スノーピークの新しいアフターサービス「オンライン修理受付」が2016年3月28日からスタート!っていうのはメルマガやフェイスブックなどで一応知っていたのですが、まさか自分がすぐ申し込むような事態になるとは・・・。
2年連続でサクラ満開が不発に終わったイレブンオートキャンプパークでのお花見キャンプにて撤収作業しているとき、突如降り出した雨に慌てていたらトルテュproのフライシートを壊してしまいました。
トルテュ購入後、リッジポール・取扱説明書に続き3回目の修理・交換となります。キャンプから帰宅後すぐにスノーピークストア経由で修理依頼してみました。
この記事の目次
お花見キャンプから撤収
今年もまた桜の開花時期を読み誤ってしまい、雲に覆われ寒々しい雰囲気漂うなか普通のファミリーキャンプを過ごしていました。
天気予報で降水確率20%~30%ということもありイレブンオート滞在中の小雨程度は想定していましたが、到着時のテンションだだ落ちによりヘキサタープを張らない簡単設営。
2ルームシェルター「トルテュpro」のみで1泊2日を過ごしていたことが後の悲劇を招いてしまうとは、このとき全く予想できませんでした。
のんびりレイトチェックアウト
イレブンオートのチェックアウトは定刻11時。いつも通りのんびり撤収していると間に合わないことはわかりきっているため、あらかじめ受付棟で申し出てレイトチェックアウトさせてもらいました。リピーター万歳。
日曜日午前は曇り時々晴れという天候に回復してきてテンションも少しずつアップしていたので、ユニフレームの小型スキレット「ちびパン」と簡易オーブン「フォールディングオーブン」を使って朝からガッツリ調理。
ベーコンやレタス、トマトを乗せたBLTダッチベイビーが超美味しい!その後はホンモロコを釣ってから揚げにしたり、シーフードミックスや牡蠣で作ったアヒージョをつまんだりしながらダラダラと子供達と過ごしていました。
迫り来るゲリラ豪雨!?
13時を過ぎて徐々に片付けでも始めようかと、まずは大物である2ルームシェルターを畳むため中に置いてあるものを一旦外に出し始めます。
コット含め全て外に出し終え、服や小物は一時的に敷いたブルーシートの上に。ヘキサタープが無いためこの時点でキャンプ道具は全て野ざらし状態です。
ペグも全て抜き終わり、さて次はポールを順番に抜いていこうとトルテュの外に出た瞬間、ふと空を見上げると・・・風上方向から濃い雨雲が近づいてくるのが見える。
急いでスマホのアプリで雨雲レーダーを確認すると、局所的な雨雲が10分後に到来する予測が出てる!しかも雨雲レーダーで真っ赤になっているということは、もしかしてゲリラ豪雨が来るのか?!
乾燥撤収は諦めた
10分後に土砂降りとなれば、もはやフライシートが濡れてしまうのは避けられない状況。乾燥撤収出来なくなったなぁと嘆く暇も無く、あたりを見渡すと野ざらしになったキャンプ道具の数々。
ママは遠くの炊事棟に洗い物に行っており不在。外に出した全キャンプ道具をもう一度テント内もしくはクルマに一人で入れるのは不可能。このとき一人心の中でぎゃーぎゃー騒いでます。
既にソリステやエリステは全て抜けており、いま突風が吹けば幕体も吹き飛ばされること必死。まさに絶体絶命、四面楚歌状態。なお東京大学物語風だとここまで0.5秒(笑)
そして悲劇は起きた
急いで炊事棟から救援を呼び戻して二人がかりで移動開始!猫の手も借りたいほど忙しいけど、手伝ってもらうと一層被害が増す可能性を秘めた子供達を荷物同様トルテュ内へ急いで押し込もうと慌てている最中やってしまいました・・・。
思いっきりファスナーがフライシートを噛んでしまった!雨が来るまで残り時間あと少し、ファスナーを開こうにも閉じようにもびくともしない!
