次世代の防水LEDランタン「GENTOS EX-136S」は性能もコスパも最強!

GENTOSの新製品EX-136S

 明るくコンパクトな暖色系LEDランタン「GENTOS EX-136S」を徹底レビュー!実売価格・防水性能・電池代・耐久性など高いレベルでまとまった新製品です。

 サブランタンとして1泊2日の週末キャンプに最適なEX-136Sのメリット・デメリット、明るさ比較、実際の使用感、製品の特徴などをまとめてみました。

最強LEDランタンの世代交代

GENTOSの新旧最強サブランタン

 キャンプやフィッシングなどのアウトドアに役立つ暖色系LEDランタンといえばGENTOS EX-777XPが定番中の定番。Amazonや楽天市場などでも根強い人気があります。

 EX-777XPはとにかくコストパフォーマンスに優れており、ソロキャンプのメインランタンからファミリーキャンプのサブランタンまで用途が広く、我が家も現在2台所有中。

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GENTOS LEDランタンの明るさを比較
GENTOSの暖色系LEDランタンの明るさや使い勝手を比較してみると大人気商品「EX-777XP」が下馬評どおり本体価格やランニングコストの安さ、ビルトインフックで逆さまに吊るせること、単三充電池でも不満がないことからベストなLEDランタンだと感じました。

 最強のLEDランタンとして長年トップに君臨していたEX-777XPですが、遂に世代交代となる製品が発売されました。それが2017年の新製品「GENTOS EX-136S」です!

EX-136Sのメリット

  1. コンパクトなサイズ
  2. とにかく明るい
  3. 防水・防塵に対応
  4. 落下に強く水に浮く
  5. 逆さ吊りが容易
  6. ランニングコストが安い
  7. イニシャルコストが安い

1. コンパクトなサイズ

LEDランタンのサイズ比較
GENTOS 高さ 直径 重量
EX-136S 142mm 78mm 368g
EX-777XP 185mm 84mm 838g
SOL-036C 158mm 73mm 416g
EX-1977IS 132mm 59mm 252g
上記表の高さや直径はカタログスペック、重量は電池を入れた状態での実測値です。EX-777XPには単一電池を入れています。

 ライバルと比べEX-136Sは軽くて小さい!EX-777XPより断然コンパクトなだけでなくトータルバランスに優れたSOL-036Cよりも高さが低くて軽いとは…ちょっとした驚きでした。

 明るさの大きく劣るEX-1977ISには敵わないもののEX-136Sはランタンとして十分コンパクトなサイズと言えるのではないでしょうか。

2. とにかく明るい

LEDランタンをHighモードで点灯
明るさ比較 電球色 昼白色 白色
EX-136S 370lm
EX-777XP 280lm
SOL-036C 160lm 230lm 380lm
EX-1977IS 100lm

 EX-136Sは暖色系LEDランタンとしては明るい370ルーメン。EX-777XPの280ルーメンを軽く上回り、安価な乾電池で動作する光源としては十分な光量だと感じます。

 コールマンのノーススターのように1,500ルーメンを超えるガスランタンやガソリンランタンもありますが、小さな子供がいる家庭では危険が伴うだけでなく持ち運びにくいというデメリットも。

 EX-136Sが2台あればメインランタンとして使えるほど明るく、寝るときは1台を常夜灯、もう1台をテントの出入口近くに置いておき夜中トイレに行くとき持ち歩いたりと使い勝手がとても良いです。

ホヤ(カバー)を外して光量比較

 LEDランタンを並べて比較してみると一目瞭然。カバーを付けた状態で比較するとEX-136Sが圧倒的に明るく、カバーを外しても順位は変わりません。

SOL-036Cは白色にするとEX-136Sを上回る380ルーメンとなりますが、虫がたくさん集まってくるため我が家ではほぼ電球色オンリーで使っています。

 ハンドルに凹みがあるため引っかけやすく滑ったりすることもありません。SOL-036Cのようにボタンを長押しする必要は無く、4回押すだけで消灯まで1周するのは地味に便利(^^)

3. 防水・防滴に対応

EX-136SのHighモードとecoモードの違い

 防塵・防水性能を示すIP67はiPhone 7/8やiPhone 7/8 Plusと全く同じレベル。砂嵐が来ても内部に塵が侵入せず、雨が降るなか一晩中ランタンフックに吊り下げておいても心配無用!

