大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラでファミリーキャンプした帰りに立ち寄った「そば打ち体験」が思いのほか本格的で大人も子供も大満足!
スノーピークのキャンプ入門者向けイベント「スターターウェイ」を尻目にチェックアウト時刻の11時ギリギリまで撤収作業したあと、温水プールや公園の遊具には向かわず袋田の滝近くで手打ちそば作りしてみました。
手作りした蕎麦をたくさん食べた後は大子町で取れた林檎を使ったアップルパイを買ったり、道の駅で河原に降りて遊んでみたり、スポーツオーソリティやワイルドワンに立ち寄ってみたりと充実の2日間でした(^^)
大子グリンヴィラでまったり
改めて思うことですが、トルテュやランドロックのような「2ルームシェルター」だけ設営するとフロント側を何度もメッシュにしたり閉じたりするのが若干面倒なんです。
2ルームにヘキサタープやレクタタープを連結しておくと常時屋根がある状態となり、好きなときにフロント側を開閉できて雨のとき特に便利だと感じます。
我が家ではコンパクトなヘキサタープ「エルフィールドヘキサ」を2ルームに連結して使っています。テントだけでなくスクリーンタープとも連結しやすく、天候がイマイチなときこそ買ってよかったと思えるアイテム(^^)
千葉県内のオートキャンプ場だと区画サイトが8m×8m程度しかない場合もあり、そのときは2ルームとタープを同時に張ることができないのが悩みどころ。
大子グリンヴィラの区画サイトは2ルーム+ヘキサを連結しなくても余裕で張れるほど大きいだけでなく、雨が降った後の水捌けも抜群。とにかく超快適でした。
土曜日も断続的に雨が降ったこともあってか夜中の湿度は90%以上と高め。通気を良くするため2ルームのフロント側を一部メッシュにしてコットで寝ると、バロウバッグ#3に包まって気持ち良く眠れる感じ。
のんびり朝食タイム
5時半ごろ目覚め少しずつ小物を片付けながら朝食の準備。ソースは前夜に作ってあったので残りは具材準備と焼き上げるだけならと、夕飯で作り損ねてしまったグラタンを朝食として作ってみました。
グリンヴィラのように11時チェックアウトだと朝食作りをしっかり頑張れるのですが、さすがに10時チェックアウトだと朝からオーブンは片付けが厳しいですね(^^)
ユニフレームのちびパンに茹でたジャガイモや軽く炒めたベーコン、グラタンソース、とろけるチーズなどを乗せてツーバーナー&フォールディングオーブンで調理!
グラタン以外にもちびパンでソーセージを焼いたり目玉焼きを作ったり、前日のバウムクーヘン作りで残った生地を使ってちびパンでホットケーキを焼いてみたり。
子供達も朝食作りに協力してもらおうとホットサンドも作ってみました。前回8枚切りの食パンを使って厚さが足りずイマイチな仕上がりだったため、6枚切りの食パンで試してみるとちょうど良かったです(^^)
グリンヴィラから撤収
そんなこんなで朝食を食べ終わって一息つくと既に時計は8時半を指していました。まだ2時間半あるとはいえ前夜に燻製を作ったままインスタントスモーカーはそのままだし、ファイアグリルも片付けてないしでワタワタと撤収開始。
幸いにも撤収時に雨が降ることはなく、むしろ猛烈に暑くなってきて汗だくです。そんなときふと辺りを見渡すと、ほとんど片付けていないキャンパーが多いことに気付きました。
そういえば今回のスターターウェイに参加している場合、あらかじめアーリーチェックインとレイトチェックアウトがついた状態でサイトが確保されているのでした(^^)
そば打ち体験@大子
11時ギリギリにチェックアウトし、センターハウスで冷たい飲み物を飲んだりしながら休憩。汗だくだった体も落ち着いたら、次の目的地である「みらんど袋田」に向かいます。
茨城県北部にある名所といえば日本三名瀑の一つ「袋田の滝」が有名で、大子グリンヴィラから袋田の滝までクルマで10分強です。今回そば打ち体験する場所は袋田の滝のすぐ近くにあります。
みらんど袋田は大子町内の農家が中心となり運営されている施設。普通に食事できるだけでなく、そば打ち体験以外にもコンニャク作りを体験することができるようです。
グリンヴィラで撤収作業しているとき電話して11時半に伺うことを伝え、ほぼ時間通りに到着。奥の作業場に案内されると黒板に今回作る二八そばの工程表が書いてありました。
結論からいうと「そば打ち」というものを完全に舐めてました。今回は体験ということもあり、包丁で切って茹でるだけか棒で延ばす作業くらいはあるかもと高をくくっていましたが、本格的な手打ちそばだったとは!
キレイに手を洗いエプロンを被ったら、あらかじめ大きなボールの中に準備されていた粉を混ぜる作業を開始。そば粉8割、小麦粉2割の粉末を指先で混ぜていきます。
包丁で切るのは難しいとしても、最初の混ぜる工程くらいは子供でも簡単にできるかと思いきや、少し水を入れた瞬間固まり始め暗雲が立ち込めます。先生曰く、美味しい蕎麦ができるかどうかは混ぜる工程が超重要とのこと。
その日の水分量を決めるには粒が細かくなるよう混ぜる必要があり、大きなダマができてしまうと適正な水分量がわからなくなるらしい。いきなり最初からハードル高いとはトルテュのAフレーム立ち上げと一緒w
その後、水分を調整しながら練って菊の形のような仕上がりとします。捏ねるところは良いとしても、菊練りまでくると幼稚園児&小学校低学年には不可能なレベル。大人でも相当器用でないと難しいなと感じました。
茹でた蕎麦が短く切れないようにするためには練り上げた生地から空気をキチンと抜いていく必要があり、空気を抜きやすくするために途中で菊のような形に仕上げておくそうです。
キチンと空気が抜けツルツルの表面になった生地を棒で伸ばしていきます。この工程は大人がサポートすれば幼稚園児でも楽しく体験できました。
このとき指の先が生地に引っかかると穴が空いてしまい、その部分が後ほど麺を切ったときに短くなってしまうとのこと。今回はなんとか失敗せずに済みましたが、本格的なそば打ち体験には注意点が非常に多く、やり応え&難易度の高さが大人でも満足できる内容となっていました。
薄く伸ばして折りたたみ、包丁で細く切ったら「そば打ち体験」は無事終了!最初に先生が凄いスピードで切った箇所とド素人がゆっくり切った箇所、太さが全然違うことに気付きます。全国のそば打ち職人さん、凄すぎる!
