PICAキャンプ初売りでログキャビン半額!冬のさがみ湖イルミリオン

 PICAグループのキャンプ場「パディントンベア・キャンプグラウンド」に滞在しつつ、さがみ湖リゾート・プレジャーフォレストを遊びつくしてきました!

 冬の相模湖といえば何といってもイルミネーション。遊園地内が600万個ものLED電球によって飾られる「イルミリオン」は、関東で一番大きな規模となっているようです。

 PICAキャンプ初売りで半額となったログキャビンに滞在しつつ、遊園地でたくさん遊んで温泉にのんびり浸かり、圧巻のイルミネーションに感動した2日間でした(^^)

PICAキャンプ初売り

PICAキャンプ初売り2017

 新年1月2日、定期購読しているPICAのメールマガジンに初売り案内が掲載されていました。各地のコテージやキャビンが期間限定・数量限定で半額セール!?

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 PICA富士吉田やキャンピカ富士ぐりんぱ、キャンピカ明野ふれあいの里など2016年に行ったPICAグループのキャンプ場が軒並み半額となる中、今回我が家が選んだのは過去に苦い思い出のあるパディントンベア・キャンプグラウンド(以下、パディントンベア)。

さがみ湖リゾートプレジャーフォレストの全体マップ

 さがみ湖リゾート・プレジャーフォレスト内にあるパディントンベアは、オートキャンプサイトこそ低規格なれどログキャビンやトレーラーハウスは充実しており、セールなどで安くなれば滞在したいと思っていました。

< パディントンベア・キャンプグラウンド > 

◆ログキャビン・デラックス ※1日限定3棟
◆ログキャビン・デラックステラス付 ※1日限定3棟
◆ログキャビン・デラックスキッチンデッキ付 ※1日限定3棟
◆ログキャビンM ※1日限定3棟
◆スリーパーコテージ6 ※1日限定1棟
◆マウントビューコテージ6 ※1日限定1棟

 東京ドイツ村など千葉県内のイルミネーションを見る機会はあっても、さがみ湖イルミリオンには行ったことがなかったため早速予約確保に動きます。

遊園地に近い場所

パディントンベアキャンプグラウンドの全体マップ

photo by 施設案内

 あらためてパディントンベアのエリアマップを見渡すと、遊園地やイルミネーションに近いキャビン群とセンターハウス(パノラマロッジ)に近いキャビン群があることに気付きました。

 半額で宿泊できるログキャビンやコテージの選択肢の中で、徒歩でも遊びに行けるほど遊園地に近いであろう「ログキャビン・デラックス キッチンデッキ付」をチョイス!

 一昨年の秋にオートキャンプサイトに滞在していたとき遊園地から果てしなく遠いため歩いていくのは不可能だと諦めていましたが、キッチンデッキ付キャビンなら(少なくとも地図上では)すぐ近くのようです(^^)

アウトドアヴィレッジに立ち寄り

モリパーク アウトドアヴィレッジの昭島駅側

 テントやタープを張る本格的なキャンプではないため着替えなどをクルマに積んだら準備は完了。自宅を土曜朝8時過ぎに出発し相模湖の直前にある八王子ICで一旦降り、昭島のアウトドアヴィレッジに立ち寄りました。

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 スノーピークEATで昼食を済ませ12時半頃にアウトドアヴィレッジを出発すると、13時20分にはプレジャーフォレストの入場ゲートに到着。

 アウトドアヴィレッジから1時間以内で着いてしまうとは…道志や山梨のキャンプ場に八王子ナンバーや多摩ナンバーのクルマが多いのも納得の近さでした(^^;)

さがみ湖リゾートで遊びまくる

イルミリオンの全体図

 パディントンベアの鍵受け渡しは14時~16時。まだ30分以上時間があるため、センターハウスでのチェックインを後回しにして先に遊園地に入場することに。

16時30分には大抵のアトラクションが営業終了となってしまうため、全体としての滞在時間を有効活用!

 キャンプ場宿泊者の特典として遊園地の入園券が滞在期間中(今回の場合は土日の2日間分)付いてきます。チェックインを済ませていないと入園券代わりとなるレシートが手元にないため、遊園地の券売所でキャンプ場の料金を支払うことで無事解決。

驚異のコスパ

パディントンベアのセンターハウス近く

 改めて今回の費用を計算してみると驚きの結果に…遊園地の入口で入園券を普通に買うと1日大人1,700円、小人1,000円なので家族4人で1日5,400円、土日2日間で10,800円。

 一方でキャンプ代金として支払った額が9,832円。PICAキャンプ初売りでキャビンに滞在すると、遊園地の入場券を下回るような金額で宿泊+入園できるようになってしまいましたw

 裏技というほど大したものではありませんが、こんなにお得なプランは見たことがありません。これは来年も再来年も繰り返してしまいそうです(^^)

