スバルのフォレスターで初キャンプに出陣!ブログ冬眠中に買い換えた次期愛車にキャンプ道具を満載し、2016年のキャンプ初めに挑みます。
何となく前車レガシィツーリングワゴンより狭くなった気がするラゲッジスペースに、手探りでキャンプ道具を載せる作業を繰り返していたら4時間もかかってしまったorz
フォレスターのカーゴルーム
SJフォレスターのラゲッジはVDA法で505リットル確保されており、ハリアーやCX-5などと同じ「中型SUV」としては十分なトランク容量があります。
前車レガシィツーリングワゴン(BR)と比べると、容量と幅は少しダウン、奥行きはかなりダウン、高さは少しアップとなっていました。
SJ フォレスター |
BR レガシィ |
|
---|---|---|
容量 (VDA法) |
505L | 520L |
荷室幅 (最小幅) |
1,073mm | 1,090mm |
荷室高 (高さ) |
884mm | 815mm |
荷室長 (奥行き) |
940mm | 1,070mm |
容量的には大差ないはずのカタログスペックだけで語りきれないのは目に見えているため、我が家のキャンプ道具を一通り載せて1泊2日のキャンプ慣らししてみることにしました。
キャンプ道具を積み込む苦行
とにかく家族4人でキャンプに行くとなると、レガシィツーリングワゴンのカーゴルームでも荷物が入りきらず、サブトランクとルーフボックスを併用していました。
フォレスターに乗り換えても状況は変わらないため、サブトランクに入っているスペアタイヤを外して物置で永久保管。ルーフボックスはレガシィから移設しました。
土日の1泊2日キャンプに向けて金曜夜22時に帰宅し早速準備を開始します。あとは翌朝出発するだけ、という状態に持っていければベストですが全くもって無謀な期待でしたorz
ルーフボックスに収納
とりあえず街灯の明かりを頼りにルーフキャリアへの積み込みを進めます。比較的大きなサイズのルーフボックスを載せているため、トランクには入らない長物を中心に詰め込んでいきます。
- 2ルームテント(幕体)
- 2ルームテント(ポール)
- ヘキサタープ(幕体&ポール)
- チェア*2
- シュラフ*2
- ジャグ(水タンク)
- パイルドライバー
- REVOラック(枕)
- レジャーシート
全体重を掛けてギリギリ閉まるほどギュウギュウ。ルーフボックスには重量制限があるはずですが、2ルームがあるため若干オーバーしている感は否めません。
サブトランクに収納
初めてサブトランクにあったスペアタイヤを外してみて驚き。レガシィはほぼ平坦な底だったのに、フォレスターには中央にスペアタイヤを止めておく出っ張りが!
キャンプ道具をたくさん積み込むには超絶邪魔な存在なので取ってしまおうと暗い中チャレンジするも、どうやら車体とガッチリ溶接されていて無理だとわかりましたorz
仕方ないので両脇にインスタントスモーカーとフォールディングオーブンを並べて、平坦になるようにします。隙間にはビニール袋に詰め込んだ小物を置いていき、なるべくデッドスペースがなくなるように気をつけます。
ルーフボックスに入らなかった残りのシュラフを詰め込んでサブトランク収納はおしまい。この時点で数ミリだけ荷物が収まりきれていませんでしたが、蓋を閉じて大量の荷物が乗っかればギリギリ閉まると判断。
この時点でマンションの部屋と街灯下に停めたクルマをカートで数往復しており、2時間ほど経過して日付が変わったので終了。朝から残りを続けます。
カーゴルームに収納
5時間ほど寝てスッキリしたら、出発前に残りの積み込みを開始します。とりあえずレガシィ時代の記憶と写真を頼りに平らなものから載せていきます。
一番下にコット3台、その上にメインテーブルを載せて平坦を作ったら、キッチンテーブルとツーバーナーを右上に。左上は試行錯誤のためとりあえず焚き火テーブル。
レガシィのときはコット3台の横に少し余裕があったので押し込めた食器セット、フォレスターでは入らなくなりました。これが最小幅1090mmと1073mmの差。
左上にコーナンラック2台を載せたら、真ん中に少し余裕が出来たので食器セットを入れたらピッタリ。この時点で試行錯誤しながら20分経過。
トランクの奥はいったん終了して、手前のスペースに小物が入った引き出し2段とシュラフ、アルパカストーブと灯油タンクを載せます。
今回は3月上旬の曇り空、天気予報では最低気温2℃前後とのこと。さすがに石油ストーブ無しだと夜寝ているとき不安があるためアルパカが出動。
最後に子供のオモチャがたくさん入ったリュックサックやコーナンラック用のカゴ2つ、食材やお菓子が入ったスーパーの袋などを隙間に詰め込んで完成!
この時点でアウトドア経験者の方ならキャンプには欠かせない「大きくて四角いもの」がないことに気付くはず、クーラーボックスです。
アルパカを積んだ時点でハードタイプのクーラーボックスを載せる余裕が全く無くなり、外が寒いことを見越して持っていかないことにしました。ソフトクーラーで凌ぎます。
今回の経験を踏まえると、寒いときはクーラーボックスを置いていき石油ストーブ持参。暑いときはクーラーボックス(もし今のが入らなければ買い替え)という形になりそう。
ちなみに後部座席の足元にはRVボックスが2つ入っています。後部座席の中央には毛布や着替えなどを載せて、車内での子供達の枕代わりに。
結局のところ準備は夜2時間+朝2時間で計4時間かかりました。もちろん助手席の足元にもいくつか荷物が置いてあります。以上、とにかく満載です。
まとめ
フォレスター納車後初めてキャンプ道具を載せてみると「車内空間は相当手ごわい、だが工夫する要素はまだ十分にある」という感想でした。
ルーフボックスを載せているため追加容量は確保できていますが、やはり王者ミニバンと比べると雲泥の差がありそうです。
悪路の走破性という点においてはSUVが圧勝ですが、キャンプ初心者の我が家が現状訪れるのは高規格もしくは中規格キャンプ場。そういえば悪路少ない系(^^)
ミスチョイスといえなくもないのですが、キャンプ道具を徐々にコンパクト化していくという新たな目標も出来たので、この制約を前向きに捉えて今後もファミリーキャンプに邁進していくつもりです。
追記1 : インテリアバー
フォレスターの後部座席上部のスペースを有効活用すべく、クレトムのインテリアバーを導入しました。収束型のハイバックチェアなど細長いものを載せるのにピッタリ!
追記2 : 頑丈収納ボックス
無印良品のポリプロピレン頑丈収納ボックスは細かいキャンプ道具を収納できる便利な箱。耐荷重100kgと踏み台や腰掛け代わりになる優れもの!