピングカー!←ただしレンタルw

 人生初のキャンピングカー&車中泊は本当にわからないことだらけ。悲劇や不運に見舞われた2泊3日の新潟遠征は、いつも通りグデグデな珍道中でした(^^)

結婚10周年イベント

結婚10周年のホールケーキ

 これまでの結婚記念日は家族みんなで食事に出かけたり自宅で簡単なお祝いパーティーをするなど、極々普通な年1回のお祝いイベントでした。

 とはいえ今年は記念すべき結婚10周年。特別な日となることは事前に予想できたため、2年ほど前からコツコツと積み立てをしてました(こっそり内緒で)。

毎月5000円程度の貯金なら会社の飲み会を月1回参加しなければ捻出できる金額。誘いを断ることに慣れてしまえば大した負担にもならず楽チンでした。

キャンピングカーをレンタルするという選択肢

 10周年の結婚記念日が近づき準備金は順調に貯まってきたものの、高級フレンチやイタリアンを食べに行くのも何か味気ない。

 そういえば子供達がキャンピングカーを見かけるたびに興味を持っていたことを思い出しました。テントやタープを張ってファミリーキャンプすることの多い我が家ならではの記念日イベントにピッタリかも!?

 夏休みの北海道キャンプ旅から帰ってきた8月末頃から本格的に調べ始め、片道1時間程度の場所にキャンピングカーを体験できる場所があることを知りました。

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RVランド@イオンモールつくば

イオンモールつくばのWILD-1とRVランド

 茨城県と福島県のほぼ県境にある大子グリンヴィラから千葉県に帰る途中でイオンモールつくばに立ち寄ったとき、ペニーレインやWILD-1の並びに「キャンピングカー屋」らしきものがあるのは漠然と認識していました。

 また関東近辺のハロウィンキャンプを調べていたとき、10月中旬にファミリー向け大規模キャンプ場「成田ゆめ牧場」を貸切で使うキャンピングカーの団体がいることを知りました。

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 それらが全て、今回キャンピングカーを借りる「RVランド」です。キャンプの世間は狭いというか、奇妙な巡り合わせに驚いている次第(^^)

キャンプの日程と滞在候補地

スノーピーク本社の看板

 10月後半の日程や候補地を検討しているときスノーピークの大型イベント「雪峰祭2016秋」に運良く当選し、新潟県三条市にあるスノーピーク本社キャンプ場に行くことが決まりました。

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 キャンピングカーで雪峰祭なんて10周年記念キャンプにピッタリかも!すぐさまRVランドのホームページで空きがあることを確認のうえ仮予約しました。送られてきたメールに従い半額を入金し本予約も完了。

 キャンピングカーで出掛ける旨を子供達に伝えると大喜び。それから毎日小学校や幼稚園から帰ってくると「あと何回寝たらキャンピングカーでお出かけかな~」と指折り数えて楽しみにしていたようです。

レンタルする車種の選択

セレンゲティのパンフレット

 いかんせん人生初のキャンピングカー体験。様々な車種があるものの、何をどう選べばよいのか全く検討もつきません。とりあえず市販のバンを改造したものと、トラックのようなカムロードをベースに改造したものがあるらしい。

RVランドのレンタカー(キャブコン)はカムロードベースのコルドバンクスとコルドリーブス、ハイエースベースのセレンゲティがラインナップされています。

 カムロードは見た目的にトラックっぽくて何となく乗り心地がゴツゴツしてそう。市販車のハイエースなら運転手含め多少なりとも乗りやすいだろうと予想し、ファンルーチェ社の「セレンゲティ」を選択しました。

RVランドのレンタル料金表

 レンタカーの料金は1日あたり2万円前後。RVランドには+5000円で前日17時に借りることができるオプションサービスがあります。

 金曜日を午後半休し子供が帰宅次第出発すれば17時過ぎにはイオンモールつくばに着くはずと見込んで、今回は金曜~日曜の2泊3日でレンタルすることにしました。

自宅前までキャンピングカーを運んでくれるお店もあるそうです。追加料金が高額だったため今回は見送りましたが、状況によっては選択肢としてありかもしれませんね。

車中泊する3日間

キャブコンとバンコン

 大まかなプランとしては、金曜17時にキャンピングカーを受け取り荷物を載せかえ、常磐道・磐越道を経由し会津若松の「大江戸温泉物語あいづ」でお風呂に入りリフレッシュ。

