大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ(以下、大子グリンヴィラ)はアウトドア情報誌ガルヴィが発表する人気キャンプ場ランキングで東日本1位に何度も輝いたことのある高規格キャンプ場。
細部まで行き届いたサービスと充実の施設により滞在時の快適さと安定さは群を抜いています。ソロからファミリー、キャンプ初心者から上級者まで様々なスタイルに対応しており、リピーターが多いのも納得のクオリティ!
茨城県だけでなく北関東を代表するオートキャンプ場といっても過言ではないほど評価の高い大子グリンヴィラが大人気キャンプ場であり続ける理由を10の観点でまとめてみました。
この記事の目次
1. 広くてキレイな個別サイト
大子グリンヴィラの個別サイトはとにかく広くて快適!1区画10m×10mとして控えめに紹介されていますが、実際に何度か滞在した感想としては1区画12m×15mくらいありそうでした。
1家族用として準備されたサイトにドーム型テントと大型ヘキサタープを同時に設営できるスペースがあるキャンプ場は関東では希少かと思います。割り当てられたサイトにより大きさや形状は異なりますが、2ルームとヘキサが張れることも多々あります。
クルマをすぐ隣に停めることができるオートキャンプスタイル。隣のサイトとも適度な距離が確保されつつ、背の高い木々で個々に仕切られていないため開放感もあります。
例えば2家族で個別サイトを2区画分確保すると、それぞれの区画にクルマを停めつつ片方のサイトにテントを集め、もう片方のサイトにキッチンやリビング、焚き火台などを配置することもできます。
とはいえ林間サイトのようなプライベート感はあまりなく基本的には丸見え&丸聞こえ。運が悪いと夜中に夫婦喧嘩や大きな寝言が聞こえてくることもw
場内の雰囲気は人工的。特に個別サイトの周辺は顕著です。自然の地形を活かしたキャンプ場というよりも、高台に平地を整備して人間が一から造成したキャンプ場といえます。
とにかくサイトは平坦で傾斜が少なく水捌けも悪くありません。ゴミ一つ見当たらないほど整備が行き届いており、いつ行っても芝生はキレイに刈り取られています。
地面の固さも絶妙でペグの抜き差しも良好。テントに付属するジュラルミンペグやプラスチックペグでもキチンとしたハンマーさえ準備しておけば設営できるかと思います(^^)
場内の道路も平坦かつ舗装されており、地面に凹凸が少なく安全。ブレイブボードや自転車の練習にもピッタリです。自分達含め補助輪を外す練習をしている親子を何度も見かけたことがあります。
全サイトAC電源付のため自宅で普段使っている電化製品を持ち込んで調理したり、寒い季節はホットカーペットやセラミックヒーターで温かく過ごすことも。AC電源は20Aと十分な容量が確保されています。
フリーサイトよりも個別サイトのほうがキャパシティ自体は大きいのですが、先に個別サイトから予約が埋まっていくのが人気の高さを表しています。
大子グリンヴィラの個別サイトでキャンプできなければ一体どこでキャンプできるんだろう?と言われるほどキャンプ初心者にも適した環境です。もし個別サイトが週末空いていたら先約をキャンセルしてでも行きたいくらい気に入っています(^^)
なお場内は楕円形かつキャンプ場入口の近くにセンターハウスがあるため、個別サイトの一番奥(シャワー棟の近く)に割り当てられるとセンターハウスまで歩いて数分かかります。
ペットと花火は全面禁止。焚き火台も鍋敷きのような板を敷いて芝生を保護するのがルール。規律と自由のあるキレイなキャンプ場って最高!