 IP68が日本工業規格(JIS)では最強となるものの、後述する水に浮く特徴を踏まえるとアウトドアでの実用上はIP67で問題ない防水性能・防滴性能があります。

なぜ防水性能が必要か

大子グリンヴィラでLEDランタンを試す

 LEDランタンに防水性能が必要かは使い方に左右されます。雨に濡れないように使ったり寝る前にキチンとテント内に片付けることができれば防水性能にこだわる必要はありません。

 防水性能がないLEDランタンを屋外に放置したまま夜露や雨で濡れてしまうと内部に水が浸入し、本体が壊れたり電池が使えなくなるなど被害が大きいと感じます。

楽しくて飲みすぎてしまい酔っ払って寝てしまう、子供を寝かせるため添い寝したら朝になっていた…という経験がある方は意外と多いはず(^^;)

 屋根のあるテーブルの上で使っているだけなら防滴性能があれば基本的には平気です。ランタンフックでポールに引っかけていると意外と横雨や夜露にやられるため要注意!

4. 落下に強く水に浮く

EX-136Sは水に浮かぶ

photo by GENTOS EX-136S

 EX-136Sは水に浮く珍しいランタン。水深1mでも耐えられるIP67の防水性能とフローティングにより水際で使用するときも安心感があります。

 単三電池6本が入っていても浮力が確保されておりカヌーやカヤック、釣りのときなど万が一の水面落下時にも紛失する心配がありません。

 落下による衝撃にも強く2メートルの高さから自然落下しても壊れないほど丈夫。アウトドアで使うとき壊れにくさは大事なポイントですが、EX-136Sは多少雑に扱っても問題ありません。

5. 逆さ吊りが容易

逆さ吊りをSOL-036CとEX-136Sで比較

 EX-777XPやSOL-036Cは収納式のフック、EX-136Sは底面にカラビナが付いており高い場所に逆さ吊りしやすくなっています。収納式のビルトインカラビナは紛失の心配がないのが嬉しいポイント!

 タープのポールに引っ掛けるランタンフックやパイルドライバーのようなランタンスタンドに吊り下げたとき、EX-777XPやSOL-036Cは逆さ吊りしてカバーを外さないと真下を照らすことができませんでした。

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 EX-136Sのシャドウレストップカバーは逆さ吊りしても真下に影ができない優れもの。蓋を取り外す必要がないため準備や片付けも手軽に済みます(^^)

6. ランニングコストが安い

EX-136Sはエネループやアマループで動作する

 EX-136Sは市販の単三電池6本で動作するため電池代がとにかく安く済みます。100円均一ショップではアルカリ電池なら6本セット、マンガン電池なら8本セットが108円で売っていました。

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 エネループやエボルタのようなニッケル水素電池も問題なく使用可能。我が家はAmazonで売っている通称「アマループ」を使っており、同じく何の問題もなく使用できています。

単三充電池は圧倒的なランニングコスト

 EX-777XPは単一電池3本で動作。高価な単一アルカリ電池を買うかアダプターを使って単三電池9本で代用する必要があり、使用していないときもLEDが定期的に点灯するため徐々に電池を消耗するのがイマイチ。

 単三電池は燃料代のかかるガスやホワイトガソリンと比べるまでもなく、比較的安価なケロシン(灯油)と比べても圧倒的なランニングコストを発揮。

 防水や防滴に対応していないLEDランタンに充電池を入れて使うと壊れる心配がありますが、前述の通り防水・防塵性能があり水にも浮くEX-136Sなら安心してニッケル水素電池を使用できます!

7. イニシャルコストが安い

GENTOS EX-136Sの外箱

 EX-136Sの実売価格は3千円台と各種性能に対しかなりお買い得(2017年夏時点のAmazon価格)。LEDランタンは停電時の明かりとしても役に立つため、常備しておくのも悪くない選択ではないでしょうか。

 発売から数年経っているEX-777XPが実売価格2千円台中盤とこなれてきており判断に悩むところですが、性能差やランニングコストを踏まえると実売価格差以上にEX-136Sが優秀だと感じます。

EX-136Sのデメリット

 EX-136Sの「ここがイマイチ」を挙げてみようと考えてみたものの、EX-777XP以上に大きな欠点が見当たりません。しいて言えばのデメリットは次の3点です。

  1. 動作時間が短い
  2. 雰囲気に劣る
  3. 虫が集まりやすい

1. 動作時間が短い

C&C那須高原でサイトからビンゴに参加

 汎用性の高い単三電池6本で370ルーメンの明るさを実現するEX-136Sの欠点は動作時間が短いこと。最も明るいHighモードだと9時間しか電池が持ちません。

EX-136S 明るさ 点灯時間
Highモード 370lm 9時間
Midモード 160lm 18時間
ecoモード 20lm 142時間

 とはいえ17時頃からHighモードで点灯し22時頃まで点けっぱなしにしても5時間。その後テント内の常夜灯としてecoモードで朝まで点灯し続けても朝まで電池は持ちます。