 車中泊する場所は途中にある道の駅かサービスエリアか決めていないものの、体力次第ではキャンプ場の近くまで行ってしまい朝早くから並びたい。

 スノーピーク本社で雪峰祭2016秋を堪能したら北陸道・関越道を経由し日曜19時までにイオンモールつくばでキャンピングカーを返却する、という計画です。

初キャンピングカーの行程

13:30 午後半休し帰宅
15:20 幼稚園から帰宅
15:25 小学校から帰宅
15:45 荷詰めを終え自宅を出発
16:45 イオンモールつくばに到着
17:45 荷物を載せ替え出発
20:00 いわき磐梯温泉に到着
20:30 スーパー銭湯に到着
21:55 阿武隈高原SAに到着
23:20 磐梯山SAに到着
5:50 磐梯山SAを出発
8:15 スノーピーク本社に到着
21:45 おやすみなさい
6:40 おそようございます
7:50 サクッと撤収完了
9:45 キャンプ場を出発
15:20 自宅に到着し片付け
17:00 返却しに自宅を出発
18:00 RVランドに到着
18:30 返却手続完了
20:00 無事帰宅

 実際の行程は上記表の通りです。なかなか計画通りとはいかず主にキャンピングカー初日に不運を連発。磐越道経由で遠回りした意味が全くなくなり、ただただ疲れただけw

キャンプ道具の精査

キャンピングカーならコットやタープは不要

 本予約を済ませた翌日にはDVDや取扱説明書が自宅に郵送されてきました。RVランドの素早い対応には好感が持てます。

 早速DVDを観賞してみると、さすがはキャンピングカー。タープの代わりになりそうな「サイドオーニング」や車内で電化製品が使える「サブバッテリー&インバーター」など気になる機能がてんこ盛り!

 普段使っているキャンプ道具のうち、ヘキサタープやコット4台は自宅に置いていくことにしました。その他、リビングシェルやテーブルなどはキャンプ場で使うためほぼ全て持っていきます。

キャンピングカー初日

フォレスターに荷物を積んで出発

 当初の計画通り13時半には帰宅することができフォレスターに荷詰め開始。10月後半の新潟ということで韓国製の石油ストーブ「アルパカTS-77」と灯油を入れた小型ポリタンクを持っていきます。

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 いつもより荷物は少ないもののルーフボックスやサブトランクにはキャンプ道具が満載。ラゲッジルームも後方視界がギリギリ確保できる程度まで荷物を積み上げ、子供達の帰宅を待って15時45分に出発!

 渋滞に巻き込まれることもなく1時間ほどでイオンモールつくばに到着。既に駐車場にはセレンゲティが置いてありました。実物を一切確かめずにレンタルしていたため、間近でキャンピングカーを見るのも初めて。大人も子供も大興奮(^^)

キャブコン「セレンゲティ」の外観

 残金を支払ったら外装・内装に大きな傷がないか入念にチェックします。RVランドは納車2年以内の新しいクルマしかレンタルに使っておらず、目の前のセレンゲティも夏に納車されたばかりとのこと。

 ほぼ新車と思われるものの外装には3ヶ所ほど目立つ傷がありました。やはり車幅も高さも普通車より大きいため想像以上に傷がつきやすいんだと思います。相当気を付けないと。

 木の枝にぶつかって傷ができることがあるため、オートキャンプ場(特に木々に囲まれた林間サイト)には十分注意するようアドバイスがありました。

キャンピングカーの積載量

受付を済ませたら荷物の載せ替え

 鍵を受け取り荷物を載せ替えようとしていると「初めてキャンピングカーを借りるお客様にお伝えしているのですが」と店員さんに声をかけられました。

 どうやら「お持ちのキャンプ道具はできる限り持ってこないで欲しい。キャンピングカーの設備を最大限活用して道の駅などで車中泊体験してみることをオススメします」とのこと。それは今ではなく予約を取ったあとでも良いから早く言って欲しかったorz