観覧車と極楽パイロット

 ほとんどのアトラクションは入園料とは別で料金がかかるものの、プレジャーフォレストの場合ピカソのタマゴが追加料金なしで楽しめます(ぐりんぱのピカソのタマゴは有料)。

 ぐりんぱよりプレジャーフォレストのほうが急斜面に沿って多数のアスレチックが点在しているため難易度と疲労度は段違い。幼稚園児や小学生の運動不足解消にピッタリw

 軽くピカソのタマゴで遊び始めると14時を過ぎていたため、家族を遊園地に残しクルマでパディントンベアに移動。パノラマロッジでレシートを見せて鍵を受け取りログキャビンへ。

ログキャビンデラックスキッチンデッキ付から見る遊園地

 テラスから遊園地方向を眺めると初めて両者の位置関係を理解できました…地図や航空写真で見ると直線距離ですぐ近くにあるものの、圧倒的な高低差がありました。

 ログキャビンがある高さはリフトのほぼ中間地点。遊園地の入場ゲートや先ほど家族を残してきたピカソのタマゴは遥か下にあり、斜面を延々と下っていく必要があります。

 アウトドアヴィレッジで買ってきた子供達のウェア一式や自宅から持ってきた長靴、全員分の着替えセットなどを両肩一杯に背負い坂道を下って集合場所の雪遊び場に到着。寒波の影響で極寒のはずが一人だけ汗だくw

プレジャーフォレストのスノーパラダイス

 利用料金として1人500円払ったら子供達を着替えさせ雪遊びスタート。大人は当初の作戦通り防水性のあるアウトドア服で挑みましたが、本格的なスキーウェアでなくても全く問題ありませんでした。

 スノーパラダイスの営業終了時刻ギリギリまで遊んだあと、イルミリオンの開始時刻まで少し余裕があったため全員で斜面を上りログキャビンに戻って一段落。

 当初の計画ではイルミリオンを見たあとお風呂に入り歩いて戻ってくる算段でしたが、思いのほか斜面がきつく距離が長いため徒歩で帰ってくるのは無理と判断し、クルマに乗って遊園地の駐車場まで向かいます。

イルミリオン&うるり

パディントンベアのイルミテーション

 17時過ぎにはすっかり辺りも暗くなり、場内の鮮やかなイルミネーションに感動。宿泊者特典の入園券でイルミリオンも追加料金なく鑑賞することができました(^^)

 一部のアトラクションもライトアップされた状態で運行していましたが、この日はフリーパスを購入していなかったため一切乗らずイルミネーションだけ。

 1時間半ほどで観覧車周辺を除き一通り見てまわれたため遊園地をあとにし、日帰り温浴施設「うるり」に移動。バスタオルやハンドタオルが付いているため荷物が少なくて済むのがありがたいです。

プレジャーフォレストのうるり

 うるりで最初に夜ご飯を済ませ、子供達と一緒に露天風呂に入ってリラックス。オートキャンプサイトに設営したときほどの疲れはないものの、ひたすら傾斜地を歩いたため足がパンパンでした(^^;)

プレジャーフォレストに入場したとき支払った駐車料金1,000円はうるりでキャッシュバックされてきます。入場ゲートで領収証ボタンを押してレシートを受け取ることをお忘れなく!

 うるりにトータル2時間ほど滞在したら、すぐ近くに停めてあったクルマに乗り込みログキャビンに戻って子供達はいつも通り即寝。この日は18時時点で0℃と肌寒い一日でしたが、何とか湯冷めせずに移動できホッと一安心。

パディントンベア場内散策

常設テントやセットアップテントは撤去済み

 2段ベッドでしっかり眠れ朝7時前には起床。夏休みであれば子供達の賑わう声が響いているであろう時間帯ですが、真冬ということもあり宿泊客も多くはなく落ち着いた雰囲気です。ちなみに朝の気温はマイナス4℃。

 遊園地がオープンする9時半まで時間があるためログキャビン内でゆっくりしつつ、温かい飲み物を探しがてら散策に出かけてみるとオートキャンプサイトとは全く異なる好印象!

 場内に計130張ほどある常設テントやセットアップテントは一昨年に来たとき小川キャンパルのワンポールテントが設営されていましたが、冬の間は営業していないためピルツはなくなりウッドデッキだけの状態となっていました。

常設テントサイト付近のトイレ

 オートキャンプサイトのトイレや炊事場が最悪レベルの水まわりな一方、常設テントサイト近くにある黄色い建物のトイレは驚くほど整っています!