 1泊2日の週末キャンプであれば十分な稼働時間が確保されていますが、問題は2泊以上の連泊キャンプ。使い方次第で2泊でも電池が持つことはあっても念のため予備の乾電池を持っていくほうが無難かと思います。

ホワイトガソリンのワンマントルランタンと単三電池のLEDランタン

 道東を転々としつつテントに4泊した北海道キャンプ旅2017では、EX-136Sは2台とも旅の途中で単三電池を全交換し計24本消費。SOL-036Cは電池交換なし、ワンマントルランタンはタンク満タン+携帯ボトル1本でした。

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料理中や食事中はHighモードで手元を明るく、食事を終え焚き火を囲むときはMidモードで少し暗く、寝る直前にecoモードにすると2泊3日電池が持った経験はあります。

 電池が減ってくると前面のバッテリーインジケーターが赤点灯し、残りわずかになると赤点滅するため交換時期の目処がわかりやすくなっています。

2. 雰囲気に劣る

ランタンフックでLEDランタン2台を逆さ吊り

 EX-136Sだけに限らずLEDランタンは雰囲気がイマイチと感じる方は多いかもしれません。キャンプを趣味として捉えたとき、ガスランタンやガソリンランタンが愛され続けている理由がここにあります。

 日進月歩のLEDとはいえマントルが発光するときの柔らかな光にはほど遠く、キャンドルモードもテーブルランタンやロウソクの光を再現できているとは言いがたい状況orz

 いつ触っても火傷することがなく、ホヤが割れたりマントルが破けることもない。あくまでもLEDランタンは雰囲気より実用性重視と捉えるのが良いかと思います(^^)

3. 虫が集まりやすい

リラックスした状態でビンゴに参加

 寒色系の昼白色や昼光色と比べ暖色系の電球色には虫が集まりにくいとはいえ、発光色に関わらず明るい光源にはどうしても虫が寄ってきてしまいます。

 EX-136Sも例外ではなくHighモードにすると多少なりとも虫が集まってきます。個人的には全く問題ないレベルですがEX-777XPよりも少し虫が気になるかも。波長の違いというよりも光量の差が影響しているものと思われます。

 より明るいメインランタンを遠ざけて離れた場所に虫を集める、スクリーンタープを使う、暑い時期に林間サイトを避けるなどの虫除け対策をすればほとんど気にならなくなるはずです(^^)

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まとめ

シェルフコンテナ25にランタンを並べてみる

 GENTOS EX-136Sは明るさ・サイズ・防水性能を兼ね備えた最強の暖色系ランタン!遂にEX-777XPを超える次世代のLEDランタンが登場したなと感心しきり(^^)

 サブランタンや常夜灯としての使い方だけでなく、複数台あればメインランタンに匹敵するほど明るい。本体価格や電池代も手頃で1泊2日の週末キャンプの必需品と言っても過言ではないほど、大きな欠点を探すのが難しい製品だと感じました!

GENTOS LEDランタン 暖色系3製品
GENTOS(ジェントス) LED ランタン 【2017年モデル/3色切替/明るさ370ルーメン/実用点灯9時間/防水】 EX-136S
GENTOS EX-136S
GENTOS EX-136S

サイズ:直径78×142mm
明るさ:370ルーメン
本体重量:368g
使用電池:単3×6本
収納式カラビナ

ジェントス LEDランタン エクスプローラー プロフェッショナル 【明るさ280ルーメン/連続点灯72時間】 EX-777XP
GENTOS EX-777XP

GENTOS EX-777XP

サイズ:直径84×185mm
明るさ:280ルーメン
本体重量:838g
使用電池:単1×3本
収納式フック

ジェントス LEDランタン エクスプローラー ライトモカ 【明るさ380ルーメン/実用点灯14時間】 SOL-036C
GENTOS SOL-036C
GENTOS SOL-036C

サイズ:直径73×158mm
明るさ:160ルーメン
本体重量:416g
使用電池:単3×6本
収納式フック

GENTOSの新製品EX-136S