大人気キャンプアニメ「ゆるキャン△」に登場するスポットを巡る聖地巡礼の旅。2019年1月〜2月の実体験をもとにゆるキャン△日帰り聖地巡礼プランを作ってみました。
本栖湖のキングオブ聖地「浩庵キャンプ場」やクリキャンの舞台「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」、お土産の充実した「セルバみのぶ店」など静岡と山梨を巡ります。
この記事の目次
ゆるキャン△聖地巡礼の旅
- まかいの牧場&富士山YMCA
- ふもとっぱら
- 本栖湖(浩庵キャンプ場)
- 旧下部小・中学校&甲斐常葉駅
- セルバみのぶ店
- 笛吹川フルーツ公園&ほったらかし温泉
ゆるキャン△に登場するスポットは静岡県・山梨県・長野県に点在しており、今回紹介する日帰り聖地巡礼プランでは富士宮市(朝霧高原)・身延町・山梨市を巡ります。
日帰りスケジュール案
時刻 | 目的地 | ゆるキャン△では |
---|---|---|
10:00 | まかいの牧場 | じゅかいの牧場 |
10:30 | 富士山YMCA | 朝霧高原キャンプ場 |
11:30 | ふもとっぱら | 麓キャンプ場 |
12:30 | 浩庵キャンプ場 | 本栖湖キャンプ場? |
13:00 | 本栖みち | 名称不明 (国道300号線) |
13:30 | 旧下部小・中学校 | 本栖高校 |
14:30 | セルバみのぶ店 | ゼブラ |
16:00 | 笛吹川フルーツ公園 | 笛吹公園 |
17:00 | ほったらかし温泉 | ほっとけや温泉 |
効率よく舞台を巡るコツ
当プランをもとに日帰りで効率よく聖地を巡るコツは「遅くとも16時15分までに笛吹川フルーツ公園にたどり着くこと」かと思います。甲府盆地の渋滞にはご注意を。
公園自体は24時間いつでも入ることができますが、聖地となっている「オーチャードカフェ」のラストオーダーが16時半(一部の土日祝は17時半)となっています。
もしセルバみのぶ店を出発する時点で15時を過ぎていた場合は、近場の四尾連湖や身延駅周辺、身延山久遠寺(単行本5巻に登場)に目的地を変更する作戦がおすすめです。
日帰り聖地巡礼プラン
10:00 まかいの牧場
滞在時間:約20分
日帰り聖地巡礼のスタートは、朝霧高原にある「まかいの牧場」。アニメ11話で甘いものを食べたり薪を買ったりする「じゅかいの牧場」として登場しています。
まかいの牧場の営業開始は朝9時半ですが、牧場スイーツ(ジェラート)を食べることができる「ナチュラ・ヴィータ」の営業開始が朝10時となっています。
もし富士宮に早く着きすぎた場合は、富士山本宮浅間大社でお参りしたり、ドライブインもちやで休憩したり、田貫湖で逆さ富士を観たりするのもおすすめです。
10:30 富士山YMCA
滞在時間:30分
次に巡るのはアニメ11話と12話でクリキャンの舞台となった「朝霧高原キャンプ場」こと「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」。まかいの牧場のすぐ近くにあります。
宿泊客以外でも管理棟で許可を取れば場内を見学することができました。ただし写真撮影はご遠慮くださいとのこと。無断での撮影行為も当然禁止行為となっています。
教育研修施設ということもあり、かつては穴場的存在でしたが、炊事場でお湯が出てお風呂があって景色が抜群なので、現在は予約がやや取りにくくなっています。
11:30 ふもとっぱら
滞在時間:30分
次に巡るのはアニメ2話と3話でまったりお鍋キャンプの舞台となった「ふもとっぱら」。ゆるキャン△では坦々餃子鍋を食べる「麓キャンプ場」として登場しています。
ゆるキャン△が始まる前からおしゃれキャンパーを中心に人気があり、富士山がドーンと見える絶景が魅力。GO OUT JAMBOREEや朝霧JAMの会場としても有名です。
管理棟で許可を取れば場内を自由に見学可能。週末はいつも混雑しており水まわりもイマイチですが、場内中央にトイレ棟を建築中なので、徐々に改善されつつあります。
12:30 浩庵キャンプ場
滞在時間:20分
ここから身延町。アニメ1話と12話で舞台となるキングオブ聖地「浩庵キャンプ場」。本栖湖の湖畔にあり、ふもとっぱらと甲乙つけがたい絶景キャンプ場かと思います。
千円札や旧五千円札に描かれている逆さ富士は、浩庵キャンプ場の裏手にある山の上から撮った写真をもとにしているとのこと。ちなみにゴミ持ち帰りのキャンプ場です。
管理棟(本栖セントラルロッヂ)の売店には多数のゆるキャン△グッズがあり、品揃えは後ほど訪れるセルバみのぶ店と良い勝負。なでしこが寝ていたトイレもありますよ。
13:00 本栖みち
次の目的地に向かう途中、通称「本栖みち」を通ります。アニメ1話でなでしことしまりんが、アニメ12話でなでしこがそれぞれ自転車で上がってくる急勾配です。
本栖湖の中之倉トンネルから道の駅しもべ辺りまで「甲州いろは坂」と呼ばれる坂が10kmほど続いており、ロードバイクではない普通のミニベロで登ってきたのが信じられません!
