富士山二合目にあるPICA系列の高規格キャンプ場「キャンピカ富士ぐりんぱ」と遊園地「ぐりんぱ」に5月最後の週末1泊2日で行ってきました。
東名高速を降りてキャンプ場に向かう途中、山崎精肉店@御殿場で買った馬刺しや豚肉の味噌漬け、唐揚げやコロッケなどのお惣菜が想像以上に美味しかった!
土曜日の天気予報では「曇りのち晴れ、風も弱い」となっていたのですが、標高1200メートルでの曇りというのは一面モヤのことなんですね(^^)
ハッピーフライデー!
土日の1泊2日でPICA系列のキャンプ場に行くときは、予約時にハッピーフライデーを申し込んで土曜午前にチェックイン。無料でアーリーチェックインできるのと同じ仕組みというのはありがたいです。
キャンプ場に向かう途中で美味しい地元食材を調達するため、キャンピカ富士ぐりんぱに到着するのは10時頃が目標です。
朝5時頃から荷詰めを開始&いつもより少し遅めの6時40分に出発!朝食はマックのドライブスルーで簡単に済ませ、東名自動車道の御殿場インターチェンジを目指します。
曇りのち晴れ?
ここ最近、過酷な悪天候キャンプとなることが多かったため、とにかく現地の天気が心配。土日の天気予報を確認してみると土曜日は曇りのち晴れ、日曜日は晴れのち雨でした。
御殿場市の気温が最高25℃ということは、標高1200mにあるキャンピカ富士ぐりんぱなら最高22℃最低10℃前後くらいかなと予想し、思い切って今年初の「石油ストーブなしキャンプ」を選択!
基本的にはチキンハートなので、ストーブを持っていかない代わりに念のため厚手と薄手の毛布を2枚ずつ持っていきました。そうすると荷物は全然減っていないどころか、むしろ若干増えてるような(^^)
山崎精肉店@御殿場
富士山の近くに来たら美味しい馬刺しを食べたい!山梨県側にあるPICA富士吉田でコテージ泊したときは、富士吉田市にある「お茶や肉店」でスペアリブと共に馬刺しを購入しました。
キャンピカ富士ぐりんぱのように静岡県側で馬刺しを買うなら御殿場市にある「山崎精肉店」。朝8時半から夜7時まで営業しているらしくキャンプの行き帰りに立ち寄れそうです。
カーナビの指示に従って御殿場インターを降りてキャンプ場に向かう途中、キャンパーと思われるクルマと服装の人がたくさん集まっているお店がありました。
土曜日の朝9時半前に到着すると店内はそこそこ混雑していて、飛ぶように馬刺しが売れています。とはいえ在庫は豊富で回転も速く、いつでも新鮮な馬刺しにありつけそうです。
とりあえず大人のおつまみとして特選馬刺しを200g、手軽な昼食として唐揚げやコロッケなどのお惣菜を1000円分ほど、夕飯として霜降り豚の味噌漬け300gを購入(^^)
飲み食い中心のキャンプなら馬刺しをたくさん買ってマッタリくつろぎたいところですが、今回のキャンプは遊園地が隣接するキャンピカ富士ぐりんぱ。ゆっくりできるはずもないので控えめです。
雲の中の不思議な世界
山崎精肉店を9時半過ぎに出発し、標高1200mにあるキャンプ場を目指して山道を登っていきます。富士サファリパーク近くの交差点で少し渋滞しつつも、何とか計画通り10時にキャンプ場到着!
