ユニフレームのダッチオーブン6インチは、手のひらサイズのダッチオーブン。業務用の中華鍋やフライパンと同じ黒皮鉄板ゆえ、焼き物や炒め物は得意分野といえます。
ソロキャンプではメイン調理器具、ファミリーキャンプではサブ調理器具として使い勝手の良いサイズで、少ない油での揚げ物(串揚げや天ぷらなど)にも大活躍!
上蓋を活かしてご飯を炊いたり食材をローストするのもお手の物。鉄鍋特有の気難しさはありつつも、3年ほど使ってみて小さなダッチオーブンの良さを感じています。
ダッチオーブン 6インチ
焚き火・ガス・IHなど様々な熱源で調理できるユニフレームの黒皮鉄板製ダッチオーブン。6インチは大きめのジャガイモを1つ入れたら終了という超コンパクトサイズです。
ネイチャーストーブに載せる遊び道具(闇鍋やジャイアンシチュー作り用)として子供達が使っていたものを返してもらい、改めてシーズニングしなおして現在に至ります。
UFダッチオーブンのサイズ比較
UFダッチ | 6インチ | 8インチ | 10インチ | 12インチ |
---|---|---|---|---|
内寸 高さ | 7.7cm | 9.5cm | 11cm | 13cm |
内寸 底径 | 11.5cm | 16cm | 20cm | 23cm |
内寸 鍋径 | 15cm | 20.5cm | 26cm | 30.5cm |
底の厚さ | 3.2mm | 4.5mm | ||
重量 | 1.8kg | 4.2kg | 5.8kg | 8.8kg |
満水容量 | 1.2L | 2.9L | 5.0L | 8.2L |
底網 | 付属 | 別売り(以前は付属) |
ユニフレームのダッチオーブン(深型)4サイズの商品スペックを比較してみました。ファミリーキャンプの定番は小さめの丸鶏が収まる10インチと言われています。
6インチにはステンレス製の底網が標準で付属しています。以前は8インチ以上にも底網が付属していたのですが、どうやら現在は別売りとなっているようです。
小さいダッチオーブンの使い道
小さいダッチオーブンって使い物になるの?と疑問を持たれる方は多いかもしれません。基本的に何でも作れますが、例えばファミリーキャンプではこんな使い方をしています。
- ロースト野菜(焼き芋含む)
- ローストビーフ・ポーク
- 揚げ物全般
- コトコト煮込む料理 など
一般的にはソロキャンプでの使用に適したサイズではないでしょうか。1名分の料理を作るのに大きすぎず小さすぎず、使う炭も少なくて済み、炊飯すら問題なくできます。
ダッチオーブンでの炊飯のコツ
- 研いだお米を最低30分、できれば1時間ほど水に浸しておく
- 1合炊くなら200ml、2合炊くなら400ml入れて中火にかける
- 沸騰したら底から軽くかき混ぜてから弱火にする
- 7分ほど加熱したら火を止める ※時間は目安
- 5分ほど蒸らしてから蓋を開けて完成
ダッチオーブンで炊いたご飯はそのまま入れて翌朝まで持ち越せない(鉄臭くなって食べられないことが多い)ので、1回で食べ切れる量だけ炊くのが良いと思います。
コツさえ掴めばキャンプ羽釜やライスクッカーと大差なく炊くことができます。ダッチオーブンは蓋が重い分だけ圧力がかかるので、おこげ前提なら一番美味しいかも!
ダッチオンダッチも楽しめる
ダッチオーブン6インチは、深型10インチや浅型12インチでメイン料理を作りつつ、同時にサブ料理を作るときダッチオンダッチしやすくて便利だと感じます。
ダッチスタンドで重ねる、上から吊り下げる、焚き火ハンガーで支えるなどいくつかのやり方があり、ダッチオンダッチはキャンプしてる感が出て結構気に入っています。
スキレットかダッチオーブンか
自分がソロキャンプに持って行くなら、ダッチオーブンであれば6インチ、スキレットであれば8インチ(もしくは6インチを2枚)がちょうど良いと感じます。
その時々で、焼き物メインで作るならスキレット、揚げ物メインで作るならダッチオーブンをチョイスしています。上火調理をするならスキレットは蓋付きだと便利。
ダッチオーブン6インチには(ユニフレーム純正に限らず)便利なオプション品がたくさんあります。別記事であわせて使いたいおすすめアイテムを紹介しています。
まとめ
- 炭火や焚き火(高火力)での調理に耐えられる強度
- ソロキャンプのメイン調理器具にちょうど良いサイズ
- ファミリーキャンプのサブ調理器具にも使える
- 焼く・煮る・揚げる・蒸す・炒めるなど何でもできる
ダッチオーブン6インチは数量限定で再販されては売り切れを繰り返しており、時期によっては入手が難しい商品です。もし見つけたら即買い推奨なくらい気に入っています!