iPhoneなどのスマートフォンで当ブログの記事を読みやすくする方法をご紹介します。とにかく文字と写真だけあれば良い!シンプルにサクッと読みたい!という方におすすめ。
一言でいうと「スマホでページ分割を止めて一気に斜め読みでき、かつ大半の広告が表示されなくなる」方法です。松竹梅の3パターン用意してみました。
【松】リーダー表示機能で読む
【竹】Pocketに転送&あとで読む
【梅】広告ブロックアプリを使う
この記事の目次
【松】リーダー表示機能で読む
Apple社の製品をお持ちであれば最も手軽な方法が「リーダーモード」です。iPhoneやiPadに搭載されたWebブラウザ「Safari」には、文章を読むことに特化したシンプルな表示方法があり誰でも簡単に使うことができます。
当ブログの過去記事「スノーピークのストアイベント「Snow Peak Way mini」に初参加!」をサンプルにすると、上の画像左がSafariで普段表示されている画面、画像右がリーダー表示で表示したときの画面です。
リーダー表示機能を有効化することでメインコンテンツの内容を維持しつつ、非常にシンプルな画面表示に切り替わりました。主な特徴は次のとおりです。
- 画面装飾が減りほぼ文字と写真だけになります。
- Google Adsenseなどの広告がほぼ表示されなくなります。
- ページ分割が無くなり1ページで表示されます。
- 行間にある空白もスッキリと整理されます。有名芸能人が書くブログによく見受けられる「大きな行間」もバッサリ削られます。
当ブログの大半の過去記事はリーダー表示でスッキリ読みやすくなるはず。一部の過去記事はスペック表や地図の埋め込みがあるため情報が欠落することがありますが、概ね内容に問題は無いだろうと思います。
リーダー表示機能の使い方
リーダー表示に切り替える方法は極めて簡単。個別の記事を表示した状態でSafariの上部にあるアドレスバー左の「リーダー表示ボタン(4本の横線)」をポチッと押すだけ!
リーダー表示機能が使えるときは「リーダー表示を使用できます」というメッセージがアドレスバーに数秒間表示されます。
しばらくすると文言が消えますがリーダー表示ボタンは残りますのでご安心を。アドレスバーが小さくなっているときは、少しだけ画面を下にスワイプするとリーダー表示ボタンが表示されます。
リーダー表示機能が効かないとき
ブログの記事一覧や本文が短すぎる投稿ではリーダーボタンが表示されない模様。比較的本文の長い投稿ではリーダーボタンが表示されます。もし画面上部に表示されない場合は対応していないものとして諦めましょう…。
CAMP HACKもスッキリ
巷の噂で「画面上に広告が多く、かつ記事が分割されているため読みにくい」と聞いたことのあるCAMP HACKの記事も、Safariのリーダー表示機能を使えばスッキリ読みやすくなります。上の画像左が通常の見え方、画像右がリーダー表示です。
子供も大人も盛り上がる!先輩キャンパーに学ぶキャンプ料理7選!
