全サイトが海に面した紫雲寺記念公園オートキャンプ場@新潟でランドステーションの二又化を試しました。アメニティドームのインナーテントを入れると広々使えて最高(^^)
目の前に広がる日本海を眺めながら焚き火したり、砂浜を散歩したり、自転車を借りて温泉に行ったり、初めての海キャンプを満喫。できれば夕日を見たかった!
波の音を聞きながら寝ている間にサイトを荒らされ、ローストチキンなどの食料を強奪されました。カラスの仕業か野良猫や野良犬の仕業か気になる…
この記事の目次
ランドステーションを二又化
管理棟でチェックインを済ませオートキャンプサイトを巡ると金曜日のため利用者は少なめ。ザっと見た感じ10組以下の来場者、これが後の悲劇を招くとは…
初めての海沿いキャンプ
全サイトが海岸沿いにあり、視界に大きな遮蔽物がなく景色を存分に堪能できるオーシャンビュー。AC電源付きで芝の整備も不満なし。さすがは県営といったところです。
どんよりとした曇り空でなければロケーションはかなり良いと思います。コットン生地に張り替えたハイバックチェアを並べ日本海を眺めながらマッタリ。片道400キロはなかなかタフだった(^^;)
ぶっつけ本番で二又化
新潟在住の方に紫雲寺記念公園は風が強めと聞いていたとおり日本海からの北風が吹いています。体感的に風速6メートル前後、ランドステーションLにとってはなかなかの強敵です。
リビングシェルやアメニティドームであれば(よほどの強風でない限り)1人で設営していますが、風の強い今回は3人がかりでランステ本体を押さえながら設営開始。
ランステ設営に苦戦
二又ロープと二又ポールの先端をペグダウンし自立。必死にランステ本体を押さえている上の子(体重軽め)が飛ばされそうになるほど大凧のようでした(^^;)
サブポールの立ち上げやゴムループのペグダウンを済ませ20分ほどで完成。オートキャンプサイトは10m×10mあるためランステLを張ってもスペースに余裕があります。
海側を高く跳ね上げて日本海に沈みゆく夕日を眺めながら夜ご飯のはずが現実は甘くなかった…風上を開けると倒壊する恐れがあり、出入口はなるべく風下になるよう設定しました。
アメドMがジャストフィット
ランステのインナーテントとしてスノーピーク創業60周年記念モデル「アメニティドームPro.M」を配置。あわせてグランドシートとインナーマットを敷いています。
90度の逆Y字パーツに280cmのウイングポールを挿し込むと高さ210cmになり、アメドMのインナーがピッタリ収まる。最初にこの組み合わせを発見した方に感謝(^^)
フリーボードでゴミ対策
ランステの下でグランドシートの配置からインナーテントの組み立てまで完結できるため、特に雨キャンプのとき便利な組み合わせかもしれません。
焚き火まわり以外のキャンプ道具を全てランステ内に収めても十分すぎるほどの余裕がありました。ある程度の広さがある区画サイトなら2ルームテントはもう不要かも…
インナーテントの出入口にはキャプテンスタッグのフリーボードLサイズをスノコ代わりに置いて、靴を脱ぎ履きするとき芝や砂が中に入りこまないようにしました。
父の日のプレゼント
チェアに腰掛けまったりしているとサプライズ!ちょうど父の日の週末だったこともあり子供達からスノーピークの交換用銅ヘッドを貰いました(^^)
なぜ銅ヘッドを選んだのか聞いてみると、あまりにボロボロのペグハンマーを使っていて見るに堪えなかったからとのこと。全く気にしていなかったけど意外と見られているとは…
早速ヘッドの交換を試みるも手持ちのゴムハンマーではピンが抜けるはずもなく断念。5年は使えると予想していた銅ヘッドですが100泊前後が交換の目安なのかもしれませんね。
夜中にサイトを荒らされる
ランステ内にテーブルやチェアなどを移動し一通りの設営を終えたら場内を散策。サイトの裏に防風林として松が植えられており地面には松ぼっくりがいっぱい!
