待ちに待った夏休みの北海道キャンプ旅がいよいよスタート!今年はどんなキャンプ場に行ってみようかとワクワクしながら準備を進めていましたが…
台風直撃により仙台発の太平洋フェリーが欠航という全く予想していなかった不運があり、太平洋航路では北海道に行くことができない事態にorz
本州のキャンプ場でのんびり過ごすか、新潟と小樽を結ぶ日本海航路で行くか、いっそのこと沖縄にでも行くかを家族で悩んだ結果、東北道を爆走して北を目指すことにしました(^^)
フェリー欠航でピンチ!
北海道に向け出発するのは土曜日ということで、数日前から徐々に準備を開始!前回のキャンプ旅の経験も踏まえ、貼らないホッカイロ、パワー森林香、カセットガスなどを調達。
とにかくブヨにはやられたくないし、8月とはいえ寒くて寝れないのはツライので、思い付く限りの消耗品をドンキホーテやアマゾンで(^^)
台風7号が接近したことで火曜日~水曜日の太平洋フェリーが欠航となったことをニュースで知り、この時点ではまだ「もし復路のフェリーが欠航したら北海道から帰ってこれないかもなぁ」なんて漠然と考えておりました。
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出発を翌日に控え、猛スピードで仕事を終わらせて帰宅しようと頑張っていた17時前、一通のメールが届きました。まさかの往路フェリーが欠航orz
まったく想定していなかった「北海道に行くことができない」という緊急事態に遭遇し、あたふたと軽くパニック状態に…ここ最近は有給休暇も取らず、家族で行く夏キャンプを楽しみにしていたのに(涙)
仙台から出発する太平洋フェリーだけでなく、大洗から出発する商船三井フェリーも同様に欠航するらしく、北海道に向かう太平洋航路は全滅でした。
太平洋航路以外のフェリー
今年はキャンプ旅を諦めるしかないか…と思いつつ、他に作戦はないかを改めて考えてみると、太平洋航路がダメでも日本海航路なら大丈夫かも!?
新日本海フェリーを調べてみると、通常通り運行してる模様。新潟と小樽や苫小牧を結ぶ航路があり、現実的に選択肢となるのは午前中に出航する小樽行き。
とはいえ、小樽到着が4時半とだいぶ早朝なのと、そもそも新潟発10時半ということは自宅を3時過ぎには出ないと厳しいそう。ちょっと小さな子供連れには厳しいと感じました。
太平洋航路がダメ、日本海航路がダメとなれば、残された選択肢は青森と函館を結ぶ「津軽海峡フェリー」で北海道を目指すしかありません。
津軽海峡フェリーは多少の荒天では運休しないらしく、台風が来てもなんとかなるだろうと見込んで見切り発車することに。目指すは人生初の青森県、700キロ以上の長距離です。
元々、土曜日夜のフェリーに乗って日曜日に北海道に着く予定だったので、津軽海峡フェリーに乗るタイミングは日曜日午前中が良いかなと。
一通りの荷物を積み込んで、5時40分に自宅を出発!台風次第では北海道に渡航できず帰宅する可能性はありますが、そのときは関東に向かいながらの「東北キャンプ旅」にすればよいかな、と。
個人的にはフェリーが欠航となった段階で、北海道にこだわらず本州でキャンプするのもありかなと考えていました。実際、普段であれば予約の取れない北軽井沢のスウィートグラスも平日なら余裕で空いていたので(^^)
台風の影響が少ない西日本でキャンプをしたり、いっそのこと沖縄や石垣にでも飛んで休暇を楽しもうかと考えましたが、子供達の希望を(フラットに)聞いてみると「北海道に一番行きたい!」とのことw
常夏の楽園は大混雑!
今年のキャンプ旅は土曜日朝に自宅を出発し、途中でスパリゾートハワイアンズで遊んだあと仙台まで移動しフェリーに乗って北海道を目指す予定でした。
仙台からフェリーに乗らず青森から乗ることになり、さすがに高速道路を700キロも走るとなるとハワイアンズで体力を消耗しすぎるのは大人の体力的に危険。
既に金券ショップで株主優待券などを購入していたものの、さすがに今回は諦めざるを得ないかもと思いましたが…
子供達から「スパリゾートハワイアンズは今度でも良いよ、北海道に一番行きたいから」と言われ、親としていたたまれない気持ちになり強行!