2. 使い勝手の良いフリーサイト
キャンプ場入口のゲートを通り目の前にあるのがフリーサイト。大型幕の設営や大規模なグループキャンプに適した平坦な広場です。
フリーサイトの周囲に駐車場があり荷物を運んで設営するスタイル。成田ゆめ牧場や森のまきばのようなクルマ乗り入れ可能なキャンプ場もありますが、大子グリンヴィラのフリーサイトはクルマ乗り入れ不可となっています。
個別サイトよりも予約が取りやすく広々と自由なレイアウトで設営できるのがフリーサイトの大きな魅力。設営場所は先着順のため駐車場に近い外周から順番に埋まっていく傾向があります。
クルマや炊事棟に近い便利な場所に設営したいときはアーリーチェックインがおすすめ。大子グリンヴィラのチェックインは通常13時~ですが、有料のアーリーを利用すれば朝9時から入場可能となっています(例外日あり)。
残念ながら遅めにチェックインしたり連休の中日に設営すると駐車場に近い場所が埋まってしまい、クルマから50mほど離れてしまうことがあります。
真夏であれば日陰の少ない個別サイトと過酷な条件はそれほど変わらないため、徒歩での外出が多い場合は1家族だけでもフリーサイトを取るという選択もありです。
フリーサイトはセンターハウスに近い側と炊事棟(サテライトハウス)に近い側で状況が異なり、小さな子連れであればサテライトハウス側に設営するのがおすすめ。トラベルトレーラーの目の前あたりがベストポジションかと思います(^^)
理由はセンターハウスが21時で閉館となってしまいセンターハウス内にあるトイレも利用できなくなってしまうため。21時以降はサテライトハウスまで歩く必要があり、暗い中フリーサイト内を突っ切るとロープやペグに足を引っ掛けやすく危険!
3. 充実のキャビン
大子グリンヴィラの宿泊施設は当然のごとくキレイに整っており雨の日でも快適。個別サイトと同じく人気が高く、早期に週末の予約が埋まっていきます。
1家族であれば最大4名のトラベルトレーラーや最大5名のファミリーキャビン、複数家族であれば最大12名のグループキャビン。キャンプ場の外周道路に沿って立ち並んでいます。
グループキャビンは2階建ての3LDK。木の温もりを感じることができる建物内は100㎡以上の広さがあり、2~3家族で利用するのにちょうど良い大きさです。
1階にはキッチン、ダイニング、和室、洗面台、お風呂など。2階は主に寝室用として個室と大部屋にベッドがセットされています。
調理器具や寝具が一通り備え付けられており、もちろん冷暖房も完備。屋外にはテーブルや野外炉が各キャビンの隣に設置されています。
なおグループキャビンを複数の家族でシェアして使うときは「クルマを1台ずつ入場させ残りはセンターハウス横にある駐車場に停めてください」とのこと。
1台目の荷物を降ろしたら駐車場に移動させ、2台目の荷物を降ろし…を繰り返してルールを忠実に守ったつもりですが、入場ゲートのカードキーを順番に受け渡してクルマを寄せる必要があるのは雨の日だと若干大変でした。
ドライヤーや鉄板など一部レンタル品となっているものがあります。キャンプ用品が揃っているときは自前の道具を使ってみるのもありかもしれません。
4. 高規格らしい水まわり
気になる水まわりをチェック!トイレや炊事場、シャワーなどの充実ぶりはアウトドア施設として何の不満もありません。
水まわりの不潔なキャンプ場には絶対に行きたくないと感じる女性は多いかと思いますが、大子グリンヴィラにそんな心配は無用です。
キャンプ場内に3ヶ所あるサテライトハウスのテーブルやシンクは常に清潔に清掃されており、お湯が出る蛇口があるのも特に寒いときありがたいところ。
大子グリンヴィラが開場して15年ほど経ちますが、キチンと維持された水まわりの快適さはさすが国内屈指の高規格キャンプ場です。
大子グリンヴィラの水まわりで特に気に入ったのがキャンプ場の一番奥にあるシャワー棟。豊富な施設のなかでは地味な存在で、知ってはいるものの使ったことのないキャンパーもいるかと思います。
アウトドアでのシャワーというと室内が狭い&汚い、お湯が温い&弱いという近寄りがたい雰囲気を醸し出すキャンプ場もあるなか、大子グリンヴィラのシャワーは大満足。
5分100円という良心的な価格設定、キレイに掃除された室内、脱衣スペースも広くて快適、24時間いつでも入れるなどメリット多数。フリーサイトからは少し遠いものの、お風呂の代わりとして全く不満はありません。
5. スライダー付き温水プール
夏になると子供達で大いに賑わうプール。水辺のあるキャンプ場は全国に数多くあるものの、大子グリンヴィラに隣接した「フォレスパ大子」を上回るほどのクオリティは相当レアだと思います。
個人的にはフォレスパ大子あればこその大子グリンヴィラといっても過言ではないほど大きな存在。メンテナンス中なら大子グリンヴィラに行きたくないくらい(^^;)
フォレスパ大子は温泉付き・屋根付き・ウォータースライダー付き・波の出るプール付きの全天候型温浴施設として大人から子供まで通年楽しめる多目的温水プールなんです!
