ホワイトガソリン仕様のシングルストーブは心身温まる一杯の必需品!

コールマン スポーツスターII 508A

 コールマンのシングルストーブ「スポーツスターII 508A」を入手!ホワイトガソリンを燃料とし低温時にも安定したパワーを発揮する定番のワンバーナーです。

 南関東の真冬に「ツインバーナー+100均CB缶 vs シングルストーブ+ホワイトガソリン」で湯沸し時間を比較すると予想以上に大差がつきました。さすがガソリン、頼りになります。

 本体のサイズが大きく火力調整が難しい上にポンピングの手間がかかるものの、外気温が氷点下になるような寒い季節の朝コーヒーに欠かせない必需品となりそうです(^^)

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スポーツスターII 508A

スポーツスターIIの本体とケース

 スポーツスターII 508A(以下、スポーツスター)はコールマン定番のシングルストーブ。白ガスを燃料としており寒さに強いのが特徴となっています。

 寒い朝のちょっとした湯沸かしに役立てたいのと、ワンマントルランタン286A(以下、ワンマントル)と同じ燃料を使いまわせるのが便利そうと思ったのが入手に至った動機です。

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Keepaのメール通知例

 ワンマントル同様にプラスチック製のケースが付属していました。着火装置もないためライターで点火させる極めてシンプルな作りが印象的です。

 本当はKeepaの監視でもっと安く注文できていたはずなのに、マーケットプレイス出品者の価格設定ミスにより最安値での購入には失敗してしまいました…悔しくて仕方ないので普通にAmazonで買いましたw

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スポーツスターの大きさ比較

 タンク内蔵型ではあるものの、昨今のボンベ分離式ガスバーナーのコンパクトさには到底敵いません。カタログスペック上の火力も2,125kcal/hと思いのほか控えめ。

●火力:最高時約2,125kcal/h
●燃料タンク容量:約520cc
●燃焼時間:約1.5~3時間
●本体サイズ:約φ14×14(h)cm
●重量:約960g
●付属品:プラスチックケース
●使用ジェネレーター:Model 400C2891

 ホワイトガソリン満タン(8分目)で2泊使えるとしたときのランニングコストは1泊あたり約200円の計算。コスパに優れたツインバーナー+CB缶(1本100円程度)の組み合わせと机上では大差ない印象です。

スポーツスターとスキレット10インチ

 どっしりとした本体の大きさの割りに五徳(グレート)が小さく不安定なのは気がかり。スポーツスターで安定して使えるクッカーは直径20cmくらいが限界かなと感じます。

 ユニフレームのfan5 DXの鍋類だと大鍋やフライパンは到底無理、ライスクッカーもかなり厳しい、片手鍋だとギリギリ、オプション品の山ケトル900なら安心。

 安定した火力を大きくて重いスキレットやダッチオーブンに活かすなら、五徳代わりとして丈夫なシングルバーナースタンドを用意しておきたいところです。

ヒーターアタッチメント

コールマン遠赤ヒーターアタッチメント

 ワンバーナーを調理に使うだけではもったいない!純正オプション品として「遠赤ヒーターアタッチメント」なるものがラインナップされていたため一緒に入手しました。

 スポーツスターの上にセットするだけで遠赤外線ヒーターに早変わり。さらにアタッチメントの上で煮炊きや炉端焼きすることもできる優れものです。

ヒーターアタッチメントの内部

 家庭用のストーブに使用されている特殊鋼材を利用しているらしく、下からバーナーで熱することで効率よく暖を取ることができるとのこと。

 内部は至ってシンプルな構造で、スポーツスターのグレートにはめ込むだけの簡単セッティング。石油ストーブほどの熱量はないものの寒い時期に試してみたくなります。

ポータブルガソリンボトル

SOTO ポータブルガソリンボトル

 ワンマントルもスポーツスターもタンクに燃料を入れたまま持ち運びできるのが嬉しいポイント。多少傾いても燃料がこぼれにくい仕組みがありがたいです。

 ホワイトガソリンは揮発性が高く灯油のように気軽に扱えない危険物。気化して充満すると静電気で引火&炎上する可能性があるため取り扱いには気をつけたいところです。

 あらかじめ自宅で満タン(8分目)にしておけば1泊2日程度であれば途中で給油する必要はないものの、連泊でキャンプする機会が無くはありません。

消防法に適合したガソリン携行缶

 ホワイトガソリンや自動車用ガソリン(レギュラー・ハイオク)を安全に持ち運ぶことができるガソリン携行缶として、SOTOのポータブルガソリンボトルを入手しました。

 ふるさと納税の返礼品としていただいたモンベルのポイントバウチャーを使ってモンベルストアで交換しています。将来MUKAストーブを買うときにも役立つだろうと青田買いw