サイトに戻り日本海を眺めながら休憩したら夕飯作り。PLANT-4で買ってきた丸鶏にニンニクなどを詰め、大きく切った野菜と一緒にダッチオーブンにイン。
焚き火で丸鶏と野菜を焼く
焚き火ハンガーテーブルにダッチオーブンを乗せ下から焚き火、上から炭火で加熱。グルキャンでは時々作るものの家族だけでローストチキン作りは初めてかも。
松ぼっくりは火付きがよく着火剤いらずでした。ライスクッカーでご飯を炊き、サラダやロスティなど並べ夜ご飯。食べ残した料理は翌朝リメイクする作戦(^^)
半袖1枚で過ごすには少し肌寒かったためランステ内で食べましたが、インナーテントがあっても幕内の空間が広く圧迫感がないため過ごしやすかったです。二又ポール万歳。
自前テント3年ぶりの地面寝
食事を終えB型家族の自由時間。徐々に風も弱くなり焚き火が気持ち良い夜でした。分厚い雲に覆われ日本海に沈む夕日を眺めることができなかったのが悔やまれます。
この日は実に3年ぶりの自前テントで地面寝。ハイランダーのインフレーターマットよりサーマレストのZライトソルのほうが寝心地良く感じたのは意外でした。
千葉県の自宅から真っすぐ向かっても5時間かかる長距離を運転した疲れからか23時過ぎにはおやすみなさい。暑すぎず寒すぎず波の音で気持ちよく眠れましたzzz
さよならローストチキン
翌朝5時に目覚めると焚き火テーブルの上に置いておいたダッチオーブンが荒らされ、ローストチキンがなくなっている…ランステ内には食べかすのようなものが散乱orz
虫が入らないようサランラップをしたり地面から底上げしたり、いつもと変わらない程度に片付けてから寝たのですが、地面との間に多少隙間があっても大丈夫だろうと油断しました。
ゴミ箱などは全く荒らされておらず明らかに美味しそうなものだけ持っていかれたようです。カラスが出るとは管理棟で聞いていましたが丸鶏が骨ごとなくなるとは何者の仕業か…
気を取り直して行動開始
朝食としてチキンスープやリゾットにリメイクしようと半分ほど残していたローストチキンがなくなり意気消沈。寝ている間にそれなりの雨が降ったらしく地面は濡れていました。
奪われずに済んだ食材でチャーハンを作りコーンスープやカップラーメンで急場をしのぎました。朝コーヒーを飲むと少しは嫌なことを忘れてリラックスできますね(^^)
無料のレンタサイクル
9時過ぎに管理棟で自転車を4台を借りました。かなり年季の入ったママチャリでしたが無料はありがたいですね。テントに戻る途中、前輪のブレーキが効きすぎて激しく転倒w
管理棟に置いてあった割引券(1人200円引き)とお風呂セットを持って向かうは「紫雲の郷」。自転車に乗り5分ほどで温泉に到着。途中で道路を渡りますが近くて良いですね!
開館まで20分ほど待ち時間があり園内を散策してみると遊具や広場などあり色々楽しめそう。受付横で地元で採れた食材が格安で売っておりバーベキューにピッタリかも(^^)
紫雲の郷でリフレッシュ
健康運動ゾーンにある“紫雲の郷”では、地下1,330メートルから湧き出た効能豊かな深層湯温泉を楽しめます。館内には、入浴施設、温水プール、体育館があり、周辺にはサッカー、ラグビー、レクリエーションなどに利用できる多目的運動広場、テニスコートが整備され、ご家族の行楽にはもちろんのこと、団体でのご利用の幅も広がりました。
泉質はナトリウム塩化物強塩温泉…子供達の大好きな塩味きたー!のんびり露天風呂に浸かり動物にランステ内を荒らされたショックから立ち直りました(^^)
天然温泉だけでなく温水プールや体育館など揃っており、紫雲寺記念公園は大子グリンヴィラの新潟バージョンと言っても大げさではないかも。続きます。