栃木県日光市の菖蒲ヶ浜キャンプ村でソロキャンプしてきました。紅葉シーズンど真ん中の週末ということもあり、日光東照宮周辺・いろは坂・中禅寺湖畔は大渋滞。
金曜夜のうちに移動して受付待ちの行列に3時間ほど並び、湖畔のサイトを確保。朝から晩まで中禅寺湖を眺めながら焚き火できる最高のロケーションに感動しました。
この記事の目次
菖蒲ヶ浜でソロキャンプ
紅葉シーズンの日光は、いろは坂の渋滞で中禅寺湖まで上がるのに苦労する印象があります。空いている夜間に移動してしまおうと金曜夜22時に千葉県の自宅を出発。
東北道の浦和ICまで一般道で向かい、0時過ぎに日光宇都宮道路に入るとき深夜割引が適用されました。終点の清滝ICで降りてすぐのコンビニで氷や飲み物を調達。
前泊者で湖畔の駐車場は満車
深夜のいろは坂は渋滞皆無で、1時20分に竜頭の滝に到着。どうやら看板に気付かず菖蒲ヶ浜キャンプ村(以下、菖蒲ヶ浜)を通り過ぎてしまったようです。
道路沿いの駐車場(おそらく第一駐車場)にクルマを停め、真っ暗闇の林の中を2分ほど歩くと別の駐車場(おそらく第二駐車場)に到着。前泊者で既に満車でした。
朝まで車内で仮眠して待つ
はじめて来たため本栖湖の浩庵キャンプ場のようにクルマで深夜から並ぶのかがわからず、周囲を見渡しても暗すぎて管理棟(受付待ち)の場所すらわからん…
とりあえず車列はなさそうなので、朝まで駐車場で仮眠して待つことにしました。ベッドキットで後部座席をフルフラットにしてシュラフで4時間ほど爆睡zzz
湖畔サイトまで片道500m以上
出典:Google Maps
目覚めると6時15分でした。周囲を見渡すと第一駐車場も既に半分ほど埋まっており、数分置きにクルマが入ってくる状況。ヘリノックスだけ持って湖畔へダッシュ。
ようやく場内の位置関係がわかり、第二駐車場から150mほど歩くと管理棟を発見。既に受付待ちの行列ができており、チェアを組み立てて6時半頃から並び始めました。
チェックインとリアカー待ちの大行列
アーリーチェックインの受付開始は9時半から10時頃らしく、並んでいる間にもどんどん人がやってきて行列は増える一方。時折雪が降ったりする中、待つこと3時間。
9時過ぎの時点で管理棟のまわりをぐるっと一周し、正確に数えてはいませんが軽く100人は並んでいたのではないかと。予約不要の菖蒲ヶ浜ってこんなに混むのか…
午後の菖蒲ヶ浜は入場制限に要注意
なんとか一桁番目でアーリーチェックインを済ませ、兎にも角にも場所探し。前日に滞在されていた方が撤収されたばかりであろう湖畔のサイトを確保できました。
この日は相当混雑していたらしく、途中で入場制限がかかり、午後来た方は一部お断りだった模様。スタッフの方いわく「菖蒲ヶ浜は定員500人で受付終了」とのことです。
新旧アルパカストーブ揃い踏み
自前のアウトドアワゴン1往復とキャンプ場のリアカー1往復で荷物を運び込み、11時半に一通りの設営を完了。中禅寺湖周辺の紅葉は見頃の一歩手前といったところ。
シェルターの暖房器具はアルパカ2台(と一酸化炭素チェッカー2つ)。右のは自動消火装置なし・背面反射板付き。ちなみに2台とも残量メーターはまともに動かず(苦笑)
湖畔のロケーションは120点
視界に人工物がほとんどなく、まさに抜群のロケーションではないでしょうか。その後、周辺は難民キャンプ並み(野外フェス並み)の密集度になりました。
クルマを横付けできるオートキャンプに慣れきった体と装備には、ただただ堪える荷運びでした。ちなみにこの日の万歩計は26,000歩、おそらくディズニー超え。
斜めの焚き火台は前面があたたかい
湖畔サイトのような片方向から焚き火を眺めるときはTOKYO CRAFTS「KUBERU」のような焚火台がピッタリ。前面に熱が集まりやすいのでなかなか温かいです。
薄くて不安のある五徳ですが、満水のキャンプケトルと食材の入った6インチダッチオーブンを載せても安定感があり、3kg程度であれば全く問題ありませんでした。
難燃チェアの穴開きに全自分が泣いた
火の粉が飛んできても燃え広がらないようアラミド繊維を混紡したoxtos「ウッドフレーム焚き火キャンプチェア」を焚火台の近くに置いて、いつでも座れるようにセット。
難燃素材ゆえ燃え広がりはしませんでしたが、初使用で4ヶ所も穴が開きました。こうなった以上、ボロボロなのは気にせず、今後も焚き火の近くでラフに使い続けますorz
10月下旬の紅葉はピーク一歩手前
管理棟からサイトに向かう途中、橋を渡るときスマホで撮ってみたところ、紅葉のピークはもう少し先と感じました。しかし菖蒲ヶ浜は10月末で営業終了なんですよね。
中禅寺湖にカヌーやカヤックが映える
朝の光景を撮ってみました。湖面から少し高さがあるため触ることはできませんが、透明度がやばいです。PLフィルターを忘れたためLightroomで軽く調整しています。
カヌーやカヤックをされている方が時々通るのみで船は少なく、風も波もなく穏やか。背中側に男体山があるため吹き下ろしも気にならず。朝から焚き火が捗りました。
まとめ
はじめて訪れた菖蒲ヶ浜キャンプ村。様々な媒体でロケーションを絶賛されており、期待に胸を膨らませて行った結果、口コミに偽りなしと感じました。次は平日に行きたい!
薪を大量に持ち込んで湖畔でトータル12時間ほど焚き火したのですが、難燃サンダル「SUBU NANNEN」が秋キャンプの寒さ対策にも大活躍でした。後編に続きます。