有野実苑オートキャンプ場での春キャンプは、安定した天候と鯛の塩釜焼きやローストチキンなどのダッチオーブン料理に大満足な3日間!
家族で一緒に入れる露天風呂やソルトクラフト、ガラスのペンダントやピアス作りなど「家族で楽しめるキャンプ場」の魅力を改めて実感。アウトレットが近いのも地味に嬉しい(^^)
和菓子職人に教えてもらう和菓子作りやキャンプ場に隣接する農園リストランテなど、有野実苑で普通にキャンプするだけとは一味異なる楽しいイベント盛りだくさんでした。
この記事の目次
キャンプでパーティー風
fan5 DXの大鍋で作ったクリームシチュー、インスタントスモーカーで作ったスモークサーモン、ダッチオーブン10インチに丸鶏や野菜を入れ1時間ほどローストしたローストチキンをテーブルに並べ、キャンプ2日目のランチの準備完了!
結果的に美味しくいただけたものの、ダッチオーブンの蓋に乗せたオガ炭が多すぎたらしく丸鶏の表面が少し焦げてしまいました(^^;)
本来であれば有野実苑の収穫体験で大量にゲットした採りたて食材で作りたかったクリームシチューは、スーパー「カスミ」で買ってきたもので代替…残念。
普段サーモンの燻製を作るときはスモークウッドを使い温燻にし、スモークの香りは付くけど半生という状態にしていました。なるべくサーモンに火が通らないようスモーカーの上段のみ使用しています。
今回は時短のためスモークチップで熱燻に。誤って焼鮭になってしまわないかとビビってしまい加熱を短時間で済ませたら、スモークの香りのほとんどしない「生温かいサーモンの刺身」になってしまったorz
食後に簡単なバースデーパーティーをさせてもらい、クーラーボックスを占拠していたプッチンプリンに生クリームやチョコレートで各自デコレーション…のはずが、相変わらず「胃に入れば一緒でしょ」的な出来上がりw
有野実苑で体験三昧
ゆったりとランチを堪能しサイト近くにある遊具や持参のパラシュートハンモックでのんびり過ごしたら、管理棟前に移動しアクセサリー作りを開始!
有野実苑のクラフト体験といえばお風呂棟近くにある工房のイメージがありましたが、この日は3連休ということもあり他にもたくさんの体験をすることができました(^^)
ビー玉を使ったアクセサリー作りとして大人はイヤリング、子供はペンダントにチャレンジ。まずはビー玉を入れたホットサンドメーカーらしきもの焚き火台に置き数分ほど加熱。
すぐさま氷水に入れると熱で膨張したビー玉がヒビだらけに割れました。このままだと触ったときにチクチクするため、速乾性のあるマニキュアでコーティングしたら首からぶら下げる紐を瞬間接着剤で取り付け完成!
