村の鍛冶屋の新製品!エリッゼ ちょこっとバンド 4本セットを真夏のキャンプで試してみました。ゴムとS字フックを短いロープのように使います(^^)
税抜1,000円(送料無料)と気軽に買いやすく、なくても困らないけどあったら便利なアイテム。テントの換気やスカートの乾燥に思いのほか役立ちました!
ちょこっとバンド!?
アルミポールを買い増そうと村の鍛冶屋のネットショップを覗いていると、何に使うのかよくわからない黒いゴムを発見…どうやら「ちょこっとバンド」という新製品のようです。
この手の怪しいキャンプ道具は安物買いの銭失いとなることが多々あり、信頼のおける村の鍛冶屋オリジナルとはいえ、まずは人柱として試してみることに。
タープやシートなどを設置した時に、ロープまで必要ない時など、ちょこっと引っかける時に便利です。ゴム材質で強力に引っ張るため、外れる心配がありません。
S字フックで長さ調節
ゴムの長さは約23cm、両端にS字フックが付いた状態で約33cm。引っ張ると10cmほど伸び、大きなS字フックの代わりとして使えそうな形状です。
S字フックの取り付け位置を変えることで長さを3段階に調節でき、ゴムの伸びを考慮すると1本あたり20cm~40cmくらいが適正範囲になるかと思います。
ガイラインアダプターと比較
主な用途はテントやサンシェードの短いロープ代わりとしてペグと組み合わせて使うらしい。そういえば似たようなアイテムを持っていたような…そうか、ガイラインアダプターだ!
ちょこっとバンドを両手で引っ張って強度をチェックした限り、簡単にゴムが切れるような気配はありません。スチール製のS字フックもそれなりに強度はありそうです。
これまでのガイラインアダプターの壊れ方から想像するに、風が吹いて強い負荷がかかるとゴムよりも先にS字フックが壊れる気がします。タープには使わないほうが無難かと思います。
テントの換気や乾燥に役立つ
真夏はテント内に熱がこもりやすく、できればメッシュにして換気したい。フライシートを巻き上げたりキャノピーポールで跳ね上げたりするのですが…若干面倒!
そんなときはフライシートのファスナーを開け、短いロープで地面にペグダウン。強い日差しを遮りつつ風通しが良くなる設営方法です。
短いロープですら面倒くさいとき、ちょこっとバンドが役立ちます。片側のS字フックをフライシートに引っかけ、もう片側のS字フックをペグダウンするだけ。
S字フックをエリステに引っかける
あらかじめ短いロープに自在金具を取り付け、もやい結びでループを作りカラビナをセットしていれば、ちょこっとバンドを買う必要ありません。
準備いらずで誰でも簡単に使えることこそ、ちょこっとバンド最大のメリットです。少し短めのエリッゼステーク18で地面に固定すると抜き差しやすさと強度のバランスが良い感じ。
夏キャンプ以外も出番あり
ちょこっとバンドは暑い季節だけでなく涼しい季節にも役立ちます。ポリエステルのテントは防水性に優れている一方、中と外との寒暖差で結露が発生してしまうのがイマイチ。
ひっくり返して日光に当てたりタオルで拭き取ったり様々な工夫をして乾燥撤収を目指しますが、どうしても乾きにくいのがスカート。地面と接しているため夜露で濡れてしまいます。
なるべく短い時間で乾かしたいとき、ファスナーを開けて天井部のフレームに引っかけたり、夏キャンプと同じく風通しを良くしたり、ちょこっとバンドが役に立つはずです(^^)
なくても困らないけどあったら便利
- テントの風通しを良くする
- 乾きにくいスカートの乾燥を促す
- 短いロープの代わりとして
半信半疑で使ってみると思いのほか便利だったので、キャンプ帰りに買い増してしまいました。予備として持っておくと意外と便利だなと思うときが来るかも!?