大子グリンヴィラ宿泊者の特典としてフォレスパ大子の入場料が安くなる特別割引券を貰うことができます。センターハウスから橋を渡り徒歩5分程度でフォレスパ大子に到着します。
屋内と屋外で施設が分かれており屋外施設のほとんどは7月~8月のみ営業となっています。通年楽しめる屋外施設は円形のジャグジー(温水)のみです。
夏休みにピッタリな屋外プールは波の出るプールやわんぱくプール、滝のようなすべり台など一通りの設備が整っています。とはいえ東武動物公園やサマーランドほど大きくはありませんが(^^;)
ウォータースライダーは身長120cm以上の制限があるものの通年でチューブスライダーが1本(夏場は2本)稼動しており、寒い季節でも子供達が思う存分楽しめるのが嬉しいポイント。もちろん温水です。
大人目線では通年営業している屋内施設こそフォレスパ大子の大きな魅力。温水の25mプールや複数のサウナだけでなく、バーデプールと呼ばれる水着で入る温浴施設が最強。
屋内の施設は大子温泉を引き込んでおり水着でのんびりできるスーパー銭湯感覚。ハーブ湯や寝湯などの設備が揃っており子供達を遊ばせておいても目が届く場所にいるため大人としても安心。
大子グリンヴィラに行くなら必ず水着を持っていくべきです。水着がなくても裸で入れるお風呂も併設されていますが、それほど大きくもなくフォレスパ大子に露天風呂はありません。
なお水泳帽は着用不要で浮き輪は大きすぎなければ持ち込み可能です。食べ物は一切持ち込み不可となっているためフォレスパ大子の前後のタイミングとするか施設内の軽食レストランで食べるのが良いかと思います(^^)
6. 大規模な公園と遊具
大子グリンヴィラは広域公園内にあるキャンプ場。とても大きな公園であり無料で楽しめるアスレチックや大型遊具が各所に点在しています。
大子広域公園の目玉遊具は何といっても大きな急斜面を活かした長くて速いローラー滑り台。全長150m以上ありそうなジェットコースター感覚です。一度滑ると上まで階段を上るのが凄く大変w
大人の自重で滑走するとほぼ間違いなくお尻を怪我する(皮がむけるか尾てい骨を痛める)ため、段ボールもしくはソリのような下に敷くものを持参することを強くオススメいたします。子供はソリがなくても平気なようでした。
フォレスパ大子のすぐ隣には大きな多目的運動広場があります。週末になるとサッカーや野球、ソフトボールを楽しむたくさんの人で大いに賑わっています。
誰も使っていないときグラウンドに降りてみると、あまりの大きさにビックリ。大人が全力でフリスビーを投げても全く心配ないほど広くて平らな芝生です。
他にもテニスコートやグラウンドゴルフ場、幼児用の小型遊具が多数あるなど子供から大人まで体を動かして楽しむのにピッタリ。
7. 豊富なキャンプイベント
大子グリンヴィラはフリーサイトを広場として活用したキャンプイベントが多数開催されています。夏に開催される開場周年祭や春秋2回のキャンプ大会、ハロウィンやクリスマスなどバリエーションも豊富。
業種を問わず企業や団体のイベントでフリーサイトが貸し切りとなることがあります。アウトドア系のメーカーだけでなくキャンプ場主催イベント以外の半貸し切りが行われるということは、キャンプ初心者でも心配の少ない環境というのが大きい要素かと思います。
北関東を代表する人気キャンプ場といえば他にもキャンプアンドキャビンズ那須高原や北軽井沢スウィートグラスがありますが、いずれもファミリー向けに注力したキャンプ場。
大子グリンヴィラもファミリーキャンプに適した環境ではあるものの、どちらかといえば特定のキャンパーに特化していない幅の広さがあると感じています。
代表的なのが「おやじキャンプ」と「越冬キャンプ」に代表される一風変わった特殊イベント。ソロキャンパーだけが集まったり、真冬のど真ん中に集まったりとファミリー向けに特化したキャンプ場とは趣の異なる大子グリンヴィラの懐の深さがあります。