 実際にキャンプ道具を載せ替えてみると、そのセリフを身をもって痛感…キャンピングカーには驚くほど荷物が載りません!リアハッチを開けキャンプ道具を入れ、入りきらなかった荷物を車内に置くと足の踏み場もないほど。

リアハッチを開けて荷物を収納

 とりあえず走行中に高いところから荷崩れすると危険なので、二段ベッドの上段にはジャケットやパジャマなど軽くて柔らかいものだけ置きました。

 二段ベッドの下段に重いものもしくは硬いものとしてリビシェルや収束型チェア4脚などキャンプ道具を詰め込み、車内の通路には無印良品の頑丈収納ボックスやRVボックスなど置いて40分ほどで積載完了。

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 フォレスターの荷室容量はVDA法で505リットルですが、セレンゲティの後部収納に全ての荷物は入りきらないようです。ルーフボックスやサブトランクにもキャンプ道具を満載している我が家としては、キャンピングカーの収納スペースの少なさは致命的でした。

 ルーフボックスに入れていたウォータージャグやサブトランクに入れていた焚き火台などフォレスターから載せ替えることができなかったもの多数。例えばチェアはヘリノックスのようなコンパクトに収まるものではないと厳しそうです。

■初キャンカーの教訓1
 キャンピングカーの荷室は思いのほか狭い。極力キャンプ道具は自宅に置いていき、必要最小限かつコンパクト化を強力に推進していかないとキャンプ場まで持ち運ぶのは相当困難。

一般道の走行難易度

セレンゲティのフロント部分

 17時45分に最初の目的地である会津若松に向け出発。事前に調べていた経路情報によると約3時間(260キロ)で到着するようです。

 イオンの駐車場を抜け圏央道のつくば牛久ICに向かう途中にある交差点を普段の感覚より少し減速して右折すると…うわわわわ~ドンガラガッシャーン、カトラリーなどの小物類が荷崩れを起こしました。

 大きくカーブを曲がるときは時速20キロ程度まで減速しておかないと、後部座席に乗っている家族の負担が大きく大変な目に遭うようですorz

友部SAで休憩

 普段から慎重な運転を心がけているものの、キャンピングカーにキャンプ道具を載せ家族が乗った状態だと細心の注意を払って走行する必要がありますね。

 室内が若干荒れてしまったため常磐道を北上し友部SAで休憩&荷物の再整理。後方下部にあるトランクの荷物は被害を受けていなかったため、高さのある場所に置いた荷物が前後左右に大きく振られるようです。

■初キャンカーの教訓2
 一般道で大きくカーブすると車体が不安定になり荷物はいとも簡単に崩れ落ちる。交差点などで直角に曲がるときは時速20キロ以下までしっかり減速。

キャンピングカーの走行性能

 一般道では旋回時の不安定さが気になりましたが、高速道路においては馬力不足による加速性能の悪さと車体重量による制動距離の長さがかなり厳しい!

 坂道に差し掛かると急激に減速してしまい、アクセルをベタ踏みするものの普通車の流れにうまく付いていけません。加速力に乏しく、追越車線を走行するのは渋滞の原因となるため難しかったです。

 またアクセスを踏まない惰性走行時やブレーキを踏んだ時の減速度合いが普通車の感覚とは大きく異なり、相当早い段階から減速しはじめないと止まりきれず最後に急ブレーキ!ドンガラガッシャーンw

ベース車両であるハイエースの加減速性能がキャンピングカーの車体重量に見合っていないのかも。カムロードであればキャンピングカーとして改造することを前提にしているためマシかもしれませんね。

 巡航速度は80~90キロ程度が目安。下り坂などで100キロを超えてしまうと車体が大きく左右に振られて怖かったです。高速でカーブすると風や路面の影響を受け、最悪のケースとして片輪が浮いてしまうのではないかという不安がありました。

■初キャンカーの教訓3
 キャンピングカーは高速走行が苦手。思いのほかスピードが出ないためカーナビで表示される所要時間の3~5割増を見込んでおくのが妥当だと思いました。

