ゲキアツだった7月最後の週末は、東日本屈指の人気を誇るファミリー向けキャンプ場「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」に行ってきました。
夏休み期間中かつ3ヶ月前の月初に予約が埋まってしまうほど大人気なキャンプ場だけに行きたくても気軽に行けない場所でしたが、運良くキャンセルが出てくれました!
C&C那須高原(以下、C&C)では真夏の一夜限りのイベント「アフリカンパーカッションライブ」が開催され、キャンプ場内は大盛り上がりでした(^^)
この記事の目次
那須高原で遊ぶ!
C&Cのテントサイトは14時チェックインと少し遅め。もし寝坊して11時に出発しても十分間に合うのですが、せっかく那須高原に行くなら子供達と思いっきり遊ばないと!
6時にムクッと起きてサクッと荷物を積み、ほぼ予定通り8時前に自宅を出発。目的地である東北道の那須インターを目指します。
東北道を通るたびに思うことですが、同じ栃木県でも佐野のアウトレットまでは意外と近いなあと感じるのに宇都宮や那須だと遠く感じますね(苦笑)
外環・東北道ともに渋滞することなく順調に進み、宇都宮ICを過ぎた先にある上河内SAで休憩。午前10時前にも関わらず既にゲキアツ、、、
那須インターには10時半頃到着したものの、那須街道を走り始めてすぐ渋滞に巻き込まれました。改めて那須は一大観光地だと実感!
キャンプ場のチェックインまではまだ時間があり、りんどう湖や那須どうぶつ王国にでも行こうかと考えるも滞在時間が短く微妙な感じ(^^)
トレジャーストーンパーク
C&Cのクリスタルハンターとの違いを確かめるべく宝石掘りにチャレンジしてみようと「トレジャーストーンパーク」を目指します。那須街道の渋滞を突破し約20分で到着。
頑張ってお宝をガッポリ掘るぞーと意気揚々とクルマを停めようとしたとき、ふと見渡すと駐車場がほぼ満車の状態。すごく嫌な予感。
施設入口でどんなことができるか調べてみると、川から小さな宝石を掘る体験(クリスタルリバー)と洞窟から大きな宝石を掘る体験(地下鉱山)があるとのこと。
子供達に好きなほうを選ばせると「大きな宝石が掘りたい!」と即答だったため地下鉱山を申し込むと、まさかの1時間半~2時間待ち!いやはや夏休みを舐めてました。
諦めて小さな宝石探しにしようよ~と説得を試みるも、一度決めたら梃子でも動かない性格の子供達が考えを改めることはなく交渉失敗orz
もし番号を呼ばれたとき不在の場合はキャンセル扱いになると3回くらい念押しがあり、順番が来るまで店内で待っている必要があるとのこと(汗)
この暑い日に店内でダラダラと2時間も待っているのはありえない!既にお金は払っているため遅刻すると無駄になるリスクを承知の上で一旦外出することに(^^)
南ヶ丘牧場でニジマス!
この暑さで先にお土産を買うのは愚策。1時間半で帰ってこれそうな遊び場はないかとカーナビで近隣を調べてみると、さすがは那須らしく観光牧場が複数見つかりました。
ネットの口コミを頼りにトレジャーストーンパークからクルマで片道15分ほどの場所にある「南ヶ丘牧場」に行くことに。評判も良さそうだし現地で1時間くらいは遊べるはず!?
南ヶ丘牧場は駐車場や入場料が無料ということもあり、わざわざソフトクリームを食べに来る近隣住民もいるらしい(^^)
早速クルマを停め場内に繰り出すと子供達の好きそうな釣り堀とつかみ取りがありました。1匹540円と立派な観光地価格ですが、駐車場と入場料が無料なのでやむなし。
南ヶ丘牧場に来たのは牛や羊などの動物と触れ合ったりソフトクリームを食べて涼むためだったのですが、子供達の意向に沿って大きく方針転換し炎天下のなかニジマスのつかみ取りをスタート!
普段から釣りをしているわけではないため魚に対する知識や経験がなく、なかなかニジマスを掴めず四苦八苦。完全に腰が引けて獲物を捕獲できる気配なしorz
結局30分以上格闘して成果なく、手掴みを諦めて網であっさりゲット。捌いて串に刺してくれるところまでやってくれるため、あとはセルフで20分くらい焼けばニジマスの塩焼きの完成でしたが、この時点でタイムリミットまで20分しかない。
片道15分かかったことを踏まえると、今ここでニジマスを焼き始めると絶対に宝石探しに間に合わない!クーラーボックスをお持ちであれば焼かずに持ち帰ることもできますよ~と言われて一瞬悩むも、我が家のクーラーボックスは既に食材でいっぱいorz
あぁこんなとき保冷力に優れたクーラーボックスがあれば、キャンプ場に持っていってファイアグリルかユニセラで塩焼きにできるのになぁと悔やみつつ、ニジマスを諦め急いでトレジャーストーンパークに引き返します。
地下鉱山で宝石掘り!
