キャンプ道具を積みやすくするため3列目部分だけ組み立てたMGR Customsのベッドキット。さらに2列目部分のフレームを組み立て、車中泊できるようにしてみました。
フラットになったスペースはセミダブルベッドより広く、大人2名が寝袋で寝るには十分な広さがありました。耐荷重は300kg以上あり、ウレタンマットの寝心地も良好!
ベッド下に荷物を積めるスペースがあり、運転席や助手席はシート位置を変えずにリクライニングできました。車中泊だけでなく星空撮影時の拠点としても大活躍(^^)
この記事の目次
MGR Customs ベッドキット
背の高いミニバンにたくさんのキャンプ道具を積むため、ステップワゴンRP5の3列目シートを床下に畳み、MGR Customs ベッドキットを半分だけ組み立てたのが前回。
ベッドキットはここからが本来の姿。2列目シートを運転席側も助手席側も畳んでフルフラットにしたり、運転席側だけ畳んで半分だけフラットにしたりできます。
ベッドキット2列目部分を組み立てる
- フロア補強プレート3枚を2列目足元のマット下に置く
- ヘッドレストを外してシートを倒す
- 2列目用のベースフレームを組み立てる
- ベースフレーム同士をフロント縦バー4本で繋げる
- ウレタンマット2枚をフレームに載せたら完成
というわけで残りの前半分も組み立ててみました。フロア補強プレートは他と干渉しないため、最初の1回だけマットの下に取り付ければOK。以後、ずっと付けっ放しです。
ベッドの高さ調節は最大10cm
フレームを組み立てる際、ベッドキットと車体が接するアジャストボルトで高さを調節できます。ステップワゴン7人乗り専用ベッドキットの調整範囲は最大10cm。
あらかじめ2列目と3列目の天井にスマートバーを取り付けたため、ベッドキットの高さは常に一番下にしています。キャンプや普段の買い物は低いほうが何かと便利。
シートを倒してフレームを組み立てる
2列目に設置する6本のフレームは手で簡単に付け外しできるダイヤル式ボルト。初回こそ各種ボルトの取り付け作業がありましたが、2回目以降は少し回すだけで締まります。
3列目部分は普段から付けっ放しにしており、2列目部分だけ必要に応じて追加で組み立てる場合、初回は25分、2回目以降は15分もあればフルフラットにできました。
大人2人が寝るには十分な広さ
フレームの上に40mmのウレタンマットを載せたら完成。この状態で横幅が最大133cm・奥行192cmの寝床ができました。クッション性があり寝転んでも痛くない!
セミダブルベッドが横幅120cm・奥行195cm、ダブルベッドが横幅140cm・奥行195cmなので、ベッドキットはセミダブルベッドよりやや大きいサイズです。
ベッドの下に荷物がたくさん入る
フルフラットにした状態でもベッド下の収納スペースはたっぷり。ベッドの高さ設定によって変わりますが、ソロキャンプであれば全ての荷物がベッド下に収納できるほど。
倒した2列目背もたれの下にもスペースができており、リアゲートから約140cm。120cm以上あるスノーピークのワンアクションテーブルロング竹も余裕で収まります。
上の写真の奥に見えているダッチ三兄弟(ユニフレームのマスコットキャラ)まで2m近くあり、中央には雨どいやスキー板のような長いものがスッポリ入りそうです。
2列目足元にも十分なスペースあり
ベッドキットを取り付けると2列目足元は4人乗車時よりかなり狭くなりますが、ヘリノックスのようなコンパクトなキャンプ道具であればいくつか置くことができました。
2列目座面下のスペースはベッドキットの取り付け有無でほとんど変わらず。ペグケース代わりのツールボックスや大きめのポータブル電源を置いたりしています。
まとめ
半分しか組み立てていなかったMGR Customs ベッドキットを全て組み立ててみました。セミダブルベッドより大きなサイズがあり、大人2名が余裕をもって寝泊まり可能。
- 初回こそ多少時間かかるが、2回目以降は簡単に取り外しできる
- 車体に穴を開けることもなく、特殊な工具もいらないのに安定
- 2列目までベッドを設置しても運転席や助手席が普通に使える
- そのまま寝泊まりできるほどウレタンマットのクッション性あり
星空撮影しに行くと、霧や雲が出ていたり頻繁に飛行機が通過したり、現地に着いてから待機することが多々あります。横になって休める場所ができたのは大きな収穫です。
キャンプ場ではテント泊かコテージ泊が主な選択肢だったのですが、今後はソロキャンプやデュオキャンプであればミニバンのベッドで車中泊も候補にしていきたいと思います。