家族みんなで頑張って作った蕎麦を茹で上げてもらい、追加で注文した野菜天ぷらと共に食べてみます。子供達も積極的に参加しただけあって本当に美味しい!これはまた体験したいと素直に感じるレベルです。
そば打ち体験なんて大したことないだろうという浅はかな考えを改めざるを得ません。11時半過ぎに開始して蕎麦を食べ始めたのは13時過ぎとたっぷり体験でき、本格的なそば打ちができて大満足な「みらんど袋田」でした(^^)
道の駅で川遊び
みらんど袋田でたらふく蕎麦を堪能し、お土産としてアップルパイを購入。途中で「こんにゃく関所」のアップルパイを追加購入し、次の目的地である「道の駅 常陸大宮」を目指して爆走します。
大子町で採れた林檎を使ったアップルパイが大子町内のいくつかのお店で販売されており、クルマの中で食べ比べしながら帰るのが大子グリンヴィラの楽しみでもありますね(^^)
道の駅に立ち寄った前回は川の水が冷たすぎて入ることができなかったのですが、さすがに6月下旬であればヒンヤリ感じるくらいの水温で非常に気持ちいい!
平らな石を積み重ねて何段できるか競争したり、サンダルを流されてみたりとワイワイ楽しんだ後は、大きな広場でフリスビーしたり地元の名産品を見てみたり。何度立ち寄っても楽しめるのが「道の駅 常陸大宮」のよいところです。
道の駅を16時ジャストに出発し、那珂インターから常磐道に乗って東京方面に向かうと流山~谷和原で渋滞が起きているとのこと。
どうやら事故渋滞ではなく混雑による自然渋滞。大型連休でもない日に常磐道が10キロ以上も渋滞するなんて想像もしてなかったw
子供達は遊び疲れて若干眠そうではあるものの簡単には寝てくれず、延々と一定の音程で歌うわ独り言話すわで、まるでラリホーのごとく大人達に眠気が襲い掛かります(^^)
イオンモールつくば
ラリホーを超えてラリホーマくらい眠くてしょうがない。こんなときは気分転換を兼ねて途中のアウトドアショップにでも立ち寄って、最近のキャンプの一人反省会するしかない!
大きなイオンならきっとスポーツオーソリティも入っているだろう予測し、常磐道を通るたび気になっていた「イオンモールつくば」に立ち寄ることにしました。
常磐道から降りようとインターを探しているとき分岐を誤って逆方向に行ってしまい、イオンから遠く離れた「つくば中央インター」に到着。つくば牛久インターで降りていればすぐ目の前だったのに、トホホ。
何とか無事到着したイオンモールには予想通りスポーツオーソリティが入っていました。ちょうどLINEで15%オフセールの案内が来ていたのを思い出し、店内をフラフラと探索してみるとキャンプ用品売り場が見当たらない!
これだけ大きなイオンのスポオソにスノーピークストアがないって考えられない!と思いネットで調べてみると、どうやらイオンモールつくばには「ワイルドなお店」があるらしい。
スポオソとWILD-1が同じ場所にあるなんて通常考えられない組み合わせで半信半疑だったのですが、イオンから出て辺りを見渡すとWILD-1が見えました。スポオソにアウトドア用品が置いてない理由、アウトドア専門店であるワイルドワンがあるからだと納得(^^)
我が家が普段行くWILD-1は印西ビッグホップ店。つくば店と印西店を比較するとキャンプ用品の品揃えとしては大きな差があります。WILD-1の旗艦店ともいうべき印西店と比較するのは酷かもしれませんが。
同じWILD-1でも印西店はキャンプ+釣りというラインナップ、つくば店はキャンプ+登山(トレッキング)というラインナップなのかも。つくば店は軽登山もできる筑波山が近くにある土地柄だからかもしれませんね!
スノーピークストアもキチンと入っており、店内をざっと見てみると3割引になっている商品がありました。ランドベース6の本体とインナーテントのセット品です。
スノーピークのポイントは付かないようですが30%オフで購入できるというのは嬉しいかも。ランドベース6を使ったことはありませんが、似たような製品である「ランドステーション」と比べメッシュがあり、夏場でも快適に過ごせるのかもしれません。
まとめ
大子グリンヴィラで開催されていたスノーピークのキャンプ入門者向けイベント「スターターウェイ」を尻目に、土曜日はいつも通りローラーすべり台や温水プールを満喫(^^)
帰路に立ち寄った「手打ちそば体験」が思いのほか本格的で、大人も子供も美味しく楽しめるイベントとなりました。グリンヴィラでのファミリーキャンプ帰りに超オススメです!
道の駅の河原で遊んだり、スポオソやワイルドワンに立ち寄ったりと土日にギュッと詰め込んだら、やっぱり「ちょっと遠出したついでにテントで寝た」感は否めずw
前回はフリーサイト、今回は区画サイトと両方に滞在することができたので、大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラのキャンプ場レポを(そのうち)まとめてみようと思います。