スノーピークの人気アイテム「シェルフコンテナ50」。キャンプ道具や撮影機材を持ち運ぶとき重宝していますが、純正品の上蓋があるとさらに良いと感じていました。
スノーピークストアで教えていただいた方法をもとに、型落ちセール品となっていた「IGTハンギングラックフレーム 1段セット」からメインフレームだけ部品取り。
フレームをはめ込んで2ユニット化されたシェルフコンテナ50に、桐製の「IGTマナイタW」を天板として載せてみました。売れ残りコンビ、なかなか良い感じです。
この記事の目次
シェルフコンテナ50の天板
荷物を運搬するためのコンテナ機能と重ねて使うためのシェルフ機能をあわせもつシェルフコンテナ。その強度を活かし天板を載せてテーブルとして使うこともできます。
シェルコン25のステンレス天板
数年前から愛用しているシェルフコンテナ25(以下、シェルコン25)の天板には、Myテーブル竹のオプション品「Myテーブルステンレストップ LV-038」がピッタリ。
- シェルフコンテナ25:横42.5cm × 縦30.5cm(実測)
- Myテーブルステンレストップ:横47.0cm × 縦30.5cm
多少横幅が大きいものの、開いた状態でも閉じた状態でも天板として載せることができ、熱いものを置いても問題なし。ただし残念ながら現在は廃盤となっています。
スノーピークストアで情報収集
一方でシェルフコンテナ50(以下、シェルコン50)についてはほとんど知識がなく、スノーピークストアで何か良いアイディアがないか教えていただきました。
シェルコン50には「IGTハンギングラックフレーム CK-200」がピッタリはまり、そのフレームが2ユニットサイズ。あとはIGTのオプション品を置けばOKとのこと。
- シェルフコンテナ50:横52.0cm × 縦38.5cm(実測)
- ハンギングラックフレーム:横53.9cm × 縦36.8cm
IGTハンギングラックフレーム
IGTハンギングラックフレームの単品は数年前に廃盤。販売中の「IGTハンギングラックフレーム 2段セット CK-220」から部品を取っても良いけど、どうしてもお高め。
単品と同じく廃盤となっている「IGTハンギングラックフレーム 1段セット CK-210」の特価品(約半額)を偶然発見。これなら部品取りしても悪くない価格かなと。
IGT 2ユニットの天板候補は多数あり
IGTハンギングラックフレーム(今回は1段セットのメインフレーム)の天板候補となる純正品は、現行品に限っても多数あります。金属や木、竹などバリエーション豊富です。
- ウッドテーブル S竹
- ウッドテーブル W竹
- ステンレストレー
- マナイタセットL
- エントリーIGTの天板
- IGTスリムの天板 など
アウトドアショップであれこれ試した結果、質感の好みやフレームとの相性から2ユニットサイズの桐製「IGTマナイタW FES-215」を天板として使うことにしました。
雪峰祭2018春限定「IGTマナイタW」
釣った魚を捌くとき重宝するサイズ(50cm × 36cm)だし、桐の質感といいモノ自体は悪くないのですが、売れ行きが芳しくなかったのか店頭在庫がたくさんある印象。
- IGTハンギングラックフレーム:深さ2.3cm
- IGTマナイタW:高さ2cm
IGTマナイタWは厚さがあるためIGTフレームだと出っ張るのですが、IGTハンギングラックフレームにはめ込むと段差がほとんどできないのが大きなメリットと感じます。
シェルコン50のテーブル化が完成
フレームをはめ込み、まな板を置いたらテーブルの完成。フレームをはめ込む際にほとんど力は要りません。まな板の両端に指を差してすぐに取り外せるのが地味に便利です。
耐荷重はシェルコンとフレームが約20kg、マナイタが約30kg。シェルコンとフレームが点で接していますが、よほどのものを置かない限り、キャンプでは十分かと思います。
フレームありでも収納量は変わらず
フレームをはめ込むとシェルコン50の収納量がどの程度減ってしまうか試してみたところ、以下の3点であればフレームがあっても問題なく入れることができました。
- ウォータープルーフユニットギアバッグ220
- ユニットギアバッグ110 × 2
ただし、先にフレームをはめ込んであるとギアバッグを出し入れしにくいので、収納するときは先にギアバッグを入れてからフレームを最後にはめ込むと良いかと思います。
まとめ
無改造かつ既製品を組み合わせるだけで、コンテナ・シェルフ・テーブルの3機能を実現できます。ぐらつかずに安定しており、ソロキャンプならこれ1つで色々できそう!
IGTハンギングラックフレーム(単品)は廃盤のため流通量が減ってきています。試してはいませんが、補修部品として取り寄せる作戦は意外とありかもしれませんね。