8. 充実のセンターハウス
大子グリンヴィラのセンターハウスには「ふれあいの湯」というキレイな温泉が併設されています。おおむね16時~21時で営業しており大人500円・小人300円です。
フォレスパ大子のお風呂よりも断然大きく、男性用は同時に30人前後入ることができるほどの広さでした。内風呂にはジェットバスも付いています。
ボディソープやリンスインシャンプー、ドライヤーなどは一通り揃っており、お風呂を出たところには洗濯機や乾燥機もあります。
ふれあいの湯には露天風呂が併設されており、プールや公園での疲れが吹き飛ぶ気持ち良さ。露天風呂は最大10人前後が同時に入れる大きさです。
C&C那須高原の露天風呂はただ浴槽が屋外にあるだけかのような塀に囲まれた殺風景なものですが、大子グリンヴィラの露天風呂はキチンとした小さな日本庭園のような雰囲気があります。
センターハウス受付横にある売店では、冷たい飲み物や虫除けなどの雑貨だけでなく様々なキャンプ用品も販売されています。
大子グリンヴィラはユニフレームと関係が深いのか、ダッチ3兄弟の着ぐるみが出没したりユニフレームの主要な製品が売店に並んでいるのが特徴的。
小さな子供が喜びそうな駄菓子コーナーもあります。他のキャンプ場よりもお菓子の数が充実しておりチェックインやチェックアウトで並んでいるときおねだりされているファミリー多数(^^;)
何度か大子グリンヴィラを利用しているとセンターハウスの施設でありがたいと感じるのが大型テレビと休憩スペース。
真夏の設営・撤収時など子供達を炎天下に放置しておけないとき、日陰代わりとして休んでおいてもらえるのは本当に助かりました(^^)
9. 楽しく美味しい観光スポット
はじめて大子グリンヴィラに行くのであれば、奥久慈・大子の魅力を存分に堪能できる観光スポットにも注目!たくさんの候補の中からおすすめを2つ紹介します。
全国的には青森や長野ほどメジャーではないものの、大子町は隠れたリンゴの産地。りんご狩りすることができる農園が町内に多数あり子供達と楽しく収穫体験することができます。
地元で採れたリンゴで作ったアップルパイは名産品となっており、町が発行しているアップルパイガイドによると10ヶ所以上のお店で手作りアップルパイが販売されています。
お店ごとに味付けや食感が大きく異なり好みのアップルパイを探求するのも楽しいです。大子グリンヴィラに何回行っても飽きない理由の一つでもあります。
奥久慈りんごをふんだんに使ったアップルパイは、日本三名瀑の一つでもある袋田の滝近くにある「豊年万作」が発祥の地と言われているそうです。
実際に食べてみると自宅のオーブンで焼き上げた手作りアップルパイのよう。良くも悪くも尖っていないオーソドックスな味付けと食感ですが、普通にデザートとして美味しいです。
ちなみに我が家のお気に入りは「こんにゃく関所」で売っているザクザク系シナモン強めの尖ったアップルパイ。那珂インターに向け帰る途中の左手にあります。
奥久慈の名産品の一つである蕎麦。大子グリンヴィラ周辺にはそば打ち体験することができる場所が複数あるものの、名人と材料を事前に手配するため前日までに予約する必要があるのが難点。
そんな中、当日朝に電話で問い合わせたらアッサリ受け入れてもらえたのが「みらんど袋田」です。キャンプ場からクルマで10分ほどの場所にあります。
みらんど袋田では本格的なそば打ち体験をすることができます。小学1年生と幼稚園年長を連れチャレンジしてみましたが、そば打ち名人の卓越した補正スキルにより子供達が小さくても何とか形になりましたw
天ぷらと共にいただく手打ち蕎麦は絶品。大子グリンヴィラを11時にチェックアウトし、みらんど袋田に直行してそば打ち体験すると12時半過ぎには美味しい昼御飯にありつけるかと思います(^^)
そば打ち体験は同時に数組しかできないため、もし日曜昼にチャレンジしてみたいときは事前に連絡しておくのが確実です。みらんど袋田にもオリジナルのアップルパイがあります。
