神奈川県小田原市のキャンプ用品店「sotosotodays」が主催する北欧テント展示会に行ってきました。ノルディスクやヒルバーグ、ローベンスなどが勢揃い!
設営された状態で比較する機会の少ない海外ブランドのワンポールテントが所狭しと展示されており目の保養になりました。同時に物欲も激しく刺激されましたがw
ペグ打ちの少なさ、美しいフォルム、広い幕内、大きな出入口、落ち着いた色合いなどテンティピの素晴らしさに感動。こんなに欲しくなったテントは久しぶりかも(^^)
この記事の目次
北欧テント展示会2018
北欧テント展示会vol.9の会場はsotosotodaysと同系列のキャンプ場「ezBBQ COUNTRY」。東名高速の大井松田ICからクルマで約30分、南足柄市の山奥にあり「夕日の滝」がカーナビの目印となります。
徒歩5分ほど離れた駐車場から歩いて向かうと徐々に白いテントが見えてきました。気に入ったテントを買って帰れるようラゲッジスペースはしっかり空けてありますw
北欧の5ブランドが集結
今回展示されるブランドは5つ。ノルディスクやヒルバーグはスポーツオーソリティでもセール対象外として売っているのですが、他はなかなか見かける機会がないかも!
- ノルディスク(デンマーク)
- ヒルバーグ(スウェーデン)
- ローベンス(デンマーク)
- テンティピ(スウェーデン)
- ベルガンス(ノルウェー)
あらかじめパスマーケットで申し込んだ内容を見せると店頭で使える割引券をいただけました。北欧のテントは高い商品が多いので少しでも安く買えるのはありがたいですね。
神様、仏様、店長様
会場内を見てまわっていると見たことのある御仁が…神様、仏様、店長様ではないですか!思わず「結婚してください!叶わぬなら足だけでも舐めさせてください!」とお願いしたくなるほど崇拝してますw
2週間前に体験したアスガルド12.6の設営方法が本当に正しかったかYouTubeで動画を拝見すると、ただわかりやすいだけでなく旧モデルと新モデルの違いが細かく解説されており参考になりました。
ノルディスクの展示
北欧のテントといえばシロクマ印のノルディスクが代表格かと思います。ベル型のアスガルド、ティピ型のアルフェイム、トンネル型のレイサなどが有名ですね。
ノルディスクを使っている人がここ数年で爆発的に増えました。一番最初に買ったテントがアスガルドやレイサというキャンパーさんも珍しくはない時代です。
時期と場所にもよりますが最近ではランドロックよりもアスガルドのほうが多いんじゃないかと感じるほど人気があります。
この日の展示はユドゥン5.5、レイサ6、アスガルド(7.1、12.6、19.6)、アルフェイム(12.6、19.6)、ウトガルド13.2、カーリ、カーリダイヤモンドなどメジャーなアイテムが中心でした。
ノルディスクは千葉県内の展示会でも見かけることがあり、個人的にはオーガニックコットンやヴァナヘイムのような見かける機会の少ないレア幕が見たかったかも。
ローベンスの展示
北欧テント展示会に来た最大の目的はローベンスのティピ型テント「モホーク」の実物確認。メスカレロの後継モデルとして出入口に一体型の屋根(ポーチ)が付いています。
この日展示されていたのは旧モデル。内側から頂上部を開閉できて便利なのは2018年モデル、外側から見て見栄えが良いのは2017年モデルとのことでした。
ハイドロテックスポリコットンに煙突穴が付いており、キャンパルジャパンのピルツ15 T/Cと似たようなサイズ。側面の立ち上がりの有無が一番の違いのようです。
モホークともう1つの候補であるカイオワが並んで立っており、サイズや使用感、色合いなどを入念にチェック。カイオワに付いている透明な窓が素敵ですね!
もし安く買えれば気に入ったほうを買って帰ろうという気概で行ったのですが、デザインや色合いは好みでもモホークもカイオワもペグ打ち本数が多すぎ。
トリプルドリーマーが廃盤となり、ローベンスの家族向けテントはクロンダイク・モホーク・カイオワかと思うのですが…悪くはないけどスノーピークのままで良いかもw
クロンダイクとアスガルド12.6は大きさもデザインも似ており、比較してみるとクロンダイクのほうが出入口が高く、腰への負担が少なくて使いやすそうですね!
テンティピに心惹かれる
北軽井沢スウィートグラスで見かけることの多いテンティピ。昨年末のクリスマスキャンプのとき、ノルディスクよりテンティピのほうが多くて驚きました。
正直なんでこんなにテンティピユーザーが増えているのか北欧テント展示会に参加するまで全く理解できていませんでした。ポリコットンのジルコンCPやサファイアCPは相当お値段高いので…
ジルコンフレックス
北欧テント展示会でひときわ目立っていたのが、一番奥に設営されていたジルコンフレックス。テントのようなタープのような不思議な幕。実物を見るのは初めてです。
テンティピに詳しくないため相場がわからないのですが、値札を見てビックリ!このテント、40万円以上です。個人輸入でもほぼ同じ価格orz
虫のいない季節にふもとっぱらで富士山方向を半分タープのように開放して、薪ストーブ入れたらきっと最高の気分だろうなあ…と妄想が膨らむ(^^)
テンティピのサイズ選び
テンティピのスタッフの方がいらっしゃったのでテンティピの特徴や設営方法、サイズや素材の選び方などじっくり解説していただきました。
家族4人でコット寝するなら絶対これとオススメされたのがジルコン15。なんといっても室内の空間が圧倒的に広い。説明を聞いたら一気にCPが欲しくなってしまった(^^)
数字が「15」なのでピルツのように15㎡かと思いきや、15人寝泊まりできるという意味らしい。直径6メートル、高さ3.6メートル、ピルツ23よりも大きなサイズです。
テンティピの設営は簡単
テンティピの特徴といえばフロアなしで設営することを前提に作られていること。テンティピ方式は最初にペグを打った後にテント本体を広げてセンターポールで立ち上げ。アスガルドのような面倒くささがありません。
そしてペグ打ち本数が圧倒的に少なくて済むのが嬉しい。7CPや9CPはわずか8本、15CPでも16本。側面のストームコードはペグ打ちしなくてもキレイに自立していました。
直径6メートルと巨大なジルコン15CPでもロープを張らなくて良いということは、ほとんどの区画サイトに入るはず。サファイアが高性能なのは間違いないけど、生地の触り心地や値段を加味するとジルコンが好み(^^)
アスガルド12.6で腰を痛めたのでウォークインを重視しており、屈まずに出入りできるのもポイント高いです。アルフェイムとは異なりボトムにスカートが付いているから別売りのフロアを買わなくても虫が入ってくることも少ないはず!
まとめ
新進気鋭のキャンプ用品店「sotosotodays」の北欧テント展示会は魅力的なワンポールテントにたくさん出会える素敵なイベントでした。45分しか滞在できなかったのが悔しい!
ノルディスクのアスガルド12.6を経験してみてテンティピの凄さがよくわかりました。設営の簡単なジルコン9CPにするか、幕内が広くて快適なジルコン15CPにするか今でも悩んでます。
アルフェイム19.6をOutdoorFairで個人輸入すると約7.5万円で買えるのに対し、サイズの近いジルコン9CPは約18万円。早くセールが来ますように(^^)