GW終盤以降のキャンプ予定を全く入れていなかったため適当に調べてみると、土日の予約が取りにくい「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ」に空きが出てる!
すぐさま電話で予約を入れて、ゴールデンウイーク翌週末をグリンヴィラで過ごしてみました。風のほとんど無い好天に恵まれ気分もリフレッシュ(^^)
ファミリーキャンプの主役はやっぱり子供達。どれだけ子供達が楽しめたかで成功と失敗を見極めるとするなら、大成功だった気がする1泊2日でした。
この記事の目次
風に左右されるキャンプ!?
ゴールデンウイーク前半に行ったスノーピーク本社@新潟での悪天候キャンプが散々な結果に終わり、中盤に行ったキャンプファームいなかの風@長野では最終日以外は強風が吹き荒れる厳しい状況・・・。
我が家のような初心者キャンパーだと、雨が降っていることと同じくらい風が強いことは悪条件と感じます。場合によっては風のほうが強敵かも!?
特に設営時と撤収時の風には注意が必要で、おおよそ風速5メートル以上の風が吹いているときテントやタープを扱う場合は、幕体が飛ばされないようペグの抜き差しするタイミングを変えるなど工夫してます。
心地よい気候
ゴールデンウイークに過酷な状況が2回連続で続いたこともあり、次回のキャンプこそはスッキリ爽快な初夏の陽気を夢見てました。
キャンセルで空いたと思われるグリンヴィラの予約を取り、週末が近づいてきたタイミングで天気予報を確認すると、昼間も暑くなく絶好のキャンプ日和かも!
夜はここ最近より少し冷え込みそうなので、多少の服装と石油ストーブ「アルパカ」を持参することに。ホームページで確認するとすぐ近くに温水プールがあるらしく水着セットも準備!石油ストーブと水着の組み合わせって結構レアかも(^^)
初の大子グリンヴィラ
金曜のうちに大物を積んでおき翌朝の時間短縮を図ります。グリンヴィラのチェックインは通常13時からですが、今回はフリーサイトということもあり事前にアーリーチェックインを申し込んでありました。
フリーサイトは先着順で良さげな場所が埋まっていくため遅い時間に行くと広場のど真ん中に張る必要があったりするので、アーリーを使うなど少し早めに到着するようにしてます。
カーナビで所要時間を調べると千葉県北西部の自宅から高速使って片道2時間半、アーリーチェックインが9時からということは途中の休憩を踏まえると6時過ぎに出なくては!
色々と押し込んで何とか6時半前に出発、トイレ休憩しつつ9時過ぎにグリンヴィラ到着。初めてのグリンヴィラなのでフロントで色々と説明を聞いたり場内を軽く見渡したり。
ざっと見た感じすごくキレイに整備されているのがわかります。区画サイトは去年の北海道キャンプ旅で行った「オートリゾート苫小牧アルテン」に匹敵するほど。
フリーサイトの周囲にクルマを停め9時半頃に設営を開始し、11時に一通り設営完了。天候が良いと設営も捗りますが、相変わらずトルテュproは時間かかるなあと。リビングシェル+ヘキサだったら30分は早く設営終えてたかも(^^)
順調に進むところと進まないところがあり、どうしてもシールドルーフを一人で張ろうとするとき苦戦して10分以上かかっているのが我が家の要改善ポイントです。
トルテュとエルフィールドヘキサの組み合わせ、フリーサイトなので広々出来ました。今回はトルテュのなかにコットしか物がないため、空いたスペースに(グラウンドスタイル風を意識して)レジャーシートを敷いてみたものの、結局誰も使ってくれず・・・。
ちなみに連結したときの長さを計測してみると10メートル以上あるようでした。区画サイトだと「星に手のとどく丘キャンプ場」のような広い場所でないと難しいのかも(^^)
大子広域公園で遊びまくり!