管理棟には当日の天気予報と前日の最低気温が掲示されており、土曜日は曇り予報で昨日は12℃まで冷え込んだ模様。
たくさん毛布を持ってきたとはいえ、石油ストーブがなくて大丈夫なのか微妙に気になる最低気温です。2ルームテントはどうしても密閉度が低いため、経験則的に10℃を下回ると肌寒く感じます。
今回は緩やかな斜面に沿って整備された「電源なしCサイト」に1泊。Cサイトは管理棟やお風呂から遠くなるものの、遊園地の入口には一番近い場所です。
電源なしAサイトもしくは電源ありAサイトがベストなのですが、残念ながら予約したのが直前だったため1枠も空いてませんでしたorz
キャンピカ富士ぐりんぱのサイトは相変わらずゴロゴロした小石が多く、地面は硬め。こんなときはソリッドステークもしくはエリッゼステークのような鍛造ペグが大活躍!
子供達と戯れつつテント設営を終えたら時計は既に11時半、山崎製肉店で買ってきた馬刺しとお惣菜を並べてサクッとランチ。
涼しい気候だったこともありタープは張らずに青空ダイニングです。この時期の高地は蚊が出ることもなく超快適、小さな虫がいても刺すわけではないため全く気になりません。
相変わらず馬刺しは絶品でお酒がドンドン進みます。既に時間も経っているため熱々ではないお惣菜も近所のスーパーとは比べ物にならないレベル。から揚げもコロッケも手頃なおかずとして最高(^^)
徐々に曇りから辺りはモヤのような状態となり相当な視界不良。キャンプ場に雨が降っているわけではなく、髪の毛が濡れてうねる程度の湿気がある感じでした。
本来であればキャンプ場から遊園地のシンボルである観覧車がキレイに見えるのですが、シルバニアコテージから炊事棟が全く見えないほど深い霧です。
土曜日は天候もイマイチなのでフリーパスは買わず、とりあえず入場券だけ購入して遊園地内をブラブラと散策。立体迷路や乗り物に何度か乗った後は、無料で遊べる室内でマッタリしてました。
他の遊園地と勘違いしていたのですが、ぐりんぱの「ピカソのタマゴ」は入場料だけでは遊べませんでした。ピカソのタマゴで遊ばせれば初日は十分だろうと入場券だけ買ったのは若干判断ミスだったかも。
相模湖近くのプレジャーフォレストにも同じ「ピカソのタマゴ」がありますが、改めてインターネットで調べてみると追加料金は不要でした。同じアトラクション名でも場所によって料金には差があるようです(^^)
雲が晴れたら別世界
キャンプ場に戻って夕飯の仕込みをしつつ、お風呂で汗を流して気分もリフレッシュ!キャンピカ富士ぐりんぱのお風呂は高規格キャンプ場らしく快適です(^^)
ライスクッカーで炊き込みご飯を作ったり、白身魚とアサリでアクアパッツァを作ったり、ラーブ(タイ風挽き肉サラダ)や韓国風サラダと今回は多国籍料理で。
写真を撮り忘れましたが、山崎製肉店で買った豚肉の味噌漬けは高くない割にご飯が進むような味付けで、ぜひお弁当に入れてほしくなるような一品!
子供達を満腹にさせて大人だけの楽しみがあることをばれないように仕込んだ後、10インチサイズのスキレットをガンガン熱してメインディッシュであるリブロースステーキを焼きます。
やはり肉を焼くならテフロン加工のフライパンではなく鉄製のスキレット!表面に焼き目がしっかり付いているのに、お肉が硬くならず絶品。
いつか使う機会が来るだろうと買っておいたユニフレームのフォークが遂に役立ちました。他に使う用途が思いつかなくてお蔵入り寸前でしたが(^^)
みんなで夕飯を食べ終えたら子供達は早めに寝てしまい、あとは大人だけの優雅なひととき。グラスを傾けながらふと外を見ると、雲が晴れてすっかり視界不良も解消!
晴天のキャンピカ富士ぐりんぱから見る富士山は実に見事で、普段見ている昼間だけでなく夜の富士山も素晴らしい。コテージの明かりとのコントラストが美しいな、と。
土曜の夜は20時くらいから徐々に冷え込んできて石油ストーブが欲しくなるような寒さでした。こんなときはお湯割りのような体の内側から温まる飲み物(^^)
夜はやっぱり冷え込む!