頑張って朝早く出発した甲斐があり8時過ぎにはハワイアンズに到着し、8時半には温水プールにプカプカ浮かんでました(^^)
その後はお昼頃までプールを楽しんだあと、温浴施設でリフレッシュしたりお昼ご飯を食べたり、お土産を買ったりフラガールのショーを見たり。
シュシュを作ったりゲーセンで遊んだりしたら、時計は既に14時半。明日の朝には青森からフェリーに乗って北海道を目指すことを考えると、今日はできる限り先に進んでおきたい。
福島県いわき市から青森港までどれくらいかかるか調べてみると、渋滞なし休憩なしで6時間以上…普通に行けば7時間以上は見込んでおきたい距離です。
フェリーの出航時刻から逆算すると、仙台に1泊して朝出発するとかなりの距離がある。もう少し今日のうちに進んでおこうと次の目的地を決定!
盛岡でスポオソセール
いわきを出発して常磐道を北上し、途中から東北道で盛岡を目指します。昨年同様、常磐道で福島県を北上すると住人の姿が全く見えない集落がたくさんありました…
カーナビの案内では常磐道を北上するのが最短となっていましたが、対面通行となっている区間が多いため磐越道で早めに東北道に入ったほうがよかったのかも(苦笑)
途中で休憩しつつ4時間半ほど走行し19時に盛岡インターに到着。インター降りてすぐ左手に見えるイオン&スポーツオーソリティの看板、ブラックホールかのごとく吸い込まれましたw
早速店内を見てまわると、普段行き慣れたスポオソ店内とほぼ似たような品揃え。ちょうどこの日は決算謝恩セールということで15%オフでした(^^)
既にクルマに新たなキャンプ道具を載せるスペースは全くないため、店内の雰囲気だけでも見て帰ろうかとしたとき、あまりお目にかかれない不思議なテントが展示されていることに気付きました。
コールマン直営店&スポオソ限定!?
遠くに見える薄いグレーのドーム型テントは何だ!?と思い近づいてみると、コールマンの「アテナドーム270」という見たことのない幕体でした。
詳しくみる時間がなかったためざっと雰囲気を確かめただけですが、コールマンのドーム型テントは相変わらずフレーム構造がわかりやすくて立てやすそう!
ベンチレーションもしっかりついているし、最近は色々な色合いのテントがあるなと感心してみておりました。そういえば先日、佐野のアウトレットにおいてあったコールマン韓国のテントもアテナだったような。
アテナドームはコールマンの直営店もしくはスポーツオーソリティでしか購入することができない限定品のようです(^^)
フライシートは引き裂きに強いリップストップ生地だし、タフワイドドームのようにキャノピーポールも付いているのはさすが。耐水圧も十分なスペックだと思います。
ぴょんぴょん舎の本店
盛岡で夕飯を食べようと考えたとき、まず最初に思い浮かんだのが「わんこそば」ですが…何となくお昼ご飯として食べるイメージがあるのと、子供達がそんなにたくさんは食べれないため盛岡冷麺を食べることに。
そう簡単に来ることができない盛岡、せっかくここまで来たのであればとミーハー魂で「ぴょんぴょん舎」の本店に行ってみることにしました。
イオンモール盛岡を出て盛岡駅方面に5分ほど走ると右手に見えてくるレトロな店構え。これがぴょんぴょん舎の本店かと思うと、なんとなく達成感がありますw
ぴょんぴょん舎の焼き肉は正直「うーむ…焼き肉屋さんのお肉としては微妙かも」といったところでしたが、名物の盛岡冷麺はいつも通り美味しい!
とはいえ本店だから特段美味しいということもなく、関東でも気軽に食べることができる今となっては「遠く盛岡の本店まで来てみた」という達成感だけかも(^^)
食べ終わって時計を確認すると20時半、明日午前中のフェリーに乗るためには6時には盛岡を出ておきたく、キャンプ場ではなくホテルに宿泊して初日はなんとか無事終了です。