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 各種法令(消防法など)で定められた材質や容量に適合しており、ガソリンスタンドで店員さんに給油してもらうことができます。セルフ式のガソリンスタンドでも必ず店員さんにお願いする必要があります。

ガソリン燃焼器具に給油できるノズル付き

 ボトル容量は約750mlと持ち運びやすいサイズ。ガソリン燃焼器具に給油しやすいようキャップの内側に給油ノズルが格納されていますが、暗闇でノズルの付け外しをすると中フタを紛失してしまいそうです。

 各社からガソリンを入れるコンパクトな携行缶が販売されているものの、ガソリンスタンドで給油できるボトルは意外と少ない印象があります。

 ワンマントルが約590ml、スポーツスターが約520ml、ポータブルガソリンボトルが約750mlということで、満タンにした状態から何泊できるか計算してみました。

ガソリン燃焼器具が大集結

燃料の残量 ランタン ストーブ ボトル
キャンプ出発時 590ml 520ml 750ml
1泊目の就寝前 250ml 520ml 750ml
1泊目の朝食後 250ml 300ml 750ml
2泊目に向け給油 590ml 520ml 190ml
2泊目の就寝前 250ml 520ml 190ml
2泊目の朝食後 250ml 300ml 190ml
3泊目に向け給油 440ml 300ml 0ml
3泊目の就寝前 100ml 300ml 0ml
燃料の移し替え 0ml 400ml 0ml
3泊目の朝食後 0ml 180ml 0ml

 ポータブルガソリンボトルがないと2泊3日のキャンプでギリギリ燃料が持つか持たないかだと思いますが、ボトルから途中で給油できるようになると3泊4日でも燃料が少し残る計算になります。

 なかなか寒い季節に3連泊することもないのですが、朝晩の冷え込みによってはスポーツスターの使用頻度が上がるため2泊3日だとしても燃料の余裕を持っておきたいところです。

1泊2日の週末キャンプであればポータブルガソリンボトルは必要なさそう。あくまでも連泊用として考えています。

メンテナンスハンドブック

コールマンのメンテナンスハンドブック

 ワンマントルとスポーツスター、2つのガソリン燃焼器具が手元に揃ったため、アウトドアショップ店頭で無償配布されているコールマンのメンテナンスガイドを貰ってきました。

 購入後すぐに故障するとは考えにくいものの、ガソリンを気化させるジェネレーターや圧力をかけるノズルの仕組みを知っておいたほうが役立つだろうと通勤時に日々勉強中。

 コールマンは点火方法だけでなくガソリン器具のメンテナンス方法をYouTubeで配信してくれているのがありがたいです。何度も見てTroubleshootingではなくPreventive maintenanceで万事臨みたいところw

スポーツスター初点火!

スポーツスターにホワイトガソリンを入れる

 ランタンのようにマントルの空焼き作業のないガソリンストーブは、燃料を入れてポンピングしたらライターやマッチで着火させるだけ。昼間はいとも簡単に点火。

 自分の力加減だと燃料タンクにホワイトガソリンを満タン(8分目)まで入れて、65回ほどポンピングするとちょうど良い感じ。慣れていないからか親指がじんわりと痛くなりました。

 ランタンと同じく着火したらすぐ30回ほど追いポンピング。1分ほどで赤い炎から青い炎に変わり火力が落ち着いたものの、出力が安定するまでに思いのほか時間がかかる印象です。

