結露で大失敗!雪が降り積もる真冬のPICA山中湖で星空観察

雪に包まれたPICA山中湖とフジヤマキッチン

 キャンプ初売りで食事付きコテージが半額!富士五湖で最も標高が高く、観光地として開発の進んだ山中湖近くの宿泊施設「PICA山中湖」に行ってきました。

 ゆるキャン△6巻の聖地巡りや真冬のワカサギ釣りを終え、屋根付きウッドデッキのある「コテージ・オーベルジュ4」に滞在。もはやキャンプではないかも!?

 レンズの取り扱いを誤り、結露に苦戦しましたが、夜中3時に湖畔で星空観察したり、富士急ハイランドで絶叫したり、冬の避暑地でまったり過ごせました。

PICA山中湖で雪遊び

フジヤマキッチンのあるPICA山中湖の管理棟

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 前編の続き。PICA山中湖(旧PICA山中湖ヴィレッジ)に来るのは2018年1月以来、約2年ぶり。前回は雪が一切なかったため、全く別の宿泊施設のように感じます。

 夕方まで雪が降り続き、積雪は最大25cmほど。この日はヌプシブーティーを履いてきたのですが、本格的なスノーブーツでないと靴が埋もれてしまうほどでした。

キャンプ初売りの変更点

PICA山中湖の売店がオシャレ

 毎年恒例のPICAキャンプ初売り。今年は予約開始日時の事前告知があったため、公式予約サイトにアクセスが集中し、しばらくダウンするほどの人気でした。

 過去何年かは突然募集が始まっていたため、年末は公式サイトやメールマガジンを確認するのが日課でした。それにしても今年は予約取るの大変だった(^^;)

 前年のキャンプ初売りで行った「PICA Fujiyama」は過去に行った数々のコテージの中でも相当グレードが高く、人が少なく静かで快適。超おすすめです。

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B型家族のまったり時間

小さな雪玉から大きな雪だるま作り

 雪だるまを作ったり、雪合戦したり、お昼寝したり。カメラやレンズを車内に置きっぱなしにしてあり、これが後ほど大変なことになるとは、このとき思いもよらず。

 雪遊びを続ける子供達を眺めつつ「成澤広幸の星空撮影地105選」でお勉強。表紙の写真は千葉県南部の大山千枚田の景色に似ている気がするけど、合っているかな。

成澤広幸の星空撮影地105選 (双葉社スーパームック)

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フジヤマキッチンで夜ご飯

フジヤマキッチンでいただくフルコース

 ダラダラ過ごしている間に夕飯の時間となり、PICA山中湖に併設されたレストラン「フジヤマキッチン」でディナータイム。いわゆるコース料理です。

  • アミューズ:山梨県産甲斐サーモンと帆立の燻製
  • 前菜:河口湖マイスターのソーセージとベーコン、季節野菜のチーズフォンデュ
  • お魚料理:真鱈と海老のパートフィロ包み焼き
  • お肉料理:甲州ワインビーフのサーロインステーキ など