子供達とは夕方お風呂に入ってはいたのですが、寝る直前に1人でもう一度入ってマッタリ。ぬるめの湯船にのんびり浸かっていると5回ほど寝落ちしてました。
明日に備えていつもより少し早めに寝て、遊園地で振り回されても何とかなるよう体力を温存します。体感的には夜中8℃くらいまで落ちたかなと思いつつ、翌朝の掲示によると最低気温は10℃だったようです。
梅雨入り直前の5月末とはいえ標高1200メートルは侮れません。夜中にシュラフのなかを確認すると子供達の足がかなり冷えていたため、念のため持ってきていた湯たんぽを活用したら朝まで皆ぐっすり(^^)
翌朝は6時半前くらいに起きて辺りを見渡すと、昨日のモヤモヤが嘘のようにスッキリ晴れて富士山もくっきり。この景色を見るだけで来てよかったなーと思うほど感動的。
キャンピカ富士ぐりんぱは小さな子連れのファミリーキャンパー向けだと思いますが、雄大な景色だけでなくコテージや水回りも充実してるので、遊園地に遊びに行かなかったとしても満足できるのかも!
早く遊園地に行きたがる子供達を満腹にして落ち着かせようと朝ご飯は手軽に。スキレットで作るフレンチトースト、ソーセージを挟んだホットドッグに加え、前夜の残り物など。
ヒマラヤのセールで買ったチャムスのホットサンドメーカーは今回のキャンプがデビュー戦!8枚切りの食パンにタマネギやシーチキンなどを和えたものを挟んで焼いてみましたが、若干厚みが足りずホットサンドというよりは単なるトーストに(^^)
6枚切りの食パンもしくは中身の具は多めにしてしっかり挟まないと、喫茶店で出てくるようなホットサンドにはならないみたい。とはいえ焦げ付いたりすることなく掃除も簡単だったので、これから活躍の機会は増えそうです。
青空の下で朝食を済ませ、ママがお風呂に入っている間にテントを片付け10時過ぎにはチェックアウト!近隣の富士サファリパークなどには目もくれず、再び遊園地へ。
標高が高いこともあり紫外線が強く半袖だと日焼けが気になるほどの日差しでしたが、湿度も一気に下がってレジャーにはちょうど良い気候でした。
10時過ぎに遊園地に入場したあと、きっと遊びまくるだろうとワンデークーポンを購入しジェットコースターから立体迷路、空中アスレチックまで一通り堪能して16時半過ぎにぐりんぱを出発!
帰りもほぼ同じ道で帰るということは「山崎精肉店」にも立ち寄れるということで、馬刺しを買ったり帰宅途中で食べるお惣菜(揚げ物)を購入。子供達は下山している途中で寝てしまい、結局翌朝まで目覚めることはありませんでした。
御殿場インターチェンジにある電光掲示板を見ると、東名高速の上りは渋滞30キロ。一瞬「ゴールデンウィークにでもタイムスリップしたか!?」と思ってしまうほどの大渋滞です。
これから中央道を経由して帰るわけにも行かず、お惣菜でも食べながら東名を進むも途中で気が変わり、大井松田インターで降りて小田原厚木道路経由で帰るものの結局帰宅したのは20時45分(約4時間)でした。
まとめ
キャンピカ富士ぐりんぱに向かう途中、御殿場の山崎精肉店で購入した馬刺しや味噌漬け、揚げ物などのお惣菜はどれも超美味!帰りに立ち寄ってお土産として買って帰るほどでした。
土曜日は夕方まで雲が多くキャンプ場も遊園地もモヤモヤしていましたが、雲が晴れてスッキリしたあとは星も富士山もキレイに見ることができました(^^)
約半年振りのキャンピカ富士ぐりんぱは、相変わらず超快適な高規格キャンプ場でした。ファミリーキャンプ初心者にもぜひオススメ!