車体の大きさと狭い道に苦戦

車体の大きなキャンピングカーに大苦戦

 このまま進んでいくと会津若松に到着するのは22時過ぎとなりそう。福島県に入る頃には子供達も眠くなってきたため大江戸温泉物語あいづは諦め、いわき湯本IC周辺でお風呂を探すことに。

 近隣の日帰り温泉をインターネットで探してみると20時過ぎでも入れる場所が見つかり、湯本駅周辺に向かってみました。さすがは金曜日、どこも駐車場は一杯です。

 しかも温泉宿が集まる一帯は道幅が狭く、キャンピングカーが通ると対向車とすれ違えないほど。レンタカーを傷つけると莫大な請求が来ることは目に見えているため無理することもできず、しばらく格闘してみたものの近くに広くて停めやすい場所も見当たらず断念orz

天然温泉 極楽湯 福島いわき店

 とはいえ依然としてお風呂は諦めきれず、スーパー銭湯でも良いから寝る前にゆっくり浸かりたい!再びインターネットで調べてみると少し離れた場所に「天然温泉 極楽湯 福島いわき店」があることがわかり20時半頃に到着。

 だだっ広い駐車場にキャンピングカーを停め、ようやくリフレッシュできると喜んだのも束の間、よく見ると建物内がどうにも暗い。随分雰囲気のある温浴施設だなあと歩いて入口に近づいてみると…まさかの今日まで改装中ww

 改装中で営業してないなら駐車場の入口にある看板の電気は消しておいてよ!と心の中で叫びつつ、期待が大きかっただけに落胆も大きいorz

 さすがに子供達の眠気が限界を迎え、お風呂は諦めることにしました…トホホ。結局いわき湯本ICで降りた意味が全くないまま引き返し、いわきJCTから磐越道に入り新潟を目指します。

■初キャンカーの教訓4
 観光するときは道幅や駐車場、混雑度合いなどを入念に事前確認すべし。普通車では問題なくても大きなキャンピングカーだと厳しい状況は多々あり。

磐越道の阿武隈高原SAで休憩

 温泉に入れず何のために磐越道経由で向かっているのかよくわからないまま新潟方面に進み、21時50分に阿武隈高原SAに到着。

 だいぶ疲れも溜まってきたし、このまま寝ないでスノーピーク本社近くまで向かうか悩みます。クルマを降りて交通案内板を確認しに行くと…おっとマジかwww

磐越道 会津若松IC~会津西IC 通行止

 夜間通行止のため会津若松ICでいったん高速を下りて、再び会津西ICから磐越道に乗らないといけないようです。

 不慣れなキャンピングカーで真っ暗な一般道、しかも山道を走行するのは体力的にも集中力的にも困難。不運の連続でさすがに心がポッキリ折れましたorz

阿武隈高原SAで遅めの夕飯

 そういえばまともに夕飯を食べていなかったため小腹が空き、何か軽く食べておこうと建物内に入ると、閉店の音楽が流れ店員さん達が片付け始めてる!?

 売店や飲食店の営業時間は22時までらしくギリギリセーフで滑り込み。他のお客さんもいない中、一人寂しく「肉うどん」を食べる自分orz

 めっちゃ運悪いな今日…急いで注文したから気付かなかったけど、よくよく考えてみると阿武隈高原SAは「喜多方ラーメン」を食べるのに絶好の場所だった(半泣)

磐越道 磐梯山SAで今日は終了

 結局スノーピーク本社近くまで前進することは諦め、途中のPAかSAで車中泊し明るくなったら出発することにしました。

 会津若松ICの手前にある磐梯山SAに23時20分に到着。トイレに行くためクルマを降りると外はかなり涼しく7度前後のようです。

 深夜0時過ぎに大好きな「勇者ヨシヒコと導かれし七人」が始まるためリアルタイムで見ようとしたものの、エフエフの村を見ることなく眠気に耐え切れず寝落ちzzz

キャンピングカー2日目

磐梯山SA下りで迎える朝

 初めての車中泊からスッキリ目覚めたのは5時30分。室内は常時20℃以上と快適だったため気付きませんでしたが、外気温は4℃と冷え込んでいるようです。

 エンジンを止めても暖房が効く「FFヒーター」は本当に素晴らしいです。中くらいの設定にしておくと一晩中ポカポカ。RVランドで事前に聞いた話によると、一晩でガソリン1Lくらいしか消費しないそうです(^^)

