天文台併設のキャンプ場「サンピラーパーク森の休暇村」を後にし、数年前から行ってみたかった「朱鞠内湖」でボートに乗ったり、湖畔にチェアを並べてのんびり。
湖面の反射が美しい朱鞠内湖畔キャンプ場からの帰路、日本一のそばの産地で新そば祭りに参加。4年ぶりにオートリゾート苫小牧アルテンにも行ってみました。
太平洋フェリーの新造船「きたかみ」で仙台に渡り、WILD-1郡山店でお買い物。白河ラーメンの名店「とら食堂」に立ち寄り、8泊9日の北海道キャンプ旅から帰還しました。
この記事の目次
朱鞠内湖でキャンプ
天体観測キャンプの続き。プラネタリウムやピリカ望遠鏡が設置された「なよろ市立天文台(きたすばる)」のあるサンピラーパーク森の休暇村を9時にチェックアウト。
なかなか雲が晴れてくれず、星空撮影はできませんでしたが、場内は整備が行き届いており、北海道らしさを存分に感じることができる素敵なキャンプ場でした。
道の駅 もち米の里☆なよろ
目指すは道北ラストの朱鞠内湖畔キャンプ場。まずは「道の駅 もち米の里☆なよろ」で地元の名産品を調達。名寄は満天の星空だけでなく、もち米も有名だそうです。
どうやら週末、幌加内町で「新そば祭り」なるイベントがあるらしい。そういえば北海道キャンピングガイド2019に載っていたような…って、朱鞠内湖って幌加内町にあるのか!
日向温泉でリフレッシュ
新そば祭りと朱鞠内湖が偶然結びついたことで、朱鞠内湖畔キャンプ場から苫小牧港に向かう途中で立ち寄る作戦。金曜泊に朱鞠内湖を選んだのは本当に運が良かった(^^)
道の駅で買えなかった生鮮食品や飲み物をマックスバリュ名寄店で買い込み、朱鞠内湖に向かう途中にある士別市の日向保養センター「日向温泉」でリフレッシュ。
ひゅうが温泉ではなく、ひなた温泉と読むそうです。前日のびふか温泉に続き、またしても男性風呂は貸し切り状態。一方、女性風呂は近隣のマダムで大混雑(^^;)
湖面が鏡面反射する朱鞠内湖
12時半に朱鞠内湖に到着。まずは日本最大の人造湖を見学してみようかとキャンプ場の受付を素通りし、湖畔のボート乗り場で手漕ぎボートを借りてみました。
噂には聞いていましたが、湖面が穏やかなときは鏡のように反射して絶景としか言いようがないです。釣り人もキャンパーもほとんどおらず、とにかく静かです。
手漕ぎボートで無人島に上陸
目指すは遠くに見える無人島らしき陸地!雲が日差しを遮っているにもかかわらず、風がほとんどないため体感温度は高め。少し漕ぐだけで汗だくになるほど。
25分ほど漕ぎまくって無人島に到達。残り時間半分となり上陸後1分で慌てて出艇し、再び漕ぎ続けてギリギリ時間内に返却。ひたすら筋トレして疲れただけw
日本一のそばの生産地
いったんチェックインは後回しにし「道の駅 森と湖の里ほろかない」に向かう途中にある展望台から広大な畑を眺めると、見渡す限りのそばの花。さすが日本一の生産地!