しまりんの自宅は本栖みちの途中にある集落の設定ではないかと。ダイエットのため浜名湖を毎日自転車で一周していたとはいえ、南部町から来たなでしこの体力恐るべし。
13:30 旧下部小・中学校
滞在時間:30分
次に巡るのは「身延町立下部小学校・中学校」。野クルのメンバーが通う「本栖高校」です。数年前に廃校になっており、ゆるキャン△聖地巡礼者向けの駐車場もありました。
落ち葉焚きをする校庭、しまりんがいる図書室、980円テントを試し張りする場所など、ほぼそのままの形で残っています。校舎のガラス窓が凄いことになっており必見。
この一帯はゆるキャン△聖地の案内看板が多数あります。歩いて10分ほどの甲斐常葉駅はアニメ8話でなでしこが電車待ちしているときクリキャンを思いつくシーンが有名ですね。
14:30 セルバみのぶ店
滞在時間:20分
次に巡るのは国道52号沿いにあるスーパー「セルバみのぶ店」。ゆるキャン△ではあおいちゃんがアルバイトをしている「ゼブラ」として登場しています。
アニメ6話で四尾連湖キャンプに行くときの買い出し先でもあります。すぐ隣にあきちゃんがアルバイトをしている酒屋さんがあったのですが、残念ながらつぶれてしまいました。
セルバみのぶ店はゆるキャン△グッズが充実しています。もしお土産を買うなら、以後の聖地にはあまり売っていないため、セルバで買っておくことをおすすめします。
16:00 笛吹川フルーツ公園
滞在時間:40分
笛吹川フルーツ公園はアニメ4話でイーストウッドキャンプ場に向かう途中に立ち寄る「笛吹公園」として登場しています。新日本三大夜景にも選ばれた有名スポットです。
身延町から一般道だと1時間以上かかりますが、2019年3月10日に中部横断自動車道が延伸し波高島(はだかじま)駅近くに「下部温泉早川IC」ができて、より便利になりました。
17:00 ほったらかし温泉
滞在時間:90分
日帰り聖地巡礼の最終スポットは「ほったらかし温泉」。ゆるキャン△ではオーチャードキッチンでスイーツを食べたあとに立ち寄る「ほっとけや温泉」として登場しています。
あっちの湯に入って休憩室で温玉揚げをいただくのが定番コース。野クル初キャンプ地のモデルとなったパインウッドキャンプ場までは坂を下って徒歩20分程度です。
ゆるキャン△日帰り聖地巡礼は以上となります。帰宅途中に「ほうとう」を食べたり「桔梗信玄餅」を買ったり「ハッピードリンクショップ」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
家族で楽しめる「ゆるキャン△」日帰り聖地巡礼の旅。町を挙げてゆるキャン△を推している身延町にはぜひ行っていただきたい!本栖高校周辺が特におすすめです。
当プランを作るにあたり高ボッチ高原はキャンプ禁止、陣馬形山は路面凍結で通行止め、四尾連湖は雪が降って臨時休業など、いざやってみるとアクシデントが多々ありました(^^;)
アニメとの比較は公益社団法人やまなし観光推進機構の特集ページが役に立ちました。日帰りだと多くは巡れませんが、小さな子連れでも気軽に挑戦できるかと思います。
山梨銘菓「しまりんだんご」
アニメ12話でお風呂上がりに登場する山梨銘菓「しまりんだんご」はお土産として実在しています。みたらし味や栗あん味があり、冷凍で販売されています。
もしセルバみのぶ店で売っていなかった場合は、中部横断自動車道の六郷IC近くにある「セブンイレブン山梨六郷町店」もしくは「道の駅富士川」でも売っていますよ(^^)