 無料のシャワー施設や授乳室も建物内に併設されており、過去に行ったことのある高規格キャンプ場でも屈指のキレイさ。キャンピカ富士ぐりんぱに匹敵するクオリティだと思います。

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 斜面の上にあるワイルドクッキングガーデンを利用すれば手ぶらでバーベキューを楽しめます。お試しキャンプとしてこれ以上のレベルはちょっと考えられないかも…

ワイルドクッキングガーデンの看板

 関東最大規模のバーベキュー場「ワイルドクッキングガーデン」を見学してみると、見たことないほど大量の野外炉やBBQコンロが設置されており同時に1500人まで対応できるとのこと。

 屋根付きの施設だけでも最大1000人ほど同時にバーベキューできるらしく、あまりの大きさに圧倒されました。様々なプランが用意されていて火熾しや片付けまでやってくれるパターンもあるそうです(^^)

 場内を一通り散策したらクルマに荷物を積み込み9時15分にパノラマロッジで鍵を返却しチェックアウト。総じてログキャビン滞在は快適でした。

アトラクション三昧

プレジャーフォレストのリフト

 開園少し前にチケット売り場に到着し、この日は終日アトラクションに乗りまくるためフリーパスを購入。キャンプ場宿泊者の特典として大人2,600円、小人2,200円で購入できます。家族4人で1日9,600円でした。

 さすがに真冬の日曜日、開園時刻前のオープン待ちは数十人程度。入場後はピカソのタマゴの続きをしたり、リフトで頂上まで行き観覧車に乗ったり。どのアトラクションも空いていて5分以内で乗ることができました。

 キチンとした朝ご飯を食べていなかったため11時過ぎに早めの昼ご飯。既に半分程度の乗り物を楽しみ、頂上にある新しいアトラクション「極楽パイロット」も待ち時間0分!

身長130cmから乗れる極楽パイロットですが、身長制限ギリギリの子だと両手の長さが足りず両翼を自由に動かすことができなかったとのこと。小学4年生くらいから思う存分楽しめそうです。

プレジャーフォレストのロストマウンテン(宝探し)

 フリーパスとは別料金ですが、プレジャーフォレストには広い敷地内を巡って楽しむ宝探しゲーム「ロストマウンテン」があります。500円でシートを購入し家族全員で早速トライ。

 初心者向けのMESSAGE.1「解読ノ札」を入手せよ!は所要時間30分~とのことで、きっと楽勝だろうと舐めてかかっていたら完全に痛い目をみました…かかった時間、実に3時間!

 手がかりを探すためスタート地点から観覧車までひたすら歩く羽目になってしまい、途中で疲れた子供を肩車したりしながら向かったものの結果的に全く意味なしで意気消沈。暗くなったら2日連続でイルミリオンを鑑賞し、20時前に無事帰宅しました。

MESSAGE.1の行動範囲は山頂など遠くは含まれておらず、スタート時にキチンと地図を確認しなかったのが敗因。軽登山なみの疲労度が足腰に蓄積w

PICA会員ランクアップ!

頂上にある大空天国と極楽パイロット

 PICAグループの会員になって3年目、今回のパディントンベアで遂にランクアップのときを迎えました。下から2番目のグリーンランクから3番目のブロンズランクになりました。

 無料で会員登録されると宿泊のたびにポイントが加算され、2,000ポイント貯まるとブロンズランクにランクアップ!

 ブロンズ会員になるとテントサイトやコテージ泊などで適用される割引率(リピーター割引のようなもの)がアップし最大50%オフ。グリーン会員だと最大20%オフだったため一気に割安に(^^)

ログキャビンデラックスキッチンデッキ付

 パディントンベア宿泊前の状態で1,819ポイント、ランクアップまで残り181ポイント。グリーン会員のポイント付与率は2%なので、9,050円以上の宿泊費がかかればランクアップされることを理解したうえでキッチンデッキ付を選定しています。

 航空会社のマイル修行のように無駄なことをしてポイントを貯めたつもりは一切なく、年に数回行くだけのため結局3シーズンかかりました(^^;)

 グリーン会員以下の場合だと3ヶ月前の同日から予約開始となるPICAグループの各キャンプ場ですが、ブロンズ会員になると4ヶ月前の同日から予約開始となるのが大きなメリット。

パディントンベアのログキャビンM

 次のシルバー会員となるためには相当な回数をこなさないといけないため到達するのに数年はかかりそうですが、まずは1ヶ月の優先予約期間があるのが超助かります。

ゴールデンウィークやお盆休みなど人気が集中するピーク時も優先予約が適用されるため、PICAグループのキャンプ場はグリーン会員以下だと予約しにくい状況だったので…

 キャンプ場の利用料金として累計支払額が100万円以上となっているゴールド会員やプラチナ会員の人数が多くないことは容易に想像できます。よほどの人気でなければシルバー会員までいけば自由に予約できるはず!

まとめ

音楽とイルミネーション

 相模湖のイルミネーションはスケールが凄いと聞いたことがあり、テレビや雑誌でも特集されることが多いようです。

 PICAグループのキャンプ初売りでキャビンやコテージが半額になったことでパディントンベアが行きやすくなりました。これはまた来年、再来年もリピートしたくなるかも!

 イルミリオン開催期間中のログキャビン滞在を踏まえ、パディントンベア・キャンプグラウンドのキャンプ場レポを最新化してみました(^^)

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