 以前来たときは子供達がまだ小さかったこともあり、お子様メニューが出てきましたが、今回は大人も子供も同じメニューでした。満腹すぎて動けん。

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レンズが曇って何もできなくなる

雪がたくさん積もったPICA山中湖

 山中湖周辺は避暑地かつ観光地ゆえ開発が進んでおり、夜でもかなり明るく、星空はあまり期待できなさそう。SCWの予報では夜中の3時に雲が晴れてくる見込み。

 寝る前に点検でもしておくかと、車内に置いてあったカメラやレンズをコテージに持ち込み、ズームレンズから単焦点レンズに交換していると…事件発生。

 あぁやってしまった…氷点下の屋外から暖房の効いた室内にレンズを持ってくると、急激な温度変化で結露が大量発生し、一気に曇ってしまったorz

冷えた車内から暖かな室内はNG

PICA山中湖のコテージ前から試し撮り

 外側は拭き取れば済むものの、問題はレンズの内側。この状態で外に持っていくと、レンズの内側の水滴が凍り、どう考えても立ち行かなくなる。

 レンズヒーターを巻いてみたり、手で触って緩やかに温度変化させてみたり、色々試しても大した効果はなく、玄関付近の涼しい場所に放置しておやすみなさいzzz

 夜中3時前に目覚め、数時間放置しておいた単焦点レンズを確認すると、レンズ内側の結露はとりあえずなくなっており、コテージ前で試し撮りしても問題はなさそう。

山中湖周辺は夜中でも明るい

山中湖の湖畔から撮影すると明るさがキツイ

 ソフトフィルターを付けているせいで、その効果なのか実はレンズが曇っているのかよくわかりませんが、実用上問題はないので三脚を担ぎ、湖畔に向け出発。

 山中湖の湖畔は除雪がされておらず、新雪を歩くと靴が全て埋れてしまいました。とりあえず大きな白鳥の遊覧船近くまで行き、冬の星空を観察開始。

 さすがは観光地、道路やお店の明るさが半端ないです。雲が多くてほとんど撮れず、雪の中で40分ほど立ち尽くすのみ。道北や離島の暗さが懐かしい。

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ふたご座と富士山と山中湖

冬の山中湖の湖畔で富士山と星空観察

 1月中旬の朝方だと、既にオリオン座はほとんどが西の空に沈んでおり、光り輝くシリウスも見えず。かろうじてプロキオンや双子座のポルックスやカストルが見える程度。

 冬の星座だとオリオン座が明るい星が多くて目立つのですが、現在はベテルギウスよりアルデバランの方が明るくなってしまったらしい。本当に爆発するのかな…

 かつては全天に21個ある1等星の中でも明るいほうだったベテルギウスは、明るさが1等星で最下位となり、2等星に転落するほど暗くなっているそうです。

フジヤマキッチンで朝ご飯

フジヤマキッチンでいただく朝ご飯

 朝4時半過ぎにPICA山中湖に戻り、前夜と同じ轍を踏むわけにはいかないので、ウッドデッキで写真をパソコンに取り込み、寝る前に少しLightroomでお遊びzzz

 2時間ほど寝たら朝ご飯の時間となりました。フジヤマキッチンのクロワッサンうまー。って、もはやキャンプではないな、これ。ただの旅行。

 チェックアウトを済ませ山中湖の湖畔に向かうと、除雪が済んでおり、散策されている方は外国人の方ばかり。近年は日本人はあまり見かけなくなったそうです。

真冬の富士急ハイランド

富士急ハイランドのリアル謎解きゲーム

 鴨や白鳥に餌をやりつつ1時間半ほどのんびり。冬晴れは写真撮影が捗りますね。富士急ハイランドで子供達だけフリーパスを購入し、大人は基本見学。

 前日の降雪で午前中はほとんどのジェットコースターが運休でしたが、14時過ぎには大半の乗り物が動き出し、高飛車や鉄骨番長など自由に乗りまくっていたようです。

 17時半に富士急ハイランドを出ても、中央道は順調で、2時間ほどで帰宅。山梨には素敵なキャンプ場がたくさんあるので、渋滞なければ最高なんだけどなぁ。

まとめ

山中湖の湖畔で白鳥と戯れる

 2020年のPICAキャンプ初売りは、2年前と全く同じPICA山中湖のコテージ・オーベルジュ4にしました。家族4人で朝晩2食付いて約25,000円はお得感あります。

 冬の山中湖でのワカサギ釣りは、それなりに釣れたこともあり、相当楽しいものでした。暖房やトイレも完備されており、アウトドア慣れしていない小学生でも釣れます。

 冬の富士急ハイランドも人が少なくフリーパスが捗りますね。毎年同じ場所で同じ行動しても良いと思えるくらい、ワカサギ釣りもコテージ泊も楽しめました。

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