■初キャンカーの教訓5
 新車のキャンピングカーは車両本体+税金で800万円前後。オプションの選択肢が普通車とは比べ物にならないほど豊富なため、購入を検討するときはオプションの使い勝手をレンタカーで何度か体験してみると良さそう。

阿賀野川SAで朝食

 5時50分に磐梯山SAを出発。夜間工事による通行止めの終わる6時ジャストに会津若松ICを通過し、福島県から新潟県に入ったら高速を降りる直前の阿賀野川SAで朝食&休憩。

 SAの裏手には歩道や展望台が整備されており、悠々と流れる阿賀野川を眺めながらファミマで買ったジバニャンまん(チョコまん)&トムニャンまん(塩肉まん)を頬張る親子w

 安田ICを降りて一般道を走り8時15分にスノーピーク本社に到着しました。受付待ちの大行列ができるため子供達に温かい車内で待っていてもらおうという魂胆でしたが、そもそもキャンプ場に着くのが遅すぎて杞憂に終わったorz

キャンピングカー最終日

キャンピングカーの車内から眺めるスノーピーク本社

 スノーピーク本社キャンプ場に滞在中の昼間は着替えるとき以外、キャンピングカーを使うことはありませんでした。

 隣のクルマと近接しているためサイドオーニングを使用する機会もなし。Aサイトにリビングシェルを張ってテーブルやチェア、キッチン道具一式を使っていたため、ほぼ車中泊するだけでした。

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 朝晩の冷え込み対策として持ってきたアルパカストーブは、車中泊には必要ないので夜間は貸し出し。ランドロックのような大型幕でも気温がある程度高ければアルパカ1台で十分だったそうです(^^)

スノーピーク本社キャンプ場内は斜面が多く、平らな場所で寝るなら21時前にストア近くの駐車場にクルマを移動するのが良かったかもしれません。

スノーピーク本社キャンプ場の電源サイト

 キャンピングカー最終日は午前9時45分にキャンプ場を出発!北陸道・関越道・外環を経由し19時までにキャンピングカー返却を目指します。

 磐越道からスノーピーク本社に向かってくる道は初めての経験でしたが、北陸道の三条燕ICはGWキャンプのときも利用しておりカーナビの案内がなくても往復できるレベル。

 往路の反省を活かしなるべく道幅が広くてカーブの少ない幹線道路を選んで走行中、ポツポツと雨が降り出しました。北陸道に乗ると雨脚が徐々に強まり大雨に。

塩沢石打SAで背油ラーメン

 予想通り早めに撤収して正解だったものの、本社キャンプ場に残って片付けている方は雨中撤収となってしまったかもしれません。

 キャンプ道具を片付け終わった後に駐車場で朝ご飯を食べたため大人達はお腹がまったく空かないものの、お腹空いたと主張する下の子を連れ塩沢石打SAで背油ラーメンを食べたらすぐさま昼寝してくれた(^^)

 関越道を南下し群馬県を抜け埼玉県に入り「星の王子さまPA」こと寄居PAで最後のトイレ休憩。ちょうど1時間に1回行われているイベントの時間でしたが…一緒に体操してるドライバーが全く見当たらないけど(苦笑)

星の王子様PA

 特に大きな渋滞に巻き込まれることもなく順調に進み15時30分には自宅に到着。 マンション前で荷物を片付けているとキャンピングカーに興味のある方や知り合いに何組も遭遇し、ちょっとした内覧会のような光景にw

RVランドに立ち寄ってキャンピングカーを返却してから帰宅しようと考えていましたが、思いのほか早く帰ってこれたのと荷物の積み替えが面倒だったので一度帰宅することに。

キャンピングカーの返却

 キャンプ道具をほぼ降ろしたら一休みし、17時にイオンモールつくばに向け一人で出発。車両後部に乗っていた家族3人+大量のキャンプ道具が降りたことで車体が150kg程度軽くなり、一般道・高速道路ともに普通車を運転しているのと大差なくなりました。