結局、南ヶ丘牧場では時間の関係でニジマスの手掴み(損ね)と、近くの池にいた魚に餌をばらまいただけ。ん、動物との触れ合いどこいった!?
トレジャーストーンパークを出発して1時間半経過したタイミングで無事戻ってこれ、順番がどこまで進んだか確認してみると・・・ちょうど前の組が呼ばれて並んで待っているところでした!
店内で5分待たずに順番を呼ばれ、諸々説明を聞きます。あと5分帰ってくるのが遅かったら宝石も掘れずニジマスも焼けず、二兎を追う者は一兎をも得ずとなるところでした(^^)
12分間、スコップ片手に砂をかき分け宝石を探します。ほぼ全ての宝石を掘りつくしたと思える量を採掘し時間終了!終わったときには汗だくでした。
出口で成果を計量しパワーストーン一覧と突き合わせてどんな宝石をゲットできたか確認。正直、この体験内容とお土産で1家族1800円というのは相当リーズナブルだと思います。
初めてのC&C
宝石掘りを終え時計を見ると時刻は13時20分。チェックインの前にスーパーで買い物しておこうとダイユーに立ち寄ります。
那須高原には数年前コテージ泊しに来たことがあり、そのとき同じダイユーで買い物したのが懐かしいです。朝7時から夜9時まで営業しているのは助かりますね。食材や飲み物を追加調達し、チェックイン時刻が近づいてきたためキャンプ場へ!
スーパーから10分かからずC&Cに到着すると、入り口からして高規格キャンプ場の匂いがプンプンするw場内の雰囲気としてはPICA富士吉田に近い感じ。
受付開始の14時ジャストに並び始め15分ほどでチェックイン完了。成田ゆめ牧場のように炎天下で30分も並ぶのとは異なり、涼しい店内で並べるのはありがたいですね!
管理棟で受付している間、子供達は早速ジャブジャブ池に突撃!この日は日差しが強い真夏日だったこともあり水辺がとても気持ち良さそうです。
今回滞在したのは「広めのオートキャンプサイト」という2家族でシェアできるほど大きな区画サイト。パッと見た感じでは180㎡くらいありそうな広さでした(^^)
日陰はどこいった!?
広めのオートキャンプサイトは管理棟から一番遠い場所にあり、ジャブジャブ池の喧騒とは無縁の静かな場所でしたが・・・着いた瞬間ビックリ仰天、全くと言っていいほど日陰が無い砂漠サイトorz
C&Cは大子グリンヴィラよりも全体的に木々が多く木陰を確保できそうと見込んでいましたが、運悪くガッツリ日向となるサイトでした。
オートキャンプサイトやチョイ広めのオートキャンプサイトは高い木に囲まれて日陰が多く理想的な環境に見えました。やはりこういうのは実際に行ってみないとわからないものだと自分に言い聞かせ(苦笑)
サクッと設営!?
あまりの暑さに熱中症になりかけながら15時にはヘキサタープと2ルームを設営完了!時間的にはサクッと設営、体力的にはゼーハー設営w
トルテュproの設営に関しては徐々に経験を積んできたということもあり、以前と比べだいぶ短時間で立ち上がるようになってきたと感じます。経験もさることながらAフレームとリッジポールがいい感じに曲がってきているというのも理由の一つ(苦笑)
夏場はどうしても汗だく設営となるため、途中で休憩しつつ作業するためにヘキサタープを先に完成させてから2ルームの順番。コンパクトに設営するなら連結ですが、サイトが広かったため分離して個々にレイアウトしてみました。
エルフィールドヘキサで壁作り
普段、エルフィールドヘキサを設営するときはHDタープヘキサのセットに付属していたウイングポールを組み合わせて、少し低めな200cm(70cm2本と60cm1本)としていました。
今回は木陰がなかったため大きな日陰を確保しつつ広々とした快適な空間を作るべく、260cm(70cm2本と60cm2本)と少し高めに設営。
太陽が真上にあるときや沈んだときはサブポールを4本使って屋根を最大化し、朝夕のように太陽が地平線に近いときは片方だけサブポールを抜いてロープの途中にペグを打ち太陽の方向だけ壁のようにしました(^^)
朝10時頃までは太陽側に壁を作って大きな日陰を作る感じ。すっかり写真を撮り忘れてしまいましたが、日陰の確保だけでなく通路や隣のサイトから隠したいときにも使えそうです。
縦方向に長いエルフィールドヘキサを壁のようにする場合は、200cmよりも260cmにしたほうが使い勝手が良かったのは収穫。
ハンモックが気持ちいい!