風も弱いためサクサクと設営を終え、軽く小一時間くらい遊具で遊んでからお昼ご飯でも作ろうかなと出かけてみたものの、まあ見込みが甘すぎました。
キャンプ場から橋を渡って大きな遊具のあるほうに行ってみたものの、予想外に子供達が遊具にハマりまくってサイトに帰る見込み全く無し・・・。
写真ではちょっと分かりにくいのですが結構な急斜面に大きなローラー滑り台が設置されており、150段ほど階段を上っては滑るを数回繰り返すとなかなかの重労働。
脅威のローラー滑り台
もう20キロ近いのに「パパ抱っこ~」とか「パパ肩車~」とか、この急斜面を担いで何度も登ろうとは罰ゲーム以外の何物でもありませんorz
しかもこのローラー滑り台、千葉県成田市にある「坂田ヶ池総合公園」のローラー滑り台より格段に大きくて角度があります。
大人が乗ると自重があるためかなりスピードが出て恐怖を覚えるだけでなく、ローラーでガンガンぶつかってお尻が激痛というおまけ付き。くれぐれもソリのようなものを持参することをオススメします。
なんだかんだで遊具を遊び尽くして、斜面利用型アスレチックを出発するとき既に13時半。お腹空きすぎてヘロヘロになりながらグリンヴィラに着いたときと同じ坂道を登り、途中でお花を摘んだり虫を探したりしながらテントに帰ってきました(^^)
とりあえずプシュッと一本流し込んだら、フライングタイガーで買った10mあるガーラントを取り付けて飾りつけ。安いわりにデザインも華やかで結構気に入りました。
だいぶ遅れたがそろそろお昼にでもするかと思って、炭熾ししようかと準備しかけると「プール行きたい!今すぐ行きたい!」の大合唱・・・。
フォレスパ大子1回目
ママを休ませるためテントに残し、フロントで割引券を貰って先ほどと同じ橋を渡り再び移動開始。既に時計は14時、もう昼ご飯は諦めたorz
多目的温水プールということでウォータースライダーからジャグジー、25mプールまで様々な設備がありました。水泳帽が不要なのと水鉄砲を持ち込んでも大丈夫なのはビックリ。
しかも土曜日は子供が半額らしく(大人だけ割引券を使って)大人1名+小学生1名+幼稚園児1名で計1050円と格安!
ダッチ3兄弟がカワイイ
フォレスパ大子の温水プール&お風呂から歩いて帰ってきたのが16時過ぎ。日が延びているためまだ空は明るいものの、せっかくアーリーチェックインしたのにテントにほとんどいることなく夕方になってしまったなあと途方にくれていると、キャンプ場内にアナウンスが。
センターハウスの前にユニフレームのマスコット「ダッチ3兄弟」が来てるらしい!まだお昼ご飯食べてなかったけど、とっくに空腹の峠を越えてしまい(気分を切り換えて)夕飯でリベンジすることにしました。
受付するとき気にはなっていたのですが、グリンヴィラってユニフレーム関係のアイテムを数多く取り揃えていて不思議な感じ。動くダッチ3兄弟を初めて見かけました(^^)
夜だけはキャンプらしく
ダッチ3兄弟と戯れたりセンターハウスで駄菓子を買ったりして17時くらいになり、ようやくタープの下でホッと一段落。とはいえ夕日も徐々に沈みかけてきたので、チャコスタで炭を熾して夕飯の準備開始!
お昼ごはんとして考えていた簡単ピザに加え、焼き鳥を焼いたりダッチオーブンを使ってスペアリブのビール煮を作ったり。大人達が夕飯の準備を進めているとき、静かになった下の子(5歳)は気付いたらコットで布団掛けて寝てる・・・。
毎度のキャンプでほぼ19時台に寝てしまい、いつも楽しみにしている焼きマシュマロや花火や焚き火に参加できない残念な習性があるのですが、この日は更に早く17時30分にご就寝。
結局、翌朝まで目覚めませんでした。公園の遊具に温水プールにと散々遊びまくって、朝早かったこともあり疲れて寝てしまったようです(^^)
一方で上の子は小学生となり徐々に体力が付いてきたのか、夜ご飯を食べても眠いとは言わず焚き火に当たりながら3DSをピコピコ。体を動かして遊んだので、たまにはこういうのもありかなと。
奇跡の撤収時刻
設営はそれなりにテキパキ出来てもなぜか撤収は長引いてしまうのですが、今回は6時台に朝食を食べ始めて片付けが順調に進み、9時40分にはチェックアウト!