■初キャンカーの教訓6
 荷物や同乗者を全部おろして1人で走行すると随分マシに。走行安定性は車体重量と重心の高さによる影響が大きいのかもしれない。なるべく軽く・低くは意識すべし。

RVランドでレンタカーを返却

 18時過ぎにイオンモールつくばに到着し、残った小物をフォレスターに載せ替えたらキャンピングカーの返却完了。外装・内装共に新たな傷はなくホッと一安心でした。

 3日間の走行距離は約780キロメートル、ガソリン消費は約105リットル。高速走行が全体の8割以上を占めている状況での燃費はおおよそリッター7.5キロでした。

■初キャンカーの教訓7
 キャンピングカーの燃費はロータリーエンジンと同レベル。千葉県から新潟県まで走行すると現地で給油が必要。満タンで400キロくらいが一つの目安。

キャンピングカーの感想

 2泊3日のレンタルを終え、初めてのキャンピングカー&車中泊の感想をまとめてみました。総じて走行時はイマイチ、車中泊時はとにかく快適!車内空間は子供達の絶好の遊び場で、特に寒い季節や雨のときの宿泊場所として最適(^^)

車中泊時の感想

 大人5名+小人2名の7名が就寝定員となっているセレンゲティは、車内前方・中央・後方の3ヵ所に寝ることができるスペースが設けられており、車内の荷物さえ少なければ4人家族には十分すぎるほど。

 初春や晩秋のキャンプでは2ルームテントにコット4台と石油ストーブを置いて暖かくして寝ている我が家ですが、キャンピングカーの寝心地は想像以上に快適でした。

 1泊目に泊まった場所が大きなSAではなかったため人通りも少なく外部の音は全く気にならず。クルマを降りたらすぐ近くにトイレや自販機もあるため、移動途中の車中泊や休憩場所としてSAは悪くない選択肢だと思いました。

車内装備

セレンゲティのダイネット(テーブル+ソファベッド)

 前述の通りエンジンを停止しても動作する「FFヒーター」は最強の装備品だと思います。これさえあれば真冬でも全く怖くありません。寝具一切不要と思えるほど車内全体が暖かかったです。

エンジンに比べ遥かに動作音が小さくSAや道の駅では全く気にならないのですが、とても静かなキャンプ場ですぐ近くにテント泊していると少し音が聞こえるかも。

 また外部電源の無い場所で車中泊しているときも冷蔵庫を付けっぱなしにしていましたが、サブバッテリーの容量が朝まで不足することはなく総じて使い勝手は良好でした。電源サイトならドライヤーや電気ケトルなども車内で使えるようになるそうです。

ダイネット

 移動中はテーブル&向かい合わせのソファ席、寝るときはエキストラベッドにすることができる「ダイネット」スペース。1~2分程度でレイアウトを変えることができるため自らの就寝場所として(消去法的な選択ですが…)2泊とも使用しました。

 すぐ近くにFFヒーターの吹き出し口があるためシュラフ(寝袋)がいらないほど暖かく眠ることができるものの、身長175cmの自分だと頭もしくは足が若干ぶつかってしまいました。少し斜めに寝れば問題ありませんでしたが。

2段ベッド

セレンゲティの二段ベッド

 車内後方には子供達の喜ぶ2段ベッド。下段には3日間とも荷物が満載されていたため、上段に子供1名がシュラフで寝ました。マルチルーム側に詰めて寝たこともあり落下の心配もありませんでした。寝心地も問題なかったとのこと。

 2段ベッドには梯子がないため昇り降りには少し苦労していました。調理器具などが入った無印良品の頑丈収納ボックスを踏み台代わりに置くとちょうど良かったです。

バンクベッド

 キャンピングカーの特徴ともいえる運転席や助手席の上部にある「バンクベッド」は、後方にスライドさせるとキングサイズのベッドに近い190cm×190cm程度と大人3人が並んで寝れるほど広い!

