春と秋の年2回開催されているスノーピークのお祭りイベント「雪峰祭(せっぽうさい)」。2020年秋の目玉アイテムはなんといってもランドロックPro.アイボリー!
サイドウォール付きのランドロックはファミリーキャンプに目覚めて以来ずっと欲しかったテント。雪峰祭限定品が発表されてから悩みに悩み、今回は購入を見送りました。
ランドロックproアイボリーの代わりに、星空撮影にも動画撮影にも使えるニコンZマウントの広角単焦点レンズ「NIKKOR Z 20mm f/1.8 S」を入手しただけの話です。
この記事の目次
スノーピーク雪峰祭2020秋
via Snow Peak
ウィズコロナでスノーピークに追い風が吹いている中での雪峰祭。全国各地の直営店やスノーピークストアは例年以上に盛り上がったのではないかと思います。
雪峰祭限定で販売される製品は再販されることが少なく、秋はレインボーストーブとノクターンの新デザインが定番。今回はノクターンがラインナップになくて驚きました。
ランドロックPro.アイボリー
大人気の2ルームシェルター「ランドロック」のアイボリーをPro.仕様にスペックアップして限定発売。リビング側パネルには室内の有効空間をさらに広げるサイドウォールを備え、生地はリップストップを採用。フレームはブラックカラーで仕上げました。ルーフシートを標準装備しています。
今回の目玉アイテムは2ルームシェルター「ランドロックproアイボリー」。リップストップ生地にブラックフレーム、サイドウォール付きとスペックはてんこ盛り!
大量の予約注文が入ったことで当日店頭に並ぶ数が少なく、オンラインストアや各地のショップでは来年春の受け渡しとなった模様。過去にこんなことあったかな…?
サイドウォール付きランドロック
photo by Snow Peak
サイドウォール付きのランドロックはずっと待ち焦がれていた製品。過去に発売されたランドロックPro.GYは2012年秋の雪峰祭らしいので、実に8年ぶりではないかと思います。
サイドウォールがあると横から吹き込む雨や風を防ぐことができ、シェルター同士を連結したりクルマとドッキングする時とても便利。愛用のトルテュPro.でも大活躍しています。
ランドロックproを諦めたワケ
*への忠誠心がそれほど高くない自分でも、先行予約すれば当日受け取ることはできたのですが、脳内シミュレーションと検討を重ねた結果、買うのはやめました。
サイドウォール付きのランドロックが再販されるのを待つ間に子供達は幼稚園児から小学校高学年になり、あと何回ファミリーキャンプに行けるかわからないのが一番大きな理由。
数年後に夫婦デュオキャンプで使うのも手ですが、今後もっと良い製品が出るだろうし、数回使って物置行きのテントに20万円以上も投入する気が起きませんでした(^^;)
今後はテンバイヤーが横行?
ブラック会員以上の先行予約もしくは当日販売等で入手した方の中には、ヤフオクやメルカリでの転売目的の方が相当数いるようですね。既にたくさん出品されているので…
ランドロックPro.GYが税込189,000円、今回のランドロックPro.アイボリーが税込213,400円。税率や付属品の違いもあり、大幅な値上げとは感じませんでした。
例えばスポーツオーソリティでは5%オフで買えていたので、今後は20万円が個人売買の一つの目安になるかと思います。完全に麻痺してますが、普通に高額商品ですね。
ogawaアポロンT/Cも良さそう!
photo by アポロンT/C
先ほどの「今後もっと良い商品が出るだろう」の件、例えば先日発表されたばかりの2021年新商品「ogawaアポロンT/C」なんて夫婦デュオキャンプにピッタリですね。
サイドウォールとは少し異なる形状ですが、薪ストーブの煙突を出しやすいトリプルファスナーに火の粉で燃え広がりにくいポリコットン生地など、まさに通好み。
白い生地に黒いフレーム、ランドロックproアイボリーと似たようなモノトーン。インナーも通気性に優れたポリコットン素材だし、アポロンT/Cも人気出そう!
NIKKOR Z 20mm f/1.8 S
というわけで、ランドロックproアイボリーを予約受付期間中に諦め、発売から半年経過して評価のほぼ出揃った単焦点レンズ「NIKKOR Z 20mm f/1.8 S」を入手しました。
普段であれば購入を躊躇する金額のレンズですが、ランドロックproアイボリーを買わずに済んだことで金銭感覚が一層おかしくなり、ほぼ半値で済んだとニンマリ(^^)
星空撮影にも動画撮影にも使える
星空撮影できるほど画角が広いうえ、フォーカスブリージング(ピント調整すると画角が変わる現象)が少ないから動画撮影向きでもあります。しかもギリギリまで寄れる!
絞り開放からサジタルコマフレア(画像周辺部の点光源の像が翼を広げた鳥のような形ににじむ収差)を高いレベルで効果的に抑制し、画像の周辺部まで点光源を点として再現。
さらに、明るい開放F値1.8を活かして低めの感度でもより速いシャッタースピードで撮影でき、ノイズを抑えながら、星を美しい点像として描けます。
星空と風景を同時に収める星景写真を撮る者としては、サジタルコマフレア(コマ収差)が気になるところ。海外ではレビューが割れており、今後検証していくつもり。
Zマウント大三元広角も捨てがたい
photo by NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
Zマウントの大三元広角ズーム「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」とは最後まで悩みました。世界最短・最軽量と圧倒的な描写力、これさえあれば他に何も要らないレベル。
レンズ1本に40万円も無理!と以前ぼやいていたのですが、実際にはキヤノンやソニーより格段に安く、ランドロックproアイボリー+オプションと同価格帯で驚きました。
単焦点レンズが好きだから
AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDでスナップ中心に撮っていたときの空気感に引き込まれて以来「単焦点レンズが好きだから」という理由でz20mm f1.8にしました。
冬のダイヤモンドも20mmなら余裕を持って撮影できるはず。空気が澄んで星空観察に適した季節を迎え、冬の到来が楽しみで仕方ありません!まずは動画撮ってみました。