周りを見渡すとまだ半分以上のキャンプ道具が野ざらしになってる・・・あたふた慌てていると、うわー雨が降ってきたー!せっかく干したシュラフが~コットが~ツーバーナーが~orz
長すぎる前振りはこれくらいにして、要はトルテュのファスナーがフライシートを思いっきり噛んでしまい、二人がかりで何とか直そうとしても幕体が破れそうになるほど残念な結果になった次第です。
スノーピークのオンライン修理受付
何とか片付けを終え帰宅後すぐにスノーピークストアへ向かいます。雨中撤収により心労と疲労のピークですが、翌週末の出撃予定もあるためノンビリしていられません。
このとき頭の片隅には「オンライン修理受付」というキーワードはありましたが、わざわざ本社に送らなくても専門家である店長さんならパパッと直してくれるかも?!という淡い期待。
トルテュには一番最初の写真の赤い線に沿ってファスナーがありサイドからも出入りできるようになっていますが、緑色の×印の部分で引っかかってしまいどうにもなりません。
店内で幕体を広げて状況を説明し、この場で直るか試してみるも結局フライシートだけ本社送りという結末に。ここで新サービス「オンライン修理受付」の登場です。
オンライン修理受付とは
photo by オンライン修理受付
スノーピークの新しいアフターサービス「オンライン修理受付」は、修理の見積依頼や配送手続きをインターネットから行うことが出来る優れもの。
パソコンだけでなくタブレットやスマートフォンからも申し込めるため、キャンプ場にいるときや移動中でも申し込みできるのが便利そう!
もちろん修理に出したあとの状況を随時トラッキングすることもできるため、永久保証が売り文句(?)なスノーピーク製品を使っていると気になる新サービスです。
フライシート入渠
今回は既にスノーピークストアに持ち込んだ状態からスタートしたため「近隣店舗への持ち込み」を選んでもらいましたが、他にも「自宅に集荷」もしくは「アフターサービスへ送付」を選ぶことも出来ます。
購入時期や使用回数などの情報を入力したら具体的な破損状況を記載。面白いなと思ったのはGPSを活用して持ち込める近隣店舗をすぐ探せるのと、破損状況をアフターサービスへ知らせるために写真や短い動画をアップロードできること。
こんな感じで破損箇所に目印を付けてあげると喜ばれるらしい!返送先や日中連絡先を選択したら期間短縮のため「修理のすすめ方」を指示します。
修理金額の見積が出た段階でいったん連絡が欲しいのか、もしくは金額次第では修理を進めて欲しいのかを指定します。今回は5000円以下なら修理続行としました。
ちなみに修理にかかる参考金額がホームページ上に掲載されており、フレーム修理なら1節1000円~2500円、燃焼器メンテナンスなら1000円~3000円、5cm程度の穴や破れなら2000円~5000円とのことです。
かつて修理に出したリッジポールが1節だけ交換して1500円だったので、感覚的には5000円以内で十分お釣りが返ってくる想定!果たしてどうなることやら。
まとめ
結果的にゲリラ豪雨と呼ぶほどの大雨ではなかったのですが、フライシートが使用不可となってしまいスノーピークのオンライン修理受付で本社送りとなりました。
週末は山梨に出撃する予定があるも「明日、ママがいない」ならぬ「今週末、テントがない」状態です。
改めて現在の修理状況をインターネットから見てみると、次回の使用予定が4月15日(金)になっている・・・店長さんが間違えて日付を入力したのかな?!
店頭で修理に出すとき今週末の金曜日(4月8日)までに戻ってきてくれると嬉しいって希望伝えたのに、うまく伝わらなかった模様(苦笑)
無償修理で返ってきた!
修理依頼から10日後、無償修理という形でフライシートが返ってきました。往復送料も無料。まさかのアフターサービスに「神対応」と感じてしまうほど!