 2泊とも女性陣(大人1名+子供1名の計2名)がシュラフで寝ていましたが、天井の高さこそ低いもの寝心地は全く問題なかったようです。

就寝時以外の感想

塩沢石打SAで一休み

 就寝時以外の感想として加速性能の低さ、制動距離の長さ、高速走行時の不安定さ、旋回時の十分な減速など以外で感じたことをまとめてみました。

後方視界の狭さ

 走行中の後方視界はサイドミラー以外ありません。高速道路を走行するときなど後方が気になることは多く、常時バックカメラで状況を確認できると助かると感じました。

 バックギアに連動し後方の様子がカーナビに映るものの、普通車とは異なりキャンピングカーの上から見下ろすような角度でカメラが取り付けられており、車幅や距離の感覚が最後まで掴めませんでした。

出番のなかった装備品

使わなかったサイドオーニング

 ヘキサタープを持参しなかった理由の一つがキャンピングカーの左側に取り付けられたサイドオーニングの存在。SAやキャンプ場では全く出番がありませんでした。オートキャンプ場のように駐車スペースとサイトが隣接していればタープ代わりとして役立ったはず。

 最もうまく使いこなせなかったのがマルチルーム。レンタルしたセレンゲティにはポータブルトイレが装備されていたものの使うことはなく、荷物置き場としても有効活用できず邪魔なだけでした。

 トイレの有無はキャンピングカー所有者でも意見が分かれる部分らしく、自分なら荷物の収納場所として棚を設置すれば役立ちそうではあります。ちなみに車内上部に多数ある収納はレンタカーで2泊する程度だと出し入れが面倒なため全く使いませんでした。

運転席と助手席

ハイエースの運転席

 市販されているハイエースに乗ったことがないためカスタムカーとの細かい違いはわかりませんが、はっきり言ってシートの質を含め運転席や助手席はダメダメ。ちっとも気持ち良くドライブできませんでした。

かつてはセダンやステーションワゴン(共にレガシィ)、現在はSUV(フォレスター)に乗っている自身の感覚と比較しています。普段ミニバンに乗っている人ならあまり違和感ないのかも。

 車幅が大きいため余裕があるかと思いきや天井や足元が窮屈だし、前方の視界も特段良くはない。アクセルペダルとブレーキペダルがあまりに近くにありすぎて、落ち着いて確認しないと万が一のとき踏み間違えそうなほど。

 ハイエースにスバル車クラスの運転補助機能を求めるのは酷かもしれませんが、キャンピングカーにこそ全車速追従型クルーズコントロールや車線維持が欲しいところ。

ハイエースのダッシュボード

 普段フォレスターで愛用している「アイサイトv3」の自動加減速は非常にスムーズなため、もしキャンピングカーにあれば運転手だけでなく同乗者の疲労度軽減にも大いに貢献すると思います。

 豊富な運転補助機能のついたクルマであれば200キロ走りっぱなしでも休憩取らずに進めるけど、運転に注意を要するハイエースだとかなり疲れるため100~150キロが休憩無しで進める限界でした。

後部座席の居住性

 後部座席の揺れが思いのほか激しく乗り心地も悪いです。サスペンションなどの足回りが衝撃を短時間に吸収しきれず、ちょっとした段差で何度も上下に揺れて気持ち悪くなり、人によっては車酔いしそうです。

 一般道のストップアンドゴーやカーブもかなり厳しい。とにかく色んな方向に振られるし、いつもよりずっと遅いスピードまで減速しないと簡単に荷崩れを起こします。

 以上、残念ながら乗用車を止めて日常の移動手段としてキャンピングカーを使うのは到底考えられないレベル。完全にセカンドカーとして趣味の世界だと思いました。

まとめ

スノーピーク本社をバックに記念撮影

 キャンピングカーに車中泊する結婚10周年記念キャンプは、キャンプ場にテントやタープを張って過ごす普段のキャンプスタイルとは大きく異なる別次元の体験でした。

 レンタカー代5万円+ガソリン代1.5万円+高速料金1.5万円≒約8万円(金額は概算)でした。積立金が10万円だったのでキャンプ場の利用料金や飲食代金を合計してもギリギリ予算内(^^)

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 キャンピングカー2日目~3日目に滞在したスノーピーク本社キャンプ場で開催されていた大型イベント「雪峰祭2016秋」の模様は上記の別記事に書いています。

 道中は予期せぬ出来事も多かったけど、なんだかんだで楽しかったキャンピングカーの初体験。またいつかこんなプランを実現できたらいいなとコツコツと貯金することにします。

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