スポーツスター初点火

 ユニフレームのツインバーナーと見た目の火力はそれほど変わらない気がしていますが、やはりガスバーナーよりも火力の調整がものすごく難しいです。

 かつてのモデルには出力を調整する専用のレバーがあったようですが、コストダウンされた現在のモデルは赤いレバーだけ。弱火にすること自体が困難。

 コトコトと弱火で長時間煮込むような料理はガスバーナー、寒い朝晩に素早くお湯を沸かしたいときはガソリンストーブと使い分けることになりそうです。

 気温が氷点下前後まで下がっているときは着火に難がありました。おそらくガソリンを気化させるジェネレーターが冷えているのが原因。

 スポーツスターになかなか火が付かないときは灯油を燃料とするケロシンストーブやケロシンランタンでは定番である「予熱」が必要となりそう。

 軽くトーチで炙るか、スポイトでホワイトガソリンを数滴垂らして着火しジェネレーターを温めておくのが良さそうです。ガスバーナーの手軽さには遠く及びません。

ヒーターアタッチメントを加熱中

 遠赤ヒーターアタッチメントをスポーツスターにセットしてみるも、グレートにはめ込むのに相当苦戦。スポッとは入らないため左右に位置を変えつつ力技で押し込みます。

 順番としては着火する前にしっかりと押し込み、その後にライターで着火。取り外すときは十分に冷めてからとなりそうです。

 幕内ではない屋外の場所でヒーターアタッチメントを使ってもほとんど温かさを感じず…今度はシェルターや2ルームで試してみたいと思います。

湯沸し時間で火力比較

ホワイトガソリンとガスボンベの性能比較

 寒さに強いことが最大の特徴となっているガソリンストーブの実力を確かめるべく、お湯が沸くまでの所要時間を比較してみることにしました。

 普段使用しているカセットガスはドンキホーテで3本298円程度で販売されているもの。ホワイトガソリンはコールマン純正のエコクリーンを使用します。

 ガスボンベは新品、やかんはユニフレームの山ケトル900(アルミ製)に550ccほど井戸水を入れた状態。昼の外気温は約6℃、井戸水の水温は約14℃でした。

スポーツスターで湯沸かし時間計測

 目視で沸騰を判断するのではなく、データロガーの外部センサーをやかんに入れ水温を10秒ごとに記録していきます。90℃に到達する所要時間で性能を比較します。

 ツインバーナーとスポーツスター、両方ともバルブを全開にした状態でお湯を沸かすと明らかにガスの火力が弱い…念のため少し高いイワタニのガスボンベにしてみるも結果は変わらず。

 計測の結果、ツインバーナー+カセットガスの組み合わせは7分40秒、スポーツスター+純正ホワイトガソリンの組み合わせは2分30秒!

寒冷地用のガスボンベには沸点の低いプロパンやイソブタンが混合されていますが、安いガスボンベはブタンガス100%。外気温が10℃を下回ると厳しいというのは本当のようです。

気温0℃でブタンガスはドロップダウン中

 外気温0℃、井戸水の水温11℃の夜に再度試してみると、ガソリンストーブは爆音と共に安定した火力を発揮している一方、ツインバーナーの火力は風前の灯火。

 予想通りではあるもののツインバーナー+ブタンガスの組み合わせだとお湯が全然沸いてくれません。一方のガソリンストーブは順調そのもの、寒さに対し非常に強いことがよくわかります。

 計測の結果、スポーツスター+純正ホワイトガソリンの組み合わせは昼と変わらず2分30秒、ツインバーナー+カセットガスの組み合わせはまさかの12分!

なおスポーツスター+遠赤ヒーターアタッチメントの組み合わせで湯沸かし時間を計測してみると5分30秒でした。半分ほどの熱量がやかんにまで伝わらなくなるようです。

寒い季節のストーブ性能比較

 ホワイトガソリンの優秀な性能をまざまざと見せつけられた実験結果となりました。グラフの縦軸が水温、横軸が経過秒数。ブタンガス(夜)は時間かかりすぎのためグラフには未記載です。

 初夏や初秋のキャンプ場では朝方の外気温が10℃を下回ることが多々あります。虫の少ないゴールデンウィーク前もしくはシルバーウィーク後ならなおさら。

 ガス缶は長時間使い続けるとドロップダウン現象が発生し徐々に火力が弱くなってしまう傾向にありますが、ガソリンストーブはポンピングさえしてあげれば火力が長時間安定していました。夏以外の季節ではガソリンストーブの火力が役に立ちそう!

まとめ

スポーツスター+遠赤ヒーターアタッチメント+山ケトル

 コールマンのシングルストーブ「スポーツスターII 508A」は朝早くに起きて雄大な景色を眺めながら飲む一杯のコーヒーに欠かせないものに!

 気温の変化や寒冷地に強いホワイトガソリンはポンピングなど少しだけ手間ではあるものの、ブタンガスのCB缶とは比べ物にならないほど早くお湯が沸き、期待通りの結果となりました。

 ワンマントル同様、長く大事に使っていきたいと思います。もしスポーツスターの活用頻度が増えてきたら、サイズの大きなツインバーナー+キッチンスタンドの組み合わせを止めてしまうかもしれません!

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