当ブログが紹介されている部分の表示を見比べてみると一目瞭然。画像や文章はシンプルに残りつつ、広告リンクは消えて読みやすくなっています。あえて単独で記事にするほどでもなかったので、CAMP HACKに紹介されたことをしれっと宣伝してみましたw
当ブログだけでなく様々なブログが読みやすくなること間違いなし。とはいえ読者にとって完璧な表示ができているかというと少し微妙…使い物にならないと感じたことはないものの、意図しない形で内容が省略されることはあります。
Facebook & Twitter
リーダー表示機能の欠点は「Safariの上でしか動作しない」ということ。Safari以外のアプリでシンプルにブログを読むためには一工夫必要となります。
リーダー表示機能を使えない代表格がFacebookやTwitterなどのSNS公式アプリ。SNS上で共有された記事を画面に表示するときSafariを起動してくれません。
もしリーダー表示させたいときは、Facebookアプリであれば画面右下にあるボタンを押して「Safariで開く」を選択、Twitterも同様に画面下部から「Safariで開く」を選択。少し手間が増えますがSafariに移動してからリーダー表示機能を使うことは可能です。
【竹】Pocketに転送&あとで読む
次におすすめするのが旧Read it Laterこと「Pocket」アプリに記事を飛ばして、アプリ上で記事を読む方法。上の画像左がSafari、画像右がPocketです。
最初こそアプリのインストールや設定に手間がかかるものの、一通りの準備を済ませてしまえば気になる記事をPocketに転送するだけの手軽さ。Pocketアプリから記事を表示させると装飾や広告、ページ分割などが消えサクサク斜め読めできます。
あとで読みたい記事を登録するサービスとしてはソーシャルブックマーク「はてなブックマーク」に近いのですが、純粋に記事を読むだけであればPocketのほうが手軽で文章もスッキリしていて読みやすく感じます。
Pocketの使い方
iPhoneアプリ「Pocket」の使い方 – 初期設定
iPhoneにPocketアプリをインストールして初期設定する方法は、上記リンク先のサイトにわかりやすく紹介されています(Androidもほぼ同様)。もし初期設定されていない場合は参考にしてみてください。
当ブログは各記事の下部にPocketへ記事を転送するためのボタンを設置しています。初期設定を終えたら、あとはボタンを押すだけでPocketアプリへの転送は完了!
ボタンを設置していないブログだと、ブラウザの機能でPocketに送る、ブックマークレットで転送する、メールにURLを貼り付けて送信するなどの方法があります(^^)
リーダー表示との使い分け
Safariのリーダー表示が「すぐに記事を読みたいとき便利」だとすれば、Pocketは「あとでゆっくり読みたいとき便利」だと感じます。電波の悪い環境でも記事を読める「オフライン機能」はPocketならではの便利な仕組み。
リーダー表示は記事を読み終わった後に「この記事、面白かったから友達にシェアしたい!」と思ってもスムーズにSNSに連携できないのですが、PocketであればFacebookやTwitterなどに素早く流すことができます。
なおPocketはパソコン、iPhone、iPad、Androidスマホ、Androidタブレットなど幅広い環境に対応しており、無料で使えるにも関わらず自在性の高さには定評があります。
Pocketの表示内容
Pocketで記事を読むとき意図せず画像が消えてしまうことがあるようです。前述のCAMP HACKの記事もPocketに転送すると画像が消えてしまい、文章が上に詰まって表示されていました。
PocketアプリやOSのバージョンによっても動作は異なりますが、前述のリーダー表示機能同様に過信しすぎないほうが無難のようです。
あとから読むツールとしては世界的にも高い評価を得ているPocket。記事をアプリに送る手間、Pocketアプリ上から不要になった記事を削除・アーカイブする手間がかかるため、ただ読み流すだけであればリーダー表示機能には一歩及ばず「竹」となっています。
梅:広告ブロックを入れる
iPhoneにはコンテンツブロック機能(いわゆる広告ブロック機能)が用意されています。App Storeで特定のアプリ(1BlockerやCrystalなど)を入れると、Safariでブログを読んだときだけ特定の広告が表示されなくなる仕組みです。
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リーダー表示やPocketとは異なり余計な装飾やページ分割はそのまま残っているため、とりあえず広告だけ消したいというときには役立つ方法だと思います。特別な操作を必要とせず広告が消えるのでアプリを入れて設定しておくだけでも便利。
リーダー表示やPocketに比べサクサク感に劣るため「梅」としていますが、悪くない選択かなと。Safari上でのみ有効なためリーダー表示と同様にFacebookアプリやTwitterアプリだと広告は出てしまうはず。
まとめ
当ブログはスマホやタブレットで見たとき、待ち時間やパケット通信量を抑えるために複数ページに分割して表示させています。
iPhoneやAndroidスマホでブログを読みやすくする方法として松竹梅案、Safariのリーダーモード、Pocket経由、広告ブロックをご紹介しました(^^)
当ブログ以外にもナチュログやアメブロ、CAMP HACKなどの記事がスッキリ読みやすくなるかと思います。読者の立場であれば一度覚えておくと非常に便利ですが、色々と影響を受けるブロガー的には複雑な気分・・・w