C&Cにはハンモックを引っ掛けるためのポールが敷設されていると事前に聞いていたため、チェックイン時にブラジリアンハンモックをレンタルしてみました。
土日でハンモックを体験してみて、これはちょっと欲しくなったかも。売店で販売していたのと似たようなバイヤーやラ・シエスタのブラジリアンハンモックを探してみようと思います(^^)
電源サイトのありがたさ
我が家は電源サイトの使い方がよくわかりません。C&Cは追加料金なしでAC電源が取れるとのことだったので、自宅で普段使っているサーキュレーターを持ってきてみました(^^)
キャンプ場にエアコンを持ってくることはできないし、もっとも手軽に涼しくする方法といえば強力な扇風機かな、と。サーキュレーターの風力はキャンプ場でも十分役立つのですが、延長ケーブルを忘れてしまいテントまで届かずorz
仕方がないのでハンモックに向けて使いました。2ルーム内の空気を巡回させて熱を逃がそうと思ったのですが、やはり経験不足がモロに出てしまった模様。
今回の新兵器、AC電源を用いた明るく大きな電球。自宅に置いてあったものを持ってきてみました。初めてアウトドアで使ってみましたが、パッと見た感じC&Cのホームページに掲載されているレンタル品と同じ物かも!?
LEDや蛍光灯ではなく昔ながらの電球、消費電力が大きく200W。どうやら200Wクラスとなるとガスランタンに近い明るさを発揮するらしく、手持ちのLEDランタンよりも断然明るかったと思います。
だがしかし、夏キャンプ+林間サイト+明るい光源といえば虫の大群が集結するということ。最初はヘキサタープのウイングポールに取り付けていたのですが、食卓の近くを飛び回るたくさんの虫がどうしても気になるorz
せっかくの明るさを活かすため少し離れたハンモックポールに取り付けて、集蛾灯のように使いました。ヘキサ下の明るさは普段使っているLEDランタンにすると、ほとんど虫が寄ってこない食卓となりました、ホッ。
持ち運びのサイズこそ大きいものの手軽に設置できて明るいのはメリットも多く、電源サイトなら毎回持って行ってもよいかもと感じさせる電球ライトでした。
お楽しみの夜ご飯
ジャブジャブ池近くにあるピザカウンターの脇に1袋100円の野菜が置いてあり、せっかくだからと購入したジャガイモやタマネギをロースト。地元で採れた新鮮野菜だったからか、しっかりと甘味があり美味しかった(^^)
今回の夕飯はローストビーフにローストチキン、餃子に牛タンにぼんじり・・・我が家にしては珍しく肉料理中心でした。ローストビーフは火が通り過ぎて若干失敗orz
ダッチオーブンでローストしている間に子供達を連れてお風呂に行ってみると、さすが高規格キャンプ場というべきキレイな露天風呂。欲を言えば「いなかの風キャンプ場」のように雄大な景色が見えると最高なんですけどね!
ジャブジャブ池でライブ!
19時前には夕飯を食べ終え、真夏の一夜限りの「アフリカンパーカッションライブ」を観賞すべくジャブジャブ池に向かいます。
普段であれば夕方になると超スーパーボールすくい、夜になるとBINGOパーティーがあるはずですが、この日は特別イベントが開催されるため中止でした(^^)
おおよそ40分くらいでイベントは終了。ジャブジャブ池周辺は観客含め盛り上がっていたと思います!演奏されていた音楽が凄いのか凄くないのかよくわかりませんでしたが(苦笑)
ご就寝zzz
イベント終了後はサイトに戻ってファイアグリルで手持ち花火を楽しみ、20時半頃になると子供達は順番にコットに移動しご就寝zzz
この日は最低気温22度と予想されていたためシュラフなしでも大丈夫かもと思っていましたが、トルテュproをフルメッシュにした状態で寝るとタオルケットだけだと少し肌寒いかもと感じました。
かつてアメニティドームでキャンプしていたときは、22度前後だとシュラフに潜って寝るなどありえないくらい暑かったのが懐かしい思い出(^^)
その後は夫婦で軽く飲みながら明日の相談をしつつ22時頃コットに移動してゴロゴロしていたら、通り抜ける風があまりに気持ちよく寝落ちしてましたw