夏休みに家族4人でキャンプ場に泊まりながら道内各地を観光する「北海道キャンプ旅2016」の検討&準備もいよいよ佳境!
我が家の残課題は「日程と宿泊先候補をざっくり決めておき、日々の天候に応じて柔軟に対応できるようにいくつか案を持っておくこと」です。
道内のキャンプ場だけがたくさん載っている「北海道キャンピングガイド」で北海道キャンプ旅の滞在先を検討してみました(^^)
この記事の目次
キャンプ旅の準備状況
昨年の反省を活かしてブヨ対策としてのハッカ油スプレー作り、2ルームからスクリーンタープへのダウンサイジングなどを済ませ、北海道キャンプ旅を実現するうえで最大の関門となる往復のフェリーも何とか個室を確保(^^)
悪路を苦にしないSUVへの乗り換えや車内にインテリアバーを取り付けて積載量のアップに取り組み、気分的には準備万端!
とはいえ北海道でどんなことをしたいか、どんな場所に行ってみたいか、何を食べてみたいかなど家族全員の要望を整理できておらず日程と宿泊先が決まっていませんでした。
キャンプ旅2015の行動範囲
キャンプ旅2015では道央エリアを中心に行動しており、前半は富良野・美瑛・旭川周辺を巡るための拠点として「星に手のとどく丘キャンプ場」に4連泊!
2015年 行動 宿泊 8月22日 土 仙台に向け出発 天守閣自然公園 8月23日 日 仙台で遊ぶ
苫小牧に向け出発太平洋フェリー 8月24日 月 北海道で遊ぶ 星に手のとどく丘 8月25日 火 〃 〃 8月26日 水 〃 〃 8月27日 木 〃 〃 8月28日 金 〃 苫小牧アルテン 8月29日 土 〃 〃 8月30日 日 〃
仙台に向け出発太平洋フェリー 8月31日 月 仙台で遊ぶ
自宅に向け出発
後半は現地で適当に探して予約すればよいだろうと宿泊地を決めておらず、富良野を出発するときいくつかのキャンプ場に電話で空き状況を確認し「オートリゾート苫小牧アルテン」に2泊することにしました。
せっかく北海道に6泊もするなら道北や道東など気軽に行けない場所を攻めてみてはどうかとアドバイスいただくこともありましたが、幼稚園児2名を連れた初めてのキャンプ旅だったこともあり諸々リスク回避(^^)
北海道キャンピングガイド
以前購入した「首都圏から行くオートキャンプ場ガイド」には北海道のキャンプ場が掲載されていなかったため、北海道キャンプ旅用として「北海道キャンピングガイド2016」を購入してみました。
自宅近くの書店で実物を見かけたことがなく、本のタイトル的に「キャンピングカーで道内を巡っているような人向け」だったらどうしようかと悩んでいましたが、いざ入手してみると初心者ファミリーキャンパーでも読める・・・読めるぞっ!w
北海道キャンピングガイドの特徴
北海道キャンピングガイドは道内のキャンプ場だけに特化したガイドブック。オートキャンプ場ガイドのように限られたキャンプ場だけを紹介するのではなく、300ヶ所近いキャンプ場が網羅されており読み応え十分!
- 本のサイズが小さく電車内で立ち読みしやすい
- ロケーション度や清潔度が5段階評価されており比較しやすい
- 北海道らしくヒグマやシカと遭遇する可能性があるか表記されている
- 場内の見取り図だけでなくキャンプ場周辺の拡大図もある
- 施設や設備を表すガイダンスマークは少なめ
- 編集者のコメントにヨイショが少なく好感が持てる
- 10%オフクーポンではなく温泉クーポンが付いている
2016年版から無線LANやランドリーの表記が増えたり、トイレの和洋式が記載されたりと情報量が増えているようです。巻頭の特集はキャンプ場遊具番付&ゴーカートのコースガイドと興味深い構成(^^)
数多くのキャンプ場から好みに合ったサイトを選ぶためには、★~★★★★★で評価されている各指標を参考にしたいところ。評価基準が自分の感覚と一致するか昨年訪れたキャンプ場で確認してみました。
星に手のとどく丘キャンプ場
ロケーション度 ★★★★★
キャンパー利用度 ★★★★★
清潔度 ★★★★
北海道キャンピングガイドでは合計14点。ガイドブックを一通り読んだ限りでは15点満点だったキャンプ場は見当たらず、星に手のとどく丘キャンプ場は道内屈指の高評価を得ていることになります。
ロケーション度とキャンパー利用度(≒混み具合)は星5つで認識相違ありませんが、清潔度が星4つというのは評価が分かれるかも。
水まわりは毎日キレイに掃除されており特に不満はありませんでしたが、関東近郊にある大子グリンヴィラやキャンピカ富士ぐりんぱとは格段の差があります(^^)
オートリゾート苫小牧アルテン
ロケーション度 ★★★★
キャンパー利用度 ★★★★★
清潔度 ★★★★
北海道キャンピングガイドでは合計13点。総合評価では星に手のとどく丘に若干負けているものの、苫小牧アルテンも十分高評価を得ているようです。
キャンパー利用度が星5つは認識相違なし。ロケーション度も場内が整備されすぎている感は否めませんが、札幌から近いというメリットを考慮すれば星4つと言えなくもないレベル。
清潔度は星5つだと個人的には思います。星に手のとどく丘と苫小牧アルテンが同程度のキレイさとは全く思わないので(苦笑)
行ってみたいキャンプ場2016
多少の認識相違はあれど北海道キャンピングガイドが信頼できるガイドブックであることが検証でき、安心して評価指標を頼りにキャンプ場同士を比較できます。
総合評価で13点以上付いているキャンプ場から、今年は湖畔キャンプ&カヌーにもチャレンジしてみたく宿泊先の候補となる場所をいくつかピックアップしてみました(^^)
オートリゾート滝野
場内の雰囲気を写真で見て「北のグリンヴィラ」と勝手に呼んでいるオートリゾート滝野は、札幌や小樽を観光するのに良さそうな立地!