朱鞠内湖の近くには温泉がなく、先ほどの日向温泉か道の駅にある「せいわ温泉ルオント」がクルマで20~25分程度です。ルオントでは打ちたて蕎麦も食べられるそう。
朱鞠内湖畔キャンプ場
14時半に朱鞠内湖に戻り、道北キャンプ旅5ヶ所目の滞在地「朱鞠内湖畔キャンプ場」にチェックイン。広大な場内を散策してみると、キャンパーは数組のみ。
場内は第1から第3まで分かれており、ざっと見た感じ第3キャンプ場の水辺が人気ありそうでした。第1はやや雰囲気が異なるので、第2か第3が湖畔キャンプ場らしい雰囲気。
手漕ぎボートではごく一部の範囲しか行けなかったため、改めてボート乗り場でモーターボートに乗って観光。かなりスピードが出るので手漕ぎボートより楽しめますよ。
道北キャンプ最後の夜
最後の夜は明るいうちにチャコスタで炭を熾し、ステンレスワイヤー網で厚切り肉や礼文島のホッケを焼き、前夜できなかった焚き火を家族で囲めて大満足(^^)
キャンプ羽釜やライスクッカーを持ってこなかったため、ダッチオーブン6インチで炊飯してみたら、意外と失敗なく簡単に炊けました。おこげは締めのお茶漬けに。
残念ながら雲が多く、満天の星空とはいきませんでしたが、今シーズン最後の天の川を観察したり、星空ぐるぐる写真にチャレンジしたり、1時過ぎにおやすみなさいzzz
道北最終日は曇りのち雨
道北キャンプ最後の朝はどんよりとした曇り空。雨こそ降っていないものの、予報では数時間後に降ってくるそう。朝ご飯は食べずに片付けを進め、8時5分に出発。
水まわりはあれですが、景色は一級品のキャンプ場でした。これぞ長らく憧れだった北海道の湖畔キャンプ場と感じるロケーション、1泊でも滞在できて良かったです。
朱鞠内湖畔キャンプ場のテントサイトは8時からチェックイン可能。我が家と入れ違いで土曜泊の方が受付に来ていました。道の駅でトイレを済ませ「新そば祭り」へ。
幌加内の新そば祭り
お祭り開始の9時ちょうどに幌加内町役場近くに到着。既にクルマは数百台ほど駐車場にあり、地元の旭川ナンバー以外にも札幌や室蘭、北見などが目立ちました。
キャンピングカーも多く、関東や関西など道外ナンバーもそれなりにいます。我が家はたまたまですが、新そば祭りを目的の1つに道内を巡っている方もいる気がします。
名物の新そばが美味しい
実際に参加するまでは「田舎によくある地元のお祭り」くらいに考えていたのですが、何気に大きなお祭りでびっくり。出店も多く規模もあり、各地の名産品がいっぱい。
会場の中央にある新そば飲食ゾーンでは、幌加内のそば粉を使った新そばを複数のお店が提供しており、そば打ちが必修科目になっている幌加内高校は1時間待ちの大人気!
朝食を食べず、朝一に来て正解でした。天ざるやにしんそばなど3軒ほど新そばをいただきましたが、いずれのお店も美味しく、さすがは日本一のそばの町ですね。
ドラえもんわくわくスカイパーク
1時間半ほど滞在した新そば祭り会場を後にし、旭川から道央道を南下。数時間後に岩見沢付近で豪雨があり、通行止めになったそう…早めに出てラッキーだった(^^;)
13時45分に新千歳空港に到着。女性陣は恒例の「ドラえもん わくわくスカイパーク」で工作タイム。数年前の成果物と見比べると子供の成長を強く感じます。
ここで男女分かれて行動開始。男性陣は新千歳空港を離れ、上の子が楽しみにしていた国内屈指の超高規格キャンプ場「オートリゾート苫小牧アルテン」を目指します。
湯飲みの湯(ゆのみの湯)
2015年以来、4年ぶりの再訪。キャンプ場に併設された日帰り温泉「ゆのみの湯」の味見がしたかったらしく、相変わらず安定の塩味で大満足だったそうなw
苫小牧港フェリーターミナルで乗船手続きだけ済ませたら18時までに戻る約束で新千歳空港に向かい、女性陣と合流し礼文島で行った「島の人」でお買い物。
あらかじめ「乗船手続き後に外出しても問題ないか」は電話で確認済み。あまり遠出はできませんが、時間の無駄がなく効率的に動けるのでおすすめです。
太平洋フェリー「新きたかみ」
フェリーターミナルに戻りカードキーや乗船券を受け取ったら、45分ほど駐車場で待ちぼうけ。今回乗船するのは2019年春に就航したばかりの新造船「きたかみ」です。
新きたかみの船内は洗練されており快適。個室の早割は人気があり予約開始数分で売り切れますが、個人的には新日本海フェリーのほうが(サービス含め)好きかも。
WILD-1郡山店&とら食堂
WILD-1郡山店に立ち寄ると、お目当てのご当地シェラカップがまさかの売り切れ!事前に在庫確認しておくべきでした。ちなみにご当地シェラカップはユニフレーム製らしいです。
久しぶりに白河ラーメンの名店「とら食堂」に行くと、14時にもかかわらず大行列。1時間半ほど並んで遅めのランチをし、19時に千葉県の自宅に帰還しました。
曇りの日が多く、すっきりとした青空は礼文島を観光した1日しかありませんでしたが、それなりに道北旅行を楽しめました。満天の星空、もっと撮りたかった(^^;)
道北キャンプ旅2019 6日目
- サンピラーパーク森の休暇村
- 道の駅 もち米の里☆なよろ
- マックスバリュ名寄店
- 日向温泉
- 朱鞠内湖畔キャンプ場
- 道の駅 森と湖の里ほろかない
- 新そば祭り
- 新千歳空港
- オートリゾート苫小牧アルテン