紐の太さや色を選んだり、飾りとしてつけるビーズを選べたりと子供達にも好評。オプション品で金属のバネのようなカバーを付けたりすることができました。
和菓子作り体験
まさか気軽に和菓子作り体験できるキャンプ場があるとは…15時半から始まる回を予約しており、ビー玉アクセサリー作りを終えたらすぐに和菓子作りをスタート。
講師として和菓子職人の方がいらしており、幼稚園年少くらいでも楽しく和菓子作りを体験できるとのこと。材料などは全て準備されているため楽チンです。
白・青・桃色の練り切りあんを手のひらに乗せ、子供にとても優しい先生の指導のもと小鳥の形をイメージして成形していきます。子供と同じように優しく教えてもらえると期待していたら大人はほぼ放置でしたがw
洋菓子作りは自宅でも気軽にできるしキャンプ場でも色々と試す機会があるのですが、練り切りのようなキチンとした和菓子は普段から目にすることも少なく新鮮でした。
羽をイメージした模様を付けたり、桜の花びらや蝶々を乗せたら世界に同じものが2つとないオリジナル和菓子の完成!体験好きの我が家としても大満足な内容です。
普段甘いものをほとんど食べない上の子も練り切りをパクパク食べて「これ美味しいかも」と言っておりました。一口しか食べさせてもらえなかった…
2夜連続の家族風呂
楽しく会話しながら昼ご飯を準備している間に12時を迎えてしまい「家族風呂の予約をすっかり忘れてた!!」と慌てて管理棟に向かい何とか枠を確保…という失態(^^;)
今度来たときはアラームをセットしておかないと…反省。争奪戦に出遅れたため少し明るい時間になってしまったものの、ブログ用の写真を撮るには好都合だったりw
昨晩は楽(らく)でしたが本日は和(なごみ)。一昨年に来たとき和に入っていたため改めて当時の写真と見比べてみると、子供達の背中が大きくなったのがよく分かる(^^)
楽にあった井戸ポンプのような遊べる装置はないものの、窓を開けて露天風呂にしたときの雰囲気は竹のスノコもあり和のほうが好み。
熱々おでんと鶏がらスープ
家族風呂から上がったら2日目の夜ご飯として熱々おでん作り。焚き火テーブルの上に乗せたユニセラに豆炭を入れトーチで着火し、おでん鍋ジョイントをはめこんだらUFおでん鍋をセット。
焚き火テーブルごとおでん鍋一式をランステに移動したらメインディッシュの完成!と思ってたら、なんだか幕内が煙たくていられない状態にorz
普段オガ炭を使っているため知らなかったのですが、豆炭は燃焼するとき煙が出ていたらしく視界不良になり目が痛くなるほど煙が充満(^^;)
ランステ内にユニセラを入れれば暖房器具代わりになるかもと思い期待していたものの、実験失敗により慌てて外に出し各自が食べたいものを取りに行くスタイルに。
品質の良いオガ炭を熾せば問題なくランステ内でおでんパーティーできたはずなのに、着火の手間を惜しんで失敗するダメパターン…
残り物でチキンスープ
ランチにダッチオーブンで作ったローストチキンの食べ残った部分を有効活用してチキンスープ(鶏がらスープ)に。
ハーブで下味をつけニンニクを詰めていたため鶏肉やスープにしっかりと香りと味が付いており、心も体も温まる美味しいスープになりました(^^)
ローストチキンと一緒に調理したロースト野菜の残りやサラダなどで夜ご飯。子供達を寝かしつけたあと22時半には大人達もおやすみなさいzzz
有野実苑2日目の夜も風が弱く、ランステ内は朝までアルパカストーブ+ホットカーペットで快適でした。6時に起床し外に出てみると今日もまた青空!
温暖な南関東の平地とはいえ3月中旬の朝は5℃以下。1本100円のCB缶ではドロップダウンによる出力低下が著しく、コールマン製のOD缶との実力差を改めて実感しましたorz
撤収前のオーブン料理で自滅
有野実苑のチェックアウトはキャンプ場で一般的な11時。かつてないほど荷物の多い今回、無理すると時間厳しいかも…と思いつつ朝からオーブンをフル稼働!
久しぶりに小型スキレット「ちびパン」を使ったダッチベイビー!撤収日の朝にオーブン料理を作ると撤収作業が遅れチェックアウトに間に合わなくなるジンクスが気になる(^^;)
オーブンで順番に焼き上げ子供達とトッピング。イチゴをスライスしたものに練乳をたっぷりかけたデザート風ダッチベイビーを初めて作ってみました。
甘くないダッチベイビーとして、とろけるチーズとハムを乗せ再びオーブンに戻したら数分でチーズが溶けてハムチーズの完成。レタスを入れたのも美味しかった!