10. 心のこもったサービス
どんなに設備が新しくても清掃や整備がキチンと行き届いていないとすぐに劣化してしまうもの。大子グリンヴィラの魅力は充実のハード面よりも「おもてなし」精神に満ちたソフト面という意見もあるほど、運営者のサービスに心がこもっています。
日曜日にレイトチェックアウトすると清掃や芝刈りに奔走する従業員の方を、週末の夜にシンクを何度も掃除している従業員の方を見かけたことがあります。
特に夏の夜はシンクに食べ残しが残ったままだと虫や鳥が集まってきて翌朝悲惨なことになるため、自分でも気を付けるようにしていますがいつもありがたいなと感じています。
場内の見回り(特に夜警)もしっかりしており、セキュリティ面での不安も少ないと感じます。設営や料理など色々と不安の多いキャンプ初心者でも安心して家族みんなで楽しいキャンプに集中できる環境が大子グリンヴィラにはあります。
【番外編】大子グリンヴィラの欠点
大人気キャンプ場であり続ける大子グリンヴィラにも当然ながら欠点はあります。100%完璧な人間がいないように100%完璧なキャンプ場もありません。
細かい点で気になったことは既に10の理由に混ぜ込んでみましたが、大子グリンヴィラの大きな欠点だけは個別にご紹介したいと思います。
予約が取りにくい
大人気キャンプ場ゆえのデメリットとして「予約の取りづらさ」が挙げられます。ハッキリ言って大子グリンヴィラの個別サイトやキャビンを確保する難易度に比べれば、C&C那須高原や北軽井沢SGなんて比べるまでもありません。
3ヶ月前の月初10時に予約開始となるのですが、ネット予約よりも電話予約の開始日が先に到来するため月初はビックリするほど電話が繋がりません。
あまりに回線が混雑しすぎて一般的な話中の音声(プープー音)ではなく、NTTの回線混雑のアナウンスが流れてしまうほど。10時台に電話が繋がれば本当にラッキーです。
大子グリンヴィラに行ってみたいと思っても予約が全然取れないというのはよくある話。あらかじめ数ヶ月先の日程を決めて行くよりも、直前のキャンセルが出ていないか確認して予約するほうが確実です。
C&C那須高原や北軽井沢SGが深夜0時からネット予約が始まるためパソコン操作に慣れた若者が有利なのに対し、大子グリンヴィラはひたすら昼間に電話するだけ。ある意味フェアな予約方法とは思います(^^;)
高速道路から遠い
都内方面から向かうときは常磐自動車道の那珂ICが最寄りとなりますが、高速道路を下りてから大子グリンヴィラまで一般道で1時間以上はかかります。
途中からアップダウンのある道が続き、大子町に入ると渓谷沿いに那珂川を何度も渡るためカーブが多く気温の下がる季節に走ると普通に怖いです。
距離にして約50km、途中の渋滞状況によっては1時間30分ほどかかることも。週末になると特に常陸大宮の道の駅周辺が混雑することが多くなっています。
一般道を大子グリンヴィラに向け走行していると高速道路を近くに誘致しようとしている看板があります。磐越道と北関東道に挟まれた場所にあるため誘致の実現は難しいかもしれませんが、もし高速道路が近くにできたら便利になりそうですね!
まとめ
大子グリンヴィラはサイトや水まわり、周辺施設の充実さなど初心者でも安心して利用できる高規格キャンプ場として評価が高い関東屈指の大人気キャンプ場。何よりも「真心のこもったサービス」こそ最大の特徴ではないかと思います。
何か困ったことや相談したいことがあるとき親身になって一緒に考えてくれたり、キャンプ場内がいつ行っても完璧と思えるほどキレイに清掃・整備されていたり、他の有名キャンプ場とは一線を画す存在といえます。
ハード面・ソフト面の両方でハイクオリティを誇る大子グリンヴィラ。交通が不便で予約が取りにくい欠点はあっても、週末に空きがあればつい行きたくなる「抜群の安定感」が大好きです(^^)