フリーサイトということでクルマが離れた場所にあるため少し手間取りましたが、いつも11時ギリギリだったりするのが、今回は天候が良く大きな幕体を早めに畳めたのが良かったと思います。
キャンプ場にアーリーチェックインした割にキャンプらしいことをあまり出来ずに終わってしまった感のあるグリンヴィラですが、センターハウスに気になる掲載がありました。
全国のオートキャンプ場をガルヴィが毎年ランキングしたものが張ってあり、かつては常時3位以内にランクインしていたはずなのに、直近の2015年は5位に転落している模様。どうやら我が家の一押し「成田ゆめ牧場」に負けてしまったようです。
あくまでも一つの目安として人気ランキングは興味深いのですが、よく見てみると千葉県からトップ10入りした4つのキャンプ場って、1年以内に行ったことのある場所ばかりでした(^^)
奥久慈から充実の帰路
早い時間にチェックアウトして向かう先は、なんとフォレスパ大子・・・。キャンプに来て、まさかの二日連続で温水プールに行くことになるとは思いもよらず。
9時50分には入り口に着いてしまいましたが営業時間は10時からということで、玄関前で少し待ちぼうけ。オープンと同時に流れ込みまたしてもプールや温泉を堪能しました。
フォレスパ大子の隣には非常に大きな芝生のグラウンドがあり、グリンヴィラ同様キレイに整備されていました。ここでフリスビーやボールを投げてもぶつかることはなく、ノビノビと楽しむことが出来ましたが、既に時計は13時になろうとしています。
大子町周辺は軍鶏が有名らしく鶏肉や玉子を活かした料理が美味しい!プールに2時間以上もいると体力の消耗とお腹の減り方は激しく、更に美味しく感じました。
近くを流れる久慈川の河原に下りて色んな石を探したり投げてみたり。この日は偶然にも虹の掛かりやすい天候だったらしく、川に大きな石を投げ込むと水しぶきに虹がキレイに見える最高の時間でした(^^)
その後は子供達の大好物である湯葉を買いに行ったり、名産品らしいアップルパイを買ってクルマの中で食べたりしながら観光。近隣で最も有名なのは袋田の滝ですが、子供達が特に興味無さそうだったので立ち寄らず。
道の駅 常陸大宮
既に15時を過ぎJR水郡線に沿って南下し那珂インターを目指して爆走。真っ直ぐ伸びたキレイな竹林を過ぎてすぐ左手にある「道の駅 常陸大宮」に立ち寄りました。
全国各地にある道の駅には地元の名産品などが揃っており休憩場所としてつい立ち寄りたくなってしまうのですが、常陸大宮の道の駅は建物はキレイだし敷地も凄く大きい!
非常に大きな駐車場ではありますが、日曜日午後は観光地から帰る途中に寄った人達で混雑しており、クルマを停めるまでに10分以上はかかりました。
道の駅の裏手には大子町を流れていた久慈川の下流があり、河原に下りることが出来るため本日2回目の川遊び開始。水が大好きな子供達にとってはプールに川にと最高の1日となったようです(^^)
結局17時過ぎまで道の駅に滞在し常磐道経由で19時半に無事帰宅。一般道を走行する区間だけでなく常磐道を走行する区間も長いため、思いのほか運転に疲れたなという印象が残りました。
グリンヴィラがある大子町は福島県との県境にあるため、千葉県からでも結構遠いかもと感じる場所ではありました。キャンプしに来たというよりも「観光がてらテントで寝た」という感じの1泊2日でしたが、子供達にとっては良い思い出になったようで何より。
まとめ
ゴールデンウィーク翌週末の5月14日~15日は暑すぎず寒すぎず、風も微風で最高のキャンプ日和でした!子供と遊んでばかりでオートキャンプ的なことをほとんどしなかった気もしますが(^^)
初めて訪れた大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラはさすがの高規格キャンプ場、とても清潔に掃除されていてキャンプ初心者でも安心な場所といえます。
グリンヴィラはとにかく予約の取りにくいキャンプ場なので、週末気軽に行ける場所ではないというのが残念。もちろんデビュー戦にも向いていますが、比較するとキャンピカ富士ぐりんぱのほうが上かな、と。