前夜までに残ったものを消化しつつ足りないものを手早く補うためインスタント食品(フリーズドライの親子丼やミネストローネ)で朝食完了。このとき既に8時40分…暗雲が立ち込めてきたw
定期的に放送が流れ11時チェックアウトを督促されながら、ある意味予想通り撤収に苦戦し11時を若干過ぎてしまった…朝食にオーブン料理を作ると遅延するジンクス、またしても破れずorz
何とか数分遅れでサイトを引き払い管理棟に行くと、連休最終日ということもあり特に追加料金などを取られることもなくホッと一安心。
有野実苑の区画サイトは大小様々ですが、今回割り当てられた場所は最高に使い勝手が良かったです。遊具や炊事場がすぐ目の前にあり、薄く砂利敷きされているため芝生サイトよりも結露が少なくて済みました。
有野実苑から遠ざかっていた約2年間、子供達からガラスの瓶にカラフルな塩を詰めて模様を作るソルトクラフトをやりたいと何度かねだられていました。
ここでやらずにスルーして帰宅する選択肢は無い。場内撮影と散歩を兼ねて「なぁさんの工房」を見に行くと、この日は14時オープンとなっており閉店中orz
農園リストランテ
お風呂棟の前にある遊び場にはブランコやスラックラインが設置されていましたが、高い場所まで登れる木製の遊び場はキレイに撤去済み。腐ってきたから撤去したとのこと…えらく殺風景になっていました。
竹馬やバドミントンなどの遊具で戯れたあと時計を見ると12時を過ぎ、これから昼ご飯を食べに行けば戻ってくる頃には14時になるかも!
有野実苑にはステキな農園レストラン「ヴェルデューレ リッコ」が併設されていることを思い出し、早速行ってみることにしました。
キャンプ場に併設されているため食事客はキャンパーが多いかと思いきや、店内を見渡すと意外にもキャンプとは関係なさそうな人、特に女性が多いことに気付きます。
店内にはアウトドアらしい装飾が飾られていたり、木の温もりが感じられるファニチャーが使われていたりと落ち着いた雰囲気。子供達は最初に運ばれてきた「魔法のおしぼり」に感動してました(^^)
ランチメニューはスキレットを使った肉料理、ピザ、生パスタなど房総の新鮮な食材を使ったアウトドアテイスト溢れる創作イタリアン。彩り豊かな前菜の盛り合わせも美味しく堪能できました。
12時台にも関わらず空席が目立つため「意外と人気無いのかも?」と思っていましたが、実は全て予約席の札が置いてあり相当な人気店であることがわかります。有野実苑チェックアウト後のランチにオススメ!
カラーソルトクラフト
農園リストランテのテラス席で優雅に食後のデザートを食べ終えると13時45分。途中にあるバスケットゴールで遊んだりしながら工房に向かい、待望のカラーソルトクラフト開始!
2年前に来たときは塩をこぼしまくっていた子供達も今や大人の補助なしで製作できるように。様々な色の付いた塩を好きなようにビンに詰め、時々串を挿すだけでサクッと完成。
酒々井アウトレット
有野実苑を堪能し尽くし時計を確認すると15時。スタッフの方に見送られキャンプ場を後にしクルマで20分弱の場所にある酒々井プレミアムアウトレットへ向かいます。
女性陣がコールマンなどで買い物している間、プレイグラウンドで1時間半ほど子供達を遊ばせつつベンチに腰掛けリラックス(←キャンプ疲れで全身筋肉痛を発症中w)
合流後はKEENで親子の靴を買ったりフードコートで夕飯を食べたりして、東関東自動車道経由で20時半に無事帰宅。あー楽しかった!
まとめ
春分の日の3連休キャンプは「テントを使わずタープで寝泊まり&アウトドア料理の充実」を目標に掲げ、天候に恵まれた3日間を楽しく快適に過ごすことができました。食べ過ぎて少し太った気もするけどw
千葉県内では成田ゆめ牧場や森のまきばと並び知名度の高い有野実苑オートキャンプ場ですが、区画サイトが狭かったり虫が多かったり2家族までしか同時に利用できなかったりと比較的ネガティブなイメージがありました。
3月の春キャンプは暑すぎず寒すぎず虫も全くと言ってよいほど見当たらず、関東の平地でキャンプするには最高の季節だと改めて実感。この時期の有野実苑は(収穫体験を除き)不満全くなしです!