北海道キャンピングガイドでは総合評価13点となっており、清潔度も星5つと安心。昨年のキャンプ旅では当日の予約が取れず断念したため、今年は予約開始日に大きなキャンピングカーサイトを確保(^^)
国営滝野すずらん丘陵公園にも様々な遊具があり子供達が楽しめそうです。オートリゾート苫小牧アルテンと比較してみたいというブロガー的な思いもw
美笛キャンプ場
支笏湖の湖畔にある美笛キャンプ場は「これぞ北海道!と唸るほど美しい湖畔で、キャンプやカヌーを思いっきり楽しみたい」という願いを叶えてくれるはず!
フェリー乗り場がある苫小牧やドラえもんパークがある新千歳空港からも近く、道央でアクティブに活動するなら「憧れの湖畔サイト」として行ってみたかった場所です(^^)
photo by 美笛キャンプ場
北海道キャンピングガイドでは首位タイとなる総合評価14点。清潔度が星4つということで、星に手のとどく丘キャンプ場と比較してみたいというブロガー的な思いもw
オートリゾート八雲
噴火湾パノラマパークにあるオートリゾート八雲は、人生で一度も訪れたことのない道南エリアにあるキャンプ場。北海道で「オートリゾート○○」と付くキャンプ場は苫小牧といい滝野といい、どこもキレイに整備されているのかな!?
少し遠出して函館の朝市や五稜郭、100万ドルの夜景を見に行きたいと考えたときの拠点として候補にしつつも、現実的にはキャンプ場に入退場できる時間帯が限られていると厳しそう(汗)
北海道キャンピングガイドでは首位タイとなる総合評価14点。天候次第では美笛キャンプ場の湖畔に滞在できないことも考えられるため、緊急退避先の候補に(^^)
豊浦海浜公園キャンプ場
ファミリーキャンプを初めて以来、林間サイト・平原サイト・川沿いサイトは何度か経験あれど、海キャンプだけは経験がありません。
まずは海キャンプがどんなものか慣れるためにも「砂地ではない芝生のキャンプ場に設営しつつ目の前は海水浴場!」という場所を探してましたが、豊浦海浜公園キャンプ場はどうやらドンピシャのようです(^^)
北海道キャンピングガイドでは首位タイとなる総合評価14点。温浴施設(温泉)が隣接しており海水浴後のベタベタもスッキリできそうですが、いかんせん海が苦手なママの反対にあうと海キャンプは夢のまた夢となるかも(涙)
2泊×3ヵ所 or 3泊×2ヵ所
昨年のキャンプ旅では設営と撤収にかかる手間と移動時間を予測することができず、道内のキャンプ場には2ヶ所(4泊+2泊)しか行くことができませんでした。
時間割 | 理想 | 現実 | ギャップ |
---|---|---|---|
①到着 | 14時 | 14時 | 1時間では到底 設営完了出来ず |
①設営完了 | 15時 | 16時 | |
①撤収開始 | 8時 | 8時 | 1時間では到底 撤収完了出来ず |
①出発 | 9時 | 11時 | |
移動&遊ぶ | 6時間 | 4時間 | 移動含め4時間だと できることが少ない |
②到着 | 15時 | 15時 | 設営完了すると もう夜間近 |
②設営完了 | 16時 | 17時 | |
②撤収開始 | 8時 | 8時 | 以下同様 |
②出発 | 9時 | 11時 |
キャンプ旅を経験して感じたこととしては「理想と現実には大きなギャップ」があり、①撤収~移動~②設営する日はほとんど遊ぶ時間を取れず、2泊×3ヶ所となると観光に専念できる日数が足りなくなってしまいそう(汗)
冷静に考えると4泊+2泊もしくは3泊+3泊の2ヶ所に抑えて、昨年行った星に手のとどく丘と苫小牧アルテン以外で候補地の中から考える感じとなりそう。妄想キャンパーの悩みは尽きないw
なお今年のキャンプ旅は土曜日がフェリー泊、日曜日~金曜日がテント泊となるため、道内のキャンプ場は軒並みスカスカなはずと見込んでいます(^^)
念のためネットで調べてみると8月22日(月)から札幌市内の小学校は2学期がスタートするらしく、他の学校も同時期だとすれば8月下旬の平日は「子供がいないか本州から来たキャンパー」だけのはず!
まとめ
北海道キャンピングガイドを頼りに初心者ファミリーキャンパーが行ってみたくなるようなキャンプ場を探してみました。個人的には美笛キャンプ場を非常に楽しみにしています!
キャンプ旅では毎日天気が良いとは限らないため予定通り過ごすことはできないかもしれませんが、気になるキャンプ場の選択肢を複数準備しておけば何とかなるはず(^^)
素敵なキャンプ場がたくさんある北海道に住んでいる方がとても羨ましいです。関東近郊と比べリーズナブルな価格で滞在できるところが多く、場所によっては無料なんてことも。ウラヤメシー。ウラヤマシロー。
キャンプ場レポをリニューアル!
北海道キャンピングガイドの「★~★★★★★」がキャンプ場探しにとても便利だったため、我が家が過去に行ったことのあるキャンプ場のレポートをまとめたページをリニューアルしてみました!
各項目を5段階で評価し「初心者おすすめ」「ロケーション」「清潔度」「プレイスポット」で並び替えできるようにしてみました。ファミリーキャンプ初心者のキャンプ場